ネットで知りましたのでご紹介しておきます。
長周新聞(2016年9月21日記事)
背筋凍るTPPの真実 東京大学教授 鈴木宣弘 2016年9月21日 「東京オリンピックまで続けたい」という発言に象徴されるように、「米国に追従することで自らの地位を守る」ことを至上命題として、国民の命と生活を犠牲にする政治は限界に来ている。米国でも批准が極めて困難になっているのに、オバマ政権のために何とかTPP(環太平洋連携協定)を決めてあげたいと、さらに水面下で国益を差し出し続け、ひとり批准を急ぐ日本政府は国民をどうするつもりなのか。背筋凍るTPPの真実を振り返ってみよう。
【以下は記事の項目名です】
日本は米国の草刈り場
何も説明していない政府
前代未聞の数字操作
国民を愚弄する「猿芝居」
TPPで賃金は下がり、雇用は減る
命と健康よりも企業利益が優先
食に安さを求めるのは命を削ること
食の安全基準はすでに緩められている
米国の要求に応え続ける「アリ地獄」
思考停止的な米国追従を止めない限り問題は永続する
だまされても、だまされても、おこぼれを期待し、見せしめを恐れて従い続ける選択に未来はない。真っ向から対峙することで未来は切り開けることを先の参院選結果も示している。国民の命を守る使命に誇りを持ち、ひるむことなく前進するしかない(詳しくは
『悪夢の食卓』(KADOKAWA、2016年) 参照)。
【最後の一行を掲載いたしました。】
全文テキストで公開されているので、記事の項目を掲載してご紹介しました。
このブログでは、カテゴリー・TPP を設定しています。最近は全く更新もしていませんが、そろそろ危なくなってきたようです。
山梨県の皆様が環太平洋経済連携協定(TPP)で被る損害・被害をリニア中央新幹線で取り戻そうとお考えなら、それは誤算です。どちらも俗に言うところの「同じ穴のムジナ」の仕業ですから、そうは問屋が卸さないと思います。