ICT工夫
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私のブログに検索 「山梨一家佐野組」などから2008.02.06 稲川会系山梨一家佐野組の記事など暴力団関連記事にアクセスが多いことは毎月のアクセス分析で書いてきました。記事を書いた当時は気にしていなかったのですが、タイトルが検索エンジンとしては上位表示になるものだったのが理由のようです。しかし内容は読者の期待に添えないはずです。

久しぶりに更新された宮崎 学(みやざき・まなぶ)さんのブログ (宮崎学の「突破者の独り言」)で、2010年4月1日福岡県相手に裁判起こした。という記事を読みました。
記事からリンクされているソースを確認、福岡県警サイトの「福岡県暴力団排除条例の施行について」には、画像化された趣旨が描かれていて参考になります。しかしそこからは宮崎さんが問題とされたような事例が発生する理由が私には見えませんでした。

福岡県ホームページに入ってみるとトップページに福岡県暴力団排除条例が制定されました(リンク)がありましたが、これが Not Found なのです。念の為にページキャプチャー(私がクリックした証拠)
こうなれば、福岡県例規全集で条例を確認するしかないのですが、(現行版:平成22年01月29日)と付記されていて、施行日が来てもこの条例は未掲載と思えます。

ここに至ってインターネット・オタクの血が騒ぎ出しました、「ワタシの悪い癖」です(^o^)
福岡県だより 2010年1月号、『私たちの社会から暴力団をなくすため、全国初となる罰則付きの暴力団排除条例が9月定例県議会で可決され、4月1日から施行されることになりました。』
福岡県警察 【動画】1分でわかる「くらしの防犯対策」(広報課)には、『平成22年4月1日から、「福岡県暴力団排除条例」が施行されます。』とメッセージがあり、
「暴力団排除」についての解説動画もあります。
(財)福岡県暴力追放運動推進センター・・・情報公開_福岡県暴追センター・・・関連・全国暴力追放運動推進センター--都道府県暴追センター一覧(リンク集)
福岡県公報 平成21年10月から「第3028号増刊1」はPDFファイルですが、その中に「福岡県暴力団排除条例をここに公布する。平成二十一年十月十九日」として条例全文が掲載されていました。
福岡県公報 平成22年3月で「第3080号(PDFファイル 367.56KB) 」に「福岡県暴力団排除条例施行規則」が全文掲載されていました。

条例を眺めてみると、以下の条項が宮崎さんの問題を引き起こす根拠になりそうな気がしました・・・
(青少年に対する教育等のための措置)
第十四条
2 青少年の育成に携わる者は、当該青少年が暴力団の排除の重要性を認識し、暴力団に加入せず、及び暴力団員による犯罪の被害を受けないよう、当該青少年に対し、指導し、助言し、その他適切な措置を講ずるよう努めるものとする。
3 県は、前項に規定する者に対し、職員の派遣、情報の提供その他の必要な支援を行うものとする。

法令などで「適切な措置」という言葉遣いを私は好みません。あなた方が「適切」かどうか判断するのっておこがましいとはお考えになりませんか(^o^) 私が「青少年育成の為にフィルタリング適用の法制化」などに反応するのも同じことです。先日話題になったGoogleの中国撤退はさまざまな「適切な措置」を行なう国との戦いでもあるでしょう。
宮崎学さんの戦いの成行きに注目していこうと思います、ネットも駆使される方からの発信は新聞などを読む必要もなく入手できます。

宮崎学さんのブログがある同じThe Journalで 坂中英徳の「移民国家宣言」の最新記事、「日本人は多民族共生社会を創れる」を目にしました。「共生」という単語に反応するのも私の癖です。ところがこの記事に寄せられたコメントに「日本の暴力団構成員」について書かれているものが複数あり驚きました。
冒頭に書いたような暴力団関係を検索される読者はこういう問題にも関心がおありかも知れないと思い、ご紹介しておきます。
坂中英徳さんが書いた記事の内容やそれへのコメントについて適確に判断できるソースがどこにあるかは知りません。リンカーンの時代からのアメリカ合衆国史、ジャズの歴史、「ルーツ」という映画が話題になったことなどは思い浮かびますが・・・人種、民族、差別、国籍、国家・・・私の貧しい脳細胞は対応できていないカテゴリーです。しかし各種式典で国旗掲揚、国歌斉唱のシーンでは私の身体は踵を閉じ両手を真っ直ぐ伸ばした直立不動の姿勢で国旗を仰ぐようにしつけられている民権右翼です、国旗の向うに観ているもの、それは私自身(^o^)



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