団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後16年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

大黒柱の刻み

2009-11-30 | 300万円の家づくり
合唱三昧で過ごした週末が明けて、また平日の「遊び小屋DIY」三昧の生活に戻った。先週柱材41本の作業を終えるつもりだったのが、「大黒柱」を勘定に入れるのを忘れてやり残していた。

結果的にこの大切な柱を、気分を新たに思いを込めて丁寧に加工するいいきっかけになった。それにしても、6寸角の4m材はごつくて重い。先週末から腰にきているので、いきなり馬へ移動させる作業を恐る恐る気を遣いながら始めた。

製材所の大将Zさんの折角のプレゼントなのだが、4mを通し柱で使うと梁と桁との接続がものすごく難しくなる。片流れ屋根を採用した「作業小屋」建築の時、北側の二隅を通し柱にしたのだが、少人数での棟上の時に扱いが難しく往生した。従って今回の「遊び小屋」の41本の柱は、全て梁・桁下に収めてしまう方法を採ったのだった。

それでも掛替えのない柱材なので、上下の両ホゾを入れて2912mmの長さを何度も測定しなおして罫書き、丸ノコと手ノコを使って慎重に切断した。両ホゾは、いつものように手ノコの縦引き。それにしても4寸が6寸になったでけで、ものすごく手間隙がかかる。そうだよね、辺が150%ということは断面積は225%だもの(写真)。

昼から監督なべさんが、本当に久しぶりに加わってくれた。早速気になっていた曲がりの大きい梁(をーA)を見てもらったら、やっぱり材の余裕があるならやり直した方がいいとのこと。540cm余の長い材に、複雑なホゾやホゾ穴が満載されている厄介な代物だ。案の定一本に3時間以上もかかる、大仕事になってしまった。それでも暫くぶりのなべさんとの会話をたっぷり楽しんで、早暗くなってきた現場を後にした。

(追記)「大黒柱」は檜材だった。切断し始めて、独特の芳香で気がついた。大将は杉材だと言っていたが、聞き間違いだったか? 取り返しに来ても、もう刻んじゃったよ。



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久々に心底感動した演奏会

2009-11-29 | 男声合唱(合唱)
モーツァルトのRequiemを歌う豊橋の演奏会のことは、この数ヶ月度々当ブログで記事にしてきた。その豊橋合唱協会第40回「合唱祭」記念 『モーツァルト特別演奏会』が、今日豊橋市コンサートホールで開催された。私が所属している「浜松男声合唱団」は、「豊橋合唱協会とその仲間」として『レクイエム』の合唱に賛助出演したのだった。

セントラル愛知交響楽団の管弦楽演奏で小泉ひろしさん指揮の、本格的な演奏会だ。会場の豊橋市コンサートホールは、豊橋港の近くに新設された1000人余り収容できる音響のいい立派な施設だ。春から延べ20回近く豊橋で練習を重ね、昨日のゲネプロ=通し練習を経て本番に臨んだ。

オーケストラは40人余りの小編成だが、合唱は合同ながら200人の大編成で舞台の山台(合唱団が並ぶ階段)は10段に及び、最上段に立つベースパートの私は天上から歌うような感じだ。日頃の団独自の練習をこなしながら、主に日曜日にこの「特別演奏会」の練習をこなしてきたが、ベルリンフィルの演奏などをお手本にしながら独習も重ねた。

16分音符で推移する早い演奏箇所は、音採りとラテン語の歌詞読みが追いつかず苦労したが、一週間前くらいから余裕ができて演奏を楽しめるようになってきた。昨日のリハーサルでは初めて気持ち良く歌え、今日午前中のオーケストラ付きの通し練習では「やれるな」という感触がつかめた。

そして本番、出演者は白黒の正装で臨み華やかな4人のソリストを交えて、半年間練習し指導を受けたことを思いっきりアンコール曲を含めた1時間近くの演奏時間にぶつけた。神に許しを乞い感謝する場面の曲では、歌いながら粟を生じる感動を覚えた。宗教心は固よりなく、純粋にモーツァルトの音楽性に憧れて挑戦したのだったが、18世紀の敬虔な信者の気持ちの一端にも触れられた思いがしたのだった。

(写真は、舞台に上がって演奏が始まる前、記念のために満員の客席を密かに撮ったもの)
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明日は「モツレク」ステージ本番

2009-11-28 | 日常
このところ執心している「遊び小屋DIY」の作業が出来ない週末は、本来なら「農作業DIY」をやるのだが、どうも悲鳴をあげている腰が心配だ。かみさんがそういう私の悲鳴?を聞いて、只今当番中のお袋を連れて畑の草とりに行ってくれた。

私は只今逗留中の次男家族の「孫2号Kちゃん」を相手して、半日ゆっくりのんびり過ごす。夕方からは豊橋で、明日の「モツレク」演奏会の「ゲネプロ=通し練習」に出かけた。6時半から1時間半、本番指揮者の小泉ひろしさんのリラックスした指導で要所のチェックを受けてほんの少々自信を深めた。

10時には家に戻って、遅い夕食をとりながら晩酌。金麦一本と、安曇野の美味い酒「大雪渓」2杯。すっかりリラックスして、明日の鋭気を養えた。写真は柱材の刻みを終えた(大黒柱は残っている)、三ヶ日作業場の端材の山。毎日のように薪ストーブを燃やしても尽きない量が溜まっている。
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柱刻みが完了しました!

2009-11-27 | 300万円の家づくり
昨日の記事であと6本と宣言した柱材刻みを、今日終えた!手はマメだらけで指にはノコギリ傷の絆創膏が巻かれ、腰をはじめ身体のあちこちが悲鳴を上げている。でもね、作業の途中で6寸角の「大黒柱」を勘定に入れるのを忘れていることに気がついた。

Macchan!大黒柱って何よ、24坪の平屋の小屋だろ。全て杉材とはいいながら4寸角の柱仕様も、やり過ぎだと思うのにーーー。以前このブログでも書いたかもしれないが、お世話になっている東栄町のH製材の大将Zさんに素人作業を哀れんでプレゼントしてもらったもので、もちろん杉材だ。

「遊び小屋DIY」を決断出来たきっかけが「バイブル=100万円の家づくり」の著者小笠原さんなら、Zさんの「杉材でも立派に家が建つよ」の一言は大きな励ましになった。今でも納品以外にも現場に立ち寄ってくれて、「よくやってるね」と時々エールを送ってくれている。

写真は40本の4寸角レギュラー柱材の山と、右隣にある割れ防止のスリットが入った太いのが「大黒柱」だ。タイトルはあたかも全部終了したように書いてしまったが、「大黒柱」は手付かず。来週月曜日の、「お楽しみ」になってしまった。

(追記)
写真の柱材の山の上から2段目に、異常に白い材が混じっているのわかりますか?使用している杉材の中に数本混じっていた「檜材」です。苗の段階で混じっていたのでしょう。杉材とは違った強く個性があるいい香りがします。これもプロに建築を依頼していれば、「ありえない」エポックです。「大黒柱」と同様、完成後酒でもちびちび呑みながら眺めて「ちょっといい話題」になりそうな気がします。


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柱材刻みの追い込みは、「モツレク」を聞きながらーー

2009-11-26 | 300万円の家づくり
昨日の午前中に続いて今日も単独作業、いよいよ柱材刻みの追い込みに入った。昨日の雨上がりから妙に暖かく、ホゾ刻みの手ノコ縦引きを延々とやっているとずっと汗ばんでいる。

柱材刻みに使う4寸角3m材は、昨年発注して一年近く東栄町の製材所で預かってもらっていたのだが、保存が悪かったのか表面に腐りが来ているものがある。そういう要素も考慮して、部屋の内側に露出するのはなるべくましな面になるように知恵を絞る。

無い知恵を絞って罫書いた後、調子に乗って丸ノコを入れていると「しまった!」と思うこともよくある。自慢じゃないけど、今日も2回あったぞ。それをごまかすためには、せっかく選び出した面の別面を使うことになるので苦労も水の泡だ。

昨日の2本に続いて今日は6本仕上げ、残すところ後6本になった。週末日曜日の「モツレク=モーツァルトのRequiem」を歌う本番が近づいてきた。小心なMacchanは材を刻みながらも、イヤホンでベルリンフィルの演奏を聴きながら最後の自習に余念がない(写真)。世の中広しといえども、Requiem(鎮魂歌)を歌いながら材木を刻んでいる大工はそうはいないだろうね。
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大和(やまと)芋掘り

2009-11-25 | 農作DIY
畑作は諸事情から、最近は保存が利く芋や豆類を多く植えている。この数週間豆類の収穫は、小豆から大豆・黒豆へと移ってきた。また芋類は里芋・アピオス・ヤーコン・干し芋用サツマイモと進んで来て、今週は成育過程で色々心配した落花生の収穫と大和芋の収穫を新たにやった。

落花生は植付けが少々遅れて生長が心配されたが、後半旱魃や台風などの天災にめげず順調に生育した。昨年はハクビシンの被害にあったが(2008年9月1日付け記事「早くも白鼻芯(ハクビシン)の被害が!!)http://blog.goo.ne.jp/matsuura_ik1980/m/200809/1、今年は落花生の植付けをハクビシンの住処の川岸に近いB畑から、バス通りに面したA畑に変えたことで被害を免れた。

一方大和芋は数年連続で豊作だったが(2007年11月28日付け記事「収穫の季節(そのⅤ)」)http://blog.goo.ne.jp/matsuura_ik1980/m/200711、成長過程で今年はネットを立てずに茎と葉を畑に這わせることにした結果、芋の生長は小振りになった(写真)。しかし、掘る過程で傷がつきにくく保存が効きそうだ。教わったことと経験で得たことを試行錯誤しながら、良かれ悪しかれ一年に一回確実に結果が出る農作業を楽しんでいる。




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銀杏と茶封筒

2009-11-24 | 日常
先週末地域の友人Nちゃんから、銀杏を沢山もらった。先月の地域のお祭の時夕食をよばれて、酒の肴に銀杏が出て「美味い美味い」と褒めたのを覚えていてくれたらしい。神社などの銀杏の木の下に沢山落ちているのを集めるまではいいが、バケツの水に何日も漬けておいて臭いのを我慢しながら種だけを取り出す手間に誰でも閉口する。

さらに酒の肴にする時、通常は殻を割ってフライパンで気長に煎らなくてはならない。それがいとも簡単に調理する方法があるのだという。それは茶封筒に塩と割った銀杏を入れて、電子レンジで2~3分チンすることだと。早速やってみたところ、簡単に上手に出来上がる。これだったら、晩酌の友に毎晩でもいけるし、茶碗蒸しにも簡単に入れられるじゃないか!

何故か白封筒ではなく、茶封筒がいいらしい。ネットで検索しても、「茶封筒」とわざわざ断っているのが多い。へそ曲がりは、今度白封筒でやって違いを突き止めてみようと思うぞ。

連休明けの今日は、早速三ヶ日工事現場へ。昨晩は風雨が強かったとみえ、材木のシートはめくれ上がり雨水も溜まっていた。単独作業で黙々と柱材を刻むこと6時間、5本を完成させることが出来た。これで必要柱材41本の3分の2に相当する、27本が仕上がった。今晩はまた雨が降り出したし、明日は作業ができるだろうか。まあ、今月中には柱材刻みは終了するだろうかね。



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柿とりは首が疲れる

2009-11-23 | 日常
秋が深まって暖地浜松も柿が熟し、あちこちから頂くことが多くなった。三ヶ日のちび渋柿は何故か今年は赤くなるのが早く、とっくに収穫してもう干し柿にして食べてしまった。

家には柿の木はないのだが、今次男Oの家族が住んでいるかみさんの実家には、昔から甘柿の木がある。誰も手入れしないのだが何故か甘く味が濃く、生り年は200個近い収穫がある。今年は残念ながら裏年なのか、誰も肥やしさえやらないので遂にすねたか、30個余りしか生らなかった。

元々家業の材木置き場の隅にはえていたのだが、岳父が他界して屋根を取り去ったら更に背を伸ばして元気になったような気がする。「柿とり」といえば、昔は竹棒の先を二つに割ってその間に柿の実の軸を挟んで捻り取ったものだ。その代わり落とすものも多く、下が路地なので落ちるとまず100%実が割れてしまった。「やいやい」と言いながら、残念そうな顔をしていた岳父の顔を思い出す。

この10年くらいの新兵器は、高枝バサミだ。刃の部分は小さく短いが4m位まで伸び、切り取った枝を挟んで手元に引き寄せることができる便利なものだ。晩秋の楽しみがちょっと作業っぽくなってしまうのが難点だけど、取る人も傍で籠をかざしながら見上げる人も首が疲れて痛くなるのは昔とちっとも変わらないのが救いだね。
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豊橋「モツレク」コンサート一週間前、最後の練習

2009-11-22 | 男声合唱(合唱)
11月29日(日)豊橋コンサートホールで開催される、豊橋合唱協会第40回「合唱祭」記念「モーツァルト特別演奏会」がいよいよ一週間前に迫った。今日は最後の練習が、二川の視聴覚センターで開催された(写真)。

豊橋名物の¥500の「早い安い美味い」カツ丼を食って、練習に励むのもこれが最後かな? 豊橋合唱協会の齋藤会長の合唱指導で、我ら「浜松男声合唱団」は「豊橋合唱協会とその仲間」として共演する。

本番は「セントラル愛知交響楽団をバックに、小泉ひろしさんの指揮で歌う40分余りの大作だ。年末に歌うというと、日本で最も有名なのはベートーヴェンの第九だ。しかし合唱については第九では最後の部分だけに留まるのに対し、「モツレク=モーツァルトレクイエム」は4人のソリストを交えながら合唱は掛け合いのように最初から最後まで延々と歌う。合唱好き冥利に尽きる、世界の大作なのだ。

1000数百人が入る会場で入場料が¥3000、豊橋の合唱団の人たちは一人10枚近くの販売ノルマを課せられているらしい。我ら30数Km離れた浜松から客演する合唱団は、ノルマなし。これだけでも有り難いが、この半年延べ19回の練習に(全て出席したわけではないが)よく通ったものだ。

風邪が流行っているので、くれぐれも体調を崩さないようにと有り難い諸注意を承って練習が終了した。今週末コンサート前日に「通し練習=ゲネプロ」をやり、日曜日14:30からいよいよ本番の演奏だ。記念すべき大作を、来週は思いっきり歌うぞよ!

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端材・廃材の再生魔術師の最新作

2009-11-21 | 修理・工作DIY
「遊び小屋」工事ができない、週末3連休の閑話を一つ。作業を手伝ってくれている何人かの仲間の一人棟梁のうーさんは、浜松男声合唱団の先輩であり木工や油絵などにも造詣が深い。

特に私が感心・尊敬しているのは、凡人なら何にもイメージが湧かない「端材や廃材」から見事な木工作品を作り上げるセンスだ。作品は、2008年3月21日付け当ブログ記事「芸術的センスあふれる廃材利用」http://blog.goo.ne.jp/matsuura_ik1980/m/200803にも取り上げた。

相変わらずこつこつと製作し続けているが、最近も仲間の「書見台」や「椅子」(写真)などの秀逸な作品がある。要所の金具などではたまに新規購入するものがあるが、材木はじめ装飾具に至るまで普段から貯めている「端材・廃材」なのだ。油絵の題材も「廃屋」や「崖」など、くたびれて崩れ行くものに美的感覚の執着を示すことが多い。

実用に結びつく木工作品の素材活用にも、正にその感覚が100%以上活かされているといえる。作品には一切サインをしない。ただ、製作年月日を入れるだけ。何というか、ある種のニヒリズムの権化と言えるのではないか。
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最後の花梨(カリン)

2009-11-20 | エコ生活
実生や接木で生り物を育てるのが生き甲斐のかみさんが、花梨(カリン)を実生から育てて10年位か。伊勢湾台風のコースそっくりで上陸したのも含めて、台風にも夏の日照りにも負けず生り始めて数年で、今年は驚くほど沢山の実をつけた。

10月上旬に台風が上陸した時は、10個くらいの実が落ちた。まだ完熟という感じではなかったが、香りは一人前以上だったのでかみさんに預けてジャムにしてもらった。苺や林檎と違うのは、果肉自身が煮崩れてジャムになる訳ではないので工夫が必要だ。

砂糖を多めに入れて、通常のジャムより長い時間煮詰めてやっと香りのいいシロップが取り出せる。硬い果肉を取り出してミキサーにかけ、また水を足して煮込むこと1時間。こうしてやっと歯ざわりのある、もっと言うなら存在感のある「したたかな」ジャムが出来上がる。

苺やブルーベリーなどは香りもよく見た目も食欲をそそる、銀行の格付け風に言えば「AA]みたいな優等生だ。一方で花梨はどうか、香りは「AAA」で色目は「Aa」で食感は「ab-]みたいな、評価する人によっては「bc」なのかもしれない。

でもね、我が三ヶ日の小屋建設地に生った無農薬無肥料確定の作物は、やっぱり可愛い。誰も食べると言わない花梨の実も、こうすると食べられるということを確認してからのジャム作りだけど、なかなかいいんだよね。台風以降落ちた実をブリキのバケツに集めて、かみさんに「はい、美味しかったのでまた作ってね」と渡した。

今日は棟梁と2人作業、うーさんは先日の欅の枝を薪にするための刻み、Macchanは柱材刻みの続き。4本仕上げたところで、今日は母のデイサービス帰りを待ち受けるために、現場を早めに片付けて3時過ぎには帰宅の途についた。
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快調?に進む柱材刻み

2009-11-19 | 300万円の家づくり
今日は、月曜に続く単独作業。早朝少し雨が降ったが、昼以降の局地天気予報を信じて出かけた。独りでもしっかり「ラジオ人生相談」を聞いて、未だにこれからの人生の教訓に役立つ?と信じて人の不幸を楽しんでいる。出発したのは正解!三ヶ日に近づくほどに明るくなってきた。

41本の柱材、昨日までに一日5本ずつ10本仕上げた後の続きをやる。一見シンプルに見える柱材も、長さやホゾの向きや上部にくる梁・桁の組み合わせによって切り込みを入れるなど、なかなか油断できないことは前回までに解説した。41本のそれぞれに、パターン別に図解して注意点を書いた図面を見ながら作業を進めていく。

慣らし運転を兼ねて、いつものように簡単なものから手をつけて来たが、段々難易度の高いものが増えてくる。さらに柱材なので、柱の4面に必要に応じてカンナ掛けをしなくてはならない。カンナを掛けた後は汚れが禁物なので、棟上直前までは掛けないでおく。しかし、どの面にカンナを掛けるかで、使用する材が変わってくるのだ。

最近の建築現場のように積層材を使っていると、どれを選ぼうと使う向きはどうであろうと関係ないと思う。しかし天然材で節が多く樹皮が含まれているような角材では、0面~4面まで表に現れる面によって材料を選定しなくてはならない。この作業も、なかなか大変だ。

というようなことを楽しみながら作業を進めつつ慣れてきたこともあり、今日はなんと7本が完成した。そうか、3日間で40%17本進んだ(写真=ホゾの形や向きが異なるのがわかるかな?)か! 理論的には、あと5日間(実働1週間?)もあれば完了することになるけど、そうは問屋が卸さないだろうな。
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早くも薪の確保

2009-11-18 | 300万円の家づくり
雨でうじうじしていた一日が明けて、北風吹く中を棟梁を拾って工事現場に出かけた。うーさんは10日ぶりなのか?

月曜日に続いて、今日も柱材加工の続きだ。上下両端の長ホゾの切り出しだけなのだが、梁・桁の高さの違いや土台の違い、土台と梁・桁の向きによって柱の長さやホゾの向きが異なるので作業が神経質になる。

向かいの湖を見下ろす高台に建つ家がこの前の台風で屋根がやられて、この一週間修理する職人の出入りが多い。中で板金屋のおやじが、素人が熱中している現場を見てよく話しかけてくる。玄人の大工でもよく間違いをやらかして、ホゾの向きを90度変える奥の手があるんだとかーー。

けやきの剪定をやっている管理人さんからは、高所作業用のベルトやロープを貸したお礼に薪用の枝をたくさん頂いた(写真)。工事現場での昼食用薪ストーブの燃料は材木刻みの端材で十分だが、いずれ近いうちに要る暖房用に半年前から剪定した枝を貯めているのだ。

ということで作業ばかりに熱中するわけにはいかなっかたけど、今日も月曜日に続いて柱材5本が完成した。複数の助っ人と共に同じ作業が出来るように、帰途ホームセンターでZソーの縦横斜め引きが可能な手ノコを買い足したのだった。
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冬はすぐそこまで

2009-11-17 | 日々雑感
日曜日信濃大町から帰る日から、どうも寒波が忍び寄っている気配がしていた。冬のように凍るほどの寒さではないが、明け方から雨模様の今日は浜松でも10℃前後で推移した。工事が出来なくて一日中陽のあたらない家でうろうろ過ごした日は、薄ら寒くてストーブを点けて新聞を読んだりネットを見たりモツレクの練習をしたりで所在がない。

そんな中で「遊び小屋」完成のあかつきには、今の「作業小屋=物置小屋」を「水周り=トイレ・風呂・キッチン」に改造するための情報集めをネットでやった。「薪風呂釜」で検索していたら、私と同じ様なライフスタイルと考えで山里生活を実践している人のブログを見つけた。神流アトリエ日記(3)http://sun.ap.teacup.com/tamarin/
丁度一回り若い現役のイラストレーターだが、私よりも数段上の自然との関わりを楽しみながら生計をたてている羨ましい人だ。

一昔二昔前に比べるとネットのお陰で情報収集量が格段に進んで、人間主体的にやる気さえあればこんなに生活を楽しめる時代はないと思うぞ。思いもつかなかった情報を活かすもよし、同じ志向を何倍も深めるもよし。いい時代に辛うじて間に合ったなぁと、感慨深い今日この頃だ。相変わらず大袈裟なMacchanだこと!

更に冷え込む予想の今週、雨上がりの明日は暖地浜松にも北風小僧の寒太郎がやってくるだろう。一昨日大町からの帰り途、安曇野で見上げた北アルプスの麓の山も薄っすらと雪化粧を始めていた(写真)。冬はそこまでやってきている。
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柱材刻み作業始まる

2009-11-16 | 300万円の家づくり
また寒波がやって来ているそうで、肌寒い中ほぼ一週間ぶりに三ヶ日の工事現場へいそいそと出かけた。今週からはいよいよ構造材の最後、全部で41本の柱材の加工に入る。

柱材は土台材や梁・桁材と違って、複雑なホゾやホゾ穴はない。単純に梁か桁のホゾ穴に差し込む上ホゾと、土台のホゾ穴に差し込む下ホゾを切り出すだけだ。但し注意しなくてはならないことはいくつかある。4寸角ではない桁や梁を支える柱材は、基準の長さ2762mmより30~90mm短い。また土間の束石の上に載る柱2本は、土台材がない分逆に長くなる。さらに下ホゾは土台材の長手方向に長ホゾを差し込むが、上ホゾを土台と直角に交わる方向の梁か桁に差し込む場合は、上ホゾの向きは90度異なるので要注意だ。

長さは1mm単位で細心の注意を払いながら、間違わないように何度も測定を繰り返す。梁か桁を柱部分で継ぐ構造になっている箇所で、4寸より厚みのある材を受ける部分は柱に15mm深さの彫り込みを入れる。蟻ホゾだけでは重量を支えきれないので、そのような構造にする。全部で17本あるが、彫り込みの作業に時間がかかりそうだ。

今日は手始めに、最も簡単な形状のものを5本仕上げた。長ホゾとホゾ穴を組む時は重量のある材を支えながらの高所作業になるので、ホゾ30x75x75mmの加工は繊細にやる。HBの鉛筆を尖らせて1/2mm単位で罫書き、手ノコで線の内側を引く(写真)。逆にホゾ穴の方は、線の外側を角ノミで掘り込む。こうしておくと、組み立てるときにホゾの木殺し(角をゲンノウで叩く)をするのでスムーズに入るはずだ。(I hope!)

明日は昼から雨? やる気に逸り燃える心を、雨よ消すな!
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