団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後16年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

「現場監督」登場す!

2008-10-21 | 遊び小屋DIY
三ヶ日の現場で作業する時は、大体10時頃から17時ごろまでやることが多い。昨日現場監督に就任してもらうことになった「なべさん」にそう伝えておいたら、10時半にはにこにこしながらやって来た。あ~、本当に来てくれたんだなぁ。

普段からブログを見ていてくれたので、状況の概略は把握してくれている前提で、今疑問に思ったり不安に思っていることをいきなりいくつかぶつけてみた。アドバイスには専門用語や業界用語がたくさん含まれていて、その度に「それどういう意味ですか?」と聞くが、一生懸命素人に分かるように説明してくれる。

斜面に建てられた小さな小屋の柱状土台が石の上に置かれているだけの構造については、斜面の下側に小屋を支える「固定アーム」を2~3箇所取り付ける案をくれた。その他、効率的な建築金具の使い方に、いくつか直ぐ実行できそうなものがあった。昨日までの作業内容を説明したら、自分が愛用していた「下げ振り」を取り出して、早速四隅の柱2方向ずつの垂直度を測定。柱の上下で270cmの1/1000程度の3mm位までの誤差ならOKだよという事だったが、実測結果は最大10mmあり、仮筋交いのビスを緩めてやり直し。

間柱材をテコに使って、5~10mm位の調整をする方法を教わった。浅いホゾが抜けてきて少々てこずったが、なんとか0~3mmの振れ幅に納めることができた。垂直が固まったところで柱を金具で固定していく作業に移ったが、監督はこの実作業も含めて夕方の作業終了まで付き合ってくれた。プロのちょっとしたアドバイスで、今日一日でなるほどと思うことがいっぱいあった。これからも時々顔を出してくれるとのこと、ありがたいことだ。

写真は、流石にヘルメット姿が板についている「監督」だ。今日話を色々していたら、なべさんは大学では建築ではなく機械工学を専攻して、転職後に建築を勉強したとのこと。異色の経歴をもった建築士だったのだ。
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