木下黄太のブログ 「福島第一原発を考えます」 2012-12-23記事と、そこに投稿されているコメントを読みながら、たしか矢ヶ崎さんか肥田舜太郎医師の記事で読んだかもしれません、免疫力のことを思い出しました。
ノロウィルスが流行していて、産経新聞が2012年12月24日の「主張」で、「ノロウイルス 幼児や高齢者を守りたい」と取り上げているのも読みました。
「今冬は過去10年で最も流行した平成18年に次ぐ勢いで患者が増えている。」、「いま流行しているウイルスは、過去のタイプと違い遺伝子が変異している。」とも。この事は毎日新聞が2012年12月23日、ノロウイルス:流行の背景に「新型」でも書いていました。遺伝子が変化するというと放射能を思ってしまう医学素人の私ですが、鳥や虫、魚まで奇形があるとネットでは目にしています。
話が飛びますが、12月23日は国民の祝日でした。東京新聞で、天皇陛下 79歳の誕生日 記者会見全文 を拝読できました。原発震災についてお心にかけておられることが拝察され、畏れ多いことでございます。近々行なわれるはずの宮中における内閣認証式に居並ぶであろう人々は、そこに並ぶことができる者たちであろうかと思わざるをえません。
12月20日に福島県双葉町のホームページ臨時サイト(災害版)に、井戸川克隆町長から 町民の皆様へ と題してメッセージが掲載されています。この中で、「私たちは、この事故で最大の被ばくをさせられました、町民の皆様の健康と家系の継承を守るために、国に基準の見直しを求めています。」 と書かれた中の 「家系の継承を守る」 という言葉にハッとしました。
この考え方はこれまで私が見て来た原発震災、放射能汚染対応関連の記事の中では目にしたことがありません。
私が理解しているかぎり、日本では個人より世帯、家系が重視されています。人口統計に必ず世帯数が付属するし、法的な手続きなどではいつも「戸籍」がついてまわるでしょう。個人に与えられる住民基本台帳ネットワーク番号を通知するときにすら世帯ごとに処理されました。国民背番号を付けるときにも、きっと同じことをやるでしょう。それは家族制度というシステムを保つ日本国だからです。
しかし、そういう日本において、原発震災・放射能汚染により家系の継承、家族制度というものが破滅する方向まで想定して対処してきた政治、行政だったのでしょうか。彼等が由って立つシステムが壊れるかも知れないと、考えたことすら無いでしょう。だから子供たちの給食問題にすら冷淡なのです。
安倍晋三政権が、どこまで「美しい国、日本」を守りきれるかどうか、そのリトマス試験紙として原発震災・被災者支援への対応がある、それを井戸川町長は示しているのだと私は感じました。
それでも未だ、陛下の御心も省みず震災がれき広域処理を続けるのでしょうか、利権まみれの非国民たちは。「日本を取り戻す」と言うなら、家系の継承が途絶えないように政治をやらねばならない、まずそこから始めねばならない。・・・原発事故子ども・被災者支援法 市民会議
すでにお気付きの方もおられるかと存じます。この記事のタイトルは「ノロウィルス」と「放射線被曝」と「免疫力」の三つを使って、検索エンジンに認知させるためです。
私としては検索結果からこの記事にアクセスされた時、逆に辿って基本的な知識を得られる記事が見つかるかも知れないというものでした。
◇ 2012年12月25日 ノロウイルス急拡大は放射能による免疫力低下が原因か!?放射能と免疫力の関係について という記事が検索エンジンで私の記事と一緒にリストされていました。Yahoo!からでしたが、キーワードは 「ノロウイルス 被ばく」 でした。
検索結果としては、 「ノロウイルス」 に関する記事と 「被ばく」 についての記事の両方を含むサイトがヒットしているケースもあります。それぞれの記事に関連はありませんので、このケースは検索のゴミと言われるものです。
Windows のような複雑なシステムで遭遇したトラブルに対処するときに、私は検索に頼ることが多いです。複数のキーワードを決めて検索し、結果のリストに引用された短文から解決に導いてくれそうな記事を選別する・・・その繰り返しで半日はおろか徹夜になることも多いです。そして何とか解決できます。ネットは宝の山。・・・以上、2012-12-26 追記