小沢一郎さんの裁判、初日でしたが、いろいろ用事があってやっと部屋に戻った時は既に記者会見が始まっていました。それも中継を中断してスタジオに戻ってしまいました。なぜここで中継を止めるのか分からないまま、コメンテイターが話し出したとたんに、この程度の小沢批判は既に知っていることなのでテレビを離れました。
夜になってBLOGOS(ブロゴス) ~読むべきブログ、みつかる わかる を覗いてみたらいくつかの記事がありました。
◇ BLOGOS から気付いて、「深谷隆司の言いたい放題」 で2011年10月06日 「小沢裁判、今日から始まる」 を読みました。深谷隆司さんは都心部が選挙区の議員として名前は以前から知っています。私が知っているのは地元が文京区だったように思います。ホームページを書いておられるのは初めて知りました。
しかし、いわゆるベテランの自民党議員さんでもこの程度の理解なのかと思ったら気が滅入りました。これではマスコミ情報そのままです。ホームページはあっても、ご自身ではネット界から情報を取ることはされておられないのだろうと感じました。
記者会見中継を半端に見たのですが、小沢さんが何か原稿を読んでいるように思えました、それが法廷での陳述を会見でも読んでいた事を知りました・・・
◇ 「君はどう考えてるの!」小沢氏、記者の質問に声を荒げる、この記事に全文(多分)が掲載されています。
ここで述べられている事に私は納得できます。それは 陸山会判決論評の両論を読み小沢裁判に注目 で書いたこと、私が「政治とカネ」について考えるのと同じように言われていたからです。
◇ 「何だよこれ!」 「おかしいでしょ!」 小沢一郎氏会見で記者たちが激怒 という記事には、『明日からのマスコミの「小沢バッシング」によりいっそう拍車がかからないことを祈るばかりである。』 と締めくくられています。
10月7日の各紙記事、社説に注目すべきでしょう。そこから読み取れるものがマスコミ報道の実相だろうと、これまでの経過から私は「推認」します。
時間がなくても、東京新聞の社説だけは読み落とさないようにして、他紙と比べてみたいと思っています。
しかしねぇ、記者会見の様子を読むと、第一線の記者さん達は問題の本質を分かっているが、サラリーマンとしては社の方針に沿った記事にせざるをえないのだと考えていた私は甘いのかも知れない・・・・悲しい事ですが。
東京第5検察審査会による二度の議決で起訴に至った事、その経緯をきちんと述べず、書かずに、「市民の意思で・・・・」、「検察審査会という民意により起訴された・・・」、などと語るアナウンサー、コメンテイター、報道記事などはマユツバだということを分かっていない人々が多いのも気になる点です。