団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後17年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

一月早い節目のお祝い

2009-12-31 | 日常
今回の正月休みは、この10年来余りなかった連続休暇がとりにくいカレンダーだ。それでもメーカーに勤務している3人の息子達家族が、大晦日に皆揃って楽しい夕餉の卓を囲んだ。

乾杯の時にハプニング、一ヶ月早いかみさんの還暦を祝うショートケーキが出てきた。ケーキ作りが得意な、次男の嫁さんMちゃんの手製だ。食卓の主役はともすると孫1号孫2号のダブルKに移っているが、ハッピバースデーの歌とローソクを吹き消す瞬間だけは満面笑みのかみさんのもの。

次々に生まれた孫達も連れて、本来の誕生日ごろに伊勢志摩に旅をしようと計画していた。孫3号のリーチもかかって旅が順延になり、今回の早めの誕生祝になった。今冬2回目の大型寒波がやってきて、世の中文字通り冷え切ったまま大晦日を迎えたが、小市民Macchanちはささやかなぬくもりがもたらされて暮れていくのだった。

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恐るべし中国!

2009-12-30 | 日々雑感
中国が単なる「発展途上国」といわれた時代からこの10年、爆発的に成長を続ける国力をもって世界の政治経済の一大勢力になってきたことは、万人が認めるところだ。国連やCOP15の発言力を見るまでもなく、先進各国の苦戦を傍目にGDPの成長力や自動車生産台数の実績でも、明らかに世界の3本指に入る実力を身に着けていると思われる。

そんな中国の国力を庶民の我々が身を持って体験できるのが、家電製品・日用雑貨・衣料品や食料品の生産国表示だ。後者の食料品は数年前からの数あるやばい事件以来、安全度の危惧からもう一つシェアを伸ばしきれていない観がある。しかし前者に関しては普及中級品はもとより高級品の一部に至るまで、中国製品は溢れかえっている。

庶民は日常目にする圧倒的な品数に影響されることが多いのだが、中国の最近の国力はすげーなぁというのが大多数の意見だろう。裏に隠れている国の人口が日本の10倍、アメリカの5倍というのが最も力をもつ根源だと思われる。それと一党独裁のゆるぎなき政策でコントロールされる、中国「元」の貨幣価値の維持(切り上げすべきタイミングを無視しての維持)も無視できない。

Macchanが仕事で頻繁に中国を訪問していた10年位前に、すでに取締りを手加減しながら輸出入をコントロールしていた政府の下で、「捕まったら死刑になる覚悟」で「上手く振舞って」富豪になっていた逞しい人々を何人も目にしていた。

そんな中で最近目にした改めて新鮮な中国製品が、写真の「20本100円の消しゴム付き鉛筆」だ。「遊び小屋DIY」の現場で最近頻繁に使う「罫書き用」として、100均で購入した。1本なんと5円で、品質もそう悪くはない!! 沿海州では既に平均月収が3万円以上になっている中国も、このようなローテクの手工業品を賃金1万円以下の内陸の発展途上地域で十分間尺に合って作っているのだろう。これからどうなる、恐るべし中国!! どうする日本!!

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燻製作りの余禄

2009-12-29 | 料理DIY
今冬の燻製作りを始めて一ヶ月、豚肩ロース肉に続いて鮭を2回仕込んだ。豚肉は塊を切り分けるだけだが、鮭は一匹を3枚に下ろすので頭や中骨などが残る(写真)。今回は5匹、6匹と続けて仕込んだので、例年の通り大量の「余禄」が出た。

飽食の時代の今は、「鮭を余すところなく食べる」という習慣はあまり残っていないのかも知れない。しかしけちなMacchanは違う、魚売り場から時にはわざわざ買ってくるほどの「アラ」好きだ。アラが美味いのは、鯛・鰤・鮭がベストスリーだな。

鮭の燻製を仕込む時、そんなアラがこんなことが許されていいのかというくらい、無料で?大量に手に入る。中骨だけロースターで焼いて肉をほぐし、振りかけにして食べたこともあったけど、関節がゴキゴキ音を立てるようになってきたコラーゲン不足の「アラ還」族としては、ここはまとめて大根の「アラ煮」だね。畑から引っこ抜いてきた大根にも旨味が滲み渡り、2日目3日目は最高じゃて!

特に頭の部分は「氷頭=ひず」としてことさら珍重する地方もあるようだが、軟骨の部分は透き通って白馬黒菱ゲレンデのアイスバーンの様だよ。でもこれはなかなか刃が立たない蒼氷と違って、容易に歯が立つ絶好の鮭の(酒の)肴なり。これを「燻製作りの余禄」と言わずして、何と言おうや?!

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今年最後の「遊び小屋」作業

2009-12-28 | 300万円の家づくり
昨晩の浜松男声合唱団忘年会でしこたま呑み食べ歌って、バス停3つ乗り越すほど眠りこけ、さらに深夜1時半までかかって燻製の鮭第2弾を仕込んで眠りについた。7時ごろ雨音で目覚めたが、頭はまだ朦朧状態。そうだ、今日は今年最後の作業日じゃないか! 昨晩帰省した長男Dが、手伝ってくれると言ってたな。

9時を過ぎたら天気がどんどんよくなって、晴れ間が見えてきた。よ~し、工事現場へ行こう。工事現場は雨と強風でシートがめくれ、ちょっと荒れた状況になっていた。早速先週の続き、「垂木彫り」にかかる。初体験のDには要領を説明して、先週末の団長いとさんと同じ役割(手ノミで彫る)を依頼した(写真)。

普段の現場は平均年齢65歳前後だが、今日はぐっと若返って40代後半になった。垂木彫り4日目での初体験は、「母屋7行目」が「棟」に相当するので両側に「彫り」を施すことだ。ということで先週22日の記事では198箇所の彫りと書いたが、1行分増えて合計220箇所を彫ることになった。

強い突風が時折吹く中、結局4時まで頑張って材料レベルであと5本までにこぎつけた。年明け6日の工事再開で、多分全ての刻みが終了するだろう。いよいよお待ちかねの棟上作業に入っていく。Dは「難しい」を連発しながらも、薪ストーブの「現場食」も体験して満更でもない様子だった。
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What to do,today. (今日やること)Ⅲ

2009-12-26 | 日常
平日は「遊び小屋DIY」に出かけるようになって、週末には他のやるべきことが集中する。金曜日の夜はかみさんにも頼まれごとを聞き出して、「What to do,today.」を忘れないようにメモ書きする。

①燻製の仕上げ
②第2弾の新巻き鮭の購入
③「台所混合栓」の水漏れ修理
④4人分の散髪
⑤年賀状書き

起床後は①の燻製仕上げだ。昨晩冷燻にしておいた豚肉を温燻にするべく、1000Wの電熱器に3種類の燻煙材を缶に入れたのを載せ、70~80℃位を約5時間持続させる。温度が高く風が無い日は、鮭を風乾している窓を開け放った北側の部屋では扇風機を掛けっぱなしにしている。次に「菊とおじさん」のIさんちの③の修理は、先週頼まれて付け替えた混合栓から水漏れするとのことで、水道管シール用のテープを持って参上。小一時間の格闘の末、3度目の正直でやっと水漏れが止まった。水栓金具は易しそうに見えて、なかなか侮れない。

その次は②の燻製用鮭購入。先週第2弾分は予約できないとのことだったので、昼前に店頭に行ってみた。目指すサイズの新巻きは8匹あったので、6匹購入した。カチンカチンに凍っているので、車庫の奥に放置して明日仕込みをすることにした。家人に同時に依頼された買い物を、見事に忘れた。やっぱりメモは重要だ。

午後は4人分の散髪をすることになった。3人の子供たちが巣立つまで、バリカンと鋏で延べ20年以上スキンシップ?を兼ねながら散髪代を浮かせた。年金生活になってからは、かみさんのショートヘアにも手を染めた。まずまずの出来上がりを見てか、Uターンしてきた次男と嫁さんのリクエストにも応え始めた。今日は更に加えて母にも声をかけたら、初めてやってもらうように神妙にしていた。髪の毛が汚れていたので、カット後洗髪サービスもおまけした。これからのスキンシップは、母と孫だな。

晩酌をして気分は絶好調だが、まだ⑤の年賀状書きが終わっていない。印刷部分は一昨日終了しているが、一言コメントと宛名の手書き着手に逡巡している。この数年絞りに絞ってわずか150枚になったのに、まだ明日があると思うと手が着かない。「明日できることは今日するな」、Macchanは都合のいい時はたやすく中近東の異国人になれるのだ。

写真はメジロを追い払ってみかんを独り占めする「ヒヨ」。冬になって毎日やってくるが、「独りで食って美味いかの?」とつい言いたくなる。
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垂木彫り3日目の成果

2009-12-25 | 300万円の家づくり
なんでこんなに穏やかで暖かいの? と思わず感謝とも不平ともつかない感想をもらしてしまいそうな一日だった。昨日の例年並の気温から、今日はさらに上昇して2~3℃高かったらしい。早朝の厳寒スタイルから1枚脱ぎ2枚脱ぎ、日中は下着とシャツの2枚だけで作業をしていた。イソップの、「北風と太陽」の物語を思い出していた。

昨日に続いて「垂木彫り」作業の3日目、現場に着いたら程なく団長のいとちゃんが来てくれた。罫書きと丸ノコ目を入れた後の、手ノミでの削り取りの分担をお願いした。作業中の小休止やスパゲッティの現場食後休みには、正月休み中の計画や互いの母親の近況や棟梁のうーさんの話題になった。

そういえば棟梁のうーさんが、暫くこの記事に登場しないと思いませんか? うーさんは1ヶ月前バイクに乗っていて交通事故に遭い、奇跡的に軽症で済んだ。2週間の入院2週間の自宅療養で、今朝は表情や話すことは普段と全く変わりなくなった。今日は暫くぶりに現場に行くかなと思ったらしいが、カムバックは切りよく年明けからにしようと決めたらしい。本当に良かった、大切な先輩兼相棒を失うところだった。

今日は日暮れまで頑張って、「母屋」を2本分と少し終了した。残りは3本分弱、28日と年明け最初の日の作業で9本分全ての「母屋」が終了するだろう。その後晴れて「棟上」工程に移れるはずだ。しかし油断はできんぞMacchan、今日も作業中チョンボを何箇所か発見したぞ。昨日に続き「蟻ホゾ」加工の忘れ一箇所、そしてケラバから60cm目の処理間違いがあり調整に少し手間取った。(写真は丸ノコで、目見当3寸勾配の「ノコ目」を入れているところ)

これからも何が起こるかわからないが、怪我だけはしないように気をつけてゆっくり楽しみながら作業を続けたいものだ。



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垂木彫り2日目の成果

2009-12-24 | 300万円の家づくり
冬の始まりにしては異常な寒さの一週間が過ぎて、昨日からやっと平年並みの気温に戻ったようだ。2日ぶりの現場は穏やかで、とても作業がしやすくありがたい。

早速一昨日残した、6箇所の「垂木彫り」から始めることにした。昨日休んでいる時に考えた、3寸=30%勾配の手ノコによる「ノコ目入れ」一箇所5本の工程を、丸ノコでやれないかどうか試してみた。歯の出方を最大深さ17mmに合わせ、目の子で丸ノコを30%勾配に合わせてノコ目を入れてみる。

油断するとキックバック(歯が食い込んで丸ノコが暴れること=怪我する可能性がある)を起こしそうだが、なかなか上手くできそうな気がする。あくまでも横着しないことを誓い、慎重に切り込み作業を進める。手ノコに比べれば、数倍の能率だ。

ノコ目を入れてからの「手ノミ」による掻き取りも要領を覚え、見違えるほど精度を伴ったスピード感が出てきた。こうなると最も時間がかかるのが「罫書き=彫る範囲を測って鉛筆で描く」だが、こればかりは電動の力を借りるわけにはいかない。

その後日暮れまでに「母屋」2本分の「垂木彫り」を終え、今日は延べ50箇所の彫りを終了した。一昨日と合わせて3本分66箇所、全体の三分の一が出来上がった。今年中の作業可能日は明日と28日の2日間しかないが、かなり進みそうな気がしてきた。しか~し、焦ってはいけないのだ!

(写真は工事現場の近く、Sさんが4万円かけてログハウスを独りでクリスマス装飾したもの。お見事!)
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Macchan、燻製の仕込みはどうした?

2009-12-23 | 料理DIY
体調を崩して何もやる気がなくて家でぐだぐだしていた先週末、連日寒風が吹きすさんで燻製作りには最高のコンディションが続いた。Macchan内心は焦るも、そこはぐっと堪えて今日の日を待った。

一昨年も昨年も年末の今頃、豚肩ロース肉や新巻鮭の燻製作りを詳細にレポートしていたので、「今年はどうした?」と心配した方があったかもしれない(無いか?)。どっこい今月初めには豚肉8Kgを仕込み、1週間に一回ずつ容器の中身をひっくり返して熟成具合を確かめてきた(写真)。本日仕込んだ第一回目の新巻鮭仕込み5匹と合わせて、今週末に塩抜きと風乾をして煙をかけていく。

昨年も書いたが、約1ヶ月かかる豚肉と約1週間で出来る鮭との出来上がりタイミングを計るのが、なかなか難しい。特に今年は日本近海の鮭が不漁のようで、なかなか安くていいやつが大量に店頭に並ばない。今回の5匹は先週予約して、やっと一昨日入手できた。来週初めの次回の仕込み分は予約さえできず、店頭に並ぶのを待つしかないらしい。

自己流ながら20年作り続けてきて、「美味い」と言って出来上がりを待ってくれている人もいるのが嬉しい。家族はもちろん自分も、「今年のはどうたらこうたらーー」いいながら食卓を囲むのも楽しみだ。来年か再来年か「遊び小屋」の囲炉裏が出来上がったら、作り方や楽しみ方がまた変わってくるかもしれないね。
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垂木彫り始まる

2009-12-22 | 300万円の家づくり
今日も寒さが続いているが、寒さも一週間くらい続くと身体が慣れてきたとみえる。管理事務所に確認したら、正月休暇中の工事禁止日は12月29日から1月5日までの8日間だそうだ。年明けからの棟上作業を控えて、通常でも平日しか工事ができないのだから、少々の寒さでは休んでいられない。

残り5本の小屋束(つか)を仕上げていたら、監督が到着。今日は「垂木彫り」を控えているので、質問したいことがいくつかあったのでグッドタイミング! なべさんは別名クラークケント(誰もそう呼んでいないけど、昨年来困った時に不思議に現れる、Macchanにとってのスーパーマンなのだ)だから、質問を予想していたのかもしれない。

薪ストーブを焚いての昼食休みに、垂木彫りのロジックを相談して決めた。「遊び小屋」の柱間は100cm単位なので、屋根裏小骨である「垂木」は50cm間隔で取り付けていく。東西に突き出た屋根のケラバは柱や梁の中心から60cmなので、この部分の処理法の知恵を借りたのだった。母屋先端と30cm目に1本ずつ、外壁を張る関係で60cm目は垂木のサイド面が柱や梁のサイド面と一致するように調整した。

全ての小屋束刻みがめでたく終了した後、早速「垂木彫り」の作業開始。ロジックに従って慎重に罫書きを終えた後、手ノコで3寸(30%)勾配に従ってノコ目を1cm幅位で何本か入れる。それを次々にノミで彫り取っていくのだ。長さ970cmの「母屋」1本には、都合22箇所の「垂木彫り」が必要。母屋は全部で9本あるので、合計なんと198箇所の「彫り」が必要ということになる。

夕方2人で2時間くらいチャレンジして、やっと16箇所終了。予想したとはいえ、これは時間がかかりそうだぞ。明日は祭日なので、この作業の続きはまた明後日木曜日のこころだ!



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あと5本! あと5本!!

2009-12-21 | 300万円の家づくり
先週木曜日の夜、疲労か風邪か体調を崩して週末は大事をとりブラブラ過ごして休養をとった。今日もまだ寒さが続く中、お陰で元気が出てきて4日ぶりに現場に出向いた。

早朝こそ風が弱くてよかったが、現場はめくれたブルーシートがバタバタ音を立てるほどの強風。作業はできるのか、病み上がり?にはきついぜよ。この何週間か総数63本もの小屋束の刻みを続けていて、先週までに49本を終えていた。残りは14本、150~180cm級の長い束だ。

3m~6mの4寸角の、使わなかった柱材を流用している。今日は6m材2本と4m材を1本、材木の山から引っ張り出して使うことにした。6m材は重いうえに風に煽られて、馬まで運ぶ僅かな距離でもフラフラする。日暮れまで頑張って、都合9本を仕上げた。あと5本、半日ちょっとで小屋束の刻みが終了するはずだ。

残るは「母屋」材に載る「垂木」が斜めに接する部分を削る「垂木彫り」を、200箇所くらい仕上げる大仕事がある。年明けから始まる「棟上」に向って、いよいよ追い込み態勢に入ったぞ。写真は、今日の刻み作業終了後の現場。縦引きした束ホゾ部分の、大量の端材が溜まった。これからまだまだ厳しさを増す寒さを乗り越えるために、現場食作りや暖をとるための有りがたい燃料になる。

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視覚的「厳寒」

2009-12-20 | 日常
気象庁の1~3ヶ月先の長期予報はさっぱり中らないが、週間予報レベルは全く正しい。この4~5日は日を追って寒さが増し、週末には大きな寒波がやってくるという予報に覚悟を決めた。先週木曜日の作業後珍しく体調を崩したが、週末は大事をとってよく眠り、買い物以外の外出も控えていたお陰ですっかり気分がよくなった。

今冬暖地浜松では、気象台発表の最低気温はまだ零下にはなっていない。しかし当地の気象台は中心市街地に近く、測定箱は地上1.5mというじゃないか。岐阜県高山市に次ぐ全国2番目の広さを誇る(誇れるか??)市民の多くは、公表値より寒さを実感しているのではないか。

郊外のMacchanちは昨朝この冬初めて氷が張り今朝もさらに厚いのが張ったぞ(写真=以前も当ブログに出したような記憶があり、ちょっと気がひける)。広くもない庭には、かみさんの趣味で代々繁殖させた金魚やメダカやホテイアオイの鉢がいくつもある。しかし、全てに等しく氷が張っているわけではないのが不思議だ。

場所により日中の日当たりが異なり、寒風が吹きつける度合いも違うのだろう。鉢の大きさや、深さも関係があるのかもしれない。この数日早く寝るお陰で、その分早く目覚める。窓際の寒暖計4℃を確認しながら夜明けの冷え込みを体感し氷の張り具合も観察出来る。気象台が発表する最低温度を夕刊やネットで知るより、体感と視覚で感じる「厳寒」のほうがずっと真実味がある。


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「山茶花」について考える

2009-12-19 | 日々雑感
花が乏しくなる秋の終りから冬にかけて、家々の生垣などに彩を添えてくれるのが山茶花だ(写真)。椿と似ているが、葉が小さく周囲にギザギザがあるのが異なる。同じ椿科のようだが、開花後花がボトッとまるごと落ちる椿と違い、山茶花は花びらごとに散っていく。

以前から山茶花なら「さんさか」と読むのに、どうして「さざんか」を山茶花と書くのだろうと思って調べてみたことがある。今回も記事にする機会に、改めて調べなおしてみた(Macchan、忘れただけだろ!)。Net検索結果のいくつかの解説を総合してみると、どうも次のようにして誤って伝わってきたらしい。

椿のことを「山茶花」と言っていた原産地中国から日本に伝わって、最初は「さんさか」と呼ばれていた。そのうち日本原産の「ささんか」と混同されて、「山茶花」の字をあてがわれ「さざんか」と訛って発音されるようになった。ちなみに「ささんか」は江戸時代にヨーロッパに伝わり、英学名も「Sasanqua」と名づけられているという。

良くも悪くも、正しくても間違っても長い間にすこしずつ変化しながら、世の中に広く伝わって定着するのが「文化」というもの。面白いじゃありませんか! 大きな図書館で一日がかりで調べないと解明できない疑問も、IT文化が定着して居ながらにして短時間で知識にすることができるようになった。数十万円した「大百科事典」が、古書として価値が無くなりゴミに出される時代。これも「現代文化」というものなのだろう。

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寒風が身にしみてーー

2009-12-18 | 300万円の家づくり
今来ている寒波の勢いは猛烈だ。数日前まで雪が全然無かった北国からも、積雪1m近い真冬並のニュースが届く。

棟上直前の追い込み「刻み」をやっている現場にも、寒風は容赦ない。昨日は監督のなべさんが昼前から手伝いに来てくれて、120~150cm級の長い小屋束の加工を8本終えた。日中でも8℃程度にしかならなかった中で鼻水をたらし、強い寒風に知らず知らず歯をくいしばって頑張っていたのだろう。帰宅したら、このところ感じたことがないほどの強い疲労感に襲われた。

夕食に出ている好物の豚カツを見ても、箸がすすまない。つまみを少し、熱燗を一杯呑んだだけで寝てしまった。それから10時間ひたすら眠って、早朝棟梁と監督と団長に「今日は作業中止」のメールを入れた。身体は大分復活していたが、今日は大事をとってさらに昼まで眠り続けた。

写真は工事現場近くで、寒風に揺れる「タカサゴユリとススキ」。続く暖かさの中での狂い咲きだったのだろうが、Macchanと同様冷たい風が身にしみていることだろう。


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小屋束の刻み、3分の2終了!

2009-12-16 | 300万円の家づくり
一昨日より昨日、昨日より今日と段々寒くなってきた。北国の人が聞いたら、「暖地浜松の住人が何を甘ったれとるか!」と叱られそうだ。下着はもちろん長袖シャツに長パッチ、上着はフリースに裏起毛オーバーパンツを着用してモッコモコ状態。それでも作業を始めると暖まってきて、フリースだけは脱ぎ捨てる。

今日は弁当持参の団長いとさんが早々登場し、束の縦引きに次々と挑戦してくれた。途中またまた上下ホゾの向きを間違えて2本罫書き丸ノコを入れてしまったが、たまたま11寸高さの梁に載る分が28~57mm短くする必要があり、一部ホゾの長さをごまかして流用に成功した。

昼食は現場食を作る必要はなかったものの、薪ストーブの火を熾してコーヒーを沸かしながら暖をとった。いつまでも離れがたい温もりに決別し、心を鬼にして?作業再開。間違いのリカバリーに少々ロスタイムもあったが、今日も10本完成させて都合41本、全体63本の3分の2がめでたく終了した。

明日から週末にかけて、もっと寒くなるってよ。えらいこっちゃ! ヒートテック下着を買いに、ユニクロへ走るか? いやいや、これ以上ユニクロを一人勝ちにさせたくないしぃーー。へそまがりな小市民Macchanは、こんなことで悩んでいる。
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Macchanもすなる大工仕事といふものを、監督もしてみんとてするなり

2009-12-15 | 300万円の家づくり
寒波の勢いが増して昨日より寒くなった今朝、昨日に続いていつもより30分早く現場に着いた。寒いのに違いはないのだが、遠州地方の冬は朝早いほうが風の勢いが弱くてよいかもしれない。今朝の地平線の美しい朝焼けは1時間くらい長続きして、まるで「パリは燃えているか」という感じだったな。

今日も昨晩のおかずの残りを弁当箱に詰めて出かけた。黙々と作業すること2時間余り、昼飯を食べ終わって早めに再開したらなんと監督のなべさんがやって来た。作業をしながら日曜練習のことや、なべさんが推奨してくれた月曜日のBS日テレ22時からのプロ合唱番組、「男声フォレスタ」の話題に花が咲いた。監督の推薦だけあって、ほんとによか番組だったとですよ。

小屋束の刻みが進んで、日々加工する材の長さが増している。逆に最も時間がかかる材の縦引きがやりやすく、慣れてきたこともあって大幅に時間短縮している。何も早くやることが目的ではないが、早く且つ精確に出来ればこんなに満足なことはない。生まれてこのかた62年余の性になっていることでもある。

今日はなべさんが久しぶりに加勢してくれて、10本以上仕上がった。監督はあまり慣れない大工仕事にも、一生懸命進んで力を貸してくれる(写真)。お陰で今日までに、全63本の束の半分強が仕上がったことになる。年明け早々の「棟上開始」という目標の実現が、俄然真実味が増してきたんじゃないかの?

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