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2007年02月20日の山梨日日新聞によると、山梨県ジュエリー協会がまとめた2006年売上高は783億円で、前年を下回るとのことです。


 山梨県ジュエリー協会(松葉惇理事長)が組合員を対象に行った2006年の売上高調査によると、売上高の総額は前年を下回る783億7477万円だった。総額が前年を下回ったのは2003年以来。統計が残っている1983年以降で最も低い額となった。
海外ブランドに押されたことなどで売り上げが伸び悩んだという。同協会は「消費者の購買意欲は落ちていないので、ニーズに合った商品開発に努めたい」としている。
 組合員158社を対象に昨年1年間の売上高を調査。156社が回答した。
 調査結果によると、昨年の売上高総額は前年より約56億3700万円少なかった。前年に比べ売上高が減少した組合員は92社(58.9%)に上り、増加の27社(17.3%)を大きく上回った。1社当たりの平均売上高は5億240万2千円。1983年以降では、2003年の797億4674万円が最低だった。


社団法人日本ジュエリー協会のページから山梨支所があることも知りました。全国で支所は山梨だけのようです。会員検索かけると全国で942件、山梨では130件ヒットします、山梨県の協会ページでは150以上の会員がいると分かります。山梨のシェアは1/3ということですが、その山梨での売上低下は全国的な趨勢の反映でもあるのでしょう。過日の知事選では「山梨ブランド」という言葉が幾度となく聞かれました。
産業界の中で宝飾産業はどういう位置付けにあるのか、そんなことをデータとしても知りたいと思いますが、その検索の中でヒットしたのが、産学官連携シンポジウムの広報記事でした。
『地場産業シリーズの総仕上げとして「宝飾産業」を取り上げ、業界の第一線で活躍する産学官の方々が、山梨県の宝飾産業の振興策について熱く語ります。 開催: 2007/3/3、会場:株式会社石友(山梨県甲府市)、懇親会の会費は4,000円、申込締切は2月28日(水)です。今回は産学官連携シンポジウムとして開催しますので、広く一般の方の参加を募集します』とのこと。J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]との関連もあるようです。

山梨県ジュエリー協会のリンク集には、関係団体の説明も書かれているので便利です。
◎山梨県立図書館サイトには、宝飾産業について調べるというレファレンス記事もあるのですが、多分この資料は古過ぎるし、公的な統計資料に含まれるデータも抽出されてしかるべき。それらが無いなら蔵書不足、まさに図書館新設が必要でしょう。図書館と情報技術(ICT)については別なテーマなのでいずれまとめる予定です。
◎山梨総合研究所の記事に、宝石の街甲府 平成18年9月22日
◎山梨地学会の中に、山梨の「研磨宝飾産業の歴史と発展」について
山梨・甲府のジュエリー産業、山梨県立宝石美術専門学校があることも忘れてはいけない。
◎例の矢野経済研究所からは宝石・貴金属市場年鑑<市場分析編>、1冊12万円を超える資料! こういうのは図書館には入らない資料のはず。
・・・・と、まあ調べのきっかけを探してみましたが、自分自身ジュエリーにはとんと縁が無い身分ですから、宝飾産業なんてテーマをブログに新設するのもねぇ・・・



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