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毎日新聞 2006年11月23日が『横溝正史の書斎:移築工事、着工』と報じました。
この事は既に「山梨市の横溝正史館」としてホームページに書いていますが、今後は工事進捗を確認しながら更新しようと思っています。11月初めに山梨市市民会館では先行して遺品展示会がありましたが、それも訪問して記事にしています


山梨市は11月22日、推理小説作家、横溝正史(1902~81)が執筆に使った書斎を移築する「横溝正史館」を、笛吹川フルーツ公園の民間整備区域内(同市江曽原)で着工した。執筆当時の書斎を復元し、書庫を展示室にして遺族から寄贈された直筆原稿や愛用の文具などを置く。来年3月下旬の開館を目指す。同市は、展示する正史関係の書籍を収集しており、市民などに寄贈を呼び掛けている。

書斎は正史の没後も20年以上そのままになっていたが、今春、老朽化し解体が決まったのを、同市出身で東京・神保町で古書店を経営する幡野武夫さん(62)の仲介で、同市が遺族から無償で譲り受け、解体して同市内に運び保管していた。

書斎は木造平屋建て(約73平方メートル)で、8畳と6畳の和室に板張りの書庫があり、三方を縁側が囲む。入館料は100円を予定し、日中は管理するボランティアを置く。12月市議会で関係条例案を提出する。建設費は2200万円。

移築する場所は、10カ所の候補地から決まった。起工式で中村照人市長は「建設により市の文化的な活動の幅や厚みが広がる」とあいさつ。幡野さんは「松本清張ら社会派推理小説の台頭で正史は追いやられたが、書斎復元をきっかけにブームが再び起きればうれしい」と話した。 山梨市生涯学習課 電話 0553-22-9611 (C)毎日新聞・【富田洋一】


山梨市のニュース11月分にも記事があります。



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