団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後17年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

モデムが壊れた

2012-11-30 | 「遊び小屋」を遊ぶ
写真がない携帯からのマジな記事を1日入れたが、この6日間ネット通信の核になる「モデム」が壊れてPC情報の出入りが全く出来なかった。ネット契約をしていない携帯電話とメールのみがかろうじて開通していたので、その機能を使用してブログ投稿したのだが時間がかかり過ぎてどうもねえ。

連休の最終日からモデムが調子悪く、それまでも度々ネットが繋がらない時があったので、「なかなか光にしないADSL契約者に対するYahooの嫌がらせかよ」と2~3日は気にしながらもほったらかしにしていた。痺れを切らして水曜日に、Yahoo.bbのテクニカルサービスに電話した。

丁寧で親切なサービスの女性に症状を伝えたら、「故障したと思われますので取替えさせていただきます」とのことで今日新しいモデムが到着した。設置後6年半も経っていたが、機器がレンタルだったせいかシステマティックに宅配交換で事が済んだ。絵入りのマニュアルの指示通りに進めたら、たった5分で交換が済んだ。むしろ埃たっぷりの箪笥後ろの掃除の方が、倍以上時間がかかったのだった。

最後のアナログ世代のMacchanも、日頃メールやブログやネット情報に1日1時間以上も(数独のプレーも含めれば2時間か?)世話になっているので、この部分はすっかりデジタル人間になっている。

というわけで、今週はいつもよりアナログ人間性開放の「遊び小屋」へ通う回数が増えた。今月は杉桶風呂の完成を目指す予定だったのだが、時節柄収穫した「大豆・黒豆干し」や「干し芋」作りなどに時間を割き、はまってしまった「庭の段々花壇造り」に励んだ。今日はヘルプ陣は誰も参加がなかったが、日がな一日薪かまどで火を焚きながら干し芋をせっせと作り、合間に段々花壇作りで出た小石を集めて駐車場に敷き詰める作業を黙々とやった。

BGMにはお気に入りのクラシックや懐メロの数々、「遊び小屋」前は農家の庭先状態になっているが、こんな「田舎暮らし」にずっと憧れていてこの頃やっと実現したんじゃないか。(写真は火曜日に「遊び小屋」前の公園で拾って来た「椎の実」をなべさんが鍋で煎っているところ。懐かしい味でうーさんともども手が止まらなかったな)
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墓の在り方が急速に変わってきた

2012-11-27 | 日々雑感
以前同カテゴリーの記事で、「寺と墓の在り方が今後大きく変わるのではないか」という意味のことを書いたことがある。少子化の下で家族の在り方や家督相続の考え方が、近来大きく変化していることは否めない事実だ。

戦後新憲法が制定されて60年余、2世代を経てこのところやっと「長男(長子)が家督を継ぎ父母の面倒を看て見送り先祖代々の墓を守る」という習慣が薄くなり、替わって「子供はみな平等に遺産を引き継ぐが、親の面倒も平等に負担する」ようになってきたのではないだろうか。急速な少子高齢化と核家族化で物理的に介助介護が難しく、老老介護では先祖の墓も維持存続できないことがその傾向に拍車をかけているように見える。

実は我が家でも他人事ではなくなってきた。Macchanの父親が七年前に亡くなって、浜松市内の公営墓地に新たに墓を建てた。次男だった父は、70年近く前に実家を出て独立したので墓がなかったのだ。しかしこの新たなM家の墓も、永続できる保証はない。墓地は市からの借り物で、墓を守る市内在住の親族が途絶えたら返納しなければならない。住民税で造成維持管理されているので、これは当然の事だ。

などという覚悟ができてきたら、なんと父に先んじて亡くなったかみさんの両親が眠る市内の寺の墓を千葉市に移転するという。三姉妹で協議した結果、千葉に在住する姉が代表して守ってくれることになった。夫の両親の墓も市の公営墓地に移転させ、新たに墓を作って合葬するそうだ。浜松市の霊園でも最近よく見かけるようになった、「両家の墓」ということになる。昔「分家」、今は「合家」ならぬ「合墓」だ。

一方古くからある寺の墓地は無縁仏が増え、区割りされた墓地に墓石が撤去された空き地が目立つ。檀家が急速に減り、寺の経営ひいては存続にも関わる由々しき問題だ。今後はさらに「○○家」の墓ではなく、形態も変えながら家族または個人の墓に変化していくのではないだろうか。はたまた人類は皆家族ではないが、大地や海に散骨というスタイルも増えるのではないか。(写真は連休に訪れた細江の名刹、黄檗宗初山「宝林寺」の立派な山門=記事には無関係です)
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浜松地酒花の舞「そば前」

2012-11-24 | 地域交流・地域文化
昨日からの三連休を利用して、千葉からかみさんの姉妹夫妻が浜松にやってきた。暫くぶりに我々夫婦を入れた6人で、食事や近郊の旅を楽しんでいる。

今日は奥浜名湖北五山の一つ、細江の黄檗宗初山「宝林寺」を訪れた。長く浜松に住んで五山の四つはすでに見学していたものの、残ったここは意識はしていたが何故か縁がなかった。今から350年ほど前に、明国の僧独湛禅師によって開創された古刹だ。

古い寺だけに国の重要文化財が2棟、境内を進むと美しい檜皮=ひわだ葺き1667年建立の佛殿と、茅葺きの1716年建立の方丈の姿が訪れた者達を圧倒する。その他県や市指定文化財の仏像や絵画が、文字通り目白押しの状態で展示されている。有名観光地の古刹と異なり、連休でもさほどの混雑はなく寺自体も「どや~っ」という雰囲気が余りなく落ち着いて楽しめる。

昼が過ぎて一行の腹が減ったとみえて、あちこちから「グ~」という空腹のシグナルが聞こえてきた(それMacchanのやろ!)。そこから車で15分ほどの「遊び小屋」へ案内して、早速いつもの焚き火。事前に準備した畑の野菜とカニ缶とゆで卵でサラダを作り、パウチのソースをかけたスパゲッティとで簡単な昼食をとる。夕暮れまでの数時間、小屋の中で炬燵を囲んでまた歓談。

帰途家の近くの新しい蕎麦処「蕎里」で食事。蕎麦屋なら茹で上がる前に「酒」でしょ、とMacchanはもう呑まなくなってしまった義兄弟を尻目に評判のよい地酒「花の舞」を独り注文する。純米酒「そば前」と銘打つ小瓶は、地元に住む酒好きも見たことがないもの。「そば前」の意味は友人の食通Himorinのブログで知っていたが、そのものずばりの銘柄がこんな近くにあったとは! 蕎麦屋向け専門のオリジナルかもしれないね。

で味わいはど~だったかって? 定食で頼んだおかずの玉子焼きと蒲鉾(すりおろしDIY山葵付き)と単品で頼んだ鴨焼きと共にキュッとやる、「そば前」はなかなかよか習慣でごわす、と俄か通ぶる。
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人生もかくあるべし

2012-11-23 | 日々雑感
今月は落花生や大豆・黒豆など豆類の収穫が続いている。落花生と違って大豆や黒豆は完熟状態が眼で見えるので、葉が落ちて鞘が枯れている株を順次選んで引き抜き、三ケ日の「遊び小屋」のテラスで干している。

今日はかみさんとテニスに出かける前に、3度目の収穫をやってきた。毎年大豆・黒豆を収穫していて思うこと。豆鞘がたくさん付いた株を引き抜き、豆を取り出しやすいように枯れた葉や実の着いていない鞘や枝を取り除く。鞘は枯れても簡単には枝から落ちないのだが、茂っていた葉が落ちた後の枝は、生えている逆方向に曲げるといとも簡単にポロッと落ちる。

茎には豆が入った鞘だけが鈴なりに残れば良く、たくさんの葉を支え豆に養分を送っていた用済みの枝は早々に邪魔にならないように消えていく。まるで後輩や子供を育て上げ、後顧の憂い無く潔くリタイアしていく職場の上司であり、次世代にバトンタッチする親の様ではないか。

生物ピラミッドのトップに君臨する人間様。往々にして名声と金力を得た成功者ほど、現状の地位にしがみつく例が多いのではないか。政財界のトップには、植物界にも劣る醜い「しがみつき」の例が少なくない。
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来ました「罰金」通達

2012-11-22 | 旅行
先月上旬に旅したアメリカNH(ニューハンプシャー)州で犯した、罪に対する罰金通達が今日届いた。有料道路通行料不払い罪だ。

10月3日朝、宿泊したSalemのモーテルを出て「湖水地方」を目指す高速道路が有料道路だった。3~40歳代に何度か走ったカリフォルニアやコロラドやフロリダには有料道路はなかったので、よもやアメリカの高速道路で金を取られる(Toll Road)とは思わなかった。道路に入って直ぐ料金徴収ゲートがあり、少々パニクって入ったところは自動徴収(日本のETCみたいな)ゲート。これはゲートが開かね~だろうなぁ~と思ったら、既に開いている。係員が出てきても「現金は後席に置いたバッグにあるしーー」などと瞬間閃いても、ゲートは閉まらないしモタモタしていると追突される可能性もある。

レンタカー(異国人?)は払わんでもええんやろ~か、係員が出てくるどころかサイレンが鳴るわけでもなく赤色灯が点滅するわけでもなく、周囲は何事も無かった様子。料金は1ドル(約80円)だし、まあええか行てまえ行てまえ。ということで不払いのまま、10日間の旅を続けたのだった。MA(マサチューセッツ)州のAT君のところに着いた時、この件については報告した。「ナンバープレートの写真が撮られているはずなので、10ドルくらいの罰金が来るかもしれない」と聞いたが、まあいいかとそのままにしていた。

忘れた頃にやってきました、「罰金通達書」がーー。レンタカーを借りたThriftyという会社から、A4の手紙1枚。すなわち、貴殿とのレンタカー覚書契約期間に起こった不払いの「有料道路代1ドル」を立替払いしています。貴殿にはこの1ドルと「管理費用1件あたり15ドル」を払う責任があるので、クレジットカードに請求させていただきました。過不足がない簡素で尤もな説明がなされていた。

グ~の音も出ないMacchan、そうか「連邦裁判所」に出向かなくても15ドル(約1200円)で済むのか? 多分もうアメリカ本土をレンタカーで旅することはないと思うが、いい経験したな。まさかオバマ大統領再選の「恩赦」なんて、ないだろうなぁ。懲りないMacchanだった。
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「遊び小屋」晩秋の一日

2012-11-21 | 「遊び小屋」を遊ぶ
昨日に続くうーさん、今週初エントリーのふくちゃんと、今日も元気に「遊び小屋」へ行ってきた。昨日と違って風がほとんどなく、南側のテラスは小春日和の縁側状態。12月を10日後に控えていたって、このまま冬なんか来ないんじゃないかと思えるほどのどかだ。

うーさんは昨日の続きのトイレ隔壁と棚作り、ふくちゃんには新たに「本小屋」の網戸作製&取り付けをお願いした。Macchanは風呂桶に防水塗装をしようかと一瞬考えたが、先週来の「庭作り」が面白くなって続行する。

昼食のスパゲッティミートソース&うーさんの奥さんMちゃんが毎回持たせてくれる揚げ物のつまみ、そしてゆで卵と「秋味」の本物ビール1本ずつ。太陽熱が暖かい上に、端材豊富で午前中からずっと燃やしている薪がまの焚き火がぬくぬくと心地よい。1時間余りの昼食タイムを終えて、午前中の作業を続行。

3時のお茶タイムをはさんで、午後は真面目にそれぞれの作業を続ける。うーさんは写真のように芸術的な?棚を作製してくれ、ふくちゃんは「本小屋」の窓全てのサイズ採りと使用する目当ての古建具決めをしてくれて簡単な打ち合わせをする。

Macchanは今日も土方作業頑張りましたぜ、庭奥にあった土石の山がほとんどなくなり三段の「段々花壇」が8割がた出来上がりましたがな。
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「遊び小屋」庭の片付け(2)

2012-11-20 | 「遊び小屋」を遊ぶ
昨日に比べて冷たい風が強い朝だ。今日は棟梁のうーさんから2週間ぶりのエントリーがあり、迎えに行く。棟梁は先々週の続き、トイレと風呂場の板壁を2重にする作業。オプションで棚も作ってくれるそうだ。

風は強いが消火器とバケツの水を置いて、先ず薪がまで火を焚く。端材が多いので、現場でお茶を沸かし昼食も作る。今日は棟梁のリクエストで、カレーだね。選択肢はスパゲッティーかカレーしかないんだけどーー。

Macchanは昨日のかみさんとの作業で手をつけている、「遊び小屋」庭の片付けを始める。切り株だけになったセンダンの周りに、数年に亘って枝などを積み上げていた。半分以上は腐って、カブトムシの幼虫の棲みかになっていた。朽木を南京ハゼ2本の根元に移動し、はびこっていたイバラを1本ずつ棘に刺されないように気をつけながら指で引っこ抜く。

午後からは庭奥に積み上げられていた土石を崩し、今夏整地を兼ねて造り始めた「段々花壇」の続きをやる。夕方までには3段目がほぼ完成した。土方作業は寒風吹きすさぶ中でも汗をかく。3枚重ねの作業着を脱ぎ着しながら、風邪症状が治まり始めたMacchanは体温調整も怠りない。

寂しくなるほど夕暮れは素早く、有線の5時のチャイムが鳴るころ作業を終えた。今月は10日前の大町でのボランティア作業といい、手指の筋肉を酷使している。久しぶりに「バネ指」症状が出て、戻らない指の曲がりを別の手で元に戻した。
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「干し芋」作り

2012-11-19 | 料理DIY
先日畑で収穫した白くて大きい芋を、「干し芋」に加工した。通常家で作る時は、大鍋で芋を茹でて作る。今日は天気もいいし、かみさんと「遊び小屋」でのんびり庭の片付けをしながら干し芋を作ろうと話がまとまった。

芋は「焼く」か「蒸かす」というのが普通だという気がするが、干し芋を作るには何故か「茹でる」のだ。大きな芋になると1時間以上茹でるので、「遊び小屋」薪がまを使うのは燃料代の節約にもなる上に干す場所もたっぷりあっていいね。

先般近くのHさんから頂いた、大きなアルミの20L寸胴鍋があることを思い出した。薪を使うと鍋が真っ黒になってしまうが、今後も味噌作りなどにもよく使う予定なので勘弁していただこう。茹で始めて1時間余り経った頃から、菜ばしで時々つついて芋の茹で具合を見る。1時間半位経ってやっと箸がすっと通るようになったので、取り出して熱いうちに皮をむく。

芋を薄切りにするのは、糸か薄い刃のナイフを使う。今日はペインティングナイフを使った。芋がでかすぎて?中が茶色いところがあり、仕上がりが気になる。家と小屋にあった、ありったけの竹かごに並べて干すも、今日は残念ながらほとんど風がない。出来上がりまで4~5日はかかるので、その間に最適な冷たい風が吹くだろう。



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お悔やみと合唱練習の週末

2012-11-18 | 日常
週末は暖かく穏やかな日から急転して、雨風が厳しくまた時間を追う毎に寒さが訪れた。こうして寒さが募って、冬に向かってまっしぐらに進んでいくのだ。

昨日は7年前に亡くなった父の妹(叔母)のお悔やみに、かみさんと日帰りで奈良まで出かけた。5人兄妹の最後の生き残りで、90歳を超えていた。数年ぶりに会う従姉弟たち、お悔やみはそこそこに2時間余り懐かしい話が溢れた。おっとり優しい叔母の性格そのものの従姉弟たちは、K市内の数キロ圏に仲良く暮らしている。

これで集った人々の親の世代はほとんど亡くなり、いよいよ我々の世代だねということになったが、果たして後何年の命だろう。もう祝儀はないと思うので、せめて従姉弟会でもやろうやということで楽しい会はお開きになった。風邪気味のMacchanには楽しかった一方、風雨の中の往復半日の運転はちと辛かったな。

ぐっすり眠って明けて今日、午後は合唱練習に出かけ夜は月一の定例会と称する「呑み会」もこなしてきた。まだ咽喉が荒れて声は出しづらかったが、仲間5人との定例会はばっちり楽しく過ごした。お陰で心地よく酔いが回り、風邪の症状も軽くなったように感じた。帰宅後の食卓にはかみさんが友人からもらった最後のイチジクが、美味そうに箱に座っていて思わず手が出てしまった。晩秋の天の恵みを、愛おしく頂いた。
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「遊び小屋」庭の片付け

2012-11-16 | 「遊び小屋」を遊ぶ
今週は火曜と金曜を「遊び小屋」へ行く日と、仲間に告げていた。火曜はヘルプ仲間は誰も来なかったが、今日は事前エントリーがあったふくちゃんと現場に向かった。明日から天気が崩れるという予報があるが、2~3日前からの寒さが少し緩んで「小春日和」と呼んでもいいかもしれない穏やかな上天気。

あまりにもいい日なので「遊び小屋」内外をゆっくり眺め、今日は何をやるべきか改めて考える。このところかみさんが小屋に来るたびに、「庭を早く片付けたら」とやーやー言われている。解っちゃいるけど、2~3年計画で庭を造ろうと考えているので「ちょっとうるせ~なぁ」と感じていた。でも庭造りにはかみさんの力を借りないとMacchanは何も出来ないし、改めて見回すと残材や端材で一杯で確かに少しずつ花を植えたりということは不可能に近い。

そこで思い切って庭の材木を片隅に寄せたり、長いものを3~40cmに切って薪にするなどの作業をやり始めた。チェーンソーはまだ購入していないので、丸ノコと手ノコで切り刻む。前庭の中央には材木屋の大将がプレゼント?してくれた、長さ6m径20cmの杉丸太が長々と横たわっている。11寸梁材をクレーンを借りずに人力で上げると宣言したら、大将が気の毒がって「タコ(丸太を数本の綱で支えて滑車を使って上げる装置)に使いな」と言って滑車と共に置いていったものだ。

その大将がやっていた愛知県東栄町の製材所は、先日通りかかったら建物が取り払われて空き地になっていた。身体が半身不自由だったので、もしかしたら諸事情で廃業したのかもしれない。結局「タコ」は使わずに仲間と人力で大梁は上げてしまったのだが、この丸太は思い出の品になったかもしれないと思いながら結局切り刻んで薪にしてしまった。

ふくちゃんは相変わらず丁寧な作業で防虫ネットを張り終えた網戸を、「水周り小屋」の窓5箇所に取り付けてくれた。Macchanも日暮れ間際に、先日取り付けた換気扇の外側に防水のシールをして今日の作業を終えた。
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タマネギ苗の植え付け

2012-11-15 | 農作DIY
もう10年くらいお世話になって、早生種の名産地浜松篠原(しのわら)タマネギの植え付けと収穫をお手伝いしていたSIさんの家が、今年から諸事情で作付けを止められた。残念だが仕方がない。

Macchan畑は早生種が篠原苗で勘定に入っていたが、お彼岸ごろにかみさんが種蒔きした晩生種の苗が育ってきた。今日は午前中の恒例テニスを終えたあと、午後からタマネギの植え付けと春採りエンドウとソラマメの種蒔きをやった。秋冬野菜などでまだ半分くらい畑が塞がっているので、サツマイモを収穫したところに苦土石灰を撒いて耕運機で耕し畝を作った。

苗をスコップで掘って揃えたら、これがなかなかいい出来だ。長さ10m位の幅広の畝に3列でかみさんと両端から植えていったら、約270本あった。最近は苗の値段が上がって1本6~8円位するので、種代2百円で約10倍の価格の苗が出来たことになる。種蒔きをしたかみさんの鼻が、少し高い。

先日から大豆と黒豆が成熟して収穫時になっている。正月のお節用と新年の味噌仕込み用に、葉が落ちて実がはじけそうになったものから順番に収穫する。根っこごと引っこ抜いた豆は、残った葉を落とし束ねて三ケ日のテラスで乾かす。その後踏んづけて豆を殻から外し、ゴミを風で飛ばして1~2月の味噌仕込みに備える。秋は春収穫の植え付けと同時に、1年間の貯蔵食の仕込み時期でもある。

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「サックスのコンサート」に酔う

2012-11-14 | 地域交流・地域文化
常日頃人に酔い酒に酔っているMacchanは、今宵は「サックスのコンサート」に酔った。

「遊び小屋」建築のヘルプ陣の一人、ふくちゃんの長男FK君はプロのサックス奏者だ。小さい時から音楽が好きでセンスがあったが、中学高校ではブラスバンドで技術を磨き勉強して芸大に進んだ。ふくちゃんもブラスバンドでホルンを吹いていたというから、血筋もあるのだろう。

東京在住で奥さんもオーケストラでバイオリンを弾いている音楽一家、本人も国内外で演奏活動する傍ら若くして後進の指導にもあたっている。浜松出身の、将来有望な音楽家の一人だ。

そんな彼が時々仲間を連れて故郷に戻り、ひと時を高度な音楽性あふれるコンサートで地域の音楽ファンを酔わせてくれる。今宵は「サックスと弦・ピアノの饗宴」という洒落た名前のコンサートが市の中心街のヤマハホールで開催され、かみさんと楽しみにしながら出かけた。

今回はヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・ピアノと、組み合わせを変えながらクラッシックからタンゴまで耳に馴染んだ名曲を熱演してくれた。特に弦楽四重奏の第一ヴァイオリンの部分を、ソプラノサックスとアルトサックスを器用に持ち替えて演奏するなど、ウィットの効いたコメントを挟んで熟年中心の聴衆を十分堪能させてくれた。ソプラノサックスの高音限界を超えて?ソプラニーノの音を出すなど、超絶のテクニックはますます磨かれていた。プロだから実名出してもいいでしょ、「福井健太さん」ですよ、みなさんも応援してくださいね。

40年余りになる長い家族ぐるみの付き合いの息子さんの成長が、わが子のように感じられて少し誇らしい気持ちになったものだ。帰宅後はもちろん「焼酎湯割」の杯を重ね、素晴らしいコンサートを振り返ってまたまた暫し酔いしれた。
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風呂場換気扇が完成

2012-11-13 | 「遊び小屋」を遊ぶ
先週6日火曜日に「遊び小屋」に行って以来、安曇野の旅が入って丁度1週間ぶりに三ケ日に行った。昨日から市内に住む孫2号Kが自信をつけて、2泊の予定で単独逗留しているのでかみさんと3人での近郊の旅だ。

昨晩作った3歳用を意識した、少し甘めのカレーの残りを昼ごはん用に持参した。現場では炊飯器でご飯を炊いて、薪がまでカレーを温めサツマイモを焼いた。そこに義弟のRちゃん登場、「遊び小屋」で余った電気炬燵を受け取りに来た。当然一緒にテラスでの昼ごはんを囲み、張り込んで魚肉ソーセージとサバ缶も開けた。ごちそうじゃん!Kは少々恥ずかしがりながらも、いつもより旺盛に食べている。陽だまりは暖かく、先月とは異なる桃の木にまたもや狂い咲きの花が。

午後はドングリ拾いをする組と、先週の続きの「風呂場換気扇」を完成させるMacchanとに分かれた。慣れとは恐ろしいもので大町で7m梯子で塗装をしたので、今日の4m程度の高所換気扇の取り付け作業はどうということはない感じ。でもこの慣れと横着が一番いけないんだよね。

それでも「本小屋」と「水周り小屋」の間に梯子を掛けると、6~70cmの間隔で立てかけている梯子が急過ぎて両手離しの作業が怖くてやりづらい。思い切って身体を離して後頭部を後ろの本小屋の壁に突っ張り、安定感?を得てからカラー鉄板を留める10数本のスクリュー釘を打ち付ける。

「水周り小屋」の内部に戻って外した杉板にビスを留め、換気扇の本体を取り付けて作業終了。電源の設置と外部防水用のシールが残ったが、目に見えて作業実績が出たので今日は大満足。休肝日2日間の後の美味~い晩酌を孫相手に、にやにやとほくそ笑みながら飲ったのは言うまでもなし!

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環境委員会11月の活動(その2)

2012-11-12 | 旅行
環境委員会の作業は、村の間伐された森林の後片付けをすること。軽トラや普通トラック3台を使って枝葉を集め、大きな穴の中で焼却する。コナラなどの堅木のやや太い枝は、村民のストーブの薪に加工する。


今年は紅葉がやや遅れ気味だが、美しさは例年通り。ドングリも沢山生って落ちているので、熊が毎日のように出現する。実際に見た人は多くはないが、新たな大きな糞がそこかしこに毎朝発見される。歳はとっているが普段は剛毅な発言・行動に溢れる委員会のメンバーも、実は心穏やかではない。チェーンソーやトラックの音が高鳴る昼間はともかく、よく出現するという早朝や夜は「熊鈴」を鳴らしながら移動する。

この2~3日は猿の集団も、冬に備えて盛んにドングリを食べている。仲間どおし喧嘩したり大騒ぎしながら移動するが、彼らに手出ししないことはもちろん、目を合わさないようにするのが村の掟だ。熊はでるわ、猿は出るわ、何という村だ!

それでも作業の合間や、休憩時間に堪能できる紅葉は見事と言うほかない。
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環境委員会11月の活動(その1)

2012-11-11 | 旅行
先週水曜日から紅葉に燃える信州大町へ行って来た。年に3回あるエコノミスト村の、森林整備ボランティア活動今年最終版。

1日早く義弟Rちゃんと出発して、老朽してきた小屋のオイルステン塗りをやった。軒先までは通常の梯子で、それ以上の2階板張り部分は7m2段梯子をかけ揺れる恐怖に緊張しながらの作業だ。

作業の終了後は温泉に浸かり、当然美味いものを食って美味い酒を呑む。道の駅で購入した大きな椎茸、信州名物の羊肉のジンギスカン。地酒は贔屓の「白馬錦」と「大雪渓」、今年の新酒の出来はなかなかのもの。あれ、Macchan毎年同じこと言ってんじゃね~の?



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