ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




日本経済新聞 2012年8月31日記事、「ビジネス成功は政府のおかげ? オバマ発言波紋」(ワシントン支局からの発信記事)に気が付きました。

いずれ演説の原文を確認したいと思っています。(今はアメリカ大統領選挙に無関心なワタシ)
「あなたが事業をしているなら」~「You didn't build that(それはあなたがつくったのではない)」という言い方なら、確かに誤解を招くと思います。
しかし、日本で地域経済の最大のシェアが土木建設関係の公共事業という地域がある事は確かではないかと、私は甲府に来てネット情報を確認しているうちに考えるようになりました。
地域に参入してくるその他の企業も公共が準備した工業団地や交通・通信インフラが無ければ参入は無かったかも知れないというのも確かではないでしょうか。もちろんそれらの企業が雇用する人材供給の体制(地域教育)も関係すると思います。

起業者の才能と努力と運、そして社会のお蔭様、「WE BUILT IT(我々がそれをつくった)」を言う時には「お蔭様のこころ」を忘れないことが日本的なものの考え方だと、私はいつも思っています。「寄付」とか「慈善」と言うより「布施」という言葉が私は好きです。

「社会のお蔭様」を、「政治・行政のお蔭様」、だから行政さえ掌握すればやりたい放題だという姿を、3.11以来私は感じています。

『オバマケアと呼ばれる国民皆保険を目指した医療制度改革など、弱者救済のために政府の積極的な役割を重視する民主党と、小さな政府のもとに規制緩和と自由競争で自助努力を重視する共和党の根本的な思考の違いがこの論争に凝縮されているともいえる。米国民はどちらに軍配をあげるのか。その結果は11月6日にわかる。』 と日本経済新聞は締めくくっています。真に求めるべきものはその中間にあるのではないか、私がずっと考えていることですが勉強不足です。
We Can Change, Yes We Can 私は前回選挙でのこのアピールが好きでした。 (その後のアメリカはどうなのか、それもワタシは無関心、毎度の事、しかしオスプレイ問題でおき火に火がついたかも・・・)



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