団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後17年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

「モツレク」を気持ち良く歌えた日

2008-10-06 | 男声合唱(合唱)
昨日は豊橋市コンサートホールで「三遠南信合唱の集い」が開催され、モーツァルトのレクイエムを歌った。

三遠南信は、三河・遠州・南信州地域の総称だが、昔から経済文化交流が繁くなされてきたところだ。そんな歴史を意識して三地域が合唱交流を始めて11年、豊橋・飯田・浜松が交互に「三遠南信合唱の集い」を開催している。今年はそれぞれの地域から単独出場した6合唱団の演奏と、「モツレク」6曲を12団体200名余りが歌う大合唱の二部構成だった。我が浜松男声合唱団からも、有志12名が加わって交流をしたというわけだ。団単独の演奏会は独特の緊張感があるものだが、こういった合同演奏会も華やかさとか高揚感とか独特の雰囲気があるものだ。これが、なかなかいいんだな!

レクイエムはキリスト教独特の、神に祈り・讃え・赦しを請う場面が幾度となく出てくる。その度に静寂のp(piano)と激情のf(forte)が繰り返し訪れるが、どちらかというとfが多い。こういう時は、思い切り声を張り上げるチャンスだ。普段の男声合唱は、響きとハーモニーを大切にしているので、大声を出す機会は比較的少ない。まして混声は女男3対1位で、数的には圧倒的に劣勢だ。そこでここぞとばかり、青筋?たててーーとなってしまうのだが、20数分の演奏が終った時の爽快さと「やったね!」と思う充実感といったらない。

もっともラテン語の歌詞が早口で追い付けなくなった時、不本意ながら音が外れたなと思った時は自主的にpまたは数小節連続休符になるんだけど、「そんなの関係ねー」。

終了後の合同打ち上げ会では、また来年次回は飯田での再会を約束をして散会した。浜松に帰る電車に乗る前、豊橋駅裏では団の仲間と別れがたく、今日の話題(主催者は気の毒に、用意したアルコール類をドタキャンならぬドタ禁止された。経緯はどうあれ、豊橋市は事なかれ主義の役所代表だねえ!)などを肴にホッビーを片手にしこたま杯を重ねたのだった。

(写真は、アルコール抜きで「集い」の余韻に浸りながら合唱する参加者と主催者の豊橋合唱協会長の齋藤さん。)
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