団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後16年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

納得がいかなかった翌日の臨時作業

2008-10-16 | 遊び小屋DIY
今日は棟梁と約束した作業日ではなかったが、昨晩から考えていたことをやり遂げようと単独の臨時作業をやった。頑丈なパイプ足場を築いたが、建物周囲を取り巻く作業用の足場板の支え(写真参照)をケチって、1面ずつの使い回しにしようとしていた。順調にこつこつ仕上げていけるなら、足場板を支えるパイプを付け替えながら使用できるのだが、昨日みたいなハプニングが生じるととても作業にならない。

足場にしている単管パイプは、この一年価格が急騰した。BRICS諸国の需要急増によって鉄材が不足したのが原因で、この1年自動車や造船業界なども鉄鋼メーカーの値上げ要請を受け入れたニュースを聞いていたが、こんな末端製品にも影響が及んでいた。例えば丁度1年前に三ヶ日の建築現場に材料保管用の簡易置場をパイプで作った時(2007年10月11日記事「遊び小屋の準備(そのⅠ)」参照)の単管パイプは、3mが¥1000、4mが¥1190だった。それがたったの1年間に、35%も値上がりしたのだ。

足場板を周囲に回廊状にするためには、3坪の「作業小屋」でさえも直角三角形状の板支えが12箇所必要になる。一箇所あたり2本のパイプの他に、3個のジョイントも必要だ。そこで費用セーブのために時間がかかってもいちいち付け替えて作業しようとしたのだが、これではとても「はかがいかない」と判断して泣く泣く?追加投資の決断をした。(Macchan、表現が大袈裟だよ!)

パイプは長いほうが割安なので、軽トラに積み込めるギリギリの4mを3本購入して、80cmと60cmの2種類18本をディスクグラインダーで切り出した。足場は込み入った構造体になっているので、既にあった3組に加えて隙間をやりくりしながら更に9組を取り付けた。時間と筋力を駆使して奮闘すること数時間、プロ用の足場がカセット式に足場板を取り付けられる構造になっている理由を、肌身でしっかり感じとることができた。

苦労はしたが明日からの作業はやりやすくなり、事前仕込み作業チョンボのリカバリーも容易になるはずだ。素人の見よう見まねの独善作業は、水前寺清子の「365日のマーチ」じゃないが、文字通り「三歩進んで二歩退がる」だね。
コメント
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