ICT工夫
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日経BP社 ケンプラッツ 2012年2月3日、南相馬市の樹木内部から高濃度の放射性物質 の記事です。東京農業大学の林隆久教授による調査の関連記事です。

林野庁は1月27日、森林総合研究所の測定結果に関連して、放射性セシウム濃度が約400ベクレルの木材を床、壁、天井の6面に張った4畳半の部屋にいて、被爆する推定量を発表した。
値は年間 0.01ミリシーベルトで、自然界にある放射線量より低く健康上問題のないレベルと説明している。
木材の出荷時の放射線に関する基準値はまだない。林野庁林政部木材産業課課長補佐の赤羽元氏は「屋内に使われる他の建材との関係があるので、木材の基準値だけをただちにつくることは難しい」と話している。

濃度という意味は、この記事の流れから見ると Bq/Kg の値だと思えます。
林野庁あるいは森林総合研究所 の発表記事は未確認です。
原子力村の方々は福島県産ヒノキのお風呂を造られて、冷たい世間の風で冷えた心身をゆっくり温めておられることでしょう。

「FSC森林サミット2011 in 山梨」に出かけて山梨県の森林事業の事なども少し分かったので、こんなニュースにまで関心を持つようになりました。
秩父多摩山系の森林から搬出される県産木材があるのかどうかまでは知りません。私は林業の方々に線量計をお渡ししておくべきだと書いたことはあります。
そう言えば、セメント原料に下水汚泥を利用する業者 についても未だ気になっていることですが、その後のことはわかりません。
その後について確認しておきたい記事をこれまで多数書いてしまっているので、これからは少しずつ整理してみようかと思っています。

◇ 林野庁から2012年2月8日、スギ雄花に含まれる放射性セシウムの濃度の調査結果 が発表されています。
『スギの花粉に含まれる放射性セシウム(Cs134+Cs137)の濃度を、仮に、今回の調査で測定したスギの雄花の最高濃度(25.3万Bq/kg)と同一とした場合、当該花粉が大気中に飛散し、これを人が吸入した場合に受ける放射線量を一定の前提条件を仮置きして試算したところ、1時間あたり0.000192μSvとなりました(参考2を参照ください)。』

◇ 森林総合研究所の、森林に生息するミミズの放射性セシウムについて は読んでいてSF的な妄想がふくらみました。何年か後に、蓄積した放射性物質でDNAが変化し巨大化したミミズが人を襲う・・・・とか

渡辺謙さん、ダボス会議スピーチ全文(東京新聞 2012年1月26日 )
kizuna311 - 助けあい、乗りこえる。私たちの財産は、[ kizuna ]



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2012年2月15日、水曜日(米国時間は第2火曜日)はマイクロソフトの月例更新日です。今回は緊急4本、重要5本で合計9本が公開されています。Internet Explorer の更新が含まれています--2012年2月のセキュリティ情報

今回は午前3時には公開されていましたので、私のパソコン達に必要なファイルをダウンロードして適用を終りました。
年度末モードなので時間がもったいないのですが、やはり自動更新には任せられずに一本ずつ確認しながら処理しました。

更新が終って再起動、コーヒーしている時に1台のパソコンで黄色い盾のマークが出ました。これは時々あることで、Windows は更新済みを認識せずに更新通知を出してくる、今回もそれかと確認したら、何と Internet Explorer 8 の更新準備が出来たという通知でした。そのパソコンでは IE6 を使っています。私はWeb制作で IE6 での表示確認のために1台は IE6 にしています。でもこれで外を見に行くことはありません。

IE7 を使っているパソコンではこの通知は出ませんでしたので、マイクロソフト社の Internet Explorer 6 Countdown | Death to IE 6 を思い出しました。生みの親すら手を焼いているのでしょうか、「IE6にサヨナラを言う時が来ている」ようです。それで今回、私の IE6 に対しても更新なさいと催促が来たのかも知れません。
スパマーは IE6 を使う、と言うよりも、脆弱性を突いて侵入し易いのでIE6ユーザーは知らずにスパムの踏み台にされているのだろうと思います。

内閣官房情報セキュリティセンターでは、平成22年6月17日 IE6からのブラウザ移行に係る取組について を出しています。

1.取組の背景
本年(2010年)1月に報道された米国企業等を対象とするサイバー攻撃において、マイクロソフト社が提供するInternet Explorer(IE)6等の旧型ブラウザのセキュリティホールが悪用されたと言われています。IE6は、利用者が未知の脅威にさらされるおそれがあるため、マイクロソフト社においても、IE6からセキュリティ対策が強化されたIE8への移行を勧めているところです。

2.政府機関におけるIE6の利用状況
我が国の中央省庁においても、ソフトウェアの互換性を確認するコストがかかるため、依然としてシステム導入時から変わらずIE6のみをブラウザソフトとして利用している府省庁があります。

3.政府機関における取組
NISCから各府省庁に5月12日付で以下のとおり指示しました。
・ IE6からIE8への移行を推奨。
・ 今後、各府省庁においてウェブアプリを利用するシステムの新規構築又は更改する際は、最新ブラウザに対応する設計とすること。
・ 最新の複数ブラウザの利用を検討すること。

4.今後の取組
政府機関においては、引き続き、IE6からの移行に係る取組等を推進し、情報セキュリティの向上に努めてまいりたいと考えております。

地方政府も地デジテレビを揃えるより、パソコンとInternet Explorerのアップグレードを考えた方が良かったのにと思います。



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