団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後16年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

建具の取り付けを終了しました!

2010-07-30 | 300万円の家づくり
久しぶりのお湿りが大雨になってしまった一日が明け、何週間か続けた建具の取り付け最終日がやってきた。昨日が涼しかっただけに、今日は暑さが応えるぞといいながらうーさんと出発。

郵便局の振込みをしたり、Topvaluオリジナルの缶ビールを仕入れながら現場に向う。お~っと、ラジオ人生相談が始まってるじゃないか! 現場に着いたら直ぐに、この1週間の工事進捗状況を棟梁に説明した。各種建具が上手く納まっているのを確認して、「なかなか上出来じゃないか!」とうーさんのお墨付き。

残った最後の1箇所の高窓上下の間柱を棟梁自ら取り付けてもらって、18箇所の外壁建具全ての取り付けを終了した。写真は西南の部屋の西側から、東南の部屋を撮ったもの。南側に面した掃き出し口と高窓、そして東側の掃き出し口が見える。あれっ?東側の掃き出し口の上に高窓を取り付けないなら、間柱を付けなきゃいけないんじゃないのMacchan!

そうなんだよ、一昨日この5週間母親当番で面倒を見てくれている妹Kuと夕食をしていて、急遽「遊び小屋」にステンドグラスを作ってくれることになった。建築士の資格を持つKuは若い時は設計事務所に勤務していたが、この20年はステンドの工房で自作しながら生徒にも教えている。最初は玄関ドアの上に付けてもらおうかと考えたが、東側掃き出し口上は面積が大きく道路からも良く見えるので、地味な建物を少し華やかにしてくれそうな恰好の場所だ。これで決まり!ということで、今日は間柱を取り付けずにスペースを空けておいたのだった。

残った時間は敷居や鴨居の雨にあたるところを中心に、防虫防腐塗料を塗った。草刈の仕上げもして、涼しい一日でなまった身体に大汗をかいた。
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高窓の取り付けが進む

2010-07-28 | 300万円の家づくり
昨日全ての建具枠の鴨居溝を切り終えていた。参加を表明していたふくちゃんをピックアップして、現場に到着。少し遅れて到着した監督なべさんとふくちゃんがタッグで、南側の掃き出し口上の欄間の取り付けを始めてくれた。

Macchanは2人にまかせて、現場に生い茂った草刈を始める。昨日表の通りに面した部分を30分かかって刈っておいたので、残りの敷地全部の草を大汗かいて1時間余りかかって刈り終えた。建築中の建物の周りはもちろん、材木や集めた薪があちこちに積んであるので非常に刈りにくい。

昼食はいつものスパゲッティミートソースと、ゆで卵&ミニトマト。Macchanの休肝日が明けた水曜日は、缶ビールが1本ずつ付くぞ。「金麦」か「麦とホップ」の第3ビールが定番だが、先週から1本当たり20円安のMaxvalueのオリジナルを試している。可もなし不可もなしというところだが、汗だくの作業後はこれでも十分美味しい(とメンバーも言っている)。

午後は団長のいとちゃんも加わって、賑やかに高窓取り付けが再開された。皆それぞれこだわりがあるので、あーだこーだとうるさいこと。全て実行していると時間もかかるが、これがいいんだよね。主張・指摘はするが、「自分でやる」と言い出す人が少ないしょうもない会議とは違って、皆自分でやりたくてしょうがないメンバーが集まっているのだから。よ~く耳を傾けると、なるほどそうかという点が多い。意見を聞き入れて、面倒くさいけど材料や道具を揃えて自分も加わってみると結果が出るので面白い。

というわけで今日は久しぶりに6時のチャイムが鳴るまで目一杯頑張って、1箇所を残して全ての高窓の取り付けが終了した(写真は南側3箇所の掃き出し口上の欄間)。明日・明後日は暫くぶりの雨らしい。作業は出来たら嬉し、出来なくとも久しぶりのお湿りなので、これまた嬉しいね。
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溝切りの調子が出たらもう終り

2010-07-27 | 300万円の家づくり
建具の枠取り付けを連日やっている。直角出し(すなわち水平と垂直出し)の精度も問われるし、何と言っても鴨居の溝切り加工がなかなか面倒だ。推定40年前の古い電気溝切りカンナを現場近所のFさんから借りているのだが、なかなか使い方に慣れないで溝が曲がるなどの苦戦が続いている。

今日は昼前になべさんが来てくれたので、久々のタッグで溝切りばかりやってみた。今までは12cm幅の鴨居に21mm幅2本と15mm幅1本を、どちらかの側面に近い方からガイドを当てて切っていた。溝幅の狭いものは、側面から近いほど暴れて曲がりやすいことを先週から気付いていた。今日は切る溝の深さが4mm程度の浅いものが加わり、更に曲がりやすく苦戦度が増した。

別にガイドを作って当ててみようかとなべさんと相談するも、これという名案はなかなか浮かばない。そのうち遠い方の側面からガイドを広くとって切ってみようと思い立って、実行してみたらこれがなかなかいい。電気カンナの前方に1本だけついている10cm程度の幅のガイドだけが頼りなのだが、少し曲がっても結局側面から離れている方が「曲がり率」が少なくて済むということらしい。

なべさんが少し早く帰った後、相棒の押さえなしで独りでチャレンジしてみたが、これなら結構単独作業でも行けたかもしれない。残念ながら外壁取り付けの建具18箇所の鴨居溝切りは、これで全て終了してしまった。「調子が出てきた頃にはもう終り」というのは、何事につけよくあることだ。外壁取り付け後室内建具に移行したら、またチャレンジできる。その時はまた、「頑張るのこころだぁ~」。
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窓枠上下の間柱取り付け

2010-07-26 | 300万円の家づくり
梅雨が明けて10日位になるが、真夏日を遥かに凌ぐ酷暑が続く。6時に起きても涼しいのはせいぜい1時間程度で、週が明けて待望の工事現場に行けるのに出かける時刻にはもうウンザリするほどの暑さだ。ガシガシガシャガシャと鳴くクマゼミだけがやけに元気だが、こいつが不快感に拍車をかけているんじゃないか。

「真夏は工事を休んだ方がいいんじゃないか」というのは既に複数の人から言われているが、「うん、そうだね」と従うほどMacchanは素直じゃない。そもそも作業そのものが、酷暑を上回って面白く楽しいのだ。屋根下の風通しがよい最も涼しい場所に休憩用のテーブルと椅子を準備して、今日の作業をスタート。独りでも、ぼちぼちゆっくりやっていこうと決めた。

先週残った作業の続きは、残念ながら単独では出来ない。重く操作が難しい年代物の「電動溝切りカンナ」は、材料を相棒にしっかり押えてもらっていないと溝が直ぐ暴れて曲がってしまう。そこで先週までに取り付けた、建具の窓枠上下に間柱を取り付けることにした。間柱は内外の板壁を取り付ける時のネジ釘を留める為に必要不可欠で、柱間1m単位の今回の工法では50cm間隔で取り付ける。また窓枠上下の間柱は、鴨居と敷居を等間隔に保つための重要な支柱でもある(写真)。

取り付けが終了していた窓枠の上下間隔を丁寧に測定して、間柱の長さを微妙に調整する。上手く留められると、窓と縦枠の間に開いていた微妙な隙間が無くなってピシッと閉まることもある。また、上端にスペーサーを挟み込まないと抜け落ちそうになっていた建具も、何も取り付けないで蘇ることもある。共に「やったね」と、一寸気持ちよくなれる瞬間だ。これだから、猛烈暑くても作業は休めない。

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おのぼりさん、工事中のスカイツリーを見に行く

2010-07-26 | 旅行
週末孫3号の面会ツアーには東名バスで相模原まで行き、かみさんと合流して帰りは一緒に青春18切符で帰ってきた。金はないが時間がたっぷりあると、高速バスもJR在来線もゆったりのんびり快適な旅になる。弁当を食べiPodでいい音楽を聴き、数独も3問くらいやって昼寝も出来る。

今回は帰途浦安の孫1号にも会いに行き、勢いで押上の工事中の「東京スカイツリー」を見てきた。既に完成高さの630mの半分を越え、展望台から上のアンテナ塔は「だるま落し」の逆さまに組み立てながら持ち上げていくという凄い工法を丁度TVで見たことで刺激を受けたのだった。工事現場は高い鉄板の塀に囲まれていたが、すでに首が痛くなるほど見上げなければならない程にタワーがニョッキリと首を覘かせていた。私らと同じくらい気の早いおのぼりさんらしい人や家族連れの見物客が大勢来ていた。

思い返せば昭和33年の東京タワー完成時は、渋谷区西原からタワーのある港区の赤坂に引っ越して来た年だった。奈良から祖母と従妹がはるばるやって来て、母や妹たちと東京タワーの展望台に出かけていったが、Macchanは何故か一緒に行かなかった。そればかりか5歳から23歳まで東京で育ったのに、その間この東京名所には何故か上ることはなかった。念願を果たせたのは20数年前、なんと海外の取引先を案内したのが初体験だったのを思い出した。

早々に工事現場に行ってみようとかみさんに提案したのは、そんなちぐはぐな体験があったからかも知れなかった。息をするのも苦しいほどの炎暑の中を、程よい角度で見上げられる場所を確かめながら錦糸町の駅まで歩いた。写真では笑顔を作ってはいるが、TVで工法を解説しながら色んな角度で写した映像を紹介している時ほどは感激しなかった。
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孫3号誕生し完全爺になる

2010-07-25 | 日々雑感
先週の日曜日、長男の嫁さんHちゃんが女の子Coを出産した。一昨年の夏昨年の夏に続いて、Macchanにとって孫3号になった。結婚した順番に三男の長男Ko、次男の長女Ka、そして今回長男の長女Koなのだが、イニシャルがKばかりなので今後はCoと書くことにした。

有り難いやら嬉しいやら直ぐにでも相模原に見に行きたかったのだが、新型インフルエンザが流行してからは産院も神経質になって父親以外の面会を制限していた。退院したのを見計らって、やっと会うことが出来たというわけ。3番目の孫ともなると、抱いている顔にも余裕が見えるでしょ。

2年前爺になって以来毎日大工&農作&合唱の日々を送っているが、これで逃げも隠れもできない完全爺になった。共通の孫ができたすーさんとは、喜びをかみしめながら一晩痛飲した。



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珍しい花を紹介します

2010-07-24 | 農作DIY
昨年は発芽せず失敗に終わったが、かみさんは凝りもせず今年も種を頂いて再挑戦した。先週から大きな白い花を付け、巨大な鞘入りの実を結ぶ。名前は「ナタマメ」だ。

『Wikipediaより』ーーナタマメ(鉈豆、学名:Canavalia gladiata)はマメ科の一年草。刀豆(トウズ、タチマメ、ナタマメ)、帯刀(タテハキ)とも呼ばれる。以前より漢方薬として知られており、近年では健康食品、健康茶としても一般的に知られるようになった。
福神漬け、健康茶、民間薬、メッセージ缶(種子にレーザーで文字を彫ったもの)等。 食用としては若いさやを食べる事が多い。薬効を目的にした場合は豆を利用する事が多い。

A・B畑の作物には毎日食べられる野菜類や保存が効いて長く楽しめる芋・豆類が多いが、このように実用には少々遠いが花や実が珍しく目を楽しませてくれる物もたまにはいいなと思う。
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古い木製建具取り付けに必須の作業

2010-07-23 | 300万円の家づくり
「遊び小屋」の建築には、全て家屋取壊し前に只で頂いた40~50年前の古い木製建具を使用している。多くの建具は鴨居に「溝切り」を施し、敷居に戸車が走るための真鍮のレールを取り付ける。このレールさえ、建具を外した時に同時に入手した中古品だ。

強引に引っぺがした時に曲がったものや、錆びた釘がレールの穴にこびり付いて残ったものなど、再取り付け時に障害になるが念入りに時間をかけて修正作業をする。再利用する時はレールをカットして使う場合がほとんどなので、両端に欲しい釘穴が開いていない場合が多い。

そんな時は2mm径の金属用ドリル刃で、新しい穴を開ける。写真は棟梁が釘をポンチ代わりにして先穴を開け、レールを取り付けた後穴あけ作業をしている様子だ。取り付ける前なら、レールを万力で固定して裏側から先穴不要で穴開けすることも出来る。こちらの方が、作業が簡単かもしれない。

元プロの監督を始め作業に加わってくれている仲間は、皆それぞれが得意の分野で才能を発揮してくれている。共通点は、なかなか器用で創意工夫が優れていることかな。よいしょっと~ぉ!
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高窓の取り付けに入った

2010-07-22 | 300万円の家づくり
昨日までに通常の窓や掃きだし口・出入り口の取り付けを終えたので、今日から高窓の取り付けに入った。一週間ぶりのうーさんを拾って、連日真夏日が続く現場に向った。棟梁もMacchanも、エアコンはあまり好きではない。軽トラ(エアコンは一応付いてるんだよ)の窓を全開にして、片道25km位の三ヶ日を往復する。

うーさんが市街地に近いマンションに引っ越して、3ヶ月が経過した。迎えに行く度に感じるが、セキュリティーが厳重な今時のマンションなのに住民の方々の挨拶がとげとげしくなく気持ちがよい。NHK「ご近所の底力」の成果か?住民同士の挨拶や会話が旺盛な居住地は、犯罪が少ないんだそうだ。

現場では棟梁兼炊事部長が作ったボリュームたぷりのスパゲッティと、朝採りトマト&キュウリを添え冷たく冷えた缶ビールで昼食だ。ちょ~暑くても風が通る屋根下のこの1時間が、楽しみなんだよね。

高窓の取り付けは暫く振りの高所作業なので、注意しながら梯子の上がり下りを繰り返す。通常の窓や掃きだし口の建具と幅が異なるので、一昨日監督なべさんに新しく建具溝切りの図面を描いてもらっていた。電気溝切りカンナの刃とガイドの設定、敷居のレール付けや溝切り幅は全てこのミリメートル単位の図面が基準になる。

午後からは、団長のいとちゃんも久しぶりにやってきた。近所のIさんも孫を連れて、冷茶と冷やしトマトの差し入れをしてくれた。ああ猛暑の中、皆さんの温情が身に沁みるわい。今日は3箇所の高窓(写真=板戸は竈の排煙を主目的にしている)を無事取り付け終わった。
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窓取り付けの進捗状況

2010-07-21 | 300万円の家づくり
憂鬱な夜を酒を呑まずに過ごしても、一晩眠ると爽やかに目覚めるのがMacchanのいいところだ(と自画自賛!)。6時起床は三日坊主に終わらず、まだ続いている。朝食をゆっくりとって、ざっと朝刊に目を通して畑に向う。生ゴミをコンポストに入れてかき混ぜ、キュウリ・トマトなど夏野菜の収穫をして1時間足らずで帰る。農作師匠かずさんによると、この毎日ちょっとずつ畑を見るのがいいんだそうだよ。

家に戻って布団を干し、隔週水曜日の資源ごみを集めて捨てに行く。このゴミ収集日が曜日感覚を鮮明にさせるので、やらされていると思いさえしなけりゃなかなかいいぞよ。今日現場にはふくちゃんが同行してくれると、先週から表明してくれている。300m離れた家に寄って、いそいそと現場に向かう。

今日は高窓を除く建具の残り2つを、先ず仕上げよう。昨日の事件に懲りたので、窓を取り付けながら念入りな調整を行う。従って時間はかかるが、緻密で色んなことによく気がつくふくちゃんが居て助かることが多い。

先週までに用意した鴨居材に、なべさんが作ってくれたロジックに従って気難しい電動溝切りカンナで3本の溝を切る。鴨居と敷居材を所定の位置に嵌めて、上下の間隔を念入りに測定する。

通常は材の曲がりで、中央が数ミリ広がっている。その場合は、鴨居の上と敷居の下の間柱取り付けでサイズを無理やり調整する。1~2mmの誤差に落ち着いたら、敷居レールを取り付ける。2年前に取り壊す寸前の築50年の家から建具と共に引っぺがしてきたもので、使い込まれ年代を経過しているので真鍮製とは気付かない色だ。カットして使うので必要な釘穴をドリルで開け、釘頭に相応しい坐繰りもしておく。

かくして窓を一つ取り付けるにも、様々な工程を経てやっと完了するのだ。今日は北側の窓2箇所を取り付け(写真)、ふくちゃんとグータッチを2回やって作業を終えた。昨日に続く真夏日の作業で、水分は連日2L近く現場で飲み干していることになる。ミニ冷蔵庫が大活躍だ。

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木っ端微塵

2010-07-20 | 300万円の家づくり
「こっぱみじん」を「木っ端微塵」と書くのを知らなかった。できればこれからも書きたくなかったのだが、残念ながら「木っ端微塵」になった事件が起こった。先週現場で取り付けた最も大型の建具に嵌め込まれたガラス1枚が、一瞬の内に文字通り木っ端微塵に割れてしまったのだ。

今日も真夏日の太陽が照りつけ暑かったが、丁度昼食時間に心地よい風が吹いてきた。昼前に現れた監督なべさんと、弁当を食べ始めたところだった。「ガチャーン」と音がして何事が起こったか瞬時には理解できなかった。ガラス戸が外れて建物内側に倒れこみ、未だ床板を張っていない大引きに当たったのだった。

なべさんに建具取り付けの具合をチェックしてもらって、調整した方がいいねと言われた直後だった。敷居と鴨居の間の距離は、建具の肩までの高さに13mmプラスして決めている。しかし2枚の建具の高さが1~3mm異なることや、建具枠に使っている間柱材自体が反っていて180cm幅の両脇と中央では5mm位異なるのはよくあることだ。これは建具取り付け後、車輪を微調整したり敷居下と鴨居上に間柱を取り付けて調整する予定だった。

しかし調整前の惨事で、昭和30年代のちょっとレトロなガラスが戻らぬことになっちまった。味気のない最新の板ガラスに替えても、費用はいっちょまえにかかるだろう。1万円か?3万円か? なべさんは「畳1枚大に使える3mm厚の板ガラスは、もう作ってないかもしれない」と脅かす。ちょっと憂鬱。昨日今日は休肝日だし、もうふてくされて寝るしかないか!

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3日連続の早起き農作業

2010-07-19 | 300万円の家づくり
世の中3連休、「遊び小屋」建築現場も工事禁止で3連休。でも梅雨が明けて、夏の太陽が照りつける畑には連休がないぞ。

雨で思い切り雑草が伸びる畑は、かみさん一人の手にはなかなか負えるものではない。一昨日から通常の7時起床を1時間早めて、早朝の比較的涼しいうちは畑の手入れをしようと決めた。3日頑張るとB畑は一通りすっきりし、里芋やヤーコンなどの芋類には鶏糞を置いて土寄せもした。

本物の農家から見れば6時は早起きとはいえないが、早朝の畑は朝露が降りて草は抜きやすく里芋の葉には露が玉になって踊り目を楽しませる。写真は、梅雨明け寸前に夜までかかって移植した大豆と黒豆の苗だ。2~3回驟雨があり、お陰で水遣りする必要がなく定着したようだ。好評に気をよくして、かみさんはこの冬も黒豆味噌を仕込むだろう。

早起き初日はなんとなく寝不足で一日頭がすっきりしなかったが、自主的夏時間にすればいいんだと悟って2日目からは1時間早寝することにした。三日坊主にはならないようにしたいね。

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現場からエコを考える

2010-07-17 | エコ生活
「遊び小屋」のコンセプトの一つは、昭和30年代の「貧しくとも楽しかった」生活を再現することにある。(2007年8月20日記事「遊び小屋の構想」参照) 家電は数えるほどしかなく、小さな家ながら家族は集い来客さえもその仲間に加わった。家族風呂が増えていたが、薪で焚く五右衛門風呂がまだ幅を利かせていた。少しの小さな楽しみを皆で分け合って、素朴に喜んだ。体力のあるうちにそんな「集いの場所」を作って、共感をもってもらえる家族親戚や友人知人と残された人生を楽しみたいものだ。

当ブログには何回も書いているとおり、工事中のうちから昼食は薪竈で端材や廃材を燃やしてスパゲッティを作ったり飯盒でご飯を炊いたりして楽しんでいる。水周りを先に作ると共同管理の下水処理施設使用料など、リゾート地の管理費がぐっとアップしてしまうのでトイレは公園の「バイオ処理」、水道は隣家Iさんからの貰い水だ。使用済み食器は、家に持って帰って洗っている。

現場ではスパゲッティを茹でた湯などは、食後の食器に満たして熱いうちにすすいでから渋柿の根元に撒いたりしている(写真)。帰宅後洗う時も、洗剤は最小限で済む。油汚れがきつい時は、鉋屑や竈の灰が役に立つ時もある。こういう習慣はここに集う仲間は、誰が言うことなくそれぞれが率先して実行する。

コンセプトに共感してくれる仲間が自主的に手弁当で集い、心地よい時間と空間を共有する。「遊び小屋」が完成しても、この習慣は変わらずに続くといいなと思う。
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建具取り付け、一気に3箇所進む

2010-07-16 | 300万円の家づくり
この1週間苦戦しながら、昨日までに3箇所の建具を取り付けた。今日も棟梁うーさんが引き続き参加してくれたので、2人でゆーっくりのんびり続きの作業をやった。南側3箇所東側1箇所の大型建具を使った掃きだし口のうち、残った2箇所に先ず取り掛かった。

建具取り付けはこの1ヶ月悪戦苦闘した建具枠を額縁にして、上部の鴨居に電動溝切りカンナで溝を切り、下部の敷居にレールを取り付けて建具を嵌める。枠両脇の柱・間柱は垂直を確認しながら取り付けたので、ここは与件として作業を進める。鴨居の高さは土台からの距離で決められ、監督なべさんが描いてくれた設計図で決められている。その数字に基づいて建具の肩の高さ+13mmを建具高さとして、敷居の高さを決めて取り付けて来た。

よってこの鴨居と敷居の高さを左右と真中の3箇所を神経質に何度も測り、敷居の高さを1mm迄の誤差で調節した上でレールを取り付け建具を嵌め込む。週前半の「作業小屋」への出入り口のように、戸車取り付け部が歪んでいない限りはすんなり納まるはずなのだ。

今日も相変わらず難しい鴨居の溝切りに苦戦したが、予め鉛筆で罫書き線を描き、溝切りカンナの回転刃のカバーを取り去って目視しながらカットしていく方法で、何とか最低限の精度を確保している。とは言え昔の腕のよい大工が手動の溝切りカンナで切った溝に比べると、著しく見劣りするガタピシの溝だ。

残り2箇所の掃きだし口を4時頃までに終え、欲張って南西部屋の西側窓の取り付けに入った。大型建具をやり終えた後は、心なしか少し簡単に感じるものだ。と威張って言えるほどではないが、何とか3箇所取り付け終わって今週の作業はこれで終了した(写真)。
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建具の取り付けは一日1箇所?

2010-07-15 | 300万円の家づくり
週初めに2泊3日の利尻島ツアーに御夫婦で行ってきた棟梁うーさんと共に、天気予報は雨だが実際はそうでもない天気に恵まれて?三ヶ日の工事現場に出かけた。中部国際空港から稚内空港に直接飛ぶ割引があまりない高額のパック旅行で、梅雨がない快適な北海道ツアーになるはずだったが、雨風にたたられて散々だったらしい。奥方Mちゃんは、早くもリベンジツアーに燃えている模様!

昨日の2番目建具の鴨居と敷居にビスをしっかり留めて、早速3番目の建具南東部屋の東側の掃きだし口取り付けにかかった。先ず鴨居の溝切りをやろうと、まだまだ上手く行かない溝切りカンナを取り出した。ガイドは前方だけなので、どうしても曲がりがちだ。ここで禁じ手かもしれない、奥の手に出た。切り屑飛散防止のカバーを外して防塵メガネをかけ、刃の進行が線に沿っているかよく見えるようにした。

これが効を奏して、かなり真直ぐに溝切りが出来るようになった。ビビッてためらうより或る程度自信をもってスピードに乗せることも重要だということも分かって来た。習うより慣れろとは、昔の良く出来た格言だ。他の掃きだし口鴨居の同サイズ溝を共に切って、帰宅時間が迫ったので、3番目の建具の取り付けに入った。

建具の幅が広いので敷居が下がらないように、真中あたりの土台との隙間27mmに当木をする。うーさんと協同でバールでこじながら挟み込み、動かないようにビス留めをした。鴨居と敷居間の距離を、何回も確認しながら作業を進める。建具レールを取り付け、ガラスを割らないように慎重に建具を嵌め込む。右上と左下に5mm程度の隙間があるが、昨日の経験があるので「戸車」の調整で何とかなるだろう。大型建具4箇所8枚の戸車取り付け箇所は、昨日の風呂場入口に使っていた引き戸(写真)ほどの傷みはない。

今日もなかなかスムーズに作業が進んだが、3時には現場を出発しなくてはならない。梅雨明けがカウントダウンに入り、待ったなしで大豆と黒豆の移植をしなくてはならないのだ。やる気満々のうーさんには悪かったが、自宅に送り届けた後B畑に移動してかみさんと移植作業をやった。日暮れ後も黙々と作業を続け、終了したら8時近かった。丸一日の汗まみれの作業後、ご褒美に冷えたプレミアムモルツをグイ~っとやった。ちょ~美味かった!
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