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団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後17年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

「遊び小屋」風呂場工事が進む(6)

2012-10-31 | 「遊び小屋」を遊ぶ
昨日に続いて今日も「遊び小屋」にやってきた。総監督のなべさんも2日連続で来てくれた。寒くもなく暑くもない、きりっとしたいい天気だ。

漏れるかどうかの心配はあるが杉材の風呂桶の組み立てが終了したので、桶を据え付ける風呂場の周囲の防水パネルの張り付けをなべさんと一緒にやった。

2mの防水パネルを半分に切って周囲に張り巡らせるのだが、単純に張っていけばOKというわけではない。FRP製の床の防水パンを基準にすると、排水口への傾斜があるので高さが5~6mmはすぐ狂う。防水パネル下端の水切りが、そもそも水平に取り付けられているかどうかも怪しいしーー。

というわけで1枚1枚測定しながら張り、コーナーや水道蛇口の部分は特別に幅を合わせたり穴を開けたりの作業が必要だ。今日も一日かけ、なべさんと2人がかりでパネル張りがやっと半分できた。

昨日ほどではないが昼休みに1時間半かけ、合唱や旅行の話をしながらのんびりやった。玄関脇の斑入り「ツワブキ」が満開になり、小屋玄関へのアプローチにニューイングランド旅行で入手した「玄関飾り」も取り付けてみた。NH州モールトンボロにあった「よろずや」で仕入れた、中国製の鋳物製の飾りだ。アメリカ人好みのオリジナルだと思うが、安くていい感じなので産国は承知で購入した。買った時は大きくて重かったが、飾ってみると思ったより小さかった。
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「遊び小屋」風呂場工事が進む(5)

2012-10-30 | 「遊び小屋」を遊ぶ
週末は旅行に出かけていたので、先週水曜日以来の「遊び小屋」だ。ヘルプ仲間も満を持して、うーさん、なべさん、ふくちゃんの3名が参加してくれた。

『「遊び小屋」風呂場工事が進む』と毎回偉そうに書いていても、1坪の風呂場工事ごときでもう何ヶ月もやっている。結果として、デンデンムシの歩みの如き進展ぶりだ。以前にも書いた通り、建築工事の中では水周りは厳密な作業が必要なだけに、慣れない素人にはハードルの高い作業が多い。

まして最も密閉性を要する風呂桶も、小屋建築の杉端材で作ろうというのだから時間がかかるのだ。先週からやっと桶の組み立てが始まり、接ぎ合わせた厚い側板の接着に苦戦していた。今日は最も大きく分厚い底板の取り付けだが、板に反りがあったので先週から側板と接着する部分をカンナがけして平面に仕上げていた。

今日はその続きをカンナとサンダーを使って行い、皆の力を借りて接着し、5本の大型クランプを使い回しながら10cmおきにビス留めしていった。更に側板を留めたビスの部分には、ダボを打ち入れて不細工な「イモ継ぎ」を隠した。写真は底板取り付けのために、逆さに馬に載せた杉風呂桶。

その間棟梁うーさんはトイレと風呂場の隔壁をダブルにする作業、ふくちゃんは先般自作してくれた薪小屋への薪積み込み。総監督のなべさんはその後Macchanとのタッグで、風呂場の防水パネル張りを始めてくれた。暫くぶりのお喋りに華が咲き昼休みを2時間近くとったこともあって、秋の夕暮れはことのほか早く迫ってきた。東の空には早くも、赤みがかったバカでかい満月が昇り始めていた。
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「ミライース」初の遠乗り

2012-10-29 | 旅行
23年愛用した老パジェロが壊れ、6月に超ダウンサイジングの軽自動車ダイハツ「Mira e:s」がやって来て4ヶ月が経過した。三ケ日の「遊び小屋」往復や市内の買い物などに、農作業がメインの軽トラと使い分け重宝している。

エコとエコノミーに期待して購入したのだが、カタログ値リッターあたり30Kmの80%近く走る燃費のよさに驚きながら感謝していた。先週末から首都圏にかみさんと旅行するのに、初めてミライースの世話になった。

相模原や浦安に住む長男三男の家族の世話になりながら、孫達と楽しく遊んできた。中でも3週間前アメリカ旅行中に生まれた孫6号Sとは、今回初対面。孫は4年半で毎年一人ずつ増え、今年は一気に2人加わって、男女の比率はイーブンの3:3になった。新生児をあやす爺の態度も、6人目(Macchan、将来何人目かわからなくなると困るので、指で示して写真に入る)ともなると「余裕」が出てるでしょ。

肝心の本題だが首都圏往復600Kmで、消費ガソリンはわずか20L余り。高速道路を使って80~100Kmで走っても、燃費は更に向上してなんと28Kmということになる。年金生活を支えるミライース、いと有難し!!
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お化けサツマイモ

2012-10-25 | 農作DIY
今年は夏から秋にかけて旱魃続きで大型台風も2つ上陸したせいか、サトイモの太り方が今一だ。春先は寒い天気が続き、サツマイモの苗も売出しが遅れていた。Macchanの畑もサツマイモの植え付けが晩春から初夏になり、収穫が遅れていた。

小さいサトイモでも先週と今週は、仲間と十分「芋煮会」を楽しめた。今日はそのサトイモを更に収穫し、サツマイモの出来具合も確かめてみた。驚くなかれ、掘った芋の育ちは上々。かみさん曰く「安納芋」と「干し芋」用だというが、最初に獲れたのはびっくりするほど大きな芋。鎌と見比べて確認してくだされ。聖護院大根だと思いましたよ。

そうそうMacchanが幼少の昭和20年台後半から昭和30年台前半には、農林1号というやたらでかくて白くて不味い芋がありましたわい。今日採れた芋は美味いのかどうか、どちらにしても収穫から1~2週間干してから調理したほうが甘くて美味しいというので、食後感想はもう少し経ってからになるね。
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「遊び小屋」風呂場工事が進む(4)

2012-10-24 | 「遊び小屋」を遊ぶ
アメリカ旅行などが挟まり、暫く「遊び小屋」で作業をしていなかった。先週は1日古巣の会社つながりの友人と6名で、昨晩はヘルプ陣と4名で「遊び小屋」を遊んだ。Macchanはそのまま居残って、今日は新たに加わったふくちゃんと久しぶりの作業を楽しんだ。

風呂桶用の杉板を接ぎ合わせて周囲4枚と底板を作製し、必要サイズにカットして何週間か部屋の中に立てかけておいた。昨日なべさんが来てくれたので、風呂桶を据えつける現場を見てもらった。防水パンのリブの上に据えつけようと考えていたが、総監督は湯を張った風呂桶に人が入ると400Kg以上になるのでそれは危険だという。結局残ったブロックをパンの上に9個並べて、荷重が広く均等にかかるようにした。今日はいよいよ風呂桶の組み立てに入る。

先ず底板に嵩上げの脚を取り付けて、風呂桶を置くスペースに置いてみる。何度もサイズを確認した成果が出て、なかなかいい具合だ。次に桶周囲の4枚の板を組み立てる。接着剤を塗って直角を確保しながら、インパクトドライバーで90mmステンレスビスを打ち込む。板が厚く反っているものもあり、なかなかピッタリと組み立てられない。隙間に接着材を流し込み、水が漏れないようにするが果たして結果はどうか?

底板の反り方は尋常ではなく、5mm位隙間が開いている。カンナで削り2mm程度の反りにして組み立ててみるが、ビスをねじ込むだけでは隙間は埋まらない。試行錯誤を重ねながら底板裏に取り付けた脚を外して、Yamashowさんから借りっぱなしのクランプをかけてやっと接着できる目処がついた。夕暮れが近づいて、成果がなかなか上がらない作業に疲れた。底板の取り付けは次週に持ち越すことにした。
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浜松市民合唱祭2012に出演

2012-10-22 | 男声合唱(合唱)
昨日は秋恒例の「浜松市民合唱祭2012」が開催され、合唱も盛んなわが音楽の町浜松の老若男女59団体が参加した。

会場は音響のよい、浜松市自慢のアクト中ホール。一団体8分間の時間が与えられ、10時から19時過ぎまで延々9時間以上の演奏が続く。客席の大半は演奏前後の他の団体メンバーが占めて相互に聴き合うルールだが、朝から晩まで全て付き合っている合唱ファンの市民もいる。(写真は最後に出演した混声の「浜松合唱団」のステージ)

わが団は47番目に出演して、Rheinbergerの「ミサ曲」BenedictusとGloriaの2曲を歌った。今春の独自の演奏会の最終ステージで、本格的なオルガン演奏をバックに披露した曲だったが、再度練習を加えて仕上がり度をアップして臨んだ。

3時半に会場に近い練習会場の文教幼稚園講堂に集まり、団員仲間のNさんの適切な指導で1時間練習をした。お陰でステージ直前のリハーサルで調子を上げ、本番は今春の演奏会以上の出来になって、講評役の3講師から例年以上のお褒めの言葉を頂いた。

団員全員で片付けをし、8時からは定例会会場の台湾料理屋Aで遅い打ち上げ開始。ピアニストを含む出演した大半のメンバーが集合して、2時間半まずまず上出来の演奏だったこともあって会場は沸きに沸いた。合唱そのものも楽しいが、仲間との打ち上げ会はそれ以上に心躍る時間だ。
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ボストン・ニューイングランド地方の旅(その10)

2012-10-21 | 旅行
この旅最後に泊まった「Econolodge the Springs」は、50歳くらいの女性が経営する清潔で設備がよくかつ安いコストパフォーマンスに優れたモーテルだった。ロビーでサービスの朝食を頂きながら、「この1週間の旅で最高のロッジだよ」と女主人に話しかけた。「私が掃除しているからよ」とウィットに富んだ応えに次いで、母親も近くのPittsfieldでロッジを経営していると話した。地元の人々とのこういうなんでもない会話は、個人旅行の特典だ。

MA州バークシャー地方の旅2日目は、そのPittsfieldにある「白鯨Moby Dick」を書いたHerman Melvilleの隠れ家を訪ねる。
続いて自給自足で暮らしていた、シェーカー教徒達の遺構「Hancock Shaker Village」を見学する。2百年近く前は3百人もの多くの教徒が、信念をもって素朴な共同生活を送っていたのに集落は廃れてしまった。「禁欲」を第一に掲げて神への奉仕を続けていたからか、次世代が育たなかったのかもしれない。生活に必要なあらゆるものを作り出すノウハウは、とても興味深い。

最後はAmherstの、エリック・カール絵本美術館に再挑戦。絵本作家は色彩豊かにデフォルメされた絵と、子供が理解しやすい簡単な言葉で芸術作品に仕立てる天才だ。

今晩はボストン近郊のモーテルに泊まって翌早朝空港へ向かう予定だったが、AT君夫妻がもう一日泊まってくれと勧めてくれて言葉に甘える。Sちゃんは早起きして朝食を作ってくれ、T君も出かける直前には起きてきて空港までの道のりレクチャーの念押し。本当に有難かった。

実は運転した日のうち、1時間平均は道に迷っていた。ニューイングランドの道はヨーロッパスタイル、ロータリーがあって放射状になっているので一度迷うと方角が判りにくい。信号や標識が低いところに1箇所だけしか出てこないので、見逃すともう判らなくなる。カリフォルニアやコロラドやマイアミなどの新興州で上手に運転できた自信は、今回ほとんど役に立たなかった。カーナビを断ったのも後に悔やまれた。しかし、迷ったことも含めて後で振り返るとやっぱり楽しかった。

帰国便に急病人が出て、昔懐かしいアンカレッジに降りた便は2時間遅れた。中部国際空港から浜松に戻る高速バスに間に合うか危ぶまれたが、運よく間に合ったことも旅の印象をより深いものにしてくれたのだった。
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ボストン・ニューイングランド地方の旅(その9)

2012-10-20 | 旅行
アメリカの中では最古都で移住者たちの故郷の文化伝統を持ち込んだ、ボストン中心街を2日間たっぷり観光した。コンパクトだが世界的に有名な美しい学園都市の誉れは、誇大でもなんでもなく心底楽しむことができた。

今回の旅残り2日はマサチューセッツ州(MA)西部の、バークシャー地方をドライブしてみた。「モホークトレイル」と愛称がついた、MA最古の景勝道路の紅葉も魅力的だ。何せニューハンプシャー州の景勝地観光は、天気に恵まれなかったからね。

AT君の奥さんSちゃんに炊き込みご飯のおむすび弁当を作ってもらって、いざ出発!インターステート90号をスプリングフィールドまで2時間近く走り、州道に乗り換えて北上。ホリヨークの大学キャンパス内にあるエリック・カール絵本美術館に立ち寄るも、月曜日は休館日。今日はコロンブスデーの祭日なのに閉まっていて残念だね。近くのファーマーズマーケットに寄って、オクトーバーフェストを楽しむ家族連れに混ざっておむすび弁当をむさぼり食す。うんめ~!Sちゃんの心づくしが身に沁みまする。

州道2号の「モホークトレイル」を西進し、シェルバーンの町で一休み。転石で丸い深い穴が開いた奇岩を眺め、地元の人たちが精魂込めて観光用に橋の上を花畑にしたそのものずばりの名「フラワーブリッジ」をぷらぷら渡る。アジサイが今の季節満開だった。のどかで美しい景色を楽しみながら紅葉も満喫し、MA最西端のニューアッシュフォードで投宿。
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ボストン・ニューイングランド地方の旅(その8)

2012-10-19 | 旅行
翌朝はまたまた話の続きを楽しみながら、ゆっくり両夫婦4人で朝食をとる。2日連続AT君に車で送ってもらった上に中華街で昼食もおごってもらう。いよいよボストン美術館へ向かうのだが、なんと2人分の会員用年間パスポートを貸してくれた。ちょ~ありがたし! 初めてなのに常連になった気分。

世界有数のコレクションが多数ある美術館なのに、建物は比較的質素。中に入ると、正面階段の雰囲気が何とも言えず心地よい。バッグとコートを預けて、広い館内に入る。最初はエジプトやイラクなどのAncient文明館、そして西洋美術と日本美術の部屋を訪れる。館内は驚くことに撮影フリー、そして数億円数十億円の価値がある名画を手に取れる位置で観賞できる。無粋なガードなど何もない。禁止だらけの日本の美術館との何たる違いよ。

西洋の近代名画の豪華なラインナップにも驚嘆だが、浮世絵の所蔵は何と5万点もあるそうで、当日は数十点を「江戸のペット」をテーマに贅沢なコレクション展示。アメリカの富を背景にこの200年コレクションされたものばかりだが、モラルの高い観覧者に舐めるように眺められて世界の美術品も幸せだろう。3時間余り仔細に観賞を続けた結果、目にいささかの疲労感を覚える。

目の前のAT君の研究室があるノースイースタン大学の構内を見学し、美術館横のフェンウェイパークを横切り(アメリカは柳まででっかいわい)、レッドソックスのホーム球場フェンウェイスタジアムを訪れる。5時を過ぎ目前でシャッターが閉まって、変形の時代がかったフィールドで有名な球場内は見学できず残念!

帰りはまたハーバードスクエアまでAT君夫婦に迎えに来てもらい、オクトーバーフェストに沸く構内を横切って馴染みのレストランで、またまたカキやイカやクラムなどシーフード尽くしと美味しい地ビールをご馳走になる。家に帰ってはまたワインで乾杯・歓談で、また半世紀続く親友と夜更かし。

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ボストン・ニューイングランド地方の旅(その7)

2012-10-18 | 旅行
ニューハンプシャー州(NH)とメイン州(ME)3日間の旅を終えて、今回の旅のハイライトであるマサチューセッツ州(MA)ボストンの旅日記を綴ろう。

前夜ボストン近郊のベッドフォードに泊まり、今回自宅に泊めてもらうことになっている親友AT君に確認の電話をした。しかし電話が壊れていて、互いの声がかすかにしか聞こえない。電話機を交換してもらっても改善せず、フロントの電話を借りた。声がよく聞こえるようになって、翌朝訪問の道順を詳細に教わった。

近くまではスムーズに行けたのだが、それでもまた道に迷って通行人に聞いてやっとAT君の家に辿り着く。3年ぶり(奥さんのSさんは何とコロラド以来約30年ぶり)の対面に話が沸く。限られた時間なのでレンタカーを預かってもらい、話も夕食時にお預けにして市中心街のセントラルスクエアまで車で送ってもらう。

市内の史跡16箇所を巡る観光ルート「フリーダムトレール」を、往復5マイル(8Km)徒歩で巡ることにする。週末だからだろうか各史跡には2~300年前のファッションを身に着けた、ボランティアの案内人が活躍している。コンパクトにまとまった史跡を見学しながら、途中で大道芸人のパフォーマンスや路上マーケットを楽しむ。丘の上にそびえる「バンカーヒル記念塔」67m294段の細い階段を、下りの人たちをかわしながら昇り切る。市内を一望できる素晴らしい見晴らし。

夕方借りた携帯電話で連絡をとり、ハーバードスクエアまでまた車で迎えに来てもらった。夕食は2人の娘さんと、それぞれの連れ合いを交えた8人の賑やかなパーティースタイル。上の娘Nさんはコロラド時代まだ乳児だったし、下の娘Mさんは初対面。アメリカ国籍の二人は共に勉学優秀で、MIT卒業後修士博士課程に進み勉学研究に勤しんでいる。ご馳走はボストン名物大ロブスターとマグロなどの、シーフードづくし。ボストンの地ビールにカリフォルニアワインまで付いて、Macchanなんもゆうことなし!懐かしく幸せな気分は、延々夜半2時まで続いたのだった。
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ボストン・ニューイングランド地方の旅(その6)

2012-10-17 | 旅行
メイン州(ME)ポートランドを出発してニューハンプシャー州(NH)を通り、ボストンまでの約300Kmの東海岸をUSハイウェー1号線をドライブする。

先ずブッシュ親子元大統領の別荘があるケネバンクポートの美しい入り江を散策。次いでここも入り江と海岸が美しいオーガンクイット、街中を含めて今回の旅初めて日の光の中を嬉しく歩き回る。別荘地らしいお洒落な店が多く、ハロウィンの飾りや紅葉が織り成す風物詩をゆっくり楽しむ。キタリーではTrading Postという名のショッピングセンターに寄って、アウトドアスポーツのアウトレットショップを見て回り地元の人たちと共に中庭でランチをとる。

のんびりした町なかでは、車は横断歩道で必ず停まってくれるし、車どうしの譲り合いも徹底している。公共の場所でのドアの開閉の際、人々は必ず後続の人に気を遣うし、ぶつかりそうになると必ず「Excuse me」と声をかける。どこやらの国民とはえらく異なり、これだけは見習わねばならないと毎日思う。

続いて日露戦争後の条約締結に町を挙げて尽力した、ポーツマスへ移動。歴史的な建物の中で、数々の記録を展示するポーツマス歴史協会を見学。何故アメリカのこの小さな港町が?何の目的で?? 裏読みの悪い癖。お洒落な港町は、隅々まで散策しても飽きることはない。何々?ドルフィンストライカーという名の飲み屋があるぞ。アメリカ人だって昔は、イルカを捕っていたんだね!
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ボストン・ニューイングランド地方の旅(その5)

2012-10-16 | 旅行
国内外の旅の楽しみの一つにその地で代表的な食事をすることにあることは、誰も異論がないと思う。Macchanの場合は、それに加えてその地で飲まれている代表的な酒を楽しむこと、そして飲食を支える売り場を見て回ることも楽しみだね。

英国ほどではないが米国も独自の美味しい食文化が少ない、というのが大方の評価じゃないかと思う。もちろん色んな国から移り住んだ人々の集まりだから、世界の美味しいものを食べられるんだけどね。中ではニューイングランドは海の幸に恵まれ、食材の持ち味を上手く工夫した食べ物が楽しめる。

マグロ・サーモン・ロブスター・エビ・カキなどの貝類・イカなど、レストランメニューや食材売り場は長い魚文化の日本と同様の豊富さだ。今回もAT君のお陰で自宅やレストランで、ここに書いた全ての種類を美味しい酒と共に味わうことができた。酒類はワインと地ビール、これもなかなかのもの。でもレンタカー&モーテルの旅は、酒を飲んで帰ってくるというわけにはいかない。酒を飲まずに美味しい食事をしてくるか、酒を飲みながらそこそこ美味しい簡単なものを部屋の中で楽しむか。

かみさんの同意を得て、最初の晩のハンバーガーテイクアウトを除きモーテル4泊の夕食は、途中のスーパーで飲食材を仕込み後者の道を選んだ。もちろん地元の食材の中身と価格を、詳細に見て回れる楽しみも付録についてくる。魚肉や野菜や卵や酒類など円高の日本と比較してほぼ同価格。中では牛乳・チーズ・ハムソーセージは彼の地が安く、パンや卵は日本の方が安いみたい。但しそれぞれ種類が多く、選択の幅が広いのは遠く及ばないかな。そして日本より共働きが多いからか、出来上がり食品(デリカ)の種類が豊富なこと!

今回の旅はそんなことを楽しみながら、スーパーで買い求めた食材と調理済み食品を利用して、部屋飲み食いも堪能したのだった。

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ボストン・ニューイングランド地方の旅(その4)

2012-10-15 | 旅行
ニューハンプシャー州北部の景勝地、「ホワイトマウンテンズ」を目指す今日も残念ながら雨模様。昨日に続いてライトを点けた対向車とすれ違う。紅葉に燃えるワシントン山を蒸気機関車に曳かれて登るという計画も、これでは台無しだね。

替わりに深い渓谷のトレールを、徒歩で楽しむというのはどうだろう。「The Flume Gorge」という200年前にジェスおばさんによって偶然に発見され、観光用に整備された人気スポットだ。広大なアメリカ大陸の中で奇岩の流れは、珍しく日本的な繊細な風景でもある。幸いに雨が上がった道を、趣の異なる紅葉を愛でながら1時間半散策できた。

午後は「紅葉街道」として有名な州道112号、「カマンガスハイウェー」を東進。つづれ折の日光いろは坂、雄大米国版。幸いに見晴らしが少し良くなって、各所にある「View Point」からは雄大な景色も堪能できた。

夕方メイン州(ME)ポートランドに移動して、明日は東海岸の景勝地をドライブする。

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ボストン・ニューイングランド地方の旅(その3)

2012-10-14 | 旅行
レンタカー貸し出しで時間がかかり、とっぷり暮れた7時にようやくニューハンプシャー州(NH)Salemに向かって出発できた。Boston郊外の海岸にもSalemがあり、ヨーロッパからの移住者が定着し命名したニューイングランドは同名の町や通りに要注意だ。

Salemに到着したが、いきなり道を間違えてロスタイム30分。出発から1時間半かかって、ようやく宿泊するPark View Innに到着。周囲の商店やレストランは既に閉店、近くのハンバーガー屋でテイクアウトして夕食。ビールもワインもなく、いきなり初日から寂しく眠りにつく。

6時に目を覚ますと外は雨、これから2日間はNHの湖水地方とホワイトマウンテンズの大自然の中を紅葉を愛でながら散策する予定なのに、こりゃついてないね。宿提供のドーナツとコーヒーの朝食をとって、7時半出発。霧が出ているので通勤と思われる対向車は皆ライトをつけて走っている。

無数の湖が点在するこの地方最大のウィニペザーキ湖に出たが、見通しは効かず船で巡るマウントワシントンクルーズで紅葉狩りと洒落る予定を取り止め。見晴らしは限られるが、美しい紅葉に彩られた大きな湖の周囲をドライブする。庭先の湖でクルージングや釣りを楽しむための、モーターボートを持つ瀟洒な別荘が並んでいる。

湖畔の町ウォルフボロのレストラン「Wolfe's Tavern」で、古い建物や調度品を眺めながらフィッシュバーガー・ピザ・クラムチャウダーの昼食をゆっくりとる。ニューイングランドで初の「らしい食事」は、なかなかの美味で満足。しかし雨は止まない。

湖北で野鳥を保護繁殖している「Loon Center」に寄り、湖畔のルーンを求めてトレイルを散策する。人懐っこい犬が、道を先回りして先導してくれる。と思い込んで歩いていたら出鱈目に走り回って、ついに林の中で道に迷う。いきなり遭難かよと不安がよぎり始めた頃、やっと木索道を見つけてセンターに帰還。犬は単に旅行者のご主人を探していただけだったらしい。人騒がせなやつだ。

NHは近づく大統領選挙の行方を占う開票の早い主要な州、沿道のそちこちに候補のポスターが立てられている。宿で見るTVも、正副大統領候補同士のディベートだらけ。Mr.アメリカの選挙はちょ~長くて大変だね。



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ボストン・ニューイングランド地方の旅(その2)

2012-10-13 | 旅行
団体でも個人でも米国本土旅行がもう一つ不人気なのは、都市部のホテルや食事代が高いこと大都市中心部以外の交通が不便なことがあるのではないか。それらの難問を乗り越えられるのは、自分で運転して郊外や田舎のモーテルに宿泊することではないかと考えた。3~40歳の若い時に、仕事で現地法人所有の車やレンタカーで全米を回った体験が決断を後押しした。

今回レンタカーはrentalcars.comで予約して出発し、指定されたThriftyのボストン空港営業所に立ち寄って手続きをした。カウンターの係員がなんと、予約したコンパクトカーの在庫がないと言い張る。到着直後の最初のトラブルだ。ジープチェロキーかコンバーチブルならあるので、同じ価格でOKだという。今回は2千kmくらい走る予定なので、燃費の悪い車の勧めは同意できない。バウチャーを見せて、Ford Focusか同レベルのコンパクトが予約されているとこちらも言い返す。カーナビを無料でサービスしてくれたら他のクラスの車でもいいよと譲歩し、半額にすると言われたが意地で断った。

15分位待たされてやっと、「たった今コンパクトが還ってきた」(ほんまかい!)とFord Focusを借りることができた。8日間のレンタル料として約2万円カードで支払っていたが、フル保障の各種保険・路上サービス料と満タンの燃料代を加えて177$(約1万4千円)プラスで支払うことに同意した。カーナビも勧められたが1日20$は高く、また盗難対策のための保険も勧められて、これでは日本だったらポータブルナビが買えるじゃないかとまたまた断った。

さあこれでニューイングランド2千キロの旅は、事前にGoogleで検索した地図とレンタカーや観光案内所で只でもらえる地図だけが頼りだ。意地張りのけちんぼ根性と今までの経験では問題なかったという生半可な自信が、この後苦労することになるとはこの時点では考えていなかった。今晩宿泊するニューハンプシャー州Salemに向けて、いざ出発じゃぁ!
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