団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後16年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

昨日は建築、今日は土木

2011-06-30 | 300万円の家づくり
週末の建築作業が出来ない日だけの農作業だけでは追いつかず、今日は早朝の2時間B畑の草取りをやった。先日蒔いた大豆(青豆)と黒豆が移植出来るほど成長したが、苗を植えつける畑が1~2ヶ月前に耕したまま放置されているので草だらけ。出来れば梅雨明け前に移植したいが、晴天が続いて梅雨明けが早まりそうだ。

耕耘機が小型なので、伸びた雑草まで鋤き込みながら耕すという芸当ができない。そこで雑草を三角鍬で刈り取って、草を始末してから耕耘機をかけるということになる。夜明けが5時前の今はMacchanが早朝だと思っている7時半には、もうカンカン照りで頭がくらくらするほど暑い。それでも2時間、農作小屋の陰で何回も休憩をとりながら豆の植え付け予定地の3分の2を除草した。

家に戻って飲料水を2L準備して、三ヶ日の現場に向う。途中都田のカインズホームに寄って、新たに描き換えた配管図に基いてパイプや枡や接続部品を購入する。色んなサイズと型があり、買い物に1時間を費やす。100mmや75mm径の長さ4mのパイプが5本もあり、軽トラへの積み込みにも時間がかかる。

現場に着いたらもう昼食タイム、一人なので暑いけど豚骨ラーメンとゆで卵&魚肉ソーセージ&畑のキューリのトッピング。1本の缶ビールが効いて、3日連続でシエスタ。2時前に目が覚めたら土木班長のふるちゃんがやってきた。配管図を説明してOKをもらい、汚水枡2個の取り付けをすることになった。

既設の総合汚水マンホール手前の屈曲点に深さ75cmの穴をふるちゃんが掘って、Macchanが土を一輪車に積んで坂を登り敷地内に積上げる。午前中に早くも1L+缶ビール350ccを飲み干したが、この土工事の間にもポカリスエットを2倍に薄めた1Lを空けてしまった。

暑さにいささか参り気味だけど、今週は日替わりで建築&土木作業。「遊び小屋」建築DIYならではの贅沢な楽しみ方だ。(写真はマンホールにコンクリートカッターで100mm径の穴を開けている土木班長)

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テラスと上がり框の工事が進む

2011-06-29 | 300万円の家づくり
今日もいい天気になるという予報、ということはこの2~3日と同様また日中は地獄の真夏日になるのだろう。友がよく集まる水曜日、事前エントリーはうーさん・なべさん・ふくちゃんの3人。

朝は布団を干して不燃ごみを捨てて飲料を詰めて、ふくちゃんをピックアップしてB畑のコンポストに台所ゴミを入れて、うーさんを拾っていざ現場へ。大勢集まるとどうしても飲料が不足するので、子供たちがクラブ活動で使っていた5L位入りそうな超大型水筒の「キーパー」を持ち出して氷水も作る。1Lにつき1袋という指定の、ポカリスェットを3L位に溶かす。3倍に薄めて使うわけだが、たくさん飲む場合は2~3倍に薄めるくらいで丁度いい。

現場に着いてうーさん&ふくちゃんコンビは「上がり框」の取り付け作業、なべさんとMacchanは昨日に続いてテラスの工事をやる。土台と桁が出来上がっているので、4本の柱のサイズを現場合わせで測って順番に仕上げていくことにする。テラス前面の柱は4本とも飛石を利用した基礎石から立ち上げるので、長さの測定がなかなか難しい。母屋側からテラス屋根が勾配15%で前面に下がるので、180cmの15%27cmを引いて土台表面までの高さを決め、「赤い水糸から基礎石表面までの距離ー30cm」を足した数値が柱の長さ。

この数値は柱や桁の中心間の距離なので、実際は桁の厚さの半分54mmとかホゾの長さ30mmを更にプラスしなくてはならない。ここまででよく解らなくなって、もう読むのをやめようと思う人は普通の人ですよ。現場で飽きもせず、もう3年も続けている人たちはこういう複雑なのが面白いんだよね。昼食+シエスタの2時間を挟んで、午後も土間とテラスに2人ずつ分かれて工事が進んだ。

テラスは柱の二本目が2面の垂直を確認し終えて、いよいよ桁の1本目を載せるぞというある意味劇的な瞬間を前に総監督なべさん時間切れ! 今日は「浜松合唱団」の練習日、数十年数百の建築現場を歴任した兵(つわもの)でもこういう瞬間は心躍るみたい。「今日は定期演奏会の後だから休むかな」と言いながらも、後ろ髪引かれながら帰って行った。ここで登場棟梁のうーさん、「ええとこどり」で桁を載せて「カケヤ」でドンドンと一撃加えて見事最初の立体が完成した(写真)。この記事を読んだなべさんは、さぞ「地団駄」踏んでいるだろう。
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これで大工仕事ともお別れか?

2011-06-28 | 300万円の家づくり
昨晩は一雨あったようだけど梅雨の中休みか、朝から昨日に続く猛暑を予感させるような陽射しで一日が始まった。畑の面倒をみようと6時には起き出して朝食をとっていたら、続けて起きて来たかみさんに早朝からそんなに張り切ると工事現場まで体力が持たないかもしれないと出動を止められた。

こういう制止には直ぐ乗って、庭や三ヶ日の雑草の袋が加わった一般ゴミの始末などをやっているうちにいつもの出動時刻になった。今日はふるちゃんとカインズで待ち合わせて、汚水枡などの下水管部品を実物を前に売り場で検討する約束をしていた。ネット検索しても全体的に本管100mmを前提に部品が組み立てられることを予習して、結局配管コンセプトを見直した。

木曜日午後作業に加わってくれる予定の土木班長と別れて、昼前に現場に着いた。既に頭がクラクラするほどの陽射しで作業意欲を削がれていたら、今朝メールでエントリーがあった総監督なべさんが現れた。風が強かったので室内クッキングに切り替えて、早速定番スパゲッティの昼食をカセットコンロで作る。暑さと缶ビール1本ずつが効いて、昼食後は四方を開け放した部屋で昼寝をする。15分のつもりが、気持ちよく45分も眠っていた。「シエスタ」ちゅうのか、暑い中で涼風に吹かれながらなかなかえ~もんじゃのう。

2時近くなっていたか、それからやっと今日の作業が始まった。なべさんが来てくれたら、「テラス」作業でしょ! 先週中に土台を終了していたので、今日は「桁」の刻みをやる。750cm+αの長さを3本に分けて、「腰掛け目違い鎌継ぎ」(写真)で接続をやり裏側に柱のホゾ穴を4箇所開ける。「作業小屋」で練習を積み、「遊び小屋」で様々な方法を実践したうちの主要な継手だ。全て小笠原昌憲師匠の著書で学び、総監督のオーソライズをもらって実行してきた。

5時には「垂木ホゾ穴」も罫書き終わって、今日の作業を終了した。3年に亘って各種の継手を含む木工作業を楽しんできたが、いわゆる「建築」に関係した材木の刻みはそろそろ終りに近い。「宮大工」の祖先の血が流れていると実感できる日々もあったが、これでお別れかと思うとちょっと寂しい気持ちが湧いてきた。
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汗みどろの土方作業

2011-06-27 | 300万円の家づくり
この数週間は土木班長のふるちゃんが、雨水溝や上下水用の配管を埋設するための溝掘りをしてくれていた。梅雨入りの頃のまだ比較的涼しい時でも、一人猛烈に汗をかいていた。

先週の金曜日、Macchanも初めて配管埋設用溝掘り作業で班長に合流した。テニスなんか足元に及ばないほど大汗をかいて、土木作業がいかに体力を使うかを実感した。

そして今日、月曜日には珍しく棟梁うーさんが参加してくれて土間上がり框の取り付け作業を黙々とやってくれていた。Macchanは金曜日にやり残した長さ7~8m巾30cm深さ45cmの溝掘り。ツルハシとスコップの昔ながらの手掘り作業で、10分も続けると先週の2倍汗が噴出し15分目には息が荒くなって一息つく。

こうして昼食を挟んで何回か休憩をとって2回目のタオルを絞り終えた頃、やっと溝全体が完成した。偶然にも完成直前に、ふるちゃんがおやつのアイスクリームを提げて顔を覘かせた。先週書類を置き忘れたのだそうだ。シャワーを浴びたようなずぶ濡れの姿を見て気の毒に思ってくれたのだろう、最後の50cmを一緒に掘って溝を貫通させてくれた(写真)。

それにしても真夏の土工事は辛く苦しい。ミニユンボを持ち込めば30分以内に済んでしまう作業でも、班長は施主の気持ちと懐を理解して自ら汗を流してくれている。電気工具は何点か使っているが、機械力は一切使わない頑固な現場だ。

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早6月最後の日曜日

2011-06-26 | 日常
5月末から例年より2週間も早く梅雨入りして雨が振り続けば「うんざり」し、最近は真夏が近づいて太陽が照り付けると灼熱地獄になる。週末は全国5箇所で39℃以上を記録したというから、早くも猛暑に参っている人たちも多いことだろう。

天気に勝手な文句を言っているうちに、今年も半分近くが過ぎて6月最後の日曜日を迎えた。昨日は所属している浜松男声合唱団の休日練習と月に1回の「定例会」と称する飲み会があった。練習は2時間、飲み会は2軒行って4時間、ビールや紹興酒をたらふく飲んで10人の仲間と楽しんだ。

朝のうちは雨が残っていたので、ゆっくり朝食をとって新聞やテレビも見た。昼は浜北のショッピングセンターで買い物をし、お世話になっているA,B畑のそれぞれの地主に「お中元」を届けた。リタイア後は暮らしの3本柱の一つになっている「農作」を、お陰さまで安い経費で堪能できるのは地方都市に住んでいる者の特権だ。本当にありがたいことだ。

夕方はB畑で生り始めたナスやキュウリやトマトを収穫し、昨日電工屋ののりちゃんちから頂いたアサリをたっぷり入れたスパゲッティボンゴレと肉じゃがをこしらえて食べた。昨日飲みすぎたのでMacchanは一日休肝日を前倒ししたが、今日ばかりは余り寂しい気持ちにはならなくて済んだのだった。(写真はB畑の一隅で咲き始めた「ききょう」。右奥に蕾が見えるが、別名「バルーンフラワー」の名前どおり紙風船のような形をしている)
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いきなりの真夏日は応えますわ!

2011-06-24 | 300万円の家づくり
梅雨入りが早かったこの1ヶ月余り、どちらかというと少し低温だけどじめじめした日が続いていた。昨日から本格的な夏の訪れを予告するような、ギラギラした日照。今日は更に多湿のまま高温になって、肉体作業には厳しい暑さになった。

エントリーがあったうーさんを拾って、現場に向う途中カインズホームに寄って取り寄せてもらっていた「オリジナル流し台」を受け取る。大震災の影響で生産が追いつかないサンウェーブ製のものとスペックがほぼ同じで、更に2千円も安いお買い得品だ。流し台も自作しようと思っていたMacchanの心も動かして、まぁシンプルで引き出しや収納も付いているのでこの方がいいかと思わせるほどのコストパフォーマンス。

いよいよ上下水道の配管工事に入るので、流し台やトイレや風呂場などの上水道や排水口の位置まで正しく把握する必要が出てきたのだった。「流し台」は今までに手当てした建具や什器備品のうち、初めての「新品」だ。記念すべき¥24800だ(写真)。

現場に到着して棟梁うーさんは先週からの続きの、土間からの「上がり框」の作成に気合が入る。Macchanは昼前に到着した土木班長のふるちゃんとタッグで、上下水道管の埋設用の溝を掘る。特に下水管は微妙な下り勾配が必要なので、古ちゃんの指示で「遣り方」を作成し水糸を張ってマーキングする。

今日は班長と相談して台所の給排水管の設置を「板壁ぶち抜き」ではなく、基礎コンクリートに穴を開けてまとめようということになった。巾30cmx深さ25~30cmの溝を、ツルハシやスコップを使って掘っていく。石ころがごろごろ出てくる地面には苦戦して、感覚的には30℃を大幅に超える大気の中でしたたり落ちる大汗をかきながら作業を続けて行った。
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平日の「遊び小屋」以外の活動

2011-06-23 | 日常
木曜日はかみさんが長年仲間とテニスをやっているので、Macchanはリタイア前から時々仲間に加わらせてもらっていた。しかし「遊び小屋」建築DIYをやり始めると、どうしてもそちらが優先になってテニスから遠ざかることが多くなる。

今日はそのテニスに、多分2ヶ月振りに参加した。既に仲良くしてもらっているメンバーから、「やぁ~久しぶり!」と声を掛けられて少し気をよくしてプレーを始めた。テニスは通常数ヶ月休むと、人の手を借りて人のラケットを使って打っているような違和感があるものだ。球の行方は「ラケットと球に聞いてくれ!」、と言いたくなってしまうことがある。

しかし今日はちょっと違った。面倒見がいいリーダー格のMさんとウォーミングアップを兼ねた乱打をしていると、「現場でテニスやってたんじゃない?」と声がかかるほど調子がいいのだ。でもそれも束の間、いつものようにダブルスの4ゲームマッチが始まると勝負に拘ってなまじ丁寧に打つ為か、いつもの人の手とラケットになってしまう。わずか1時間半だったが、それでもスポーツの汗を沢山かくと本当に気持ちがよい。

午後はその足で現場に向うはずだったが、誰もエントリーがなかったので畑の手入れをすることにした。昼食後少し陽射しが緩やかになったのを見極めて、B畑に向った。かみさんが悲鳴を上げるほど、草が元気に繁茂していた。3時から夏至の頃特有の本当に日暮れが遅い7時半までびっしりと4時間半、作物の周辺を中心に「三角鍬」で草を掻き取り土を根元に被せる作業を延々と続ける。

かみさんが種から蒔いたキューリは少し育ちが遅いが、農作師匠のかずさんからもらったトマトや購入したナスは順調に育っている(写真)。農作の真似事を始めて20年余り、無農薬と出来るだけ有機肥料のコンセプトは守っているが、作物が虫や病気にやられてしまうことはしょっちゅうある。スーパーで売っているレベルの立派な見かけの作物は、全体の1~2割位しか収穫出来ないものだ。
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やっぱり水曜日は集まりがいいね

2011-06-22 | 300万円の家づくり
水曜日になってやっと珍しく晴れたが、本格的な夏が近づいているのが実感できるほど蒸し暑い。涼しいが湿っぽく連日雨が降るのと、どっちがいいだろう? 雨がいいか太陽がいいか、勝負じゃないんだから「北風と太陽」みたいな話しに持ち込むわけにはいかないしーー。

それにしても何回か当ブログにも書いている通り、水曜日には友がよく集まる。今日も事前エントリーがあったふくちゃんうーさんを、家から近い順にピックアップして三ヶ日の現場に向った。2人は先週タッグでやった、「土間の上がり框(かまち)」の工事の続きをやり始める。Macchanはやがてやって来たいとちゃんとなべさんと3人で、テラスの2本目の大引きの仕上げをやる。陽が射して、いとちゃんは早くも額から汗を滴り落としている。

5人も揃った昼食はいつもながらのスパゲッティ、ゆで卵とタマネギのトッピングに缶ビールが1本ずつつく。つまみはイカの揚げたのとポテチ。これで1時間半ほど、いつも誰かが喋っているくらい会話が乱れ飛ぶ。必ず毎週1~2回は顔を合わせているメンバーなのに、よくこんなに話題が途切れないものだ。

午後は「土間の上がり框」班はそのまま続きをやり、総監督といとちゃんはテラスの屋根取り付けの起点になる、750cm余りの長さの巾木(50x105mm)を南側天窓上に取り付けている。Macchanはエンジン草刈機を持ち出して、だらしなく伸びた敷地の草刈に専念する。草を刈っているのは動力なのに、炎天下だとどうしてこんなに汗が出るのだろう? 350mlの缶ビール以外に500mlペットボトルに入れた紅茶を2本、700mlの魔法瓶に入れた氷水を飲み干してバイオトイレにお世話になったのは1回だけ。いとちゃんは0回だと言ってたな。みんな汗になっちまった。

写真は、工事中の「土間の上がり框」の一隅。敷地から掘り出た石を割って利用した束の礎石と、巾50cmの「上がり框」の高さと礎石の位置を決めるための「遣り方と水糸」。



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上下水配管を考える

2011-06-21 | 300万円の家づくり
週末から雨が降っている間、上下水配管をどうするかで頭が一杯だ。建築DIYの本やHP、ネット検索などでいつものように「俄か勉強」をするも、諸説があり決定版はない。ヘルプ陣には配管の専門家はいないが、経験心得のある総監督・土木班長・農作師匠の3人はそれぞれ意見が異なるところがある。

そこで平屋建築DIYの気楽さ、色んな説があるということはとにかくやってみて、間違ったらやり直せばいい位の安易な気持ちで昨日配管図を作った。今朝現場に向う前にカインズホームに寄って、各種塩ビパイプと接続部品を購入した。一本パイプの径を間違えたが、にわか雨の中急いで買ったのでご愛嬌。帰途ちゃんと正しいものと交換してきた。トラップ枡や汚水枡についてまだよくわからないところがあるが、経験者の意見を聞いて配管作業を進めながら適切なものを選んで購入しよう。(写真は配管図&購入部品表と接続部品の一部)

昼前に総監督なべさんが来てくれたので、テラス土台(大引き=おびき)と束取り付け調整をやった。先週の束寸足らずの件は、なべさんが遣り方上面の高さから300mmにテラス床面高さ34mmを間違えて加えた数値を引いたために起こったことが判明した。総監督が恐縮する姿を見て、大工のMacchanも恐縮してしまった。何せ大工は施主も兼ねているのに、ヘルプ陣の誰にも日当どころかお礼も差し上げていないのだからーー。

午後からは青空が現れ蒸し暑くなったが、久しぶりにお天道様も顔を出して嬉しくなった。2本の大引きの水平がとれたので、大勢集まる予定の明日は柱材の加工に入る。テラスもいよいよ立体的になっていくのだ。



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もう雨はいいぞ!

2011-06-20 | 300万円の家づくり
今年は2週間も梅雨入りが早かったといっても、その分梅雨明けが早まるとは限らないようだ。九州は10日間で1000mm以上も降ったところもあるそうで、連日梅雨前線が暴れている。週末は2時間ほどしか農作業が出来ず、フラストレーションが溜まったまま週が明けて雨の中現場へ出かけた。

現場では傘を差しながらスケールを持って、上下水道の配管図に必要な長さを測った。上水道は「作業小屋」を改造して設置する「トイレ、風呂場、洗面所、洗濯機」と「遊び小屋」内に設置する台所流しの計5箇所。16mm径のVP(肉厚塩ビ)管を使用する。下水道は汚水用と雨水用の2系統だが、雨水は土木班長のふるちゃんが100mmのフレキシ管と砕石を詰めたU字型溝を作ってくれている。汚水は上記上水道と並行させて50~75mm径のVU(肉薄塩ビ)管を使って敷設する。

建物配置図に上下水3系統を色別に記入し、パイプ別の必要長とジョイントに必要な部品を書き出した。汚水用には、専用の集水枡も3箇所必要だ。明日は工事に必要なパイプと部品を購入して、土木班長と農作師匠の出動を待ち受ける。晴れ間をみながら、「テラス」土台や柱の取り付け作業もしたい。全てお天道様の思し召し、天気次第だ。

長雨で喜んで活き活きしているのは、どうも蛙とナメクジと紫陽花くらいではないか。(写真は現場の「ガクアジサイ」)
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浜松合唱団定期演奏会を楽しむ

2011-06-19 | 日常
所属している「浜松男声合唱団」と名前は似ているが、「浜松合唱団」は混声合唱団で団員は3倍以上多く歴史も長い。合唱コンクールの全国大会にも度々出場していて、「男声」と「混声」の違いがあるので単純比較は出来ないが浜松を代表する合唱団だ。今日は監督なべさんと棟梁うーさんの奥さんが所属している「浜松合唱団」の「第24回定期演奏会」が、市中心部の「アクトシティー浜松中ホール」で開催された。我が「浜松男声合唱団」からもなべさん以外に2名が参加している縁もあって、かみさんとふくちゃんと共に鑑賞に出かけた。

客演は一切なしで3部構成に仕立てた、2時間近くの本格的な演奏会だ。第1ステージは無伴奏の「MISA」、フィリピン気鋭の作曲者Ryan Cayabyabの作品。「Kyrie」が始まって度肝を抜かれた。西欧の文化そのものである宗教曲に、東洋音階や東南アジアの雰囲気がたっぷり入っているのだ。中近東中心のイスラム教会の祈りの旋律のようにも聞こえる。アルトの独唱から入った曲は難しい旋律が揺れて、無伴奏(アカペラ)なのでどう合唱が取り組むか聴いている者にもよい意味で緊張感が走る。

流石「浜松合唱団」MISAの5曲を巧みにこなし、第2ステージのヒットメロディー「HANA」に移った。滝廉太郎の「花」、財津和夫の「サボテンの花」、森山直太郎の「さくら」、一青窈の「ハナミズキ」、他に「リンゴ追分」や「世界に一つだけの花」「赤いスイートピー」喜納昌吉の「花」と演出を入れながら次々に8曲が紹介された。演出が凝っていたし勿論合唱もレベルが高かったが、独唱曲でヒットした原曲のイメージが強すぎてもう一つ楽しみ切れなかった。

最後の第3ステージは「海を思う」という混声合唱とピアノのための壮大な曲、レベルの高い曲を技術レベルの高い合唱団が高水準で挑戦しこなしていく。聴いているものに、高い満足感をもたらす。8月から始まる静岡県大会、関東大会、全国大会と、今年も順調に駒を進めるだろう。どの曲を引っ提げていくのか、大いに興味がある。合唱のスタイルは異なるが、我が団も練習時間を増し目標を明確に持って精進すればもっとレベルアップできると感じた。
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雨時々曇りでは農作業も無理

2011-06-18 | 農作DIY
いくら入梅が早かったと言っても、まだまだ梅雨の真っ最中だ。天気予報では「曇り時々雨」くらいのニュアンスだったが、午前中畑に出かけたらもうにわか雨が降ってきた。そして結局「雨時々曇り」の一日になってしまった。

当然農作業どころか「草取り」さえ出来ず、夕食に必要な「ネギ」と「ニラ」を収穫しただけだった。それどころか、B畑入口に軽トラを駐めたら出るときは後輪がスタックして往生した。スコップで後輪を掘ったり、かみさんに運転をまかせてビショ濡れになりながら車を押してやっと脱出できた。

ご想像通り夕食は「餃子」、100個作って夕方訪ねてきた次男家族と美味しく楽しく食べた。写真は畑の大家Mさんから球根を頂いて、昨年晩秋に植えた「ニンニク」の花。大玉の「匂わない?ニンニク」だそうだ。蕾の覆いにはニンニク独特のとんがりがあったが、花はどちらかというと「ネギ坊主」のよう。第一匂わなきゃ「ニンニク」の意味がないと思うけどーー、文句は試食してからにしましょうかね。

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雨上がりの賑やかな3人作業

2011-06-17 | 300万円の家づくり
出かける頃には雨が上がって、エントリーがあったうーさんを拾っていつものように会話しながら三ヶ日の現場に向った。途中聴いた今週のラジオ「テレフォン人生相談」は、先般亡くなったパーソナリティー児玉清さんの追悼番組だ。過去担当した放送分を流しているようだが、一昨日に続く今日の分も以前聞いたことがなかったので、15分程度の番組を終始うーさんと楽しんでしまった。

個性が強いがしっかり持論も展開する加藤諦三さんや今井通子さんに比べて、優しい口調でちょっと物足りなさも感じていたが追悼で聞き直してみるとなかなか味がある。TVの長寿クイズ番組といい、70代になって味わいが深くなるのは滲み出た人徳なのだろう。Macchanには欠けた要素なので、10年後にはこういう味がでるように心がけたいものだ。(Macchanそら無理やで!)

現場に着いて早速うーさんに「テラス土台」の大引き(おびき)を支える束作りの失敗を説明して、今日は共同作業でリカバリーの作業を始めた。昨日サイズ修正して刻んだ4本の束を、早速取り付けてみた。見事(自分で言うかよ!)、張った糸下30cmにぴったり納まった。どうして間違ったのか分からず一昨日夕方からうろたえていたが、これで一瞬に溜飲が下がった。

突然土木班長のふるちゃんが参戦して、雨水排水パイプの埋設作業を始めてくれた。仕事の時はミニユンボであっという間に片付けてしまうという作業も、「パックマン」という穴掘り道具を使って大汗をかきながら10m位の溝を手作業でやり続けた。棟梁は黙々と新たなサイズの束を5本刻んでくれた。

Macchanは昨日と打って変わった爽やかな屋外作業の快感を感じながら、2本目の大引きを完成させ新たに測定した長さに基いて束づくりも始めた。トラブルがあって土台の完成は遅れてしまったが、今週も楽しい充実した会話を通じてヘルプ仲間の有り難さを再確認した。(今日はカメラを忘れて写真がおまへん)
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雨天の孤独な室内作業

2011-06-16 | 300万円の家づくり
天気予報より半日早まって、9時過ぎには雨が降り始めた。今日はヘルプ陣から誰もエントリーがないので、都田のカインズホームに寄って水周り関連用品や配管部品の研究をする。もちろん土間の台所には、システムキッチンなんか入れる計画はない。今屋外で昼食炊事に使っている薪かまどをストーブを兼ねて据えるので、化石燃料や電気を使うコンロは入れない。流し台は材木で組み立ててトタンかタイルを貼ろうと考えていたが、ここは既製の安い物を購入することにした。

店でサンウェーブ製の120cm幅の流し台を予約しようとしたら、入荷まで2ヶ月以上かかるらしい。どうやらここも、東日本大震災の影響を受けているようだ。似たようなカインズのオリジナル品が更に2千円ほど安く、1~2週間で入荷するというので予約した。一昨日かずさんと打合せした給排水管部品は、色んな種類とサイズがあり接続部品も多種多様だ。

ネットで「DIYホームビルダー」のHPに書かれていたスペックと、かずさんのお勧めを勘案して手帳にメモした。かずさんに電話で確認したら、流し台の他便器や洗面台の排水口の位置、そして洗濯機パンや風呂場の排水口の位置も確定しないと配管ができないと言っている。そりゃそうだろうなー、家裏に確保してある中古のウォシュレット付き水洗便器(Macchan、こんなの昭和30年代にあったか?)も現場に運ばないとね。

午後は現場で昨日測定しなおしたデータに基いて束の刻み直し、そしてもう一本の750cm長の大引き用材木の刻みをやった。雨天を予想して、昨夕再度刻み用の「馬」を土間に運び込んでいた。ポツポツと孤独な室内作業を4時間ほどやって、しょぼくれて帰ってきたのだった。
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テラス工事の失敗

2011-06-15 | 300万円の家づくり
週末はまた雨模様になるそうで、今日は今週最後の晴れ間を求めてヘルプ仲間が3名集った。うーさんとふくちゃんがコンビで、土間から繋がる2部屋への「上がり框(かまち)」基礎石設置工事。なべさんとMacchanがコンビで、テラス土台(大引き)刻み作業。

午前中は土間から、作業をとても楽しんでいる歓声が上がる。テラス土台(大引き)刻み作業は、規模が大きいことと構造が多少異なるので前回の設計図だけでは役に立たない。それに気がついたなべさんが、急遽フリーハンドでサイズを入れた「大引き(おびき)」専用の設計図を描いてくれた。

Macchanはそれを受けて、生き生きと1年半前に毎日勤しんだ柱材刻みを始める。大引きの裏に、束のホゾを受ける「ホゾ穴」を開ける必要がある。角ノミはFさんにとうの昔に返しているので、今回開ける18箇所は手ノミでやることにする。30x60mm深さ30mmのホゾ穴を罫書いた後は、13mm径のドリルで穴をたくさん開けて手ノミで掘る。

760cm余りの大引きは4m材を2本使い、接続は変形の「腰掛目違い鎌継ぎ」を採用する。作業を順調に続け3日後の日曜日に「浜松合唱団」の定期コンサートに臨むなべさんは、今日は練習日なので4時には上がった。

出来上がった大引きが束にすんなり取り付いて束の間、Macchanは異変に気付いた。大引きの高さが明らかに低い!(写真) 測ってみたら、30mm前後低いではないか!理由が解らず呆然とした。昨日なべさんが測定して束高さを指示してくれて、Macchanが6本刻んだのだった。

その前に、土間のコンビから悲鳴が上がっていた。先週土木班長のふるちゃんが張ってくれた水糸に基いて、庭から掘り出した石を使った框「礎石」の取り付け位置がなべさん図面より3~40mm外側になっていた。土木班長の不在が原因かどうか、Macchanもパニクっていたのでよくわからない。ふくちゃんは名言「後日思い出したくない」といいながら修正していた。Macchanも総監督不在の明日明後日を使って、束の長さを修正することにした。納得のいかない一日だった。



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