団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後17年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

屋根張り工程に入りました

2010-03-31 | 300万円の家づくり
雨が多かった冬の後半から春の前半にかけて、雨の心配が無く3日連続作業が出来たのは少なかったのではないか。寒波に襲われた今週初めから今日は3日目、暖かくなって朝から気持よく作業を開始した。

今日からいよいよ屋根張り工程に入ることが出来そうだ。少し気持ちを引き締めて、屋根上作業に必要な工具や材料を準備する。予告登板3日目の監督なべさんと、団長いとちゃんが示し合わせたように同時に到着した。3人揃えば今日の作業は鬼に金棒、とても心強い。

暫く振りのいとちゃんに作業内容を説明して、先ずは南北軒先の「鼻隠し板」の取り付けを始める。長い板を垂木の先端に「垂木上端から57mm」はみ出させて取り付けるという、繊細な作業だ。多少の困難は伴うものの、3人作業の真価を発揮してどんどん捗る。

監督特製の「親子丼」の現場食をゆっくり楽しんで、午後からはいよいよ屋根の「化粧野地板」張りを始めた。天井板を張らない今回の建築は、垂木の上に張る板が天井代わりになる。従ってこの板の上にまた垂木を取り付け断熱材を入れて、更に野地板を張りその上に防水シートを張り、屋根材のカラーベストを載せてやっと二重の屋根の完成になる。

複雑な屋根張り作業の初日だったが、軒先から順番に板を張っていく作業は足場が安定しているので恐怖感は少ない。もしかしたら高所恐怖症患者にも、連日の高所作業の慣れで「順応性」が出てきたのかもしれなかった。板を12行張って(写真)、下から見ても屋根作業が進んだというのが実感できる。防水シートを張るまでは一気に作業を進めたいところだが、明日・明後日はどうやら雨模様だ。気まぐれな春の天気は、なかなか素人大工を喜ばせてはくれないね。
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垂木取り付け後の重要な作業

2010-03-30 | 300万円の家づくり
垂木(屋根下の骨材)の取り付けが終わったからといって、直ぐに屋根張り作業に移れるわけではない。屋根を取り付ける前にやっておくべきことが、いくつかあるのだ。昨日1枚だけ取り付けた軒先の「鼻隠し板」もその一つ。

今日は先ず作業性のことを考えて、「鼻隠し板」の前に垂木材を桁に留める金具(ひねり金物=風に吹き上げられやすい軒先の強度を増す)を取り付けた。南北の軒先の部分だけに付けるので、22本の垂木に44個の金物が必要だ。南側は足場から釘打ちが出来るが、北側は桁上に上って作業をする。取り付けを始めたら、程なくなべさんが来てくれた。50cm間隔の垂木間に頭を出して、2人で両側から攻めていく。調子が出てくると、なかなか面白い作業だ。

続いて「面戸板(めんどいた)」を、桁上の垂木間に取り付ける。桁上に厚さ6cmの垂木を取り付け、その上に板を張る関係で屋根下に隙間が開いてしまう。外気や歓迎しない生物が自由に出入りするのも困るので、垂木材の端材で塞いでしまうのだ。1年前にテストを兼ねて建築した「作業小屋」では先に屋根を張ってしまったので、高く狭い室内空間でこの「面戸板」の取り付けに四苦八苦した。本当に「めんど」くさい作業だった。

なべさんに足場に上がってもらって各垂木間の幅をmm単位で計り、番号と共に大声で伝えてもらう。Macchanは地上で罫書いて丸ノコで切断、ナンバリングしておく。17本揃ったら2人で手分けしてビスで固定していく。昼からは同様の作業で、北側半分の17本も取り付けた。(写真は取り付け後の「ひねり金物」と「面戸板」)

最後に南側軒先側の垂木と梁間に形成されている長三角形の部分に、屋根張り前の作業し易いうちに内壁を張ることにした。板材を用意して全て現場合わせで罫書き、丸ノコで切断してコーススレッド(木工ネジ)で留める。5時を過ぎた頃に東西2箇所の三角形が、内側から塞がれた。

監督は三日連続で、明日も来てくれるらしい。明日は「鼻隠し板」と「破風(はふ)板=ケラバ側板」を建物周囲に取り付ける。独りでは高所での長い板の取り回しが難しいので、大いに助かるぞ。ブラボー、ハラショー、クラークケント!!
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後2日で4月だというのに、浜松で氷が!

2010-03-30 | 日々雑感
昨日の記事で「寒波が来ている」ことを書いた。東西に長い静岡県でも昨日は東に行くほど荒れたらしく、静岡市ではミゾレとヒョウが降り御殿場市では雪が10cm以上も積もったらしい。昨晩の天気予報でも今朝は静岡市で氷点下になるかもしれないと言っていたが、暢気な浜松の住民は人事のように聞いていた。

それが今朝起きてみたらどうだ、庭の金魚やメダカを飼っている5~6鉢のうちの1鉢に薄氷が張っているではないか! Macchanちは中心市街地に近い地方気象台から8Km離れた郊外だけど、4月に後2日と迫った春爛漫桜満開の今頃に氷が張ったという経験はついぞ無かったなぁ。ほんとに温暖化しているのか?と疑うほど冷えた2日間だった。
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垂木の取り付けが終わりました

2010-03-29 | 300万円の家づくり
朝から快晴に恵まれたが、どうもまた寒波が来ているみたいで時間を追うごとに北風が強まり冷えてきた。何でもなくとも高所が怖いのに風で身体が煽られるので、今日の垂木取り付けはずっと安全ベルトの世話になった。母屋にトラック荷台用のロープを巻きつけ、それに安全ベルトの金具を引っ掛ける。自由になる行動半径はせいぜい1m余りなので、ロープの巻きつけ位置をしばしば移動しなければならないが、これで命が助かることがあれば儲けものだ。

午後に入ると風はますます強まり、軒先の垂木の長さを揃えるための手ノコが風で煽られてなかなか罫書き線上に合わせられない時があるほどだ。苦労しながらも北側と南側の軒先の長さが揃って、垂木の取り付けが終了した。屋根材の設計施工マニュアルを家から持ってくるのを忘れて、この後の作業に支障が出そうだった。「鼻隠し板」を準備して、監督なべさんが計算して垂木との接合のために罫書きをした。長い材に罫書き線を引く時は、「墨壷」が活躍する。墨を浸した糸を張って、指で挟んで持ち上げパッと離すと長い直線が一気に引けるのだがコツが要る。真上に引き上げて一気に離さないと、線が2重になることがある。

5時のチャイムが鳴って、鼻隠し板を1枚だけ取り付けて作業を終了した。今日は合唱団の練習日だ。演奏会まであと3週間を切った。
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遠方からの助っ人あり

2010-03-27 | 300万円の家づくり
一昨日の記事で予告した通り昨日の「遊び小屋」工事現場は、棟梁うーさん・監督なべさん・学生時代の親友IA君を入れた4人で久々に賑わった。横浜からやってきたIA君は本ブログのブックマークで紹介している、「totoro9号の冒険 」のブロガー本人だ。Macchanとは大学生活4年間スキークラブで、週平均4日は一緒に過ごした仲間の一人だ。互いに多忙な社会人生活をリタイアして、昨年10月以来の浜松交遊になった。

外資系メーカーの営業で活躍していたところ、5年前胃部切除に至る大病をして65歳定年の暖かい会社の制度があるも昨年早期退職した。今はすっかり健康を取り戻して、趣味の車やフィッシング・サイクリングなどのアウトドア趣味を楽しんでいる。親を見送ったり介護したりの苦労にめげず、今を前向きに明るく楽しんでいる姿は40年前と何も変わらない。

IA君は昨日昼頃三ヶ日の現場に着いて、先ずいつもの薪ストーブで作る「現場食」から参加した。うーさんが炊事担当をしてくれて、畑で採れた野菜具沢山の豚汁をおかずに、飯盒で上手に焚けたご飯で賑やかに野外の食卓?を囲んだ。土産の菓子や三ヶ日の柑橘類をデザートに、いつもの西部劇スタイルのコーヒーも楽しむ。ブログで知り合っている?うーさんやなべさんとも、数年来の知己のように話が弾む。

折角参加してくれたので、現場作業にも加わってもらった。垂木の罫書きや、梁上作業をしているなべさんとMacchanへの材料補給の作業を担ってくれた。お陰で夕方5時までには、棟から南側の垂木取り付けが7~8割完了し屋根らしい姿が出現した。帰宅後山スキーから戻ったばかりの義弟R(同じスキークラブの仲間)が合流して、自宅で賑やかな夕食を共にした。母は40年前迄よく会っていたIA君を懐かしがっていたが、夜半まで続いた集い中に4~5回は「いつもお世話になっています」と挨拶していた。

写真は今日のA畑近くの田圃で、群れをなして日向ぼっこをしている「アオサギ」たち。昼食と昼寝を挟んだA畑の雑草とりの間中、ずっと畦道で佇んでいた。近くの浜松医大の山には彼等のコロニーがあるが、一日中一体何をしていたのだろうか。

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素人大工を殺すにゃ刃物は要らぬ

2010-03-25 | 300万円の家づくり
現場作業ができる平日の5日間のうちでも、雨が多いこのところの天気だと週に3日も作業できればいい方だ。一昨日の夕方からずっと降り続いて今日も雨、朝から3時間おきに地域天気予報を検索してやっと午後3時から「曇りマーク」になったのを確認した。昼飯もそこそこに雨が小止みになったのきっかけに、かみさんの「ほとんど病気じゃないの?」という呟きを背に現場に出かける。

現場に着いて「作業小屋」の片づけをするも、結果は裏目で雨はますます強まる。眠くなって30分ほど昼寝をしても止まず、演奏会用の楽譜を暗譜する為に何曲歌っても止まず、近所のSさん宅を訪問して紅茶とコーヒーをご馳走になりながらだべってもまだ止まず、5時のチャイムが鳴って渋々帰ってきた。冷たい雨に濡れそぼっていた現場を見てきただけでも幸せだった。

明日から、少なくとも来週半ば迄は晴れるようだ。棟梁うーさん、監督なべさん、学生時代からの親友I君もはるばる横浜から現場に参加する予定。どんな作業になるか、ちょー楽しみだね!!

写真は午前中演奏会の招待状を持参訪問した、後援新聞社2社のバナー。後援の見返りに、演奏会会場に掲出するように依頼されている。当方は新聞媒体を通じて、できれば事前告知と取材記事化してもらえれば有難いと考えて後援依頼した。両者のギブ&テイクの関係は極めて明快だ。
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また雨だよ、何でこんなに降るのよ?

2010-03-24 | 日常
昨日現場作業終了間際に雨が降りだした時、局地天気予報があまりにも当たっていたので今日と明日も天気予報どおり雨で作業はだめだなと既に観念していた。案の定というか予報どおり、今日は朝から雨雨雨ーーー。今頃の雨天続きは「菜種梅雨」と言うのだろうけど、それじゃ2月から嫌になるほど降っていたのは一体全体何なのだ!! 予期していたとはいいながら、Macchanは朝から気分的に少し荒れ気味だ。

それでも子供の頃からどんなにめげても長続きしないのがいいところ(Macchan、自賛してどうするの!!)、昨晩から考えていたこんな日にやるべきことを実行し始める。午前中は図書館に行って、もう2回も更新していた図書を返却がてら新しい本を2冊借りる。リタイアを機会に蔵書を数百冊ブックオフで処分しても数百円にしかならなかったことを教訓にして、この頃は本を買わずに借りることにしている。最近は専ら「自然と暮らす」「日本の民家」などのキーワードで、読む本を選ぶことが多い(写真)。

昼からは次男夫婦の家に嫁さんMちゃんのご両親が、孫に会いに来ているというのでお茶をしに行く。普段はどちらかというとシャイなご夫婦だが、共通の孫の事になると俄然会話もはずむ。子は夫婦の「カスガイ」なら、孫はコミュニケーションの「間柱」だ。孫のKaちゃんが昼寝から起きてきて、お茶そっちのけで時間が経過する。いけね帰らなくっちゃ、母がデーサービスから帰宅する時間が近づいてきた。

夕方「遊び小屋」建築のことを思い出し、屋根材の手配をするべくメールとファックスで2社に見積もりを依頼した。1社は「作業小屋」の屋根材を購入した会社、もう1社はタウンイエローページで同じスペックのカラーベストを扱っていそうな会社を探した。30万円以上の買い物になりそうなので、少しでも安く良いサービスを求めて会社時代は当り前のようにやっていた競合見積に期待する。

予定していた、合唱演奏会の後援新聞社2社への招待状持参と取材依頼をする「仕事」を明日に繰り延べた。どうも明日も雨の様子、やれやれだ。


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各種板材が入荷しました

2010-03-23 | 300万円の家づくり
待ち遠しかった連休明け作業の朝は、起きて直ぐ外の天気を見た。空がパッとしない上に電線に水滴が連なっていて、どうも早くも雨が降ったようだ。家人に勇んだ心が覚られないように朝刊の地域天気予報を見て、まだ信用できずに最新の予報をネットでチェックする。曇りが基本で夕方に軽く雨が来るーーーか、まあよしだろう。単独作業を覚悟して弁当の用意を始めるも、ご飯がないので現場スパゲッティーにすることにした。昨日SIさんから頂いた、「篠原新タマネギ」をトッピングにしよう。

先週東栄町のH製材に、「連休明けに天気が良かったら、発注済の板材を入れてほしい」と連絡してある。現場に着いて板材置き場を整備し、垂木材の在庫数を勘定して屋根南側に必要な数と照合する。3m材は十分にあるが、4m材が足りない。材木必要数を算出した、設計図面に書き込んだ鉛筆書きを見直してみた。屋根南側垂木は、どうも4m+3m材で繋ぐ計画にしていたようだ。これだと継ぎ目が母屋の「垂木彫り」部分ではなく、ちょっとずれることになる。4m材を追加発注するのも面倒だしーーと考えていたら、材木満載のトラックが到着した。

いつもながら材木の山は、10mのクレーンが届く範囲までしか置いてくれない。高齢で身体が不自由な大将Zさんと助手のコンビに、そう無理はお願いできないのだ。4つの山を駐車場から近いところに置いてもらって、2つの山は黙々と奥の用意した置き場に独りで移動する(写真)。遅い昼食後は、下積みになっていた3m垂木材を直ぐ取り出せるように移動した。今日は作業どころか、材木の整頓日になってしまったようだ。

それでもZさんが「大丈夫だよ、どの大工もやってるよ」と保証?してくれた、「垂木彫り」上ではないところでの4m&3m材の継ぎのテストを何本かやってみた。4列目に入ったところで、無念の雨が降ってきた。折りしも5時のチャイムが鳴って、渋々作業を切り上げたのだった。

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連休最終日の過ごし方

2010-03-22 | 日常
36年半に及んだ会社勤めを2年半前に定年退職し、以来毎日が休日というより自由日になった。ほとんどの行動計画を自分で決めることが出来るので、週末とか連休とかいう感覚が鈍くなることは確かだ。但し月~金の曜日別分別ゴミ処理日や週末祭日などの「遊び小屋」工事禁止日意識、合唱練習日や飲み会予定日などで何とか曜日感覚を維持出来ているかな。

そんな生活感覚の中で、先週末から1月以来2ヶ月ぶりに3連休があった。しかし上記の理由で、やることは普段とそう変わらない。現場作業が出来ない分だけ、色んなことができたかもしれない。ジャガイモの植え付け、2回の合唱練習、そして今日は毎年恒例になっている先輩SIさんの畑のタマネギ収穫を手伝った。昨年10月17日記事「今年もタマネギ植付けシーズンがやって来た」で書いた、浜松名産篠原のタマネギだ。

今年は2~3月の多雨がたたって、早生タマネギの水分が多く腐りが多いらしい。それでも老若男女20名以上が集い、午前中一杯かけて収穫作業を行った。以前書いたように、会社の先輩SIさんは農家ではない。広い畑を所有して農家の人に維持管理を依頼し、友人知人に名産のタマネギ作り(植え付けと収穫のええとこどり)を体験させてくれる。収穫物のお土産や昼食付きの豪華さで、ちょっと変わったやり方で交友を主催企画してくれているのだ。本当にありがたいことだ。

その他、彼岸で菩提寺の施餓鬼に出席するため千葉からやってきた義姉(かみさんの姉さん)Tちゃんと、久々に昼食を共にして歓談した。演奏会が迫った特別練習を優先して、母やかみさんが墓参りに行ってくれたのにMacchanは同行できなかったのがちょっと心残りだった。代わりに、母とかみさんの伸びた髪の毛をカットして罪滅ぼしにした。(写真は庭の片隅に咲き誇る「ユキヤナギ」)

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♪桃や桜や杏(あんず)咲~きーー

2010-03-21 | 男声合唱(合唱)
我が団の演奏会が、いよいよ4週間後に迫った。一週間に1回の定例練習では練習が不足しているように感じられ、団員から指揮者のWさんに無理をお願いして今月は2回特別練習を組んでもらっている。先週15日(月)に続いて、今日21日(日)も引き続き行われた。

3月のこの時期は演奏会が多く、他の団と掛け持ちをしている何人かの仲間の団員はさぞかしスケジュールの調整に苦労していることだろうと思う。それでも今日の練習には朝から空が曇り景色が霞むほど飛来している遥か中国からの黄砂にもめげず、出場予定団員18名のうち13名が参加して2時から5時まで熱心に行われた。

演奏会前で残された練習日は、当日午前中のゲネプロを除いて僅か5回になった。いよいよ切羽詰まってきた感じがする。指導者兼指揮者のWさんは、数週間前から率先垂範して暗譜で指揮をしている。寝る前にも必ず楽譜を見ると、普段から豪語?している熱心さで頭が下がる。

真面目で自習熱心な団員も高をくくっている横着な?団員も、やっと暗譜率が高まって今日は過半数が楽譜を外して歌っていたように思う。そうすると不思議なもので、Wさんが普段から口やかましく言っておられる通り、演奏にダイナミックさと繊細な味が出てくるように思えるから不思議なものだ。暗譜以外にも、団員それぞれの緊迫感と自己鍛錬がものをいってきたのであろう。

そういうMacchanも高をくくっている横着者の一人だが、先週まで自分でも音を何箇所か外していると気がついた反省があって、ちょっと自習した成果があったように思う。今日の練習はアカペラ曲10数曲が中心だったが、明日の練習はピアニストのIHさんが来てくれるのでピアノ伴奏曲7曲が中心になるはずだ。

演奏会第1ステージの初っ端に歌う、男声合唱組曲「富士山」のⅠ作品第壱に登場する歌詞で「麓には麓には桃や桜や杏咲きーー」という部分がある。先週の月曜日にはIHさんが「皆さんは杏の花を未だ見たことがないと思ってーー」と、練習会場に実家の庭に咲いた花枝を切って持って来てくれた。ちょっとピンクに染まった白梅という風情で、ほのかな酸味のある甘い香りが漂った。

実物を知って歌うのと知らないで歌うのとは、多分感情移入の点でかなり効果に差が生じるはずだ。こういうのを、正に「粋な計らい」というのであろう。写真は三ヶ日の現場に咲いた「桃」の花。奈良のMacchanの叔母宅に生った、美味しい桃の実生で育ったもの。桜もあちこちで開花宣言がされている。いい季節に演奏会が開催される。
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初めてジャガイモを植えました

2010-03-20 | 農作DIY
それにしても、ピンボケの酷い写真じゃないか! 畑に行って写真を撮ろうとしたら、いつも携帯しているデジカメにSDカードが入っていないという表示が出た。そういえば、昨晩PCに映像を移してそのままカードを忘れている可能性大だ。しょうがないから携帯電話で写真を撮ったら、何がなんだかよく判らない映像だ。

農作の真似事を始めて二十年、この数年は150坪を耕しているのにジャガイモは作ったことがなかった。夏野菜のトマトやナスやピーマンと同じ南米原産の同遺伝子を持つ作物なので、同類種の連作を極度に嫌うのだ。それでも強行するとどうなるか、あるところまで順調に育っても或る日あっというまにクシュっと枯れてしまう。一回懲りただけで情報先行の頭でっかちな農作を長くやってきたものだから、数年前に畑を借り増して広くなったにもかかわらず夏野菜優先でジャガイモには挑戦したことがなかった。

よく判らない映像は、ジャガイモの種芋の出かかった芽を2~3個ずつ残して切断して植え付けの準備をしたところだ。初めてなので慎重に1Kgだけ種芋を購入して、以前骨董屋で購入した火鉢の底にあった木炭灰を切り口にまぶした。発芽までの、腐り防止の効果があるという。全部で30個くらいにはなったろうか。

農作教科書の「ジャガイモ」の項目をさっと読んで、デイサービスが休みで所在がない母を伴って畑に出かけた。先週苦土石灰を撒き、耕耘機で耕しておいた畑に畝を作り脇に堆肥と鶏糞を埋め込んで種芋を植え終わった。帰宅後もう一度教科書を精読したら、ジャガイモの芋は茎の変形だから畝を低くし「畝底に」施肥をして種芋を植え付け、3ヵ月後の収穫時までに2~3回根元に土を被せる必要があるという。

よく読まずにやった作業は、やり方が完全に間違っていた。種芋を掘り返して、畝の位置と形状を変えた。酒飲みでも芋・蛸・南京類が好きなMacchanだ、種芋が気を悪くしないで順調に育ってほしいものだと素直に願ったのだった。
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屋根北側の垂木取り付けが終わりました

2010-03-19 | 300万円の家づくり
文章を書くのが比較的好きなMacchanは、備忘録を兼ねたブログだけはほとんど毎日欠かさずせっせと書いている。それでも月に数回は、何らかの事情があって休みになることがある。それは書くネタが枯渇したか、物理的または気力的に書くことがままならなかった時だ。昨日は後者の理由の一日だったのだが、毎日読んで頂いている方から「どうしたのかと思った」という問い合わせを受けた。何と有り難いことではないか!

前書きに200字を費やすほど、もったいぶった理由ではない。私を入れて5人の「新天狗会」という集まりは、所属していた会社のそれぞれがどこかで仕事を共にした10歳近く異なる者同士の不思議なつながりだ。浜松駅前の飲み屋「天狗」で年に数回、誰かが幹事になって飲み会が開催される。昨晩は忘年会以来の集まりで、6時半から3時間半もワイワイガヤガヤ近況や会社時代の共通の知人の動向などをネタに飲み食いした。いつもながら気がついたら3時間はあっという間の、熱い語らいが延々と続くのだ。ということで仲間の最年少同期で家族ぐるみ40年近く付き合いがある近所のFちゃんと、赤電(遠州鉄道の愛称)と徒歩で帰宅したら既に11時過ぎ。小寒くて炬燵に潜っていたら気持ちよくなって、風呂にも入らずそのまま寝てしまったのだった。

明けて今朝は上天気、昨日の単独金具留め作業は2時半頃から降り始めた雨で中断したので、多少の酒が残っていたとしてもやる気満々。珍しく参加を事前表明していた監督なべさんが合流してくれて、残りの金具付けと一昨日一列だけテストをしておいた垂木(屋根下地で骨組みの小骨に相当する)の取り付けをすることにした。屋根の北側の垂木は4m材一本でカバー出来るので、地上で22本の材を揃えて棟木上で南側と接する30%勾配の木口を丸ノコで次々に切断した。

二人で梁上に上がり(Macchanは高所恐怖があるので高所ベルトを着けて)インパクトドライバーを使って90mmビスで垂木彫り部分に左右から斜めに2箇所ずつ留めていく。22本200箇所近く全て留め終わったのは有線のチャイムが鳴り終わった5時過ぎ、木琴のように見える北半分の垂木の写真を作業小屋の屋根から撮っているうちに、太陽はコロロンと音を立てて沈んで行った。

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梁上に現れた幾何学模様

2010-03-17 | 300万円の家づくり
春になってもう引きこもったと思われた冬将軍が3週間ぶりに現れた昨晩、台風並みに吹き荒れた大風が朝になって大分弱まった。それでも平年並みとは言え昨日より10℃以上低い今朝は、大工のMacchanを震え上がらせるには十分な寒さだ。いつもよりオーバーパンツとウィンドブレーカーを増やし、着膨れして現場に出発した。

単独作業を覚悟して到着したら、監督なべさんが先に着いていた。往路の車中で今日は一昨日午後半分終了していた束部分の筋交い(小屋筋交い)取り付けをやろうと考えていたのだが、やり方がわからない部分を監督に電話で問い合わせようかと思った矢先だった。やっぱりなべさんは困った時に現れるスーパーマンことクラークケントだ。

解らなかった小屋筋交いの北側桁への留め方を教わって、今日の作業開始。北側の屋根の流れは変則で、最北端は桁から90cm高さの束がくるので束をまとめる南北の筋交いの端は桁に留まらないのだ。従って7~9行目の母屋下束と9~10行目の束を、別々の筋交いでV字型にしてそれぞれの下端が桁に留まるようにするアドバイスを受けた。

一旦理解納得出来ると自分でも不思議なくらいのスピードで、ビューっと突き進むことができるのがMacchanの昔からの特徴だ。作業は順調に進んで、3時頃には全ての小屋筋交いの取り付けが済んだ。その後明日の単独作業に備え垂木取り付けテストを1列分終えて、夕空をバックに写真のような美しい?「幾何学模様」が現れた。

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色んなことをやった日

2010-03-16 | 300万円の家づくり
台風のような、雨風が強い大荒れの夜が明けた。目覚めたら雨こそ止んでいたが、天気予報のように晴れてくるとはとても信じられないような朝だ。雨なら雨でこんな日はやることがあるぞ、とMacchanは天気に向かって息巻いている。

滞在中の三男の嫁さんYuちゃん、孫1号のKoちゃん、母親とかみさんの5人でKo中心の賑やかな朝食開始。先週末から曾孫を相手にしている母は、名前は直ぐに忘れるもののずっとハイになっていて調子がよい。可燃ごみを出し、デーサービスとの連絡帳に記入し母を送り出す。出かける支度をして先ず郵便局で金を下ろし、昨晩合唱練習後引き受けてきた4月18日演奏会の招待状を80通近く発送する。

続いて軽トラの車検を受けに、東名インター近くの「軽自動車検査場」に出向く。2年前自分で車検を受けて(2008年3月17日付け記事「軽トラ車検を、自分で受けてきました」参照)、車検代を1万円近く節約できたのに味をしめていたのだ。忘れていることがいくつかあり、スムーズに行ったとはいい難かったが、教えてもらいながら1時間余りで無事車検をパスした。帰途整備工場に寄って、ちょっと嫌味だったかもしれないが報告を兼ねて車検整備費用を支払った。車検代行資格をもつ工場にとっては、多分代行手数料1万円を加算できないのは痛手だと思う。長年お世話になっているところだが、生活防衛には替え難い。

一旦帰宅して孫1号と、カレーうどんの昼食をとる。1歳半の子供にはママは辛くない特別ルーで作った特製カレーをご飯にかけてやっている。うどんでは「大変なこと」になるので、Koにはここはご飯なんだそうだ。爺は食後、そそくさと現場に向う。今日2回目の「バイバイ」を背に受けて出発だ。

浜名湖は昨晩の大雨で河川から流れ込んだ濁水で、河口付近が黄土色に変色している。現場も水浸しだ。雨量が凄かったんだね。昨日の棟上後小屋束を板や間柱材で半分ほど締結していたが、今日は強い風の中恐々梁上の足場に上がって「はみ出し」部分を手ノコで切落とした。風はますます強まり、身体が時折煽られる。少々危険が伴うが作業は面白く、安全ベルトを取り出して小屋束の金具留め強化に精を出した。しかし西高東低の北西風は吹き募るばかり(写真=昨日の御幣飾りはいつの間にか吹き飛んでいた)、5時の有線チャイムと共に作業を中止した。

夕食後Koとの初風呂体験、両者共やや緊張気味で用意したおもちゃの出番があまりないまま終了した。高所作業と慣れない面倒見で、爺は緊張続きでどっと疲れが出た。
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棟が上がりました!

2010-03-15 | 300万円の家づくり
週が明けて、先週から予定していた「棟上の日」がやってきた。監督なべさんの提案で、いつもより1時間早い9時作業開始になった。午後から雨が降るかもしれないという予報で、余裕をもたせた。棟梁のうーさん、監督のなべさん、団長のいとちゃんの揃い踏みだ。多少の緊張感に包まれて(緊張してるのはMacchanだけでね~の?)、皆の動きがいつもよりキビキビしているように感じられる。

早速先週の続きの、「母屋」5列から組み立て開始。母屋一列は3m強平均の3本の角材から成るが、蟻ホゾとホゾ受けの組み合わせで接続しているので端から順番に組み立てていく必要がある。5列目は3本ともほとんど調整をする必要がなく、それぞれ「カスガイ」で留めて終了した。6列目は、建物の4部屋の区切りになる梁が交差する列になる。交差部分にコンパネ1枚で足場を作ってあるので束を立てることが出来ず、後回しにして7列を先にやることになった。

7列目を手掛けて、いきなり大チョンボが発見された。母屋の1本の裏ホゾ穴2箇所が、全く忘れられて開いていない!! 監督の指示でMacchanは下に降りて、罫書きと暫くぶりの角ノミの世話になってリカバリーに勤しむ。その間他のメンバーで他の列の組立てをやってもらって、そのうちいよいよ母屋最高部の7列目の組み立てに入った。3本目の角材を上から掛矢でドンドンと叩き入れて、全母屋組み立ての完成でぇ~す。うーさんお手製の「御幣(ごへい)=棟上に使用する和紙製のビラビラ飾り」を取り付けて、先週国吉町のSさんから頂いた「祝棟上」の酒を振りかけた。当然係わった4人のメンバーも、神様のお相伴をすることを忘れない。神主さんの登場も、遠州地方の習慣の「餅撒き」もな~し! 

そして足元覚束ない梁上の足場上で、セルフタイマーで記念写真を撮った(写真)。みんなそれぞれいい顔をして、なんと嬉しそうなこと。そしてうーさんの奥さんMaちゃんお手製の赤飯とすいとん入り豚汁、なべさんのおくさんMiちゃんお手製の鯛めしと山盛りの白菜漬物で豪華なお祝いの昼食になった。一人しっかり2人前ずつ食べて長い休憩をとったのに、午後の作業はとても苦しかった。
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