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~山梨と福島はつながっている~ 子どもの未来のために知ってもらいたいこと【小出裕章氏講演会】
2012年1月8日(日) 12:30 開場、13:30 開演 会場・甲府市-コラニー文化ホール(山梨県立県民文化センター)
小出裕章氏講演会

山梨で講演会が計画されているという話は、この夏頃から知っていました。13日の夕方、買い物に出かけて立ち寄ったお店に掲示されたポスターに気が付きました。いつもなら持ち歩くデジカメを今日は持たずに出かけたので、不慣れな携帯電話のカメラ機能で撮りました。後日、ちゃんとした画像として使わせていただくつもりです。
デジカメを持たずに出かけたのは、カメラケースを下げていると警備の警察官の皆さんに余計な心配を掛けるかも知れないと思ったからですが、あちこちで立番しておられたり、検問されたりしている姿を見かけました。ご苦労様です。

ということで、とりあえず第1報として講演会開催予定をメモしておきます。小出さんからの発信はリンク集に置いたサイトで常時確認しています。このイベントの公式サイトもリンク集に追加します。



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【補足 2011.11.14】 この駅伝の問題は空間線量の多寡による「外部被ばく」では無く、呼吸による「内部被ばく」の問題が考慮されたかどうかです。マラソンの呼吸法については私は知りませんが、内部被ばくのリスクについて専門家に相談しながら選手派遣について決定できたと思いますし、その事は選手の将来のために記録されるべき事です。
甲府市立病院のRI検査による内部被ばく問題を教訓として捉えていなかったなら、そのような方々が選手を育てる立場にあることに疑問を感じます。
● 2011/10/03(月) の記事ですが、福島女子駅伝参加は健康への影響あり、関係者は熟考を! が確認できました。『今回の駅伝では、アルファ粒子の肺への取り込みが第一の問題となる。』 に書かれている車のエアーフィルター測定のことは以前に別な記事で読んでいたので、本文にも書きました。
「ホールボディカンターの検出はガンマ線のみ」と書かれていて、私はこの点は無知でした。そうすると選手の健康診断にはどのような方法があるか、それは専門家にお任せします。
● 神奈川県が優勝しましたが、東日本女子駅伝神奈川チームの結団式他 にリンクしておきます。メディア報道の様子も残されていますし、選手名も記録されています。
● 週刊ポストのネット版記事ですが、2011.11.14 07:00 山本太郎「東日本女子駅伝を中止に」発言に主催者が「失礼」 があります。『大会を主催する東北陸上競技協会の理事長・安田信昭氏。 「放射線量も毎週計測して、大丈夫だという判断になっています。駅伝なので走る時間も限られている。復興の象徴として盛り上げようとしているのに、この発言は風評被害になりますよ。福島県民に対して失礼なんじゃないか」』 外部被爆しか念頭に無かったようです。
山梨陸上競技協会の方々も同じでしょうか。我々は内部被ばくについても考慮した、問題無いと結論したという発信は選手、ご家族の方々の為にも必要です、甲府市立病院問題を忘れてはいけません。

最後に私見を述べておきますが、この駅伝を開催趣旨にのっとって真に福島復興の一助とする方法があります。
参加都県は補助金を支出し、医学機関と連携して全ての選手の放射線関連の健康診断を実施して、身体活動の極限まで駆使した運動によっても空間浮遊放射性物質による内部被ばくの影響が無かった事を証明するべきです。そのことにより、同レベルの放射性物質の中で生活する子供たちも同様な被ばくのリスクが無く安全だと、安心を与えることになり素晴らしい復興支援となります。このことを大会に関係したマスメディアは全国、全世界に向けて発信できるでしょう。


スポーツの話題には関心が無かったので今まで気が付かなかったのですが、2011年11月13日(日)に福島市で第27回東日本女子駅伝が行なわれ、山梨県からも参加されるのですね。

「東日本女子駅伝 放射能」 で検索すると多数の記事が出ますので、この駅伝参加を進められた山梨県ご関係者の皆様も問題点は当然ご承知のうえ、対策済みのことと思います。甲府市立病院事件で理解が深まった内部被ばく問題を忘れてはいないでしょう。
 1.出場選手の皆さんは山梨を出発する前にホールボデイカウンター等での事前計測は済ませておられると思います。
 2.帰郷された時にすぐに同じ検査を受ける準備もできていると思います。
 3.この結果から選手達のこれからの健康状態について判断なさるドクターも既に選任しておられると思います。

メンバー表からみると、42キロを9区間に分けた駅伝のようですから、一人5キロ程度の全力疾走で外部被ばくについて問題は無いだろうとは思います。(これで問題があるなら福島で24時間生活できる人などあり得ないわけです)
しかし、空間線量値は浮遊している「かもしれない」放射性物質については、どの程度に反映しているものなのでしょうか。もちろん、この事に関連した内部被ばくについても、選手派遣を決められた皆様は十二分にお考えになられたと思いますので、上記、1-3については既に対処済みと思います。

駅伝参加に使う車両のエアフィルターも掃除してから出かけたでしょう。帰郷してからそのフィルターの放射能測定もなさる予定だと思います。それは選手の内部被ばく推定にも役立つデータの一つになることも、ご存じだと思います。

以上、全て承知の上での駅伝参加だと思いますので、どこかでこれらの事柄について具体的な情報が読めればありがたい。未来を背負っていただく子供たちをどうすれば守れるか、その具体的な設計にも役立つと思います。

それにしても、よくやるなぁ!砲弾の飛び交う戦地の病院で働く従軍看護婦の文字どおり献身的な仕事を見るような気がします。沖縄のひめゆり部隊でしたか、あのような悲劇を知りながら、再び同じような発想をしている人々がいるのではないか、福島から避難した人々は非国民だとでも言いたい人々がいるのではないか・・・・この山梨県にすら。


この大会についてもう少し詳しい情報が欲しいと思い検索してみたのですが・・・
◇ 2011.9.28 の 産経新聞記事『主催者は「6月から沿道の線量測定を続け、現在は最大で毎時1マイクロシーベルト台で低下傾向にある」としている。福島市は大会に備え、発着地点の信夫ケ丘競技場などの除染を計画している。』 1μ Sv/h が9月28日ですから、「減衰補正」すると今はどの程度かわかりませんが、汚染の中で生活している主催者にとっては問題にする必要も無い値なのかも知れません。
◇ 2011年10月24日、毎日新聞記事『主催者は6月から毎月、中継地点や競技場内など19地点で放射線量を測定。中学生が走る区間もあるため、当初は放射線の影響を心配する意見もあったが、9月の測定ではほとんどが1マイクロシーベルト以下だった。  放射線量の低減に加え、各チームからランナー育成の大会を途絶えさせないでほしいという声を受け開かれることになった。』 なるほど、参加する側からの開催要望とは驚きます。
メディアニュース記事がヒットしないのですが、マスコミ主催なので他のマスコミが遠慮していると書いているブログがありました。そんなもんかと思いますが、納得してしまいます。そうすると問題は参加する側にあるということでしょう。
私もガチガチの体育会系ですが、今回のような場合に先輩から参加しろと言われたら恨むだろうな。私が判断する立場だったら後輩を育てるために参加はしない方に決断すると思う。
山梨陸上競技協会公式サイトに気が付きました、2011年度(平成23年)山梨陸上競技協会行事によると、10月8日に東日本女子駅伝最終予選(第4回長距離記録会)がありました。おそらくこの協会の役員会では問題点について十分な検討がされたことと思いますが、該当する記事はありません。

普通に考えれば、福島市行政が地元の状況を一番分かっているはずだから、このような大会開催地となることを辞退するだろうと考えるのだが、現実は逆らしい・・・2011-11-10 福島市の話 『福島市と政府は癒着して一体である。 やっていることは、市と政府機関の保守温存、それに何よりも職員たちの自己保身だ。』 と始まるから、読みたくない人もかなり多いと思うが、我慢して読んでおくと後々参考になると思う、同じ県都だから。

駅伝は13日正午スタートらしい。ここまできたら、山梨県がせめてベスト3までに入って選手の皆さんにとっては一生の宝となることをお祈りしたいと思います。万々が一にも他の人とは違った一生となるならなおさらです。



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