一年前の2016年4月4日、私の記事は 「4月1日から旧国道52号線は山梨県道42号線になりました」 でしたが、その記事の本筋は以下の内容だったのです。
寄り道しましたが、山梨県内国道の記事になったのは図のような
山梨県知事コメントについて確認する作業の副産物です。
新山梨環状道路の北部区間は西関東自動車道(雁坂トンネルのルート)の埼玉県側と同期せねば単に山梨県内の道路事情に関係するだけの問題です。リニア中央新幹線も品川~名古屋で全線開通せねば山梨実験線は実験線のままで終るかも知れない。
山梨県内行政には広域連携する事案についてリスクを考慮した発想が欠けているようです。ヤマナシ悪口で言われる「盆地脳」が意味するところなのかも知れません。
環状道路の区間で国と県との振分け(西関東道路と接続する県道として必須部分の桜井~広瀬が国所管の北部区間とされている)が面白いと思います。理由は知りません。
昨年の記事の最後に書いていた中部横断自動車道北部区間(山梨県~長野県)については状勢が変化しています。
中部横断自動車道 八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会 の 2017/03/17 記事では・・・ 3月14日 公共事業チェック議員の会ヒアリングで 国交省道路局へ計画段階評価のやり直しを要請、「建設計画と計画段階評価の問題点・重大な瑕疵を具体的に指摘」
今後の成行きに注意していきたいと思っています。中部横断自動車道もリニア新幹線や西関東自動車道(新山梨環状道路)同様に静岡~山梨区間だけでは当初の目的が達成できない、税金無駄遣い施設に堕してしまうのです。
「観光地としても文化・学術・産業地域としても魅力ある山梨県と往復するのに現状では道路も鉄道も不便だ、なんとかしろ」という声が、山梨県周辺の都県から、全国各地から、巻き起こるような山梨県であることを私は願っています。
西関東自動車道(雁坂みち)の埼玉側早期完成の働きかけが埼玉県から起る、長野県が中部横断道山梨側問題のまっとうな解決を国土交通省に要請する、そんな状況を私は期待したいのです。