三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

『日本占領下の海南島で何があったか?』

2010年07月28日 | 上映会
 6月5日にこのブログでお知らせしたように、あさって(7月30日)から、8月1日まで、3日間、大阪人権博物館(リバティおおさか)で、紀州鉱山の真実を明らかにする会と海南島近現代史研究会が主催するドキュメンタリー連続上映会『日本占領下の海南島で何があったか?』が開かれます。

 大阪人権博物館は、2003年末から企画展「日本は海南島で何をしたのか」を開催すると広報しはじめ、『催し物のご案内(2004年4月~8月)』に、企画展「日本は海南島で何をしたのか」を2004年7月21日から8月15日まで開催するという案内を掲載していました。この企画展は、1998年6月から約6年間の紀州鉱山の真実を明らかにする会の海南島での「現地調査」を基礎にしたものでした。
 ところが、開会50日まえの2004年5月30日に、大阪人権博物館は、突然、この企画展を中止しました。
 それまで、紀州鉱山の真実を明らかにする会と大阪人権博物館は、2002年11月から11回、企画展(あるいは特別展)『海南島で日本は何をしたのか 侵略・虐殺・掠奪・性奴隷化』の展示内容について綿密な打ち合わせ会議をおこない、開催準備を進めていました。
 『大阪人権博物館紀要10号』に掲載された紀州鉱山の真実を明らかにする会「国民国家日本の海南島侵略犯罪史認識と伝達」を参照してください (このブログに転載してあります)。
          http://blog.goo.ne.jp/kisyuhankukhainan/c/df0ce452e692f9e92da5e107c755435d
 他地域・他国侵略は、最大の人権問題です。 
 しかし、「人権」を主題とする日本の博物館が、海南島での日本の侵略犯罪にかかわる諸事実と海南島における抗日反日闘争の内実を伝達しようとする企画展を延期しつづけています。
 きょうからの大阪人権博物館での「日本占領下の海南島で何があったか?」と題するドキュメンタリー連続上映会は、6年前から延期され続けている 企画展「日本は海南島で何をしたのか」の、すみやかな実現を企図しています。   

 6月26日にこのブログでお知らせしましたが、同じ大阪人権博物館(リバティおおさか)を会場にして8月22日に海南島近現代史研究会第4回総会・第6回定例研究会が開かれます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする