忌々しいこの2年間のコロナ禍、大いに助かったのが畑作・遊び小屋・テニスなどのアウトドア活動。中でも畑作は引退後借りている畑の耕作面積が増え約200坪、もはや家庭菜園とは言えない広さになってしまった。最も大変な草取りや小型耕運機の操作さえ、安上がりなアスレチックと考えれば楽しみになる。
この一年、種から育った20株近くのアーティチョークが寒波に負けず元気で、来春の食用の蕾が楽しみだ。その他畑を囲むように新たに植えた花菖蒲も根付き、初夏には周囲の方々にも少々褒めて頂けるようになった。
味噌作り用の大豆・黒豆の収穫が終わった後、休耕部分は早くもホトケノザなどの雑草が蔓延り始めているが、彩の少ない季節は可愛らしい?ミニ花畑とも映る。
引き続き植わっているネギや冬用野菜の畝は、細々と暮らすかみさんとの二人暮らしには種類さえ問わなければ春まで十分自給が可能だ。
先日の強い冬将軍から吹き降ろす寒風で、築15年の農作小屋がまた傾きを増したように感じる。1年間で蓄積した枯れた作物と雑草の山が、小春日和の焚火を待っているようだ。
正月まであと1日、2年ぶりに集まった長男・三男家族の10名を加えて玄関には12足の履物が揃った。久々の嬉しい光景だね。