団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後16年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

初めてカンナとノミを砥ぐ

2008-10-11 | 遊び小屋DIY
一昨日の記事で、「ーー今後のためにも明日は刃を砥ぐ練習もやっておくか!」と結んだのに、昨日は製材所のZさんの突然の納品連絡で泡を食って、弁当は忘れなかったが砥石を忘れてカンナやノミの手入れはやらずじまいだった。最初の材木納品の後も余りの量の多さと前途の多難さの想像でどっと疲れが出た(6月24日付記事参照)が、昨日も程度の差こそあれ同じ症状に見舞われた。

板材は雨風の影響を受けやすいので直ぐにブルーシートを掛けて雨じまいをした後、柱材の土台との接続部分の調整を何本かやってみたが、単独作業の悲しさバランスのとりにくさと重さでどっと疲れが出て止めてしまった。先週やり残した草刈の残りをやり終えたら丁度雨が降り始めたので、そそくさと作業を止めて帰宅してしまった。

今朝は久々に朝から農作師匠のかずさん(YKさん)の来襲?をうけて、あれこれ次々に変わる話題で数時間の会話を楽しんだ。どうも師匠は先月くらいから多少農作意欲を削がれているようだが、何故か話していて気持ちが安らいだ。師匠もこんなことがあるんだ、という安堵感だ。作業小屋工事に大幅に時間がとられて、やりたい農作業に手が抜けていることに後ろめたさを感じていたのだ。昼に師匠が帰ってからはまたやる気が湧いてきて、大工道具の砥ぎを生まれて初めてやることにした。

何種類かのカンナとノミは息子達が中学の「職業家庭科」で使っていた20年以上の年代物?だが、その後もちょっとした日曜大工で有効に使っていたので、刃も相当いかれていた筈だった。まずは年に何回かやっている料理用包丁の砥ぎでウォーミングアップから入ったが、なんとそこで不本意ながら親指を切ってしまった。料理中にも暫く切ったことが無かったのに、なんということ!! 切れ過ぎたわけでは決してない。砥ぎながら刃先の具合を確かめるために、指でスーッとなぞったらもう血が滲んでいた。いかんいかん!

気を取り直して、2種類のカンナの2重刃とノミ4本の砥ぎを連続でやった。荒砥・仕上砥を使って仕上げているうちに、難しいなと思っていた刃の適正な角度維持のやり方を悟った。(Macchan! 10年早いって!)ゴシゴシいう感触と音がスムーズに急変する瞬間がある。そこだ、そこが正しい角度なのだ。視覚ばかりに頼っていたのでは駄目だ、刃物を持ったときは「座頭市」になるのだ!! な~んちゃってね。

包丁と違ってその辺にある野菜で切れ味を試すわけにはいかないので、来週の工事が楽しみであるぞよ!


コメント
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