2007年7月10日夕方のUTYニュースですが、
今年上半期の全国の日照時間について、甲府市が全国1位となったとのことです。
これは日本気象協会が全国47都道府県の気象台を対象に、今年1月から6月までの半年間の日照時間をまとめたものです。
それによりますと日照時間が最も長かったのは甲府で1279時間次いで熊谷の1268時間3位が前橋で1264時間でした。
甲府の日照時間は平年に比べるとおよそ160時間長くなっています。
日照時間が伸びた主な理由としては、冬に高気圧に覆われ晴天が多かったことと、4月以降に低気圧や前線の影響をあまり受けなかったことがあげられます。
甲府は年間の日照時間の過去30年間の平年値も2128時間と全国で1位です。
7月以降は梅雨が早く明ける沖縄や九州が日照時間を伸ばしてきますが、前半までの数字の差が大きいため、年間を通しても甲府がトップになる可能性が高いと分析してます。
甲府地方気象台はもとより気象庁のホームページは桜の開花予想などを見る時が多いのですが、あらためて見てみると「6月の甲府地方気象台の極値(日最小相対湿度) の記録が更新されました」というページで6月16日の湿度が6%! 甲府の最高気温は2004年7月21日の40.4度、これはもう更新して欲しくないですね。
日照時間と言えば山梨に来てあのヒマワリの明野村が太陽の村と呼ばれているのを知りましたが、甲府市は太陽の街ということになりそうです。太陽電池発電のことなど思い浮かべます。市役所新庁舎は東京電力の供給を受けず太陽電池で動いているなんてことになると、これはおもしろい。
尚、リンクした読売新聞記事ですが、日照時間の定義
『世界気象機関(WMO)は、地上に届く光のエネルギー量を表す日射量が1平方メートル当たり、0.12キロ・ワットを超えた時間を日照時間として計算するとの決議を1981年に行った。気象庁は現在、全国約850か所(アメダス、気象台、測候所)で日照時間の観測を続けている。』
検索の手間を省きます。