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2024年02月26日 17時08分 派閥からの金を報告書不記載 知事「率先して透明性示す決意」(NHK山梨)
 長崎知事は26日の県議会で、みずからが代表を務める資金管理団体が自民党の派閥から受け取った収入を政治資金収支報告書に記載していなかった問題を踏まえ、「率先して政治資金の透明性を示す決意で取り組んでいく」と説明しました。
 26日行われた2月定例県議会の代表質問で、立憲民主党などで作る会派「未来やまなし」の議員が、長崎知事が代表を務める資金管理団体が自民党の二階派から受け取った1182万円を、政治資金収支報告書に記載していなかった問題について質問しました。
 これに対し、長崎知事は「会計処理の不手際について改めて深くおわびします」と述べたあと、派閥側から会計処理の方針が示されないまま現金を預かり、処理を失念していたいきさつなどを説明しました。
 そして再発防止に向けて「業務上の不備や懸念については直接、把握・監督できるよう体制を整備した」としたうえで、今後について「県民からの無用な疑念を招くことがないよう、率先して政治資金の透明性を示す決意で取り組んでいく」と述べました。
 このほか、26日の県議会で長崎知事は、富士山の吉田口登山道の再興に向け、富士山信仰の実態に関する調査・研究を行うことや、災害に備えて人工衛星で広範囲の被害状況を把握するシステムの導入を検討する方針を示しました。
 
2024年02月26日 20:06 「放置する結果となったことを猛省する」知事が県議会で初めて謝罪 1182万円の不記載問題(UTYテレビ山梨)
 山梨県の長崎幸太郎知事が代表を務める資金管理団体が1182万円を政治資金収支報告書に記載していなかった問題が、26日に開かれた県議会の代表質問で取り上げられ、長崎知事が謝罪しました。
 県議会の代表質問では立憲民主党系の会派に所属する清水喜美男県議が、1182万円をなぜ政治資金収支報告書に記載していなかったか質問しました。
 未来やまなし 清水喜美男県議: 「県民の落胆ぶりは計り知れないものがありました。派閥からの多額の寄附金について政治資金収支報告書に記載しており問題ないと明言した後、一転して不記載を弁明したこと。またその処理方針が不明確であったため放置していたこと、疑問は尽きません」
 これに対し長崎知事は
 山梨県 長崎幸太郎知事: 「このたびの会計処理の不手際については改めて深くお詫びを申し上げます」
 知事は県議会で初めて謝罪し「政治資金の透明性を確保する」と述べました。
 長崎知事: 「私どもとしては寄付を受けたとの認識がなく自らの政治団体には未だ帰属するに至っておらず、寄付を受けたものとして当方の収支報告に記載すべきものではないものと承知をしていた。専門家に確認するなどの適切な対応をしないまま放置する結果となったことを猛省する」
 一方、長崎知事に自民党籍を抜いて手腕を発揮してほしいと質した質問では…
 長崎知事:「不偏不党の精神とは形式的な所属や属性によって培われ見なされるものである以前に、その姿勢と実行によってこそ示されるべきもの」
 傍聴者: 「だったら失念なんて言葉で通すんじゃないよ」
 長崎知事は自民党籍を抜くことを改めて否定しました。
 県議会では、28日の一般質問で自民党以外の県議3人がこの不記載問題について質問する予定です。
 
2024年2月26日 20:27 「知事であれば責任を逃れられるというものではない」立憲民主党の泉代表が山梨県の長崎幸太郎知事を批判 1182万円の不記載問題(UTYテレビ山梨)
 野党は「政治とカネ」の問題の追及を強めています。
 25日に山梨県を訪れた立憲民主党の泉健太代表からは長崎幸太郎知事への批判も飛び出しました。
 25日に甲府市で開かれた立憲民主党の県連大会には泉代表も出席し、国会で政治とカネの問題を追及していくことを強く訴えました。
 泉代表からは二階派から現金1182万円を受け取ったまま報告書に記載せず、およそ5年間保管していた長崎知事に対して批判も飛び出しました
 立憲民主党 泉健太代表: 「県民のためにやろうと思うならば自民党のためじゃなく二階派のためじゃなく二階派県政なんですか?この県は」
 立憲民主党県連は知事に対し現金受け取りのいきさつや二階派の収支報告書の繰り越し額が知事が保管していた金額より少ない点について「県民に説明するよう」知事に求めていましたが…
 山梨県 長崎幸太郎知事(2月14日):「特に対応を求められていないようなのでよく考えていきたい」「(収支報告書のずれは)それは二階派に聞いてください」
 立憲民主党 泉健太代表: 「まともな答えが帰ってきていないということで、おそらくマスコミ各社も知事に質問しようと思っても質問すら受けてくれていないという状況の中で、知事の報道対応や県民への説明の対応が問われている状況だと思う」
 その上で自民党派閥の政治とカネの問題が地方にも波及しているとして批判しました。
 立憲民主党 泉健太代表: 「異常な状況ですね。国会だけの問題でなくて、構図が同じ形で受け取っているのであれば、それは同じ問題を持っていると思う。知事であれば責任を逃れられるというものではないと思います」
 一方、県連大会ではひき続き小沢雅仁参議院議員を県連代表として次の衆院選挙で1区の現職・中島克仁さんの選挙区の勝利と2区での早期の候補者擁立を目指すとしました。
 
2024年2月20日 20:28 山梨県知事の現金1182万円の不記載 会見から1か月 これまでの知事説明と残された疑問(UTYテレビ山梨)
 山梨県の長崎幸太郎知事が自民党二階派から受け取った現金1182万円を政治資金収支報告書に記載しないまま、約5年間保管していたことが明らかになってから20日で1か月となります。
 この問題についてこれまでの知事の説明と反応、そして残された疑問を様々な「言葉」を中心にまとめました。
 山梨県 長崎知事幸太郎知事(1月20日 富士吉田市内で会見): 「県民、国民の皆様に心からお詫びします。まことに申し訳ありませんでした」
 謝罪の言葉とともに深々と頭を下げた長崎知事。
 1月20日、自ら代表を務める資金管理団体が2019年、自民党二階派からパーティー券の販売ノルマを超えた分に当たる現金1182万円を受け取ったものの収支報告書に記載せず、約5年間事務所の金庫に保管していたことを明らかにしました。
 長崎知事: 「収支報告にどのように反映させるかについて志帥会からの指示を待っていたまま失念し、今日まで事務所に別途保管されたまま放置されていたものです」
 1000万円を超える現金を失念し、放置。 長崎知事は裏金という指摘を否定し「預り金」という認識を示しました。
 長崎知事:(1月25日 知事会見) 「そもそも裏金の定義を教えてください。いったいどういう事を裏金と定義して私に今質問しているのでしょうか。私たちは預り金的なものとして認識していた。すなわち私たちは自分たちの資金として認識していなかったわけです。(収支報告書ではない)帳簿にしっかり記載をし、他人様のお金のなので、これまで手を付けず保管をしていた。したがってこれは決して裏金ではありえない」
 そのほかの説明については…
 UTY記者:(1月22日) 「お金のやり取りは秘書がやられた?」
 長崎知事: 「そこらへんはすべて公判前であって具体的な話というのは一切しない」
 UTY記者:(1月25日 知事会見) この公判というものは誰の何を指しているのか確認させていただけませんか?
 長崎知事: 「志帥会(二階派)の会計責任者です」
 UTY記者: 「そうしますと1182万円に関しては志帥会の会計責任者の公判に影響するお金だという風に認識されているということでよろしいでしょうか?」
 長崎知事: 「いずれにしてもそれに関する一切の事は触れるべきではないというのが弁護士からのアドバイスでありますので、それはUTY記者もよくご存知だと思いますが、そういうものだということで理解をしております」

 UTY記者: 「知事のもとにどういった県民からの声が寄せられていてそれについて、知事はどのように受け止めていらっしゃるかをお伺いできれば」
 長崎知事: 「どういう事なんですかという話が合ったので、そこはしっかり正確に説明を致しました。皆さん納得していただいて『そうだよね』、ちょっとUTYさんを含めて報道の仕方から『誤解を受けていました』みたいな話はされていました」

 その上で「説明責任はすでに果たした」という認識を示しています。
 長崎知事:(2月1日 知事会見) 「説明責任に関しましてはどこよりも早くしっかり記者の皆さんを通じて有権者の皆様にご説明をしたと思います」
 これに対し…
 UTY記者:(甲府地方検察庁前) 「不記載問題を受けて市民グループが長崎知事に対する刑事告発に向かいます」
 1月30日、市民グループが長崎知事と当時の会計責任者を政治資金規正法違反の疑いで甲府地検に刑事告発しました。
 刑事告発した市民グループ 山本大志代表:
 「預り金的なものであれば金員の交付を受けても収支報告書に記載しなくてもよいなどという詭弁が政治資金規正法上、認められる余地は一切ありません。渡された現金をその趣旨を問うこともなく受け取り、挙句の果てにはその存在を忘れるなどということは通常起こりえない」

 政治とカネの問題が県のトップにも波及したことについて自民党県連は…
 自民党県連 浅川力三会長代行: 「このことは我々が言及する立場にないですよ。知事自身も色んな形の中で厳しい目線で見られているという事はわかっておりますし、これは政治生命にかかわってくる話だというふうに思います」

 国会では知事の「預り金」という説明が取り上げられました。
 立憲民主党 中島克仁衆議院議員:(2月1日) 「預り金というのは自民党では一般的なのか?」
 林 芳正官房長官: 「(『預り金』というものは)見聞きしたことはないと認識している」
 長崎知事:(2月14日 知事会見) 「それは林さんはそうかもしれないけど、それだけです」
 県内の野党は追及する構えをみせ、1月、共産党県委員会が詳細な説明を求める要望を行いました。
 また2月は立憲民主党県連が政治的責任など6つの質問に対する説明を申し入れました。
 この中では二階派の2020年の収支報告書に記載された前年の繰越金が約636万円で、その時点で知事が保管していた現金1182万円より少ないことから、自らの裏金を否定している知事の説明通りだとしても「二階派の簿外の金を知事が預かっていたことになるのではないか」と指摘しています。

 立憲民主党県連 小沢雅仁代表:(2月10日)
 「どう考えてもつじつまが合いませんので、(現金1182万円は)預かり金という性格ではなくて(二階派の)簿外のお金という事ですので、極めて不透明なお金を知事自身が金庫に保管をしていたと」

 これに対しては・・・
 長崎知事:(2月14日 知事会見) 「それは二階派に聞いてください」
 UTY記者: 「(UTYでは)二階派にはすでに質問状を送っているのですけれど、(UTYの質問状に対する)二階派の回答としては『総務省のHPで公開されている』『再び記載漏れすることがないように注意する』という回答しか頂けなかったので、今うかがっているのですが」
 長崎知事: 「なので、それは二階派に聞いてください」

 現在開会中の2月県議会では知事に対して立憲民主党などの県議が質問戦でこの問題を追及する見通しです。
 


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