ついでですが、企画展「リニア新幹線を考える」 は2019年5月31日(金)に終了です。会場の 山梨平和ミュージアム は開館時間 12:30~17:00 で 火曜日、水曜日は休館ですから残りは、30日(木)、31日(金) だけになりました。
2018年12月から始まって5か月間、「リニアで変わるやまなしの姿」を期待する方々にこそ、一度はご覧いただきたい展示会だと思っておりました。「知らなかった!」では済まされないのがリニア中央新幹線事業の実相だと、それを知っていて「今だけ、金だけ、自分だけ」でやっている人々がじりじりと地域を滅ぼしていくのです。提起されている諸問題を沿線各地の人々の努力で、ひとつずつ、丁寧に、解決して、リニア中央新幹線開通に至ってこそ事業の意義があります。しかしそれでも人の力が自然の力を制圧出来るかどうかは判りません。「ご理解いただきたいと存じます。」
2019年02月22日 16時27分 NHK甲府の報道記事で 中央市長「リニア駅見直し歓迎」 を拝読しました。
NHKは 長崎幸太郎知事が 『JR身延線に接続できる場所に駅の建設地を見直す可能性を示唆しています』 と記しています。
過日の読売新聞記事を読んだ時にも思っていたのですが、自民党山梨県連の皆さんや県庁リニア中央新幹線事業関係部署の職員の方々も、長崎知事にお伝えしていない事があるのではないか?
それはリニア甲府駅近傍に保守基地が計画されていることです。とは申しても、私は保守基地計画の現状は全く知りません。保守基地とはどのような構造なのか、何故駅の近くに必要なのか、予定地の確保は進行しているのか、地域の人々は保守基地建設計画と開通後の基地運用の方法など全てご承知なのか・・・
図は評価書から切り出したものですが、準備書によれば、リニア軌道と保守基地を結ぶ高架橋(回送線)があるとのことです。軌道と保守基地の距離は数百メートルのようですから、高架橋で結ばれた保守基地もいくらか高さがある施設かも知れません。
(リニアの勾配限度は 40 m/1000 m 高さ/水平距離) 山梨県庁にはJR東海から具体的な資料が届いていると思いますが
(それが無くては土地収用の仕事ができない)、リニア駅周辺整備計画にも不勉強なので、保守基地について説明した記事を私はまだ確認していません。
【以上、NHK報道を知りまして、先日来の感想をメモしておこうと追記しました。リニア事業は未だ不勉強なので、勘違いの駄文ご容赦 2019-02-22】メディア情報をチェックしていて気付きました 「駅周辺整備見直し」に波紋 県、計画策定作業凍結 (2019/02/14 05:00 読売新聞山梨版)部分画像として引用しておきますので本紙をご一読ください。
長野県知事は 平成31年2月県議会定例会における知事議案説明要旨(平成31年2月13日) を発表しています。この中で(高速交通網の整備)の項目において、長野県のリニア中央新幹線関連事業と国が進めるスーパー・メガリージョン構想との関連にも触れておられます。スーパー・メガリージョン構想は私のリニア中央新幹線情報サイトでも取り上げていますが考察は中断したままなので、いずれまた・・・リニア駅周辺に箱物作ればOKという話では無いことだけは確かです・・・