ICT工夫
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2009年02月25日・読売新聞山梨版で、『商標「山梨勝沼」中国が公告へ 山梨県、異議申し立て方針』という記事がでています。
その他の県内各紙でも記事にしています。
「山梨勝沼」商標やめて 山梨日日新聞
中国に異議★「山梨勝沼」商標登録で 朝日新聞山梨版
「山梨勝沼」が中国で公告に 県、異議申し立てへ 産経新聞山梨版
「山梨勝沼」中国で商標申請、県が異議へ 日刊スポーツ(共同通信)
これは各紙の全国版、週刊誌、有名ブロガー、海外ブロガーなどでも取り上げて貰うように、山梨県はパブリシティ活動をすることが必要でしょう。
すなわち日本国としてこのような問題にどのように対応するかという経済・外交問題にするべきです。私は昨年11月に「中国スパム、登録商標まで」を書いています。

しかし・・・昨年の記事でも書いていたように、以前から言われている問題に対応が遅過ぎませんか?


Google 山梨県勝沼 商標登録 経済とか、Google 商標の検索でこの記事がヒットしている事が分かりました、これはアクセスログから逆にたどってみた結果です。いちいちの記事はリンクしませんが検索エンジンから状況がわかるのもインターネットのありがたさです。

その検索結果一覧の中に、「大隈重信」を福島県の会社が商標登録しようとしている、という記事が佐賀新聞にありました。これについては、司法書士内藤卓のLEAGALBLOGが取り上げています。山梨県でも「石橋湛山」について注意していかねばならないでしょう、もしかすると既にヤラレているかも知れません。身体に汗をかかずに脳味噌に汗をかく事で稼ぐ方法も正当な方法で、私が「ソフト」という広い意味もそこにありますが、人々が営々と築き上げてきたものを法律を上手に使って濡れ手で粟というのが、私は嫌いです。

同じく検索ヒットでプロシード国際特許商標事務所の記事では、既に2008年11月27日に、『対策方法として中国で先に権利を取る』 と書かれています。中国でも日本でも出願を認める条件などについて担当官庁が公開しておき、それに意見がある人々がどんどん記事にして、まともな基準に変えさせていくことができればよいですね。まあ当分は日本や欧米企業の監督下で製造されるもの以外の中国出自の産品は不買としますか(^o^)

我が身をつねって他人の痛みを知れ。2月26日のテレビニュースでイヴ・サン=ローラン所有の卯と子の像がクリスティーズ(Christie's)のオークションで日本円にして34億円で落札され、これが円明園から略奪された中国の文化遺産ということで中国に返せと主張する中国政府や人民に怒りを巻き起こしていると。日経ネット記事



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