三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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ドキュメンタリー『“朝鮮報国隊”』の紹介

2012年11月15日 | ドキュメンタリー『“朝鮮報国隊”』
 Eaphet Newsletter No.8 日文版(2011年12月1日発行)に、吉田藍さんによる『“朝鮮報国隊”』の紹介が掲載されているのを、いま(11月15 日午前3時)知りました。
 その全文と、漢語訳文はつぎのとおりです。
 『“朝鮮報国隊”』のシナリオ全文は、2007年9月5日~9月20日のこのブログに連載してあります。
                                        佐藤正人
 
■聊聊映画レビュー 朝鮮報国隊 吉田藍
 http://web.thu.edu.tw/mike/www/eaphet%20nl/8N/8N-yoshida.html
 第二次世界大戦中、旧日本海軍は海南島を軍事基地化するために、朝鮮総督府に要請し、朝鮮半島で服役中の朝鮮人獄中者を集め、「朝鮮報国隊」として、海南島に連行した。一九四三年春のから始まったそうだ。このドキュメンタリーは「紀州鉱山の真実が明らかにする会」が二〇〇八年に制作した。海南島は中国の南方、ベトナムと同じくらいの緯度にある。台湾よりも少し小さいくらいの島だ。最近ではリゾート地として有名になっているが、買春ツアーなども盛な場所にもなっている。
 海南島に集められた朝鮮人獄中者は約2千人おり、中には政治犯もいたという。基地に必要な、飛行場、鉄道、道路、鉄橋、軍用トンネル、格納倉庫の建設、鉱山発掘などに強制労働させられた。そのほとんどが帰ってくる事はなかったそうだ。
 映像の中では、目撃した地元住民、旧日本軍の兵士、「朝鮮報国隊」生還者の証言などから当時の様子を想像することができた。青い服を着せられた「朝鮮報国隊」の人たちは、手を縛られたり、木につるされたりして、拷問を受け、また生きたままガソリンをかけられ、焼かれる場面も目撃したことがあるという。
 「朝鮮報国隊」はこれまでその存在をほとんど知られることがなかった。日本政府はこれに関する資料をほとんど公表せず、二〇〇一年発掘調査が行われたが、科学的な調査をしておらず、掘り起こされた遺体は高温多湿な環境で、劣化してきている。大事な「証拠」は失われつつあるという。発掘された遺体の中には、頭蓋骨に太い鉄釘のようなものが刺さり、大きく穴が開いているものや、異常な形に手の骨が折れているものがあった。しかし発掘された遺体は殆どが誰なのか分からない状態で、砕かれ、骨壷に収められ、昔「朝鮮村」があったとされる場所の建物に保管されている。まるで証拠を隠滅したかのようである。
 私も今回このドキュメンタリーを見て、初めて「朝鮮報国隊」を知った。人の命とは何なんだろうか。尊重される命、軽んじられる命の間には何があるのだろうか。富か、権力か、身分か、国籍か・・・。忘れられ、記憶から抹殺されそうな命の存在をこのドキュメンタリーは誰かに伝える事が出来たわけだが、それを受け取った者は如何するべきなのだろうか。私はこれからそれを考えなくてはいけない。(了)

■聊聊電影院回顧 朝鮮報國隊  介紹者:吉田藍 (譯者:黃雅芬)
 http://web.thu.edu.tw/mike/www/eaphet%20nl/8M/8M-yoshida.html
  第二次世界大戰期間,舊日本海軍為了將海南島當成軍事基地,就向朝鮮總督府要求,召集了在朝鮮半島監獄中服刑的人們,讓他們組成「朝鮮報國隊」,甚至把他們帶到海南島去。這類事情似乎發生在一九四三年。這部紀錄片是由「追求紀州礦山真相協會」在二〇〇八年所製作的。海南島位於中國南方,緯度與越南一樣。是個比台灣略小一點的海島。海南島最近成為有名的度假勝地,也成為買春之旅相當有名的地方。
  據說召聚至海南島的朝鮮監獄服刑人約有兩千人,其中也有政治犯。這些人被迫為建設基地而
  工作,主要工作為建設飛行場、鐵道、道路、鐵橋、軍用隧道、收納用倉庫、挖掘礦山等。這些人當中幾乎沒有一個人安全回到自己的家鄉。
  我們可以藉著影片當中聽到目擊到當時狀況的在地居民、舊日本軍「超鮮報國隊」的生還者等所說的證言,來想像當時的狀況。據說曾有人看到「朝鮮報國隊」的人們,穿著藍色服裝,有的人的手是被拷上的,有的人是被綁在樹上的,也有受到拷問逼供的,有人則是在活著的狀態中被噴瓦斯,甚至有人被燒。
  到目前為止幾乎沒有人知道「朝鮮報國隊」的存在。日本政府也幾乎沒有將這些資料公開,雖然在二OO一年進行挖掘調查,卻沒有進行科學調查。被挖出來的遺體都因為處在高溫濕氣重的環境下而產生劣化現象。據說因此喪失了許多關鍵的證據。在這些被挖掘出來的遺體中,有的頭蓋骨釘有很大根的釘子在裡面,頭蓋骨出現一個很大的洞,也有些遺體,手骨折了,但是骨折的部位顯得非常不自然且奇怪。但是被挖掘出來的遺骨幾乎無法辨識是誰的,整體呈現碎裂的狀態,被收在骨灰罈裡,這些骨灰罈現在被保管在以前被稱之為「朝鮮村」的建築物裡。這樣的處置方式,這種保管的方式反倒是讓人感覺到像是要消滅證據ㄧ般。
  我也是因為看了這部紀錄片才第一次知道有關「朝鮮報國隊」的事。 人命到底是什麼呢?為什麼有人的生命受人尊重,有些人的生命卻受人踐踏呢?這中間的差異到底是什麼呢?是財富嗎?是權利嗎?是身分地位嗎?還是國籍的不同呢?透過這部紀錄片,或許可以告訴外界其實還有那些被遺忘甚至是從記憶中被抹殺的生命存在著。我想我必須思考,當人們接受到這部影片中所傳遞的訊息後,他們該如何處理。(完)
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