世の中には玄米を必要なだけ精米して食べることを習慣にしている人は数多い。地方都市の郊外には「コイン精米」が設置されているし、個人家庭向けの小型電動精米機さえ売られている。しかし今や脱穀機や籾摺り機は、なかなか入手できないことが判明した。農家に聞いたら昨今は大型コンバインが稲刈りと同時に脱穀し、最後は籾摺りまでして玄米を袋詰めしてくれるのだそうだ。
従って自分ちの水田で少量の稲作をしたふるちゃんのようなケースは、自分で楽しみに玄米を作るということが難しくなってしまった。確かにネットで検索して初めて、少量の籾米は「すり鉢と軟式ボール」を使って籾を外すというやり方が精一杯ということが分かったのだった。
しかし昨年末稲の脱穀を初体験して、ふるちゃんが持ち込んだ稲は全て15Kg位の籾米にしてしまっていた。一食の玄米を入手するのに小一時間かかっていては、人生を面白がる「遊び小屋」仲間はいずれ苦痛集団になってしまう。そこでOB会の昔農家だったIさんを訪ねたら、倉庫の奥に20年以上前まで使っていた小型の籾摺り機を保存していることを知った。

これをうーさんに伝えたら、だめもとで頑張って木臼を作ってみるとチャレンジが始まった。製作開始1ヶ月余り、ケヤキの丸太を使って硬い木相手に苦戦しながら少し形が見えてきた。昨日の状況では、あと1ヶ月もすれば完成するかもしれないとのこと。さあ古い籾摺り機の世話になるのか、すり鉢よりかなり省力化できる筈のうーさん作の木臼がうまく稼動するのか。

昨日の「遊び小屋」デーは、春の花々に囲まれてうーさんの奮闘する姿がまぶしかった。

先週末は桜の開花が進み、絶好の花見日和を期待していた。しかし自治会役員で企画した近場の公園での花見は、始まって30分で予報どおりの雨がポツリポツリ。こんな時の天気予報は当たってくれなくてもいいのに、とぶつぶついいながら始まったばかりの宴席を片付ける。
急遽公民館に会場を変更して、各自持ち寄った食べ物飲み物を広げて再開。大人も子供も30分で目に焼き付けた桜を思い出しながら、わいわいがやがや延々4時間余り。歌や踊りこそ出なかったが、1年間やってきた自治会活動を振り返りながら時期役員も交えて、「活動も重要だけど、住民同士仲良く楽しくやるのが基本だよねえ」とこればかりは満場一致で可決。
しかしトンネルを抜けても、そこはまだまだ雪国だった。




高山は春休みの家族連れとカップル、そして最近急増している中国はじめ西欧からのツアー客で賑わっていた。


長い厳しい寒さから一気に開放されて、地元の人を交えて待ち遠しかった春の陽光をみんな等しく楽しんでいる顔々が印象的だ。
昼食は高山ラーメン、飛騨牛すじ煮込みトッピングバージョンいまいち。裏木曽街道から眺める恵那山の雄姿。振り返れば未だ噴煙を上げる雪に覆われた御嶽山、悲惨な爆発事故からちょうど半年、写真に撮れず。

山岳博物館から程近い県宝「霊松寺」を訪れる、少し雪深い山中にあるので11月中旬から4~5ヶ月は住職も不在になって訪れる人もほとんどいないようだ。
10数年前新装成った鐘楼でかみさんと1回ずつ鐘をつき、雪を踏みしめながら境内を散策する。




県宝ということさえも知らなかったが萱で葺かれた山門の力強い屋根そして屋根下の彫刻が素晴らしく、国宝や重文といえば大勢集まるのにひっそりとしたところでかみさんと2人独占状態でゆっくり鑑賞できるのは何か申し訳ない感じさえする。
美術館は展示入れ替えのため臨時休業、しかしここは周囲が公園でさらに高台に展望台があるのでちっともがっかりすることなく大パノラマを満喫する。
眼を凝らすと微細な蝶や花の世界も、なかなか美しい。


あまりの素晴らしい絶景に出くわすと、時には「うぉー」の声さえも出ないものだ。
昼食は美術館が休館でもしっかり営業していた、付設の池田食堂「臣喰館(しんくうかん)」で春の彩がきれいなサラダバー付きの信州サーモン丼。




今日のぶらぶら歩き最後は美術館隣のガーデンパークで見た植栽製のてるてる坊主に誘われて、地元出身の文筆家浅原六朗さん作詞の童謡「てるてる坊主記念館」を訪問する。池田町役場の敷地に小ぢんまりと建てられた記念館は、呼び鈴を押すと隣接図書館員が出てきて応対してくれる。Macchanは「ハーゲンクラブ」を結成して、仲間と交遊を深めているので「てるてる坊主」にはことさら親近感が沸くね。
続いて多分20年ぶりで訪れる国宝「仁科神明宮」、境内の大杉や苔が生えて傷んだ社が神さびてなかなかよろし。春浅いこの時期の安曇野の社寺仏閣の訪ね歩きは、なかなかお勧めかもしれない。
夕食は気楽に安くストーブと炬燵にあたって、「かっぱ寿司」の好物光り物を中心に折り詰めテイクアウトで。もちろんワインと酒は忘れることはない。



わざわざ履き替えてきたスタッドレスタイヤが性能を発揮できるほどではないが、夜間残雪の上にうっすらと積もった新雪は雪国にやって来た気持ちを少しハイにさせる。



天気がまずまずなので昨年改修を終えた大町市山岳博物館を久しぶりに訪れ、雄大な北アルプスの景色と解説が分かり易くなった展示物を楽しんだ。エレベーターの扉にもその他展示物の周辺にも、少し気の利いたイラストや工夫があってなかなかいい雰囲気の博物館になった。3階の展望がきく部屋の窓が大きくなって、寒い季節も快適に無料の望遠鏡などを使ってパノラマを堪能できる。
昨秋はとみちゃんに教わって「伊那の飯島食堂」(1月末で惜しまれながら閉店したらしい)で、今回は「駒ヶ根の玉龍」で写真のような丼からはみ出さんばかりのボリューム満点のソースカツ丼を食した。カツは目の前で肉塊を切り出し叩いて揚げ、熱々にたっぷりソースを絡めてキャベツに載せられてご飯にも適度に滲みている。美味いすごい(量が)!
かみさんは目を白黒しながら挑戦し続けるが、カツの最後の一切れを無理やり口に押し込んだ後はご飯を残し、店員に「ごめんなさいね」と謝っているが店もこういう場面は想定内らしく対応も慣れたもの。腹いっぱいになって暫くは夕食に何を食べるか、アイディアさえ思い浮かばなかったぞ。これで税込み千円ちょうど、また行こう。

しかし都田テクノロード沿いの各種桜並木のうち、ソメイヨシノの蕾がぐっとふくらみ枝によっては開花が始まっていた。それにしても桜の種類が少なかった昔ならともかく、最近は2月から咲く河津桜や各種の早咲きの桜があちこちにあって、種類的にはソメイヨシノはワンノブゼムなのに。気象庁も一般国民もソメイヨシノを前提に開花予報や宣言に一喜一憂する習慣があるのは、やっぱり歴史の重さ?とパッと咲いてパッと散る潔さを尊ぶ国民性のせいなのだろうか。
到着して小屋の窓を開けていたら、かみさんの「たぬきよ!」と花畑方面から叫ぶ声。「どれどれ」とMacchan、夜行性と聞いているがいかにも元気がない。カメラを取りに小屋に入って戻って来ても、あまり動いていない。毛並みが悪いし、眼もしょぼついている。昔から「参った狸は目でわかる」と、マージャンをやりながらわけのわからんことを言い合っていたことはあるがーー。こいつも参っているのかもしれない。
暖かい日差しに誘われて開き始めた桃の花や黄梅をめでながら、今日は一日庭で作業。一昨日町田のたかちゃんちからお土産で頂いた立金花(りゅうきんか)を植えたり、成長を加速させる各種雑草と戦う。庭は「三歩進んで二歩下がる」の繰り返しで、少しずつきれいになって春を迎えた。
昭和30年代から町田市の住人になっているたかちゃん(ハゲタカ)ちに泊めてもらって、ハーゲンダッスリーは駅前の飲み屋街に早くも5時から繰り出す。一軒目は安くて美味い刺身をダイナミックに提供する「庄や」で、ビール&芋焼酎で飲み始める。
二軒目は「鳥貴族」で何でも280円で各種焼き鳥と釜飯をつまみにビールやハイボールやサワーなど7~8杯ずつ。なんと近頃珍しい三軒目はカラオケスナックで韓国焼酎を飲みながら、それぞれ7~8曲は歌う。延べ7時間、日付が変わる頃まで喋り歌い続けて喉がガラガラのハスキーボイス。


広い庭の菜園で収穫した新鮮な野菜をふんだんに使った朝食をたっぷり頂き、相模原のふみちゃんに連絡をとって松田町の公園で開催された桜まつりを観に行った。急な坂道を辿って雨上がりの公園を歩く、15日まで賑わった桜まつりは河津桜のほとんどが葉桜になっていたが、中の2~3本はまだ健気に客を迎えていた。まだ霧が晴れずに見通しは効かなかったが、ひんやりする公園の一角でまたまた缶ビールを飲みながら3人は別れを惜しむ。年に数回はどこかで落ち合って楽しもうと固く誓って、新松田駅で東西に別れたのだった。
何はともあれ暖かいのは近年つとに寒がりになった熟年には大助かりで、冬中お世話になったフリースを脱ぎ捨て更にセーターを綿のトレーナーに換えて、今日は単独で「遊び小屋」へ。次男から預かった不用の花壇の縁に使っていたコンクリート付きレンガを、小屋裏のミニ畑の不足していた縁石替わりに据えてみる。作業開始30分後にはトレーナーも無意識に脱ぎ捨てて、気が付けばシャツ姿になっている。
緻密な作業をする仲間を見習って、Macchanはこのところこのレベルの作業でも水準器と尺棒を使って水平と直線を出す作業を怠らない(当たり前か?)。ついでにミニ畑の中や周囲の雑草も丁寧に除去して、庭全体の除草の精度を上げる。
作業が一段落して周りを見渡すと、前回訪問からわずか4日後なのにいろんな花が随分咲いている。東京在住の妹夫婦からプレゼントされた水仙は、数種類が日時をおいて咲き始めていた。
帰宅してはブログ開始以来7年半、もう数回は書いている裏のOさんちのモクレンが寒かった今年もほぼ例年通り満開を迎えていた。毎日一時間おきに寒いの暖かいのと騒いでいる人間様を差し置いて、自然界は今年もあまり日時の狂いがなく春の演出に余念がないようだ。人に見てもらうなんていうより、ひたすら自分の仕事を粛々とやっているだけのようにも見える。大したものだ。
観光の目玉にしようと10数年前に数百本を植えた河津桜が大きくなって、小川沿いになかなか見事な並木になっていた。もう花は残り少ないかなと懸念していたが、葉桜にはなっているがまだまだ花は残っていて十分楽しめた。
河津町のひそみに倣って、小川沿いには菜の花を沢山育て元々生えていたと思われる椿(侘助)をバックに、なかなか演出も考えている。

いや~数週間前に比べると鳥たちが多いこと! マガモにカワウにシラサギ、そしてアオサギもおるわおるわ。みんな伸び伸びと泳ぎ川底を漁っているわい。
名前が不憫なオオイヌノフグリと畑にあっては嫌われ者のホトケノザ
ハナニラとほとびてしまって価値がなくなった?フキの花
これも畑では蔓延り雑草の王座を争うタンポポと色が美しいスカンポの葉
土手の菜の花とたくさんのツクシんぼも
2週間前から木臼制作に入れ込んでいるう~さん、育爺で多忙なかずさんは中休みで久々の登場、マンション族の仲間入りをしたふくちゃんは5千枚にも及ぶジャズCDの整理、Macchanは今日も庭の整美。各々が好きなことをやりながら、昼食タイムを2時間もとっていつもながら多岐に渡る話題で盛り上がる。
「遊び小屋」への往復は、細江のミモザが満開で目を楽しませてくれる。まだまだ色が乏しい春先に、鮮やかな黄色が印象的だ。10年余前の3月にイタリアを旅行した時、ローマの街角でミモザの花束を沢山売る花屋が目に付いた。ミモザ祭りで男性から女性に、感謝の気持ちを込めて花束を贈る習慣があるのだそうだ。世界各地の習慣のええとこどりをするのが得意な我が国民も、ミモザを贈る話は聞いたことがないね。商業ベースであまりメリットがないか?
ここに来て年度末の自治会会計決算書作りや引き継ぎの為の事務作業をやる時間が長くなり、寒い日が続くなか昼間は2階の空き部屋を使うことにした。普段は何も置いていない南面の畳部屋なので、テーブルと椅子とパソコンを持ち込みラヂオを聴きながら作業をしている。
いつもより1時間早い6時に起床して朝刊を取りに行ったMacchanが先ず驚いたのが、庭先の金魚やメダカの鉢に薄氷が張っていたこと。昨夜の天気予報では最低気温が2~3℃と聞いていたので、ずっこけてブログ用の写真を撮ってしまった。枯れ草や僅かにある芝の上には雪もかすかに積もっている。そうなんだと思いながらも、ほんの少し興奮気味。

朝食を手早く済ませかみさんが作ってくれた弁当をバッグに詰め込んで、いざ出発すると天竜に向かう道路の対向車に雪が積もっているではないか! いやいや天竜市に入ったら道が積雪か凍っていて、釣り場に到着できないかもという不安が頭をよぎった。左右の畑や日陰には積雪があるものの、道路には一切積雪がない上に比較的乾いている。助かった。
釣り場の米沢池に8時前に到着するも先輩格の前役員は到着していて、既に次々到着する会員の面倒をなにかとみてくれている。ありがたし!!昨日中に2名今日のドタキャンも2名いて最近の最高数からいつもの普通の参加者数に減ってしまったが、無事8時半の開門から釣り会がスタート。開始時は比較的穏やかだった風が徐々に増し、開始早々からテグスを祭ってしまったMacchanは指先が効かず、面倒見の良いYさんに新しい仕掛けをもらって皆から30分遅れでスタート。
しかし今日はスタート1時間の入れ食い状態がちょっと変、結局寒さで水温が下がって鱒の喰いが悪いということが判明。漁協は今日のメンバーの顔ぶれを見て、数より大きさを優先させて放流してくれたようだ。最も釣った人で10数匹釣果たった2匹の全てが40cm級だった人も、Macchanは27~8cmを筆頭に5匹でまずまず。


