三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「紛争続くイエメン、初の新型コロナ感染者」

2020年04月10日 | 韓国で
https://www.afpbb.com/articles/-/3278047?cx_part=latest
「AFP」2020年4月10日 17:23 発信地:ドバイ/アラブ首長国連邦
■紛争続くイエメン、初の新型コロナ感染者
【4月10日 AFP】紛争が続くイエメンで10日、同国初の新型コロナウイルス感染者が確認された。現地当局が明らかにした。国連(UN)はイエメンが世界最悪の人道危機に直面していると指摘しており、人道支援団体などは医療システムが破綻している同国で新型ウイルスが流行すれば壊滅的な影響が出ると警告している。
 イエメンの新型ウイルス緊急対策委員会がツイッター(Twitter)に投稿した内容によると、初の感染者が確認されたのはハドラマウト(Hadramout)県。
 国際的に認められているアブドラボ・マンスール・ハディ(Abedrabbo Mansour Hadi)暫定大統領の政府が設置した同委員会によると、感染者の容体は安定しており、現在治療が行われているという。
 イエメンではイスラム教シーア派(Shiite)系反政府武装組織フーシ派(Huthi)と同国政府を支持するサウジアラビア主導の連合軍との内戦により、過去5年で数万人の市民が死亡している。
 連合軍側は8日、新型コロナウイルス感染拡大の阻止を理由に2週間の停戦を発表した。


https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041000937&g=int
「時事ドットコムニュース」 2020年04月10日18時16分
■内戦下イエメンで新型コロナ初確認 医療崩壊で爆発感染も
【カイロ時事】内戦が続くイエメンで10日、新型コロナウイルスの感染者が初めて公式に確認された。イエメンでは紛争の長期化で医療インフラが壊滅的被害を受けており、検査体制の不備や医薬品・器材の不足が深刻化。世界保健機関(WHO)は、栄養失調で免疫機能が低下している市民も多いと指摘し、「感染が短期間で爆発的に拡大して多数が死亡する可能性が高い」と警告している。
 イエメン保健当局はツイッターで、感染者はハディ暫定政権が支配する同国最大のハドラマウト州で確認されたと明らかにした。容体は安定しているという。隣国サウジアラビアやオマーンでは感染者が増えているが、イエメンへの感染経路などは不明。
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「北朝鮮を含む5カ国「新型コロナゼロ」宣言…共通点は「言論の自由ゼロ」」

2020年04月10日 | 北部朝鮮
https://japanese.joins.com/JArticle/264713?servcode=500§code=500
「中央日報日本語版」 2020.04.10 10:20
■北朝鮮を含む5カ国「新型コロナゼロ」宣言…共通点は「言論の自由ゼロ」
 新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)による感染者が現在まで確認されていないと発表した国は全世界的に5カ所に過ぎないことが分かった。ロイター通信は8日、世界保健機構(WHO)ホームページを引用して全世界206カ国の中でトルクメニスタン・タジキスタン・イエメン・北朝鮮・レソトの5カ国だけが公式発表上感染者が「ゼロ」と報じた。
 しかし、これをそのまま信じることは難しい。英国BBCは「トルクメニスタンでまだ確診事例が報告されていないが、政府の公式統計を信頼し難い」と報じた。ロンドン大学衛生熱帯医学大学院のマーチン・マッキー教授は「トルクメニスタンはエイズ患者が一人もいないと数年間主張してきたが、これも信頼し難い」と話した。地理的にこの国はコロナ感染者・死亡者が多く発生した中国とイランの間にある。したがって、感染者が一人もいないという主張に疑問を持つ人々が多い。
 「国境なき医師団」によると、トルクメニスタンは公式文書とメディアで「コロナウイルス」という言葉の使用を禁止している。トルクメニスタンは毎年各種「世界報道自由度ランキング」で北朝鮮とともに世界最下位を記録している国だ。2006年就任後4回目の任期を続けているグルバングル・ベルディムハメドフ大統領は「野生の薬草を焼くだけでウイルスを勝ち抜くことができる」という主張を展開したことがある。
 中央アジアのタジキスタンも中国と遠くないところにあって感染者がいるのではないかという疑いが持たれている。タジキスタンは大統領制民主主義国家だが、1994年以降エモマリ・ラフモン大統領が20年余り以上長期独裁中だ。タジキスタンは感染者がいないと主張しながら最近サッカーリーグ競技を始めたが、観衆のいない「無観衆競技」で行った。
 イエメンの場合、過去5年間内戦を体験した。イエメン北部など一部地域を統治しているフーシ派反乱軍は世界保健機関(WHO)に感染現状を報告していないと推定される。反軍側を支援するイランは自国内のコロナ拡散が深刻であるため、イエメンを支援する余力がない。したがって、イエメンではまともなコロナ診断が行われていないだろうと欧米メディアは分析した。
 長い間の内戦でイエメンの生産基盤と医療体系は崩壊寸前だ。国民のほとんどが飢えや疾病などに脆弱だという報告もある。集団発病の時、大きな被害が懸念される。経済状況も停滞している。イエメンの昨年1人当たりGDPは943ドルにとどまった。
 北朝鮮も感染者「ゼロ」を主張している。WHOは北朝鮮が中国の支援で709人を対象に新型コロナの診断検査を行い、感染者はまだいないと報告したと最近、明らかにした。北朝鮮は新型コロナの拡散を防ぐために現在まで2万8000人余りを隔離し、この中で509人を除いた残りは隔離を解除したと主張した。
 アフリカ地域で感染者が報告されていない国はレソト王国だ。人口が214万人に過ぎない。レソトはコロナが本格的にアフリカに広がる前である先月12日、他の国との国境出入りを全部禁止する強硬策を展開した。また、先月29日~今月21日まで国民の外出を禁止し、国全体を封じ込めている。
 レソトは感染者が報告されていないが、自主的に検査する能力も備えていない。これを受け、レソト政府が最近、アリババ創業者の馬雲氏が送ったコロナ診断キットを受けたと現地メディアが報じた。
 この国の中でレソトを除いて世界報道自由度ランキングが最下位となっている点も注目するべきだ。実状は「コロナ・ゼロ」でない「疾病の死角地帯」だが、関連情報を統制する可能性が大きいということ。表だけの「コロナ清浄国」と予想できる理由だ。実際に、昨年の基準で世界報道自由度ランキングでタジキスタン161位、イエメン168位、北朝鮮179位、トルクメニスタンは180位だった。


https://japanese.joins.com/JArticle/264689?servcode=500§code=500
「中央日報日本語版」 2020.04.09 16:04
■コロナ感染者ゼロというが…WFP「北朝鮮はコロナ危機国」
 北朝鮮が新型コロナウイルス感染者ゼロという主張を続けているが、世界食糧計画(WFP)は「北朝鮮は新型コロナ事態による余波が大きいとみられる国」と明らかにした。
 9日の米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、WFPは最近、「新型コロナ:世界で最も貧しい人々に及ぼす潜在的影響」という報告書を発表した。新型コロナの世界的大流行(パンデミック)が北朝鮮など49の貧困国の経済と食料安全保障に及ぼす影響を分析したのだ。
 報告書は49カ国で約2億1200万人が慢性的な食料不足に苦しんでいて、9500万人は深刻な状況と指摘した。北朝鮮については1220万人の住民が慢性的な食料不安定と栄養不足状態にあると伝えた。
 また報告書は、新型コロナが農作業の季節を控えたアジアの一部の国の農業生産性などに影響を与える可能性があり、食糧価格の暴騰で低所得国に「破壊的で長期的な影響」を及ぼすかもしれないと警告した。
 しかし韓国政府の当局者はまだ北朝鮮で食料価格が暴騰する兆候はないという立場だ。政府当局者は「国際社会の対北支援が例年に比べて大幅減ったが、まだ深刻な状況ではない」とし「北が軍用食料などを一部を供給したほか、北の食料不足は慢性的であるため大きな動揺はないと把握している」と述べた。
 この当局者は「北は他国に比べて対外依存度が相対的に低いため、そのような側面もある」とし「自力更生を強調してはいるが、新型コロナ局面が続けば北も影響を受けるしかないだろう」と述べた。
 一方、今回の報告書が挙げた49の危機国家のうち33カ国はアフリカと中東地域の国だった。このほか北朝鮮を含むアジアが8カ国、南米・カリブ海が6カ国、ユーラシアが2カ国。


https://www.cnn.co.jp/world/35152154.html
「CNN」 2020.04.09 Thu posted at 17:45 JST
■北朝鮮で709人検査、509人隔離 感染ゼロを主張
 世界保健機関(WHO)は8日、北朝鮮内でこれまで実施された新型コロナウイルスの検査は700回を超え、今月2日の時点で500人以上が隔離の処置を受けていることを明らかにした。
 北朝鮮でWHOの代表者を務めるエドウィン・サルバドール博士がCNNの取材に電子メールで応じた。北朝鮮は国内で確認された感染者は皆無と主張し続けている。
 同氏によると2日時点で検査の対象となったのは計709人で、外国人11人に地元の人間が698人。陽性反応の事例はなかった。隔離の対象者は外国人2人を含む509人。
 WHOは北朝鮮の保健省から新型肺炎などに関する最新データを週ごとに受けているとした。北朝鮮の国立試験所は新型コロナの検査能力を保持しているという。
 サルバドール氏によると、北朝鮮では昨年12月31日以降、計2万4842人の隔離措置が解除された。このうち380人が外国人だった。今年1月には中国から新型肺炎に関する教本や検査器具などを受け取ったという。
 一方、在韓米軍のロバート・エイブラムス司令官は9日までに、感染者はいないとする北朝鮮の主張に触れ、「有り得ない」と一蹴(いっしゅう)する見解を示した。
 CNNと米政府系放送局「ボイス・オブ・アメリカ」との共同会見で「我々が入手した全ての諜報(ちょうほう)に基づけば不可能な主張」と切り捨てた。
 司令官は、北朝鮮内にいる感染者数は特定出来ないと指摘。その上で、「2月から3月初旬にかけての約30日間、北朝鮮軍の活動が止まり、国境で厳格な措置が講じられたことを承知している」と指摘した。


https://japanese.joins.com/JArticle/263182?servcode=500§code=500
「中央日報日本語版」 2020.03.02 15:04
■「感染者ゼロ」誇示の北朝鮮「世界の防疫専門家が驚いた」
 北朝鮮労働党機関紙の労働新聞が2日、新型コロナウイルス感染症防疫事業が長期化するという見方を示し、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の「超特急防疫措置」の施行を促した。
 労働新聞はこの日、「党の意図を高く掲げ、人民保衛の重大な国家的事業に総力を集中させよう」と題して5件の記事を載せた。核心は労働党中央委員会政治局拡大会議で議論された新型コロナ防疫事業方向と細部指針を再点検する内容だった。
 同紙は「ウイルス感染症に対する科学的な解明が不足した条件で、ワクチンや効果的な治療薬が開発されるのに長い期間がかかる可能性がある」とし「世界に深刻な懸念をもたらし、為す術もなく感染が拡大している新型コロナウイルス感染症がわが国に流入する場合、その影響は非常に深刻になる」と報じた。
 また、北朝鮮内にまだ感染者はいないと主張し、「世界保健機関と医療および防疫専門家が、防疫先進国という国々でも対応できない伝染病がわが国に入っていないことに驚いている」と紹介した。「専門家らはわが国の遮断と隔離措置が適切な時期に施行され、全社会的な行動一致と動員力があるためだと評価した」と伝えながらだ。
 同紙は「この疾病の伝播経路が不明確であり危険性が日々高まっている状況に対処し、国境をはじめ新型コロナウイルス感染症が入ってくる可能性があるすべての要素と通路を物理的に遮断した」とし「出版報道手段と衛生宣伝力を動員し、人民全体が最大の覚醒を持ってこの事業に主体的に参加するようにした」と報じた。
 さらに「伝染病の流入と伝播を科学的かつ先制的に封じ込めるための事業に、すべての単位と全体人民が一つになって取り組まなければいけない」とし「新型コロナウイルス感染症を徹底的に防ぐための衛生防疫事業では、瞬時の弛緩も許されず、日々よりいっそう強力に進めていく必要がある」と強調した。
 同紙は「対象別、地域別特性に合うように合理的な宣伝扇動手段を動員して衛生宣伝活動をし、衛生防疫事業が大衆の事業になるための社会的な雰囲気を高めている」とし「各道の機関の幹部と保健、教育部門の幹部が政治事業資料と衛生宣伝資料を持って工場、企業所、住民地区に行って活動を進めている」と紹介した。
 同紙はこの日▼外国出張者や接触者、異常症状がある人に対する隔離と医学的観察▼汚物と下水、その周辺に対する消毒および水質検査▼輸入物資に対する10日間の放置および消毒--など従来の防疫措置に改めて言及した。
 また、新型コロナの伝播を防ぐために「ある国が発表した大衆保護案内書」の衛生守則の要約を紹介し、「外部活動自制」「個体保護と手の衛生」「健康監視と治療」「徹底的な衛生および健康習慣の維持」を勧告した。
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「アマゾンの孤立先住民族ヤノマミ、新型コロナ感染を初確認」

2020年04月10日 | 国家・社会
https://www.afpbb.com/articles/-/3277846?cx_part=latest
「AFP」 2020年4月9日 14:20 発信地:ブラジリア/ブラジル
■アマゾンの孤立先住民族ヤノマミ、新型コロナ感染を初確認
【4月9日 AFP】ブラジル当局は8日、アマゾン(Amazon)の熱帯雨林に暮らす孤立先住民族ヤノマミ(Yanomami)に、新型コロナウイルスへの感染が初めて確認されたと発表した。外界から隔絶された環境に住むヤノマミは疫病に弱いことで知られる。
 感染者は15歳の少年で、北部ロライマ(Roraima)州の州都ボアビスタ(Boa Vista)にある病院の集中治療室(ICU)で治療を受けているという。
 ヤノマミの人口は約2万7000人。20世紀中頃まで外界からほぼ孤立した状態にあり、1970年代には麻疹(はしか)やマラリアで壊滅的な被害を受けた。
 ブラジルには推定80万人の先住民が300を超える部族に分かれて暮らしている。アマゾン先住民は世界の大多数の人々が免疫を獲得した病原菌などに長年さらされずにいたため、外界から持ち込まれた感染症への抵抗力が非常に弱い。
 ブラジルでは1週間前、先住民族コカマ(Kokama)の女性(20)に初めて新型コロナウイルスの陽性反応が出た。有力紙グロボ(Globo)の報道によると、これまでに少なくとも先住民7人の感染が確認されている。
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「「武漢日記」の作家告発…中国、新型コロナの沈静化に乗じた報復始まった」

2020年04月10日 | 国家・社会
https://japanese.joins.com/JArticle/264674?servcode=A00§code=A00
「中央日報日本語版」 2020.04.09 13:11
■「武漢日記」の作家告発…中国、新型コロナの沈静化に乗じた報復始まった
 8日午前0時を期して新型コロナウイルスの発源地である武漢に対する封鎖が解除されるなど状況が次第に安定を取り戻し、中国ではこれまで政府批判に声を高めていた人たちに対する攻撃が始まった。
 中国北京市規律委員会が7日に習近平中国国家主席に向け苦言を呈した不動産財閥の任志強氏を逮捕した事実を確認したのに続き、封鎖された武漢の状況を伝えてきた作家の方方氏も最近中国国家監察委員会に告発された。
 ブログで自身を「明徳先生」と明らかにした人物が6日、「湖北省政府の管理を受ける幹部方方氏が6軒の来歴不明の不動産を所有している」として国家監察委員会に公開的に告発したと香港明報と中華圏ネットメディアの多維などが7日報道した。
 2007年から2018年まで中国湖北省作家協会主席を歴任した今年65歳の方方氏は武漢が1月23日に封鎖された後、1月25日の春節当日から毎日日記形式で封鎖された武漢で起きていることと自身の考えなどを感動的にブログに記した。
 「方方日記」または「封鎖された都市の日記」「武漢日記」など多様な名前で呼ばれる方方氏のブログは3月25日まで合計60本のエントリーで終わるまで1本当たり数万回から数十万回のアクセスがあり、中国だけでなく韓国と米国など各国でも大きな関心を集めた。
 「隣のいとこが死んだ。知人の弟も死んだ。友達の両親と妻も死んだ。その友達も死んだ。いまは泣いても声が出ない」という方方氏の日記は封鎖された武漢で病床を見つけられずに死んでいく人たちを慰める鎮魂曲に近かった。
 方方氏は政府批判もはばからなかった。先月6日に中国共産党武漢氏委員会の王忠林書記が「党総書記と共産党の恩恵に感謝しなければならない」として習近平主席に対する感恩論を提起した時、これに反旗を翻した。
 翌7日に自身のブログに「中国政府は人民の政府だ。人民のために存在する。どうかその傲慢さを引っ込め、あなたたちの主人である武漢市民にむしろ謙虚に謝意を表すべき」と一喝した。
 このブログは方方氏の43番目の日記とされる。これに驚いた武漢市はすぐ感恩論を引っ込め、3日後の10日に武漢を訪れた習近平主席は実際に武漢市民に向け「感謝する」とあいさつした。
 方方氏の実名は汪芳で、江蘇省南京の出身だが武漢で育ち、1982年に武漢大学中文学課を卒業した後、湖北テレビに入り仕事を始め、その年から作品活動をしてきた。
 2012年に発表した中編小説が映画化されたりもした。2016年に出版された長編小説「軟埋」は路遥文学賞を受賞したりもしたが地主階級の利益を代弁したのではないかとの批判とともに書架から撤去されるなど曲折を体験した。
 方方氏の母方の祖父の楊コウ笙は清朝を倒した1911年の辛亥革命の元老でもある。方方氏はブログで主に中国の極左勢力を非難したという。最後のエントリーの内容が代表的だ。
 「この数年間非常に水準の低い極左勢力がまるで新型コロナウイルスのように私たちの社会を感染させている。彼らは役人の庇護の中でむしろ最も速いスピードで役人を感染させ日増しに勢力を育てている。いまはなんとも言えないほどやりたい放題になった」と批判した。
 また「極左勢力は黒社会のような組織を備え、すべてのインターネット空間で自身の考えと違う人を好き勝手に凌辱している」として中国当局の威を借り思いのままに羽根を伸ばす極左勢力の問題点を指摘した。
 こうした方方氏の60本の記事を集めて世界的著名出版社のハーパー・コリンズが8月18日に『武漢日記(Wuhan Diary:Dispatches from the Original Epicenter)』という題名で出版する予定だ。
 ところがまさにこのタイミングで告発が入ったのだ。方方氏に対する攻撃は過去にもあった。3月12日にあるネットユーザーが書き込んだ。方方氏が自身の特権を利用して武漢封鎖期間である1月29日にめいを空港に送り、めいが翌日シンガポールに向かったというものだ。
 また、自身を高校生だと明らかにした別のネットユーザーは方方氏にインターネット書信を送り、「あなたは作家で魂のエンジニアだ。みんなに肯定的な信頼を吹き込むべきではないか」として中国社会を猛烈に批判する方方氏を叱責した。
 このネットユーザーは方方氏が武漢の問題点を指摘することが「恥ずかしいことをしながら大通りで声を張り上げるのと何が違うのか」と抗議したりもした。だがこうしたあふれる非難にも方方氏は全く屈していない。
 「めいを空港に送ったのは正当な手続きを通じたもので、不動産事件も全く問題ないこと」と説明している。むしろ告発者の「想像力とねつ造能力に賛辞を送る。法廷で戦おう」と対抗している。
 しかし中国社会の恥部を暴いた方方氏に対する見えない勢力の攻撃は続きそうだ。方方氏の主張に正面から反論するよりは彼女の私生活に問題点を見つけ方方氏を社会的に抹殺する方式が利用される可能性が大きいようにみられる。
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