団塊世代MACCHAN(まっちゃん)の、<人生これから>だよ!

リタイア後17年、人生を日々面白がる楽しみを綴ります。健康と家族と友人を大切にする、年金生活爺さんの「残日録」です。

畑が酷いことになっているぞなもし

2010-06-30 | 農作DIY
36年前に仲人をしてくれた伯母が、昨日94歳の大往生をとげた。かみさんの伯母だが、観音様のような人を幸せにするオーラが溢れている人だった。故人の娘(すなわちかみさんの従姉)のMちゃんから「長寿を祝う楽しい弔辞をやってね」と頼まれて、午前中は36年を回想するように考え考えパソコンで原稿を作った。

そうこうしているうちに、千葉からかみさんの姉妹がやって来た。大往生だから、悲壮感は全くなし。いつものように姦しくお喋りしながら、通夜の会場に早めに出かけていった。この5週間は母親の当番なので、Macchanは母のデーサービスの帰りを待ち受け3姉妹の帰宅まで、母と畑の草除りをすることにした。

普段「遊び小屋」建築に没頭しているので、久しぶりのB畑は想像はしていたが「アッと驚くタメゴロォ~」状態だ(写真)。夏野菜が植わっている一画だけは、普段かみさんが母親と共に夕方1時間余りこつこつと除草してくれているので一目瞭然だ。写真右側の草ぼうぼうのところは、間もなく味噌用の大豆や黒豆を撒くところ。このままでは、手押し耕耘機の刃は全く受け付けないだろう。

ここは一旦パスして、A畑に移る。10日ほど前に落花生の苗を移植したが、残り半分がまだ防鳥ネットの下で雑草と格闘している。ネットを外して、雑草を抜きまくり落花生の苗を救出した。しかし雑草に負けてひょろひょろ状態で、中には既に根元に花を付けているものもある。将来を悲観して、生き急いでいるのだ。可哀想だけど、ちょっとお手上げ状態に近い。

7時近くかみさんから電話が入ったが、今日は直系の姪たち3人が優先して私は失礼して明日の葬儀だけにかけることにした。明日の葬儀参列後の時間次第で、母のデーからの待ち受けタイミングが微妙だ。「まあ、成り行きまかせかな」というのが、O型同志の我々夫婦の結論だ。
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洋風建具の取り付けは難しい!

2010-06-29 | 300万円の家づくり
明け方は一雨あったようだが、一日中曇りの予報より上天気に振れて晴れ間の多い蒸し暑い日になった。梅雨明けと違うのは、「クマゼミ」がシャーシャーと鳴いていないことだけ。

そんな中今日は予告通り、2週間ぶりの棟梁うーさん昨日に続いて監督のなべさんが来てくれた。うーさんには先ず、ノミやカンナなどの刃物を砥いでもらう。うーさんの手にかかると、日曜大工用の刃物がプロ用のように切れるようになる。(Macchanプロ用の切れ味知ってんのかよ!)

昨日購入したコンクリートと木部の接着剤を、土間の二つの出入り口の敷居裏に塗ってコンクリートビス留めをする。昨日の作業の続きの「洋風ドア」の両サイド間柱を加工して、長いビスで両脇の柱に取り付ける。上部にアーチ状のフレームを取り付けられるように、微妙な角度の切込みを入れる。

さあ、アーチの取り付けだ。こういうハイライト作業には、うーさんもなべさんも一応施主を兼ねている大工のMacchanに花を持たせてくれるのが嬉しい。ガッチリ固定できて、ドアの取り付けテストをやろうと監督が提案してきた。重いドアを運んで嵌めてみるも、残念ながら半分から下が数mm引っかかる。う~ん、ちょっとサイズを厳しく見すぎたかもしれない。

片側の間柱の切込みを5mm程度多くすることにしたが、そこに数日前から危篤だった36年前我々夫婦の仲人をしてくれた伯母の訃報が入った。伯母は「遊び小屋」建築に正に使用している、50年前の建具を頂いた家の持ち主でもあった。心残りだが、作業は「これにて本日の打ち止め~」になった。

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今日の建具はなんじゃいな?

2010-06-28 | 300万円の家づくり
まだ梅雨半ばだというのに、梅雨明けみたいな今日の天気はなんじゃいな? 梅雨前線がぐっと北に上がって、晴天に加えて暑い南風がどっと入ってきた。

基本的には屋根の下で作業をするので、Macchanのさびしい頭が日照にやられることはないのだが、新たな材料を材木置き場で選定して運び入れる時はあまりのギラギラで頭がくらくらする。

先ず2週間前の作業小屋への通路に続いて、土間玄関の入口の基礎コンクリートの「斫り(はつり)」をやった。汗が噴出し、玉になって腕を流れる。建具両脇に取り付ける間柱材を削る時も、汗汗汗ーーー。

変わった難しい作業を心配して現れた監督なべさんと、先週描いてくれた作業図面をチェックして「斫った」ばかりのコンクリート面に合わせて材木長さを調整する。引き続いてドア上面の、アーチ状になったフレームの取り付け方法を検討した。今回使っている中古建具の中で、唯一の洋風物だ。大半は50年前のいとこの家を壊した時のもらい物だが、このドアを含めて数点は2年前に40年前の建物を隣家が改築した時にゲットしたもの。共に2年間、現場や我が家の裏にキープしていた。

アーチ状のフレームの幅が89cmあるので、柱間88cmに収めるためには両脇の柱に5mmずつ彫り込みを入れる必要がある。こつこつ溝を彫ってまた汗をかき、仮収めをしたのが「写真」ですよ。ね、今までのものとは様変わりで「なんじゃいな?」と思うでしょ。
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孫1、2号の来襲

2010-06-26 | 日常
三男夫婦の長男孫1号Koが来襲したのは昨日、地元湖西出身の嫁さんYちゃんが同級生の結婚披露宴に出席がてら浦安から帰省した。同郷だと年数回の帰省タイミング以外にも何かと帰ってくることが多く、勘定したら1~2ヶ月に1回くらいはチャンスがある。

今夕は今や地元住民になった次男夫婦と孫2号Kaも招んで、母も交えて4世代大人小人8名の賑やかな食事会になった。驚くほどのスピードで成長中の孫1、2号の従兄妹同士の面会は、何かと面白い。

几帳面で慎重な孫1号Koに対して、豪放大胆な孫2号Kaが棟梁うーさんから頂いたおもちゃで共に遊ぶ。うーさんの孫4人が年齢差に関係なく、歓喜して遊んだという曰くつきの代物だ。先輩の予言通り、1歳差の二人が奇声を上げて共に夢中になっている。

そのうち2人を左右の腕で抱き上げたかみさんが、孫2号を母親のMちゃんの手元に戻した。孫1号だけがかみさんの腕の中にいるのを見た孫2号、急に号泣状態になって叫んでいる。母は誰よりも安全安心牌なのだが、2番目に親愛な婆を取られて狂乱した。1歳に満たないこんな幼児にも、率直な「嫉妬心」があるのだ。

やきもちを焼かれる以前の懐かれ方が今一歩の爺は、羨ましいやら可笑しいやらーーー。とりとめのない賑やかさの中に、人間の本性を見て「なるほどなあ」と62歳は感心した。

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大きな宿題の結果は??

2010-06-25 | 300万円の家づくり
昨日の記事は小沢昭一の長寿ラジオ番組みたいな思わせぶりなせりふで終了したが、果たして何だったのかそしてどうなったのか? 

単独作業になった今朝は、先ず昨日の難題を解決するために方法を考えた。写真で見るように、建具枠が明らかに垂直ではない。そういえば先週16日の記事「暴れる材木に大汗かいた日」に書いたように、垂直に取り付けたはずの柱さえも経時変化のひび割れで曲がっているのだ。

先週は「掃きだし口」の建具部分だけの枠を正しく取り付ける為に、その高さ部分だけ削って刹那的に垂直を確保していた。昨日の作業、その上の欄間高さ30cmの両脇間柱間だけでも5~7mmも曲がっていて話にならない。局所だけのその場しのぎは、いずれ直ぐに破綻がくるものだ。

更に小手先でかわす術も色々考えたが、結局間柱をはずしてカンナで0~7mmを削って修正した。昼食後次なる高所の窓枠作業を考えていたら、なんと料理教室を終えた監督なべさんがやってきた。なべさんが来たら、より難易度の高いやることが他にあるぞ。

土間北側の一応外からの出入り口(玄関?)になる、ドア取り付けの枠作りだ。他の建具は全部和風引き戸なのだが、このドアだけは洋風のしっかりした木製のもの。一連の建具枠とは、全く異なるやり方を考える必要がある。監督が一生懸命考えている間に、片方の間柱の35mm厚の材料切り出しに入った。60mm厚の間柱材を、両側から丸ノコで35mm厚に引いて切削面にカンナをかける。

なべさんはなんと30年以上前に購入した、80mm幅の日曜大工用の電気カンナを持ってきた。これがなんと、いっちょまえに役に立つのだ。説明書が数十年前の「金鳥蚊取り線香」か「ボンカレー」風のレトロで、なかなか味わい深い。

洋風ドアは上部がアーチ状になっていてフレームの取り付けが難しいが、今日は時間切れで来週初めのお楽しみになった。



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新参助っ人ふくちゃん頑張る!

2010-06-24 | 300万円の家づくり
比較的梅雨らしい天気が続く前半だが、今日は朝から快晴の予報。でも朝のうちはなんだかもう一歩さえないよ。昨日登板予定だった近所のふくちゃんが、リベンジ登板を昨日のうちに宣言して9時には徒歩数分の我が家に現れた。

片道35分くらいの現場までの軽トラの中は、恰好の会話の場だ。リタイア後の過ごし方など改まって聞くほどではない会話のネタも、密室の限定時間だとスムーズに交換できるものだ。

到着して直ぐにふくちゃんには、土台の大引き(おびき)と束(つか)をビスで留める作業をやってもらった。Macchanは一昨日監督なべさんからもらった宿題の、玄関ドアの両脇枠を作るための基礎コンクリートのハツリをやった。先日「作業小屋」への出入り口の経験があるので、準備も作業も余裕のよっちゃんだね。

昼食はふくちゃんに薪窯の火をおこしてもらって、相も変らぬスパゲッティミートソースとゆで卵作り。出来上がるまでのひと時は、金麦と魚肉ソーセージのつまみで暫し歓談。これがなかなかいい。サックスのプロになっているふくちゃんの長男K君の中高校生の頃愛用したリードから話が発展して、豊かな日本国児童学生のクラブ活動の道具の恵まれ過ぎ?まで話題が膨らんだ。

午後は協働作業で、南側の掃きだし口3箇所の上面欄間の枠作りに励んだ。掃きだし口の鴨居を敷居に活用して、更に上の小窓用の鴨居を作る作業だ。何度も書いているように「遊び小屋」の建具は、40~50年前の古い家2軒を壊した時に出たものを再活用している。従って建具に合わせて、計測しながら枠を作っていく必要があるのだ。

掃きだし口の幅とその上の欄間の幅が、ぴったり合うということは考え難い。今日の作業も30~50mm位欄間の方が狭いので、掃きだし口鴨居の上に新たに間柱を立てる。ピッタリの材木があるわけではないので、その厚みになるようにカンナで削りまくる。大汗をかく!

かくして2箇所の作業を終えたが、3箇所目に大きな宿題を抱えた。さてこの続きは「また明日のこころだ~!」
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「作業小屋」の活用

2010-06-23 | 300万円の家づくり
「遊び小屋」のコンセプトは、2年半くらい前から当ブログのカテゴリー「遊び小屋DIY」でえらそうに説明してきた。練習を兼ねた3坪(約10㎡)の「作業小屋」を昨年春に竣工して、今は「遊び小屋」建築のための物置として重宝している。「遊び小屋」が出来上ったあかつきには、トイレと風呂に改装する予定だ。

昨年秋以降は建築作業に没頭していて、農作になかなか手が回らない。春に植えたタマネギの晩生種200個ほどを一昨日かみさんが収穫してきてくれたので、貯蔵の為に軒先に干すことにした。自宅は農家のように軒先が深くないので、全部を吊るすことができず「作業小屋」の1間幅のテラスにも干すことにした。昨秋には「干し柿」作りのために、柿を吊るしていた場所だ。

農作の真似事を始めて20年余り、私が憧れていた農家の庭先の風景が出現した(写真)。「遊び小屋」の建設地はリゾート地なので、まず農作をやっている人はいないように見える。永住地にしている人たちが増えているが、農作物を軒先に吊るして貯えているお宅はまず無いねぇ。「遊び小屋」の南側にも1間幅のテラスを作る予定なので、来年以降は貯蔵場所が一気に増えるぞ。漬物用の大根なども、大量に吊るす予定だ。

今日は午前中大雨、夕方まで続く予報だったので作業を諦めていたが、昼から明るくなってきたので三ヶ日に出かけた。作業に参加する予告をしていたうーさんやふくちゃんとは、朝のうちに連絡をとって取り止めを決めていた。従って単独作業、鉋屑や端材などで散らかった現場を先ず清掃し、明日から作業に入る欄間や梁より上の建具取り付けのための準備をしこしこやった。吊るしたタマネギの真下で、景色を眺めながらゆったりとこれから先の作業の構想を練ったのだった。
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夜の訪問者

2010-06-22 | 300万円の家づくり
三ヶ日の工事現場は奥浜名湖畔に近く、元々雑木林やみかん畑だったところを30年前に開発したリゾート地なので自然に恵まれている。今は山に帰るのを忘れたウグイスやホトトギスなどが一日中啼き、建築作業から我に返った大工のMacchanの心を癒してくれる。

今朝現場に出勤して工具を揃えていたら、馬の上に並べた建具枠用の材木の上に何やら動物の糞らしきものを発見した(写真)。よくよく観察したら普段「バイオトイレ」で重宝している隣接の公園に熟している、「ヤマモモ」の実そのものじゃないか! ヒヨドリなどの鳥はこんなにでかい実を大量に糞に出すことはないから、これは多分動物だとMacchan探偵は推理した。

更に周囲を観察していると、小動物の鋭い爪で引っ掻いたような跡が馬の脚元にあって(写真の右下に見えますか?)その他にも1箇所発見した。色々想像するのが楽しいが、リスではこんなに大きな糞はしないだろう。そうすると「ハクビシン」か? 現在のMacchanの棲家近辺にも現れると噂されている、「ヤツ」と同じ様な形状の糞だな。

やがて現場に現れた監督なべさんも興味を持って、「夜間カメラ」を仕掛けておくと面白いなぁとMacchanと同意見。「ハクビシン」は人里近くにも現れる猫科の獰猛な雑食動物と聞いているが、典型的な夜行性とみえて一度も姿を見たことがない。完成前にも近いうちに現場に泊まる機会があると思うが、「夜の訪問者」と一度巡り会いたいものだね。

今日はなべさんと大型引き戸の最後の建具枠を完成させ、土間玄関の扉の取り付け打合せをして6時の有線オルゴールの音をきっかけに、夜中さえも楽しそうな現場を引き上げたのだった。
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単独作業でじっくり腕を磨く

2010-06-21 | 300万円の家づくり
今年の梅雨は、例年になく梅雨らしい梅雨だ。鬱陶しく蒸し暑かったり寒くなったり、体調を崩しやすそうなので気をつけなければいけないね。でもね季節季節に「らしい」天気が続くのは、何につけてもいいことだと思うね。

「降りそうで降らない」そんな天気の中、今日は単独作業だった。監督に教わったやり方で、柱の垂直を再確認して柱の最下部から50cm置きに柱間距離をmm単位で測定する。片側に間柱を立てて、柱との間に40mm厚の間柱端材を挟んで100mmビスで固定する。これで1775mm幅の枠が完成した。

続いて土台表面から27mm~87mm間に、敷居取り付け用のホゾ穴を二つあける。更に1777mm上に同様に鴨居のホゾ穴をあける。枠の内側と室内側に露出する面は、全てカンナがけもする。電気カンナは只今持ち主のFさんに里帰り?しているので、大汗かきながら手でカンナがけだ(写真)。

大勢で楽しみながら作業するのも捨てがたいが、こうして単独作業でじっくり考えながら腕を磨く?のもなかなかいいぞ。
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ラッキョウを漬ける

2010-06-20 | 母の介護
天気予報に反して朝から明るくなり、日中は陽まで射した儲けものの日になった。それでも朝まで雨風で荒れた後なので、では畑を耕しましょうとはならない。雨でぬかった畑に入ると、作業がやりにくいばかりか土が固まってしまうのだ。

かみさんは大汗をかいて庭いじりをやっているが、母を残して二人とも活動してしまうと母はパニックになる恐れがある。新聞やテレビを見ている母の傍に座って、あれこれ話しかける相手をしながらひたすら「数独」をやる。

午後はナイフを使って、畑から抜いてきた「ラッキョウ」を掃除して酢漬けの準備をする。ラッキョウ自体は手入れも何も要らない、「作物」というのもはばかられるが、ラッキョウ漬けにするのはひたすら人力に頼るしかない。臭いと目に沁みるのを耐えながら、ひたすら黙々と作業をする。大きなガラス瓶3個分の下ごしらえをするのに、夜中までかかってしまった。
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どうしても午前中にやらなければーー

2010-06-18 | 農作DIY
今年に入って「遊び小屋」建築が本格化してきて、どうしても農作が疎かになりがちだ。かみさんがデイサービスから送り届けられた母と畑の除草をやってくれることが多いのだが、暑さと共に雑草の方が成長がよく追いつかない。まして土を耕して作物を植える作業は、片手間にやるにはハードワーク過ぎる。

落花生の苗が防鳥ネットの下で大きくなり、他の畑にはもう数週間前から植わっているのを見てはかみさんに急かされる。「工事ができない週末があるさーー」ととぼけていたが、このところ週末は天気が悪く畑作業には適さない。

そして今日、午後からはまた数日雨の予報、午前中しかチャンスはないじゃないか! 今日はうーさんの現場登板予告日だったので、電話で「どうしても午前中やらなきゃならないことができちゃってーー」と三ヶ日行きを午後にしてもらう。

落花生を植えるA畑は、スギナの繁殖がものすごい。これに耕耘機を入れて耕しても、落花生が生る頃にはスギナで埋まってしまうだろう。そこでスコップでいちいち掘り返してスギナの根を集める。最近腰が痛いのでちと辛いが、これをやっておくと後が楽だ。汗をどぼどぼかいて頑張っていたら、かみさんが眼医者から帰って来て作業に加わってくれた。

途中から早くも雨が降り出し、半分ほど植え終わった頃にはずぶ濡れになってしまった。残り半分は雨上がりの合間をぬって、平日でも建築作業をさぼってやりきらないと、自然は待ってくれないだろう。雨が強まって、屋根があるといえども工事現場の作業は快適ではない。うーさんには悪かったが、午後に回した三ヶ日行きも「無し」にしてもらった。植付けを半分でもやれて、内心ホッとした。
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暴れる材木に大汗かいた日

2010-06-17 | 300万円の家づくり
今週は北海道を除く全国雨の「明快な梅雨入り」をしたが、昨日未明までの梅雨明けを思わせる大雨が明けたら暑いこと暑いことーー。昨日は静岡で34℃だったそう、今日は浜松も真夏日の暑さだった。「昔の男性」的な(「今の女性」的な)梅雨とでも言うのでしょうかね?

今日は単独作業を想定して昨日の早く切り上げた続きをやり始めていたら、監督なべさんが麦藁帽子姿で「おはよう」と現れた。やっぱりなべさん、Macchanのちょんぼが心配なんだわ。でも、有り難いよね。

なべさんの心配事は高さと幅共に180cm近い、南側3箇所と東側1箇所の大きな「掃きだし口」の枠作りだと思う。通常の窓枠に比べると面積的に4倍位大きいので、精度を要する作業は相当緻密にやらないと上下左右の誤差はすぐ4~5mmになる。今日はそんなことが露見して、大汗の一日になった。

この4箇所計8枚の大型建具のために、「遊び小屋」の基本設計はメートル法にしようと決心したくらいだ。従来の尺貫法の柱間芯々180cmでは、この建具は使えなかったのだ。ということで柱間芯々200cm(柱間188cm)の寸法内でこれらの建具の縦枠を作るには、片方を柱材にしてもう片方を太い間柱材にするか、両側に間柱材を取り付ける必要がある。

今日の作業は昨日中に両側に間柱材を取り付けようと決めていたのだが、垂直や間柱間の距離を何度測っても場所ごとに暴れていて一定の法則が見つからない。すなわち対処の方法が見つからない。なべさんと思案投げ首、高さ50cm毎に幅を計って「カンナ」で間柱材の厚みを調整しようということになった。最大5mmの違いがある。これはえらいこっちゃ!

間柱を外しておいて、馬の上で2~3mmの調整。次は間柱を取り付けて、再度幅を確認しながらまた2~3mmの調整。全て幅を測定しながらカンナで少しずつ削っていく。多分30℃を越える中で、大汗をかきながら作業を続けた。敷居と鴨居を取り付け終わった時には、6時の有線チャイムが鳴り響いた。もの凄く汗をかいて疲れたが、充実感が身体中を駆け巡った。同時に一日付き合ってくれた監督にも大いに感謝したのだった。

(写真を撮っていて気がついたのだが、柱の幅が部分ごとに異なったのは柱取り付け後生じた「ひび割れ」のせいだった)

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大雨後の作業に大勢が集まる

2010-06-16 | 300万円の家づくり
「遊び小屋」の建築現場では、前もって応援者が来てくれることが分かっている時は、薪竈で作る現場食を共に楽しむ。スパゲッティかカレーか豚汁ご飯のように、簡単に作れるものが主流だ。

今日は前もって連絡があった「うーさん」「ふくちゃん」「いとちゃん」に加えて、監督なべさんも現れて総勢5名の賑やかな現場になった。かみさんが一日出かけているので、9時に母のデイサービスの迎えに引渡して、4時には受け取らなくてはならない「せわしない」日だ。現場では10時から3時までの、5時間限定作業で皆に前もって断ってから作業開始した。

気持ちに焦りがあって、Macchanは「ちょんぼ」の連続。昨日単独作業した東側の「掃きだし口」のサイド枠を見て、監督からいきなり「敷居ホゾ穴の上面が高すぎないか?」とチェックが入った。測ってみて直ぐに気がついた。敷居上面ラインを書いてその下6cmにホゾ穴を罫書かなくてはならないのに、なんと上に穴を彫っていた(写真は修正後)。熱くなっている大工と違って、全体を見渡して問題点を発見する「監督業」の面目躍如だ。

その後裏返して彫り直しの罫書きをして、「いとちゃん」に作ってもらうもののまたまた前後を間違って材と団長の労力を無にしてしまった。一大工が4人を相手にして現場を指揮するなんて、まだまだ10年早いわい。鶏唐揚とタマネギスライスとゆで卵をトッピングしたスパゲッティミートソースの大盛りだったが、ちょんぼがたたって5人も揃った昼食としてはもう一つ盛り上がりに欠けたのだった。
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長いお勤めごくろうさん!

2010-06-15 | 300万円の家づくり
最近は同輩や後輩が続々リタイアしているが、今日の労い言葉は人間ではなく愛用の大工道具のノミにかけたもの。Macchanの「遊び小屋建築DIY」では、持ち合わせの素人用日曜大工道具を多く使っている。

プロと同じ道具はFさんから借用した「角ノミ」「電気カンナ」と岳父から受け継いだ「丸ノコ」くらいか? ノミやカンナなどは、子供たちが中学の職業家庭科実習で使っていた物を使用している。「お下がり」ならぬ、「お上がり」とでも言うのかもしれない。

中でもノミは幅の違いで3本セットだが、家の建築には最も幅の広いものを多用してきた。昨年末まだ柱材のホゾ穴を刻んでいる時に、柄の部分の「タガ」というのか金属の輪が取れてしまい、どうしても元通りにならなくなってしまった。「えい、ままよ」と輪が無いまま使っていたのだが、2~3ヶ月前に柄にひびが入ってきて段々心もとない状況になってきた。2~3週間前に延命策で、ひびに直角にビス留めをしたのだが、これが却って「あだ」となって先日柄が割れてしまったのだった。

愛用の古いノミで家1軒建ててやろうと目論んでいたが、それは叶わずお釈迦になってしまったら仕方がない。いくら素人のインチキ大工だって、このところの作業にノミが無くては話にならないので奮発した。近所のケーヨーD2では最も高価な?やつだったが、それでもプロ用の5分の1位かな?

今日は単独作業、午後から雨が強く降りだしたが道具たちと対話しながら、窓枠作りの続きをのんびりゆっくりやった。写真は新旧のノミたちだが、古いものは捨てずに小屋が無事完成したら慰労して飾ってやろうかなと思っている。
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Macchan石工に変身!

2010-06-14 | 300万円の家づくり
梅雨入りして週が明け、最初の作業日は雨の予報に反して明るくなってきた。ラッキー、ラッキー! 単独作業を想定して、昨日仕入れたグラインダーのコンクリート用カッターと、タガネを取り出して基礎の一部を斫る(はつる)ことにした。

「斫る」の漢字は広辞苑を引いても出てこないが、団塊世代には通用する。昔は斫り専門業者がいたし、墓石などをハンマーとタガネで加工する石工の仕事も「斫る」と言った。ビルや道路工事などで圧搾空気を使って、「ダダダダ、ダー」と既存の構築物を破壊しているのも「斫り屋」の仕事だ。今日のMacchanは「遊び小屋」の大工から石工に変身して、「作業小屋」に接続する出入り口に使用する「引き戸」のサイズに合わせて基礎の一部を左右2cmずつ拡幅することにしたのだ。

厚さ120mmの基礎も、コンクリートが固まってしまったものはもの凄く硬い。グラインダーで筋を入れて、タガネを当ててハンマーを振るう。やがてやって来たなべさんは、「青の洞門って、こんなんだったんだろうなぁ」と上手いことを言う。Macchan、長い人生で「斫り」は初めての経験だ。コツを覚えてくると、なかなか楽しい作業じゃないか、とすぐに新しい作業に惚れてしまう。

試行錯誤しながらも「斫り」が成功し、振動ドリルで穴あけして縦枠をコンクリートビスで固定した。その後上下の鴨居と敷居を刻んで、今日の珍しい作業を終了した。
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