一昨日は母の葬儀が終わって、どっと疲れが出て9時過ぎには寝てしまった。92歳の大往生だから悲しみはほとんどなく、長い間の介護をやりきったという満足感とホッとした感覚がじんわり全身を覆った。
昨日からお世話になった特養へのお礼や荷物の引き取り、葬祭センターへの支払いなどをぼちぼちやり始めた。今日は梅雨らしい空のなか、区役所に行って書き方を教わりながら各種の届けをしてきたが、まだまだ時間と手間が必要だ。
その間には何か身体を動かしたくて、気になっていた大豆&黒豆の植え付け残りと少し植えておいたジャガイモの収穫をやる。ああこの汗がいいな、でも腰が痛いな。あれあれジャガイモの間から、知らないうちにミニトマトが育って実がなり始めてるな。
なに?トマトとジャガイモがつながってるじゃないか! ええ!ジャガイモにトマトが生った?? 何だ何だ??と頭が混乱。30年近い農作の真似事でジャガイモも作ってきたが、こんなこと初めてだ。

仔細に観察したところ、姿や実の付き方はミニトマトそのもの。しかし一粒手にとって潰したり匂いをかいでみると、トマトより硬く水分が少ない。匂いはトマトというよりナスかな。そういえばジャガイモもトマトもナス科だったな、連作を嫌う近い親戚だ。実が生っていた茎を2本持ち帰り、ダイニング片隅のMacchan専用?コーナー近くに活けてみた。
ネットで検索してみると、そう不思議なことじゃないんだね。南国や品種天候によっては、珍しい現象でもないと訳知りの回答者が書いている。実には毒があるので、食べてはいけないとも。電脳時代は直ぐ答えが出てミステリーやロマンがないわいの。



本来なら27日の葬儀予定が、「友引で火葬場が休日」とのことで28日になった。お陰で3泊4日葬祭センターの和室を借り切って、兄妹夫婦が交代で寝泊りして母とつきあい合宿スタイルの小ぢんまりした家族葬を行うことができた。
母は3人の子供、7人の孫、15人の曾孫を授かり、それぞれの連れ添いを含めて30人に及ぶ親族一同が集って見送った。「にぎやかな集い」を好み、自ら遠くの親族や子供の友人たちを自宅でもてなしてくれたことを思い出話にする人々も数多い。最後の4日間を存分に楽しんで思い残すことなく旅立ってくれたと、Macchan兄妹3人夫婦は納得確信したのだった。
当時は知らなかったが、最近は「人参しりしり」という笹がきした人参を炒めて卵とじした料理が今はやっている。簡単な割りに美味しく、健康にもよい人参をたくさん食べられるのが受けているらしい。この春播いた畑の人参の出来がよいので、早速応用料理を作ってみた。
千切りにして塩コショウして炒めるだけ。採れたての自作人参は土臭く昔ながらの人参臭もぷんぷんで、とても万人好みではないと思えるが大地の恵みで暮らしていると実感できて感動ものだ。この日の夕食は、豚三枚肉角煮との組み合わせで「沖縄感謝デー」。箸休めに安曇野から取り寄せた地場キュウリの初生りなどの畑野菜を添えて堪能し、暫し沖縄の人々と文化に思いを馳せた。
これがなかなかいいのだ。先ずいつものように直ぐにコーヒーを淹れて、NHK6時半のラジオ体操それも第一体操だけをやる。歳とともに硬くなった各関節はこの時間いやになるほど曲がらず、痛さをこらえて一生懸命やっているとわずか数分でも少しほぐれて体が温まってくる。
そのほか自家製ビールの仕込みや、小屋庭の草取りなどでかみさんとは週に2回は往復している。畑と小屋庭に分けて旧A畑の花菖蒲を4~5年前に分割したが、両方ともに花が小さくならず頑張って咲いている。通常のアジサイに少し遅れて、ただいまガクアジサイが元気。
掘り上げて根を分割するのはなかなかの作業になるので、今年の開花時期が終了した後はそのままもう1年過ごすかどうか逡巡している今日この頃だ。


見渡せば居間やキッチン周辺に、電子音発生機器の多いこと! 本来は「お知らせ」「警告」機能なので、ありがたい事もあるのですがね。
調理中に仕掛けた電子レンジなんか、取り出すまで何十秒おきかに「ピピッ」とくるから、「はいよ、わかってるよ」とすぐに手が離せない爺は機械に返事するんだよね。
もっと困るのは、仕掛けたつもりがないのにどこかで電子音が鳴った時。「ええ?なんだ?」、あちこちキョロキョロ探してからやっと犯人?が分かったりするもの。こういうのは、ガスレンジの過熱による消火とか冷蔵庫の扉に隙間があったりが多いかな。ありがたいような鬱陶しいような。
その点、今時ちょーアナログ調理器のオーブントースターなんか昔ながらの「チーン」だからすぐ判っていいね。その昔は電子レンジがこの音で、手抜き調理の代名詞になっていたね。電子音になってから大分経つのに、爺なんか今でも「チンしてくるか?」なんて言ってるよ。
煙感知器なんか何年か前に設置した時のテストで猛烈な電子音に驚いたことがあるけど、こいつにはお世話になりたくないな。
キャベツやブロッコリを育てる時にモンシロチョウから守るために購入した防虫ネットを、この何年かは豆の発芽時の鳥害から守るために流用している。カマボコ型の支柱も同じく流用し、今年は大豆と黒豆合わせて1000粒位5cm間隔位で蒔いた。

今年はいつもと異なる小型のサボテン紅白2鉢が、なんと同じ梅雨入りの日に開花した。開花後2~3日の短い花の命だが、雨を期待したわけではなかろう乾燥を好む植物が今の時期咲いたことに驚きだ。




(早くも4色が揃った畑の菖蒲)
(我が家の玄関も満開)
(庭の紫陽花も頑張ってるぞ)
昨日畑から戻ったら家の門扉の前でカラスが行き倒れていた。かみさんから話を聞くと昼ごろから庭でバタバタしていたらしく、夕方には弱って玄関前で動けなくなっていたので元気が出るようにミンチ肉を傍に置いてやっていたそうだが、復活の願いも空しく事切れたようだった。
よく観察すると「ハシボソカラス」の幼鳥らしいが、間近で見るカラスはなかなか大きく迫力がある。時にごみの集積場を荒らしている「ハシブトカラス」の成鳥は、目つきも鳴き声ももっと恐ろしく近づくのさえ憚られる。同類の死には何羽もの仲間が周辺を離れず他の人畜から守っている印象があるが、この幼鳥は何らかの理由で家族から見放されたのか親カラスの姿は見当たらなかった。
購入した園芸用の土は高温消毒しているとみえてミミズが繁殖するまでは時間がかかるが、コンポストの場合は生ごみを溜めているうちからわんさかわいて、多分土に返しても土中生物の連鎖循環に役立っていると思う。コンポストの中で発生する生物はミミズだけではない。小バエや便所バチ(若い衆はなんのこっちゃ解るめえ)もわいて困ることもあるが、コンポストをたくさん持っていると時には思わぬ「芽吹き」を発見して嬉しくなる。
最新状況は、「甘夏」と「ヤマトイモ」の大量の芽吹き。畑で手をかけてもこんなには芽吹き率はよくないぞと、農作真似事実行者の端くれとしてはちょっと複雑な気持ち。
100坪余りのMacchan畑は、色んな作物を少しずつ作っているのでいくら耕運機が小型だからとて、畑全面の草を剝きこみながら一面がきれいになることは皆無だ。雑草の中では根っこが深く入り組んでいる「スギナ」は、Macchanの祖先の狩猟(漁猟かな?)民族の血が騒いで仇のようにスコップで掘り回すのが好きだ。
腰も痛くなるし、目覚めたときはテニス2時間やった翌朝なんて目じゃないほど身体が軋む。それでも毎日、昼寝をしてはこいつら仇を相手に朝夕スコップを振い、掘り残した根っこを弱らすために苦土(くど)石灰を撒き散らす。単純な消石灰の方がアルカリ度が高く効くらしいんだけど、土が固まりやすいし後々の作物の為の栄養分にもなるので粉末苦土石灰を使う。
それを覚悟していればスギナのごときは、単なる雑草と思って他と同様共存すればいいのだけど、こいつだけは「面白い」こともあってほっとけないライバル心が湧いてしまうのだ。毎日大きなポリバケツ数杯分の収穫物を、農作小屋前の乾いた土の上にぶちまけて枯死を待つ。
こんなことを繰り返しても、数日後には畑のあちこちから懲りないスギナはまたまた顔を出す。こだわりと「面白がり」の精神がなければ、こんなアホくさくも楽しい作業は続けられない。


