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静かすぎるのも!?

2008年08月18日 | 話題

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英ロータスエンジニアリングは、電気自動車やハイブリッドカー向けに車外騒音発生装置『セーフ&サウンド』を開発した。リアルなエンジンサウンドにより、低騒音車が走行中であることを周囲に認知させる。

電気自動車やハイブリッドカーは環境に優しい車として期待されているが、視覚障害者に対しての問題がクローズアップされてきた。これらの車が低速で電気走行するときは、車外に音をほとんど発生しないため、視覚障害者は車の接近に気づかないリスクがある。

エンジンサウンドの合成あたっては、車速信号やスロットルペダルの動きを車から拾って、システムのオン/オフや音量・音質を自動的に制御する。ドライバーに聞こえる音はほとんど増えないという。

ロータスグループのマイク・キンバリーCEOは、「車の最低騒音を法令で定めるべきだ」と語っている。(引用はttp://response.jp/issue/2008/0817/article112676_1.htmlから)

アメリカ議会では早ければ2010年の実施を目指し、車が出す音の最低限レベルを決定する法案を検討中。

「ハイブリッド、EVなどの音が静かすぎて危険」という不満が、特に視覚障害者などから聞かれることから、歩行者の安全を守るために、車が出す騒音の最低レベルを決定する必要があるかどうか、米運輸省にリサーチを実施させる。

実はこうした法案は州レベルではすでに実施されており、今年3月メリーランド州では実際に音の最低レベルを設定する法案が州議会を通過している。(抜粋引用はttp://response.jp/issue/2008/0411/article108082_1.htmlから)

歩いていて後ろからきた自転車にヒヤっとしたり、逆に静かなバイクやクルマを運転していて歩行者が気付かずヒヤっとした経験があるかもしれない。

昨年パブリックコメントの募集がされた”騒音関係の改正案”についての議論でも、静かすぎると気付いてもらえないので危険という意見を多く聞いた。まあ、この場合は論旨が違うような気がするが。

日本でも議論が行われているようだが、慎重になりすぎて具体案は見送りになっているようだ。(参考 ttp://www.j-cast.com/2007/06/17008456.html)

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