小沢氏、会見はお気に入りの「自由報道協会」(仮)で 新聞・テレビ記者に「質問の自由」なく 産経新聞 2011.2.11 16:22
『10日夕、東京・憲政記念館での記者会見に際し、同協会は「主催者がわかる形での報道」を出席条件に提示。このため一部報道機関は出席を取りやめた。新聞・通信社、テレビ局の記者ら十数人が出席したが、質問の機会はなかった。』(下線は引用者)
小沢一郎氏記者会見(テキスト版) 2011年2月10日 岩上安身オフィシャルサイト 2011年02月11日
『上杉 「この会は自由報道協会主催でやっておりまして、設営から運営、会場のお金を払ったり、スタッフがずっと何日も前から打ち合わせしてくれたということで、今当たったのはその主たるメンバーだったと、そちらを優先させていただきました。ただ、この会は、自由に入れることを標榜しておりますので、記者クラブの皆さんたちもぜひ存分に質問を挙手の上していただければと思います(と、上杉氏はここで会場内の記者クラブの記者達にも質問をうながす)。』 (下線は引用者)
岩上安身さんのサイトで、2011年2月10日、自由報道協会主催の小沢一郎氏の会見動画 があります。
このページには「小沢一郎氏関連インタビュー・シンポジウム・会見等」 のリンク集があります。与野党を問わず衆参議員の人々は全てこれらの情報を見ておられるでしょう。全ての報道機関の政治担当部署の方々も同様でしょう。一般国民の一部の人々も見ているでしょう。それが u-Japan 国策ブロードバンドの成果です。
動画では音声が聞き取りにくいことが多く時間もかかるので、私はテキスト化されたページも読めるのが嬉しいです。上記のように引用するのも楽です。
官庁などの「記者会見の主催者」は、そこの「記者クラブ」だということを私は昨年来小沢問題を見ている時に初めて知りました。 産経新聞の記事に書かれている 「自由報道協会」(仮)ホームページから状況は見えます。全ての国民はそれを見て事実を知るべきです。はらわたが煮えくり返るような気分になるかも知れません(^o^) 国民に代って税金を使ってなした仕事について国民に報告するのにはどのような方法を採るべきか、それを考えるのはまず公僕の方々です。中央官庁のサイトに整備されたプレスリリースカテゴリーはメディア記事と同時に確認できる優れたものだと思っています。
情報整理力、情報発信力の中央と地方の差はどの程度と評価できるだろうか、ラスパイレス指数はそれを反映しているだろうか、私の評価は間違っているのではないか、ふとそんなことまで思いが走る今日この頃です。