団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後17年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

「遊び小屋」に珍客来訪

2013-06-30 | 「遊び小屋」を遊ぶ
昨日17~8年前に仕事場が一緒だったERさんから、珍しい人たちと一緒なんだけど三ケ日の小屋に行っていいかと久々に電話があった。珍しい人たちって誰だろう? 次々に電話口に出たのはなんと女性、ふた昔前にスポーツ事業部卸販売最前線で大活躍していたなかなかやり手の「セールスレディー」のMさんとYさんだった。

電話があって2時間後には、懐かしい顔々と「遊び小屋」で再会した。もっと簡素な掘っ立て小屋を想像してたけどなかなか立派なもんだというお世辞に、ひとしきり能書きを述べる。そのうち会話は20年前に飛んで、連鎖的に思い浮かぶ懐かしい事柄や場面の話が次々にーー。

よく訪ねてくれてありがとう!わずか2時間の滞在だったが、時空を超えた想い出話は気持ちも明るく若々しくなった。次回はここで囲炉裏を囲んでゆっくり昔話をしようと約束して帰って行った。

写真は梅雨後半になって我が家の庭に咲く、白紫陽花アナベル。かみさんが友人から枝をもらって、挿木で育てたもの。
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草取り・剪定・袋かけ

2013-06-28 | 「遊び小屋」を遊ぶ
今週2回前の「遊び小屋」オフィシャルデーは、誰からもエントリーがなかったのでかみさんと出かけた。昨日までの畑も草取り・種蒔きだったが、「遊び小屋」も似たような作業が続く。

雨降りの度にこの時期雑草がぐぐ~んと伸びるのは、畑も小屋庭も同じこと。互いに腰をかばう方法は異なるがかみさんは左膝下に板を敷いて主に除草、Macchanは20本ほどあるサツキの剪定と腰掛を使って除草。

庭に実生の白桃の木があるが、今年は摘果して実を大きくしている。消毒していないので未だに実が落ちるが、まだ2~30個生っている。先日なべさんが袋かけしてくれたが、Macchanが作った新聞紙の袋は風雨に弱く中身も落ちて今残っているのは2つ。今日はお向かいのHさんから蜜柑(清見=きよみ)用の袋を頂いて、3人で15~6個の袋かけをした。

こういう土まみれの一連の作業は、嫌いな人から見たら「何やってんだかなぁ~?」というところだと思うが、好きな人間にとってはこの効率も何も関係がないのが辛くて面白いんだよな。



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大豆・黒豆の種蒔き

2013-06-27 | 農作DIY
8日間の北方離島の旅に浸っているうちに、我が家の畑はまた草に覆われて大変なことになっていた。まあまあ見られるようになるまで2~3日は、かみさんと日が暮れるまで畑で格闘していた。

農作業の歳時記やブログの記録を見ると、そろそろ秋収穫の豆の蒔きどきのようだ。今借りている畑は鳩などの鳥害があるので、豆類は直蒔きすることができない。従ってネットの中で苗を育てて、このところ梅雨明け前に植え替えをするという手順をとっている。春からこれらの豆用に空けてあるスペースには、苗は合わせて500本位必要だ。豆として料理に使い、年明けには毎年かみさんが味噌を仕込む。

今日はこの種蒔きと、畑入り口の駐車スペース及びフェンスと道路の間の雑草を草刈機で刈った。農機具小屋の前にはかみさんが可愛がっているキキョウがすでに満開になり、堆肥の山に這わせていたカボチャの一番生りがびっくりするほど大きくなっていた。手をかけた作物はもちろん愛おしいが、勝手に生って知らぬ間に育っているのもなかなかいい。

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杉風呂桶の搬入

2013-06-26 | 「遊び小屋」を遊ぶ
久々に「遊び小屋」建築DIYのヘルプ陣が集って、制作開始後既に1年近く経過した杉材の自作風呂桶を風呂場に搬入する日が来た。

毎週ヘルプ陣に小屋での集結案内をメールするのが通例になっているが、「今週は3人以上揃ったらかなり重い風呂桶を運び入れるのでよろしくね」と書き加えた。乗ってくれたのはうーさん、なべさん、ふくちゃんの3名。風呂場防水パネルのコーナー部分をコーキングして、昼食後いよいよ搬入開始。

テラス上に置いてある桶を4人でよろよろ?しながら、20m近く離れた水回り小屋の風呂場まで運ぶ。「本当に入るのか?」と口の悪い親友たちは、寸前まで気の弱いMacchanを脅かす。4回も5回も確認の測定を繰り返しながら進めた作業とはいえ、何度もサイズを間違った実績があるので「大丈夫だよぅ!」と口では強がり言いながらも100%の自信はない。水周り小屋のテラス掃き出し口を全開させ、ぎりぎりの幅の風呂場入り口から前後2人ずつになってやっと通過。奥まで押し込んだら、今度は桶を置くスペースに2人で真横スライド。
ジャーン!奥と左右数mm幅を残してガタつきもせず、手のかかった放蕩息子はようやく鎮座した。

うーさんとふくちゃんは最終ステージにさしかかった網戸作り、なべさんは自主的に庭の草取り。短時間とはいえメンバーは嫌な顔ひとつせず、むしろ楽しみながら?今日の総力作業に手を貸してくれた。排水口や薪ボイラーとの接続パイプ部分に、そして本体部分にさえ未だ漏水の心配を抱えているが、ここまで来たらもう観念するしかない。5年かかった「遊び小屋」建築は、いよいよ完成の日が近い。

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礼文島・利尻島トレッキングの旅(その6)

2013-06-25 | 旅行
ゆったりした旅行だなと思っていた7泊8日の日程も、残すところ2日になった。礼文島最終日は昨日に続きやはり雨、路線バスを使ってもう一日見残した礼文滝や地蔵岩へのトレッキングを楽しもうと考えていたが、これでは景色は見えないし歩くのも気が進まない。我々の曇った顔を見たたくちゃんから、「よかったら俺の軽自動車を使って地蔵岩でも見てきな」と有難い申し出あり。

言葉に甘えて島の最南端から西側に回りこんだところにある、元地海岸地蔵岩を訪れる。歩くと2時間はかかるところへ、車ではわずか20分。パンフレットやガイドブックには必ず出ている奇岩の名勝だ。傘をさして霧でやや霞んだ岩を見上げるも、一昨日まで天気に恵まれていたのでどうも居心地がよくない。戻って港付近をぶらぶら歩き、ラーメンを食べてお土産屋を冷やかすもなかなか時間はつぶれない。

お世話になったたくちゃんと別れて夕方のフェリーで稚内に渡り、7~8年前に訪れて以来再開発されてすっかり都会化された駅ビルから夜行バスが出ることを確認して、温泉と夕食を楽しみに街?へ繰り出す。温泉はリラックスできるスペースもあるが、どうも雄大な自然に連日親しんだ直後は人工的な雰囲気になじめず、落ち着かないまま夜行バスに乗る時間が来た。

目覚めたら札幌まだ6時前、夕方の飛行機便出発まで「そうだ小樽行こう」。札幌には何十回と出張したが、小樽は未踏の地。明治以降石炭の積み出しや外国貿易で栄えた歴史の町でもある。運河のイメージしかなかったが、沢山の古い建物を現役で使いながら保存して観光客に見せている。朝から町や港や運河沿いを端から端まで歩き回り、お腹がすいたら海鮮定食や寿司を食べる。安さを優先して待ち時間も長い旅だったが、企画外の楽しみも加わり旅の想い出はぐっと厚みを増した。

帰宅翌日にはDVDを借りて、映画で昨年見損なった「北のカナリヤたち」を見た。礼文島を中心に利尻島や稚内港など、今回訪れた景勝地がぞろぞろ登場した。北の小島で育った子供たち6人と吉永小百合演じる先生が織り成す、人間愛やヒューマニズムをテーマにした見事なドラマだった。4日間で2度見て、2度泣けた。
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礼文島・利尻島トレッキングの旅(その5)

2013-06-24 | 旅行
7泊8日の旅行といっても札幌~稚内間の夜行バスが1泊ずつなので、島での観光は正味5泊6日ということになる。そのうち1泊2日は、利尻島に充てようと計画していた。百名山登頂を目指しているわけではないので利尻富士に登る計画はないが、島巡りと利尻富士の6~7合目くらいまで上がって礼文島方面を見渡したいものだ。

礼文島から利尻島まではフェリーで40分の近さだが、宿泊する鴛泊までは昼前後に2便しかない。午前中は礼文郷土資料館を訪ね、島の歴史を勉強。次は少し早いが、香深港名物「千どり」の「生ホッケちゃんちゃん定食」と「ニ段重ねウニ丼」で豪勢な昼飯といくか! 行動開始前だけど生ビールが呼んでるので、炭火でちゃんちゃんを焼きながら一杯。生鮭と野菜が入る豪快な鉄板焼きちゃんちゃんは何回か経験してるけど、こんなに上品で深い味は初めてだ。豪快なウニ丼を正確に半分コし、なお定食のご飯をお替りしてむさぼり食う。

重い腹をさすりながら鴛泊に着き、島一周の観光バス3時間コースにもぐり込む。利尻富士がダイナミックに展望できる姫沼やオタトマリ沼を、多くの弾丸ツアー客と歩いて一周。午前中礼文島は霧と雨だったのに、ここは晴間があって絵葉書を見るような素晴らしい景色。ペシ岬にも上って景観の余韻に浸り、宿の窓から見える夕景色もうっとり眺める。

翌朝は残念ながら強風と雨混じりの霧、それでももしやの思いでポン山と名水百選の甘露泉水そして利尻富士の中腹を目指す。残念ながら歩を進めても全く視界はきかず富士中腹は歩くことなく引き返す。カメラの電池切れもあったが、礼文に比べて高度があるにもかかわらず高山植物が少ないので花の記録はなし。礼文に戻る時間が余ったので、これも「北のカナリアたち」撮影現場のエゾカンゾウに覆われた富士野園地と、夕日ケ丘展望台を徒歩で回る。

利尻島は1721mの急な火山が海から突き出ているので、天気は比較的予想がつきやすそうだ。問題は礼文島、海を渡った湿った風が利尻富士に突き当たって霧が発生し島を覆うことが多いそうだ。したがって花々は利尻は北国の山岳相応の高度で咲き、礼文は海霧に覆われる分日照や温度に影響があり低地にもかかわらず高山系のものが豊富なんだとか。簡明な観光ガイドさんの説明の請売りでした。

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礼文島・利尻島トレッキングの旅(その4)

2013-06-23 | 旅行
礼文島トレッキング3日目は、少し雲行きが怪しい。利尻島が見えないし、霧で視界もよくない。それでも雨は降っていないので、コンビニで大きなおむすびを2つずつ買っていざ出発。バスで内路まで行き、そこから島の最高峰490mの礼文岳を目指す。

最初の2日間と異なり海岸沿いのトレックではないので、森の中をひたすら上がっていく。霧でしっとりぬれた登山道沿いには、また異なった高山植物が地味だが可憐な花を開いている。山に登るといつも感じるのだが、どうして森の中ってこんなにいい匂いがするのだろう。花の匂い、落ち葉や濡れた樹木の匂い、そして何万年何十万年と繰り返された動植物生命の営みの匂いだろうか。昨今の人間は生活臭さえ嫌って、自ら消して他の匂いに置き換えてしまう人が多いというのに。

山頂に着いても視界はせいぜい30m、霧は晴れるどころか少し雨が混じりこれでは長居できない。晴れていれば最高峰からの360度の眺めはさぞかし絶景だったろうにーー。まあこういうこともあるさと諦めて、雨具を身に付けそそくさと下山する。皮肉なことに途中から太陽が顔を出し、東海岸の素晴らしい景色が見られた。南下するバスを待ちながらバス停で昼食をとり、香深井まで移動。午後は西海岸の宇遠内往復のトレッキングをする。

今日のコースも初めて見る花々が多く、島内では年間3百数十種の高山植物が見られるというパンフレットの説明に納得。
宇遠内は数件の小さな集落、それでも海路と地元住民だけ許された山道をバイクで走って漁業を営んでいる。小母さんに勧められるままにいただいたとれたてのウニは、竹の器にぎっしり入って500円。このまま酒を呑んで、泊まりたいと思ったくらい美味かった。しかし帰りのバスの時間があるし、天気もまた下り坂なので戻るとするか。

島の横断はせいぜい徒歩1時間半だが、背骨の山を越えるため急な上り下りがある。休んだ後にハプニング発生、ザックに提げていたかみさんの腕時計がない。30分戻って探すも見つからず。40年前の婚約時代プレゼントした思い出の品、かみさんの残念がることーーこれもまた思い出さと慰め合う。

宿「はな心」の食事は豪華ではないが、京都風の薄い味付けと盛り付けが素敵だ。連泊の客には少しずつ内容を変える心尽くしもーー。夕食には連日サッポロクラッシックの生ビールと昆布焼酎、そしてコンビニで購入したワイン(持ち込みOK)などバラエティーに富む。(Macchan、家と変わらんじゃん!)
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礼文島・利尻島トレッキングの旅(その3)

2013-06-22 | 旅行
礼文島2日目は、島北部のスコトン岬・ゴロタ岬・澄海(すかい)岬の岬巡りと久種湖周辺の高原トレッキング。早朝5時に起床して朝食後、島唯一のコンビニで昼食のおむすびと菓子パンを買い込み6時半のバスで最北の岬に向けて出発。島は南北に東海岸沿いの道道(どうどう)があり、一周は出来ないがバスの便が一日5本ある。発着のバス停を上手に使うと、3~4日で島内のほとんどのトレッキングルートを巡ることができるらしい。

午前中こそ霧や雲で視界があまりよくなかったが、昼ごろから太陽が顔を出し絶好の景色が望めるようになってきた。島の通に言わせると景色は晴れ、花々は曇りのほうが綺麗に見えるらしい。早くもそんな格言を実感しながら、昨日に続いて海岸線から標高せいぜい100~200m程度のアップダウンを歩きながら贅沢な景色と高山植物を堪能する。
緩やかな丘陵が広がる昨日の島南部に比べると、北部は異なる島のように険しい岩場の海岸線が多く景色も変化に富んでいる。

島の産業は昆布・ウニ・魚介類の海産物と観光だ。特に漁業を支える輸送は銀色の軽トラックが大活躍。どうやら強力防錆処理を施した、島用の特別仕様車のようだ。通常の山歩きと異なり、ここではトレッキング中に何度も小さな海辺の集落が突然現れ、島民の生活も垣間見ることができる。産業や人口の規模にしては大金を投じた道路や港湾が多く、観光産業を支えるコースも国立公園だからだろうか整備が行き届いてとても歩きやすい。トレッキング中に数々の高山植物とカモメのコロニーと、ゴマアザラシや飼い猫の昼寝姿を一日のうちにオムニバスのように見られるのは、全国いや世界中でも極めて珍しいのではないか。


この日も天気にまずまず恵まれ、国や道町をあげて保護に励む天然記念物の礼文アツモリソウ(トップ写真)の群生に感激し、対岸の雪が残る利尻富士の雄姿を眺めることができた。早朝から夕方まで8時間以上も歩き続けたが、疲れをほとんど感じないほど二人とも大満足の一日だった。
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礼文島・利尻島トレッキングの旅(その2)

2013-06-21 | 旅行
酒が呑めないかみさんと、夕食を共に2時間過ごすのは不可能に近い。少し早めにバスターミナルに移動しながら、北海道ならではのコンビニ「Seico Mart」に寄って缶ビール「サッポロクラシック」と翌朝食用のパンを仕入れる。

この時期ロシア人と見られる旅行者が増えていて、バスターミナルにも家族連れがいた。稚内経由で帰国するのか、美味い缶ビールを片手に観察しているとまた違った旅情が沸いてくる。トイレで歯を磨いてバスに乗り込み、かみさんに毛布を用意したり背もたれの倒し方を教えているうちに発車。安い夜行バスとはいえ、シートは3列で前後の余裕はLCCよりたっぷりあり背もたれも45度以上にリクライニングできる。上等だ!

数回目覚めただけでよく眠れ、5時半には稚内港フェリーターミナルに到着。ボーっとしたまま待合室で朝食をとり、フェリーに乗り込む。団体ツアー客が多く、畳の2等船室は満員にーー。互いにどこから来ただの、どういう日程だのと会話しているうちに2時間弱で礼文島香深港に到着。たくちゃんことOTさんが、港まで迎えに来てくれていた。まだ宿にはチェックインできないので、島南部の知床、桃岩、礼文林道を歩くために荷物を預けて送ってもらう。

歩き始めて直ぐ、霧と雲で霞んでいた景色が見る見るうちに晴れて、対岸の利尻岳の雄姿全貌が現れた。昨年吉永小百合主演で話題を呼んだ映画「北のカナリアたち」の分校ロケ地でもあり、ダイナミックな景色は特筆ものだ。
うわさに聞いた高山植物が海岸線から登り始めて直ぐ現れ、花ファンのかみさんはしょっちゅう立ち止まりながら景色に花に「ヒャーヒャー」と感動の連続。島の最高峰礼文岳がわずか490mしかないのに、いきなりのこの花々の歓迎ぶりはなんだ!天気にも恵まれそうだし、いい旅になりそうだぞ。
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礼文島・利尻島トレッキングの旅(その1)

2013-06-20 | 旅行
7泊8日でかみさんと、3年来念願の北方の島々を歩いてきた。きっかけは住んでいる地域も会社も同じだった、OTさんの熱心なお誘い。彼は学生時代から礼文島にぞっこん惚れ込んで、会社をリタイアしてからは毎年5ヶ月間馴染みのペンションを手伝いながら滞在している。

花を見ながら野山を歩くのが趣味のかみさんにとっては、この時期高山でしか見られない花々に全体が覆われる魅力の島を訪れるのが夢だったようだ。ヨーロッパに行ける位の費用で募集している3~5日間のツアーは数多いが、ここはそれ金はなくとも暇がある年金暮らしは安くかつ満足が得られる工夫を重ねて個人企画ツアーを組んだ。

先ず名古屋~札幌間の往復を台頭してきたLCCのAir Asiaで押さえ、札幌~稚内間は往復夜行バスで4枚綴りの回数券を使うことにした。こうすると家から礼文島まで、一人往復4万円で行くことが出来る。宿はOTさんが働く礼文島香深のペンションで4泊、利尻島鴛泊で1泊することにして一人6万円。これだと2人で25万円くらいあれば行ってこられるんじゃないかい?

梅雨がないはずの北海道でも北方の島々では1週間霧や雨で視界が閉ざされることもあるから、雨具と防寒具を準備してねとOTさんには念を押されたが、またとないよい機会だ行てまえ行てまえ!と出発。ソフトドリンクどころか飴玉一つ無料では出ないLCCの徹底したサービス?ぶりに妙に感心したり、夜行バスを待つ間に新婚旅行の地札幌の街を散策したり一杯やりながらゆっくり夕食がとれる団体ツアーにはない旅情を味わいながら旅がスタートしたのだった。

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SONYへの応援歌

2013-06-17 | 日々雑感
輸出産業が華やかだったころ、技術立国日本の旗頭としてSONYはまぶしく輝いていた。この会社の成長の鍵を握っていたのは、「トランジスター」を始めとする「世界初」の発明技術だった。

ポケットラジオを手始めに、ウォークマン、ベータマックス、トリニトロンあたりまでが絶頂だったのではないか。それがどこでどう間違ったのか、この10年SONYは元気がない。

振り返ると唯我独尊のアメリカ企業を真似て、自社開発技術を「グローバルスタンダード」にしようとあがいているうちに、他社連合の蚊帳の外に追いやられたのが重なったのではないか。

団塊世代のMacchanはそれでもSONYへの期待や夢を捨て難く、昔購入した株も凍結して持ち続けている。家に居る時に聞く「ラジオ人生相談」は、もちろん数十年前のSONY。どのラジカセよりカーラジオより、いまだにこいつの感度は格段に優れている。どうか初心に帰って、出直してほしいものだ。

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愛車ミライース丸1年

2013-06-15 | 日常
昨年23年間愛用したパジェロが壊れて、生活のダウンサイジングとエコ&エコノミーを期待して燃費の良さで話題の軽乗用車に買い換えた。今月で丁度丸1年、走行距離は1万3千Kmに達した。

週に2~3回は通う三ケ日の「遊び小屋」への往復を初め、首都圏や信州そして近畿地方への旅にも活躍した。驚くほどの経済性は何度か当ブログの記事にした通り、普段使いでも平均燃費は23~4Kmで高速使いの旅では28Km以上に伸びることも珍しくない。
先日はついにカタログ通りの30Kmを記録し、驚くやら嬉しいやら。

かみさんは2~3度は拭いてくれていたようだが、Macchanは購入以来初めて労わるように洗車してやった。
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畑の七番菖蒲

2013-06-13 | 四季折々の花華
一昨年暮れに2~30坪の小さな方の畑を、借りていた地主さんに返還した。作物を全て始末して、最後に奥に数年植えていた菖蒲を掘り返した。ものすごい量に増えていたので半分を広い方の畑の周囲に植え替え、残りのまた半分を三ケ日の「遊び小屋」駐車場に植え替えた。

昨年は少し花が小さかったが、今年はどちらも素晴らしい花が咲いて二週間前から目を楽しませてくれた。花の種類毎に開花時期がずれて、毎日のように新しい色が加わった。写真に撮りだめて数えたら、何と7種類もあった。植え替えた時には当然花は無く、葉もほとんど枯れていた。従ってどこに何を植えたかは全くわからず、開花して初めて気が付いた。初めから判っていたら、もう少し体系的な花園に仕立てられたのに。でもこのぐちゃぐちゃ状態がMacchanらしいという噂もある(ないか?)。
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雨模様の「遊び小屋」

2013-06-12 | 「遊び小屋」を遊ぶ
5月末に早々と梅雨入り宣言があったと思ったら、その後は雨らしい雨がなく2週間も爽やかな日が続いた。昨日からやっと梅雨らしいしとしと雨モードに入り、今週初めての「遊び小屋」オフィシャルデーはうーさんとふくちゃんが参加。
小屋テラスのグリーンカーテン用に植えたゴーヤが、元気を復活して弦を伸ばしもう少しでネットに到達する。

終盤に入ったふくちゃんの網戸作りにうーさんが加わり、既存の古建具をmm単位で切り詰めたり戸車を交換したりの作業を進めてくれた。いつもの薪かまどの火は既に豪勢に燃えていたが、雨が落ちてきてからは作業は専らテラスの屋根下で進む。楽しみの昼食タイムも同じテラス上で、現在豊富に?在庫になっている「スタウト」と「ヴァイツェン」を抜いて延々2時間。話はやや下ネタから哲学や経済学?まで幅広い。

Macchanは午前中風呂場の防水パネルの仕上げ、昼食後からは風呂場の電灯付け替え工事を開始。「遊び小屋」全体の配線を手がけて既に2年経ち、電線の皮むきや接続パーツの扱いを思い出しながら慎重にやる。夕闇が迫って仲間を少し待たせて、やっと新たな位置で電灯が点いた。遅れに遅れているが、風呂場完成に向けて少しずつ前進している。

写真は昨日開花した我が家の「サボテン」の花。開花している時間が短く、いい状態で咲いている写真が撮れるのは珍しい。

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タマネギは豊作だ

2013-06-11 | 農作DIY
全国的に有名な浜松西部の「篠原(しのわら)のタマネギ」作りのお手伝いを長年させていただいたSIさんから、昨年「今回限りで作付けを終える」と宣言があった。早生種ではどんなに頑張っても篠原の味を超えられる生産は無理と諦めていたので、昨年までは自作の畑での植え付けは晩生種の僅かな数量に絞っていた。

今年は大量にいただけるルートが途絶えたので、昨秋の植え付けをだいぶ増やした。既に早生種は食べ尽くしたが、このところ晩生種が成熟してまた毎日の食卓に上り始め、昨日は長雨の予報があったので全て収穫した。軽トラ荷台をちょうど埋め尽くす位の量になった。晩生種は上手く保存すると、夏を越して年末近くまで楽しむことが出来るはずだ。

Macchanの畑は家族の人数に比べて広く、120坪くらいあるので作物は保存がきくイモ類豆類やタマネギなどに重点を移している。他のアウトドア趣味が多く、週に1~2回しか畑に精を出せないのも大きな理由だ。今年最初の保存作物が、まずまずの豊作で嬉しい。 

堆肥の山に這わせたカボチャの生育も順調で、晩夏から秋にかけての収穫が楽しみだ。今年は味の良い実が生って欲しいものだ、と今から欲が深い。

食料ではないが畑周囲に植えた菖蒲が、今年はよく咲いた。この2~3週間畑に行くたびに新しい色に出会えた。近日中に撮り溜めた各種の写真を記事に掲載しよう。
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