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福島原発刑事訴訟の初公判@東京地裁 6月30日

2017-06-25 19:12:50 | 原発震災
【告訴団に参加されている山梨県の方がお知らせくださった情報の一部を追記しておきます。】
詳報 東電 刑事裁判「原発事故の真相は」(NHK NEWS WEB)『東京電力の旧経営陣3人が福島第一原子力発電所の事故を防げなかったとして検察審査会の議決によって強制的に起訴された裁判。未曽有の被害をもたらした原発事故の真相は明らかになるのでしょうか。初公判から判決まで、毎回、法廷でのやりとりを詳しくお伝えします。』
海渡弁護士
 この特設サイトは大変客観的で、かつ情報量が豊富です。
 冒頭陳述の全文はどこの新聞も掲載していませんが、ここで見ることができます。
【ホームページに 「指定弁護士 冒頭陳述 全内容」として掲載されています。通常テキストです、PDFファイルではありません。】
「原発事故」カテゴリー(毎日新聞)
謝罪しつつ「私は無罪」 東電旧経営陣初公判(毎日新聞 2017年6月30日 12時15分(最終更新 6月30日 19時16分))
原発事故:「津波対策先送りか、説明を」(毎日新聞 2017年6月30日 12時19分)
大津波、仕方なかったのか」検察官役指定弁護士が冒頭陳述 「津波15・7メートルの恐れ認識していた」強い口調で追及(産経新聞 2017.6.30 14:29)【産経新聞記事はリンク切れまでは長期間です】
勝俣氏、深く一礼し謝罪のあと無罪主張 強制起訴初公判(朝日新聞 2017年6月30日15時33分)

原発事故 東電旧経営陣3人 初公判で無罪主張(NHKニュース 6月30日 14時33分)

 東京電力の旧経営陣3人が、原発事故をめぐって強制的に起訴された裁判が始まり、3人は謝罪したうえで「事故は予測できなかった」として無罪を主張しました。一方、検察官役の指定弁護士は、事故の3年前に東電の内部で津波による浸水を想定し、防潮堤の計画が作られていたとして対策が先送りされたと主張しました。
 東京電力の元会長の勝俣恒久被告(77)、元副社長の武黒一郎被告(71)、元副社長の武藤栄被告(67)の3人は、津波を予測できたのに適切な措置を取らず、福島県の入院患者など44人を避難の過程で死亡させたなどとして、業務上過失致死傷の罪で強制的に起訴されました。
 東京電力の旧経営陣3人が、原発事故をめぐって強制的に起訴された裁判が始まり、3人は謝罪したうえで「事故は予測できなかった」として無罪を主張しました。一方、検察官役の指定弁護士は、事故の3年前に東電の内部で津波による浸水を想定し、防潮堤の計画が作られていたとして対策が先送りされたと主張しました。
 東京電力の元会長の勝俣恒久被告(77)、元副社長の武黒一郎被告(71)、元副社長の武藤栄被告(67)の3人は、津波を予測できたのに適切な措置を取らず、福島県の入院患者など44人を避難の過程で死亡させたなどとして、業務上過失致死傷の罪で強制的に起訴されました。

 東京地方裁判所で開かれた初公判で3人は謝罪したうえで、「事故は予測できなかった」として無罪を主張しました。一方、検察官役の指定弁護士は、事故の3年前に東京電力の社内で15.7メートルの津波が来て原発が浸水するという想定がまとめられ、武黒元副社長と武藤元副社長に報告されていたと指摘しました。
 また、東日本大震災の津波が押し寄せた原発の東側に、敷地を囲うような防潮堤を建設するという予想図も作られていたとして、具体的な対策を計画していたにもかかわらず、先送りされたと主張しました。
 また、勝俣元会長も事故の2年前に高さ14メートルほどの津波が押し寄せる可能性があるという報告を受けていたと指摘しました。これに対して勝俣元会長の弁護士は、この報告を受けた際に「14メートルという数字を疑問視する意見もある」と聞いていたと反論しました。
 また武黒元副社長と武藤元副社長の弁護士は津波の計算が妥当なものかどうか専門の学会に検討を依頼していて、先送りしたわけではないと主張しました。今後の日程については未定で、審理は長期化するものと見られます。

福島 浪江町の住民は
 福島第一原発の事故で業務上過失致死傷の罪で強制的に起訴された東京電力の旧経営陣3人が30日の初公判で無罪を主張したことについて、避難生活を続けている福島県浪江町の住民からは批判の声が聞かれました。
 原発事故で放射線量が比較的高い帰還困難区域に自宅があり、今も仮設住宅で避難生活を続ける浪江町の高木義二さん(81)は「絶対に許せない。6年以上避難生活を強いられ、その間にイノシシに家を荒らされる被害もあった。多くの住民が町に戻れなくなった現状をどう思っているのか。東京電力の幹部には、津波が来ることをあらかじめわかっていたのに安全対策を怠ったというみずからの非を認めてほしい。そして、きちんと謝罪して、われわれの人生や生活を奪った責任をとってほしい」と話していました。

東京電力「コメント差し控える」
 初公判について東京電力は、「刑事裁判に関する事項については当社としてコメントは差し控えさせていただきます。当社としては福島復興を原点に、原子力の損害賠償、廃止措置、除染に誠心誠意全力を尽くすとともに、原子力発電所の安全性強化対策に不退転の決意で取り組んでまいります」としています。

福島原発告訴団が2012年6月に告訴してから5年、「事件名:業務上過失致死傷 平成28年刑(わ)第374号」 訴訟関係情報のソースは・・・
福島原発告訴団
福島原発刑事訴訟支援団
このブログでは カテゴリー・原発震災 で書いていますが、最近、訴訟関係は記録していません。

東電刑事裁判初公判
日程:2017年6月30日(金)
場所:東京地方裁判所
傍聴する方
 傍聴整理券配付は東京地裁1番交付所(正面玄関付近)
  配付時間:07:30~08:20 その後抽選で傍聴可否が決まります
 開廷:10:00
 閉廷:17:00
院内集会
 会場:参議院議員会館 講堂・・・国会周辺図参照・永田町駅1出口から徒歩約1分
 傍聴抽選に外れた方、集会のみ参加の方
  11:00~12:00 第1部 リレートーク等
  13:00~16:40 第2部 映画上映(途中休憩有)
  17:45~18:35 第3部 裁判報告会

福島原発訴訟については 福島原発告訴団の歩み で時系列が整理されています。

2016年5月20日に提訴されたリニア中央新幹線事業に係る訴訟(略称「ストップ・リニア!訴訟」)が進行中なので、私は自分のブログで カテゴリー「訴訟」 に整理していますが、福島原発訴訟のサイトも参考にしています。
「ストップ・リニア!訴訟」は国土交通大臣が行なった中央新幹線工事実施計画の認可処分の取消しを求める訴訟で、いわゆる行政訴訟です。
リニア中央新幹線事業でも沿線各地個別にあるいは全体として民事、刑事の訴訟が提起されることは想定されますから、原発訴訟の成行きに注意していくことも必要かと思っています。

ちみみに、2012年12月2日に中央自動車道上り線の(山梨県)笹子トンネルで発生した天井崩落事故について、ご遺族から提訴された民事訴訟は2017年5月30日に終結・・・笹子トンネル事故、最高裁は役員の責任を問わず上告棄却でした
この民事訴訟の経過をフォローするのは私には困難でしたが、いくつかの記事で自分なりの整理だけはしました。
最高裁の上告棄却はおそらく原発訴訟とリニア新幹線訴訟への「忖度」が働いたものと私は理解しています。
笹子トンネル事故の刑事問題は山梨県警の捜査が続いているようです。


肥田舜太郎先生のご冥福をお祈りします

2017-03-31 07:54:19 | 原発震災

肥田舜太郎先生が 2017年3月20日午前8時2分、肺炎のため埼玉県川口市内の病院で逝去されたことを知りました。心からご冥福をお祈りいたします。

肥田舜太郎先生 私は2012年9月23日に山梨県甲府市にある コラニー文化ホール(山梨県民文化ホール)で開催された 『311以降を生きる』~内部被ばくから子どもを守るために~ 映画「核の傷 : 肥田舜太郎医師と内部被曝」の上映と肥田舜太郎医師の講演会に参加しました。

集会予告は 「核の傷」上映と肥田舜太郎氏講演会@甲府市 9月23日、参加記録は 内部被ばくから子どもを守る@肥田舜太郎医師講演会 に書いています。
講演会終了後にロビーで撮った先生の写真です。

映画 『核の傷:肥田舜太郎医師と内部被曝』 公式サイトから「予告編」にリンクしておきます。

私が10日も過ぎてから肥田先生のご逝去を知ったのは「澤藤統一郎の憲法日記」を開いて 「肥田舜太郞医師の証言に感動した元裁判官の新聞投稿」(2017年3月30日記事)を読んだからです。読んだと言っても冒頭に「肥田舜太郎さんの遺志生かせ」と書かれていてビックリ、すぐネット検索して確認、そのままこの記事を書かずにはいられませんでした。
あらためて澤藤さんの記事を読みながら「ストップ・リニア!訴訟」にも想いを馳せました。

このブログや自分のホームページで原発震災について沢山の記事を書きました。それまで知らなかったことを知り、気付かなかった事に目を向けるようになりました。そして何事についても自分は問題に気付いていないのではないかと自問自答するようにもなりました。リニア中央新幹線事業を観ている今、この学習はとても役立っています。


東日本大震災6周年追悼式 2017.03.11 【付・内閣総理大臣式辞】

2017-03-11 18:01:34 | 原発震災
東日本大震災 6周年追悼式
6周年追悼式

2017年3月11日14時46分、私も仕事の手を休めて起立・黙祷、その後またチャンネルを切り替え(あの声を聞きたく無かったという理由)報道特集を見ながら仕事を継続しました。
ふと気が付くと15時半を過ぎていたので慌てて甲府市歴史公園に出かけました、「さよなら原発まつり」 です。 山手御門の方から入って会場を一回りしている時に、脱原発川柳の入選発表もありました。実行委員の皆さんが閉会のご挨拶をなさって私も会場を後にしました。

さよなら原発まつり2017
さよなら原発まつり2017

「脱原発川柳」応募作の展示と、発表された入選作から私が気に入った2点です。

さよなら原発まつり2017 さよなら原発まつり2017 さよなら原発まつり2017

昨日の備忘追記はこちらに移しました

3月18日(土)、19日(日)も開催・・・
3.11 18 19 Under the same sky project~心に満天の星空を 山梨と福島をつなぐ~ | 山梨市民会館
毎日新聞山梨版 2017年3月10日記事 福島から移住ピアニスト太田美保さん、山梨で映画やコンサート 11、18、19日 に気付きネットを調べて分かりました。毎日新聞記事にはイベントの時間帯記載無し、山梨市、山梨市民会館サイトには情報皆無。
映画については朝日新聞山梨版が記事にしていました、「日常を大切に」被災一家追う 笠井さん制作映画

【震災6年】山梨県内への避難者673人 家賃補助が終了「県は支援を」(2017年3月10日 産経新聞山梨版記事)
産経新聞が取材してきちんと報じた山梨県政のスタンスを記録しておきます。
外の様子を窺ってその中から自分達が一番楽な施策に準ずる、「千万人と雖も吾往かん」の信念があるわけじゃない、こんな地域でもリニアが来れば社会的人口増だと期待している愚かさに、そろそろ気付くべきですよ。

北海道や神奈川県など、受け入れ先の自治体が独自の補助を始める動きもあるが、県防災局は「現時点で代替措置はない。他県の動向をみながら検討したい」(広瀬久文次長)との考えを示す。福島県が補助打ち切りを決めた背景に、地元帰還を促したい思いがあるとみて、「福島県の考えを尊重したい」(同)とも話している。【以上ポイントを引用】

将来も永住が6割 結ぶ会の避難者アンケート(朝日新聞山梨版 2017年3月9日)・・東日本大震災・山梨県内避難者と支援者を結ぶ会
福島第1原発事故 県内避難者673人 福島県8割占める 8日現在(毎日新聞山梨版 2017年3月10日)

【歴史に残す記録のみ】
「東日本大震災六周年追悼式」における内閣総理大臣式辞(首相官邸 平成29年3月11日)

 本日ここに、文仁親王同妃両殿下の御臨席を仰ぎ、「東日本大震災 六周年追悼式」を挙行するに当たり、政府を代表して謹んで追悼の言葉を申し上げます。
 かけがえのない多くの命が失われ、東北地方を中心に未曾有の被害をもたらした東日本大震災の発生から6年の歳月が流れました。
 最愛の御家族や御親族、御友人を失われた方々のお気持ちを思うと、今なお哀惜の念に堪えません。ここに改めて、衷心より哀悼の意を捧げます。また、被災された全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。
 被災地に足を運ぶ度、震災から6年を経て、復興は着実に進展していることを実感します。インフラの復旧がほぼ終了し、住まいの再建や産業・生業の再生も一歩ずつ進展するとともに、福島においても順次避難指示の解除が行われるなど、復興は新たな段階に入りつつあることを感じます。しかしながら、今なお12万人の方が避難され、不自由な生活を送られています。
 被災者の方々お一人お一人が置かれた状況に寄り添いながら、今後とも心と身体のケアや新たな地域社会の形成など、復興の進展に応じた切れ目のない支援に力を注ぎ、更に復興を加速してまいります。
 同時に、震災による大きな犠牲の下に得られた貴重な教訓を、常に顧みながら、英知を結集して、防災対策を不断に見直してまいります。政府一丸となって、災害に強い、強靭な国づくりを進めていくことを、改めてここに固くお誓いいたします。
 震災の発生以来、地元の方々の御努力を始め関係する全ての方々の大変な御尽力に支えられながら復興が進んでまいりました。日本各地のみならず、本日ここに御列席の世界各国・各地域の皆様からも、多くの温かく心強い御支援を頂きました。改めて、心より感謝と敬意を表したいと思います。
 東日本大震災の教訓と我が国が有する防災の知見や技術を世界の皆様に役立てていただくことは我々の責務であり、今後、防災分野における国際貢献を一層強力に進めてまいります。
 我が国は、幾度となく国難と言えるような災害に見舞われてきましたが、その度に勇気と希望をもって乗り越えてまいりました。今を生きる私たちも、先人たちに倣い、手を携えて前を向いて歩んでまいります。
 御霊の永遠に安らかならんことを改めてお祈り申し上げるとともに、御遺族の皆様の御平安を心から祈念し、私の式辞といたします。

平成29年3月11日
内閣総理大臣 安 倍 晋 三

東日本大震災7回忌・さよなら原発まつり 3.11@甲府市

2017-03-10 17:59:06 | 原発震災

第6回さよなら原発まつり2017
日時 2017年3月11日(土) 11:00~17:00
会場 山梨県甲府市・JR甲府駅北口の甲府市歴史公園、他
主催 さよなら原発なくそう核兵器3.11山梨行動実行委員会

第6回さよなら原発まつり

東日本大震災、福島第一原発事故から今年で6年を迎えます。
事故の収束、廃炉の見通しも立たない状況が続くなかでうやむやなまま各地で原発再稼働の動きが進んでいます。平穏な日常を一瞬にして奪い去った原発が本当に必要なのでしょうか。
6年前のあの日に立ち返って、みんなで考えてみませんか。

◇さよなら原発パレード 11:00~
 甲府駅南口信玄公像前11時集合→東電前→歴史公園12:00
◇オープニングセレモニー 13:00~ 
◇トークイベント 13:15~
 福島県川俣町在住の女性お二人が、この6年を振り返ります
◇ライブパフォーマンス 14:30~16:00
 出演:オグラ(インチキ手廻しオルガン)、岩崎けんいち
◇あおぞらマーケット 11:00~17:00
 イベント・ワークショップ・屋台などでお楽しみください
【イベント・ワークショップ】
◆ もちつき大会(12:00~13:00)つきたておもちを販売します

◆ 大人の火遊びしませんか(第1回14:00~/第2回15:00~)
 ・内容/ウッドガスストーブ作り(1ℓの空き缶を使って作ります)燃料は小枝などでOK。キャンプや災害時にも使えます。
 ・場所/「森からのおくりもの」ブース
 ・費用/1000円
 ・対象年齢/高校生以上(子連れ可)※要予約 3月4日迄
(編注・当日参加については会場でお尋ねください)

◆ ぬかくど炊飯(14:30~15:00)
 ・内容/もみがらを原料にしたストーブでお米を炊きます。
 ・場所/「地給知足」ブース、炊きあがったご飯を試食できます~無料~

◆ ふえてっぽう作り(14:00~16:00)
 ・内容/竹でふえにもてっぽうにもなるおもちゃを作ります。
 ・場所/「おらんとうの森」ブース、だれでも作れます!~無料~

◆ さよなら原発〇×クイズ(14:00~)
 ・内容/原発に関連したクイズに〇×形式で答えて、景品をもらおう!予習してきてね!~参加者は当日募集します~

【トークイベント】 13:15~
 福島県の浜通りと中通りをわける阿武隈山地に位置し、町の一部が避難指示区域となった川俣町で、震災後から放射能問題に取り組み、長く地道な活動を続けてきた市民団体 hand to hand project kawamata から、今泉君枝さんと高橋多賀子さんのお二人が、この6年間の活動を振り返ります。

【ライブパフォーマンス】 14:30~16:00
オグラ(インチキ手廻しオルガン)
 日本インチキ手廻しオルガン界の草分け。1985年より青ジャージ、800ランプのVoとしてバンド活動。2002年自作のインチキ手廻しオルガンを廻しながら歌うスタイルでソロへ転向。唱歌、戦後歌謡などで老人介護施設なども訪問。テレビCM曲、盆踊り、ミュージカル音楽なども手掛ける。東京を中心に、全国各地で独自のライブを展開中。
岩崎けんいち
 山梨・東京を中心にLIVE活動。地元山梨の音楽番組のMC、幼稚園の園歌提供のほか、四国お遍路の旅にギターを携え88カ所のお寺に歌を奉納。2004年から毎年ヘリテージミュージックフェスティバルの仲間とカンボジアを訪問。ラジオのMC、描きためていたイラストで個展を開催するなど、多彩な活動を展開している。

【あおぞらマーケット】 11:00~17:00
出店者(順不同)
 一般社団法人山梨重症心身障害児(者)を守る会あゆみの家/甲府共立病院/いのちむすびば/EN Cafe/オーガニックガーデンジャムズ/野遊び工房f&k/自然焼菓子工房roco/社会福祉法人みらいコンパニー/本とコーヒーカピバラ/くまのパン/五味園芸店/生活クラブ生活協同組合/総菜屋さん/チビフリマ/天然酵母ぱん蔵/しゃんてぃこっこ/パルシステム山梨はるはぴ/古着屋さん/みなみ音楽教室すみっこマルシェ/ぶぅふぅうぅ農園/山梨護憲の集い実行委員会/リニア新幹線沿線住民懇話会/どんぐり工房/三養醸造/韓国民族芸術団『クンドゥル』都留公演を観る会

【脱原発川柳】 当日受付 14:00 まで 16:00~受賞者表彰
 原発や原発事故にかかわる思いを詠んだ句を募集しています。  応募は当日会場で受け付けます。
 優秀者は16時から会場で発表し、その場で表彰し、景品を差し上げます。
 お名前(中学生以下は年齢も)を添えてご応募ください。
 たくさんのご応募、お待ちしています!(※メールでのご応募は3/10まで)
審査員 川村晃生(和歌研究者)/下村すみよ(歌人)

広報チラシは NPO法人甲府駅北口まちづくり委員会の3月イベント案内ページ でご覧いただけます。
記事のテキストは以下のサイトを参照しました・・・
さよなら原発まつり(山梨)Facebook
爆発後の日々/2017年03月08日掲載記事

2011年(平成23年)3月11日(14時46分)を私は忘れることはないでしょう。 何も終っていないし、あれが「終りの始まり」だったとすら言えないのが今の日本国の現状だと考えています。しかし7回忌を迎えて自分自身には一区切りつけるつもりです。

そんな事を考えていたら次の記事に気付きました、皆様のご発展を心からお祈りいたします・・・
【お知らせ】「いのち・むすびば」が変わります 

「原発震災カテゴリー」 から「さよなら原発まつり」関連記事を抜き出しておきます
2016年
2015年
2014年
2013年参加記事
2013年_修学旅行の行き先が山梨に変更?(山梨版放射能汚染マップの反響)
2013年
2012年_放射能からいのちを守る山梨ネットワーク、3.11開催(「いのち・むすびば」の最初の集会)
(編注・私は2012年中の多様な活動をカウントして2017年を第6回としています)


【再報】「飯舘村の母ちゃんたち 土とともに」 山梨文学館上映会 2月5日

2017-01-31 19:29:24 | 原発震災

全村避難になった福島県飯舘村(イイタテムラ)の名前が記憶から薄れることはありません。
2016年5月から公開されている映画が山梨県甲府市でも上映されます。
1月18日に記事にしていますが、メールでの参加申込方法が確認できましたので再掲します。

さよなら原発まつりプレ企画「飯舘村の母ちゃんたち 土とともに」上映会
日 時 2017年2月5日(日)開場14時・14時30分~(上映時間 95分)
会 場 山梨県立文学館講堂 山梨県甲府市貢川1−5−35
料 金 前売り800円 当日1000円
問合せ さよなら原発まつり実行委員会
    メール:311yamanashiあgmail.com [(あ) は @ に変換]

前売申込は上記メールへのご連絡で可能です。
1.メールのタイトルは 「2月5日上映会参加」 になさってください。
2.「お名前」をメール本文に記入、ご家族やご友人とご一緒なら、「お名前」他2名、計3名・・・のようにご記入ください。
3.当日受付でメール記載の「お名前」を申告して頂けば前売料金で受付・入場できるようになっているとの事です。

【受付確認などの返信メールが着信しなくても、送信されたメールを印刷するか、発信控えが読めるスマホなどを当日ご持参になれば良いでしょう。メールやネット申込みだけで処理する方法は私がたまに出かける都内の展示会などでも使われています。】

ドキュメンタリー映画「飯舘村の母ちゃんたち 土とともに」公式サイト | 公式Facebook | 公式Twitter
劇場情報/イベント/自主上映会の情報
監督・古居みずえさんインタビュー|通販生活、画像は冒頭の引用です・・・

監督・古居みずえさんインタビュー|通販生活

【このインタビュー記事の中見出しから】
 故郷を奪われた飯舘村民の姿がパレスチナの人たちと重なった。
 食文化を守る。何十年後、何百年後かに、飯舘村のことを伝えるために。
 福島だけの問題ではない。そのことを、映画を通じて伝えていきたい。

【上掲インタビュー記事の最後に書かれています・・・強調は引用者です】
古居  やっぱり、飯舘にしてもパレスチナにしても、「よそ者」である私なりに彼らの声を「伝えていくこと」なのかなと思っています。そのためにも、この映画をいろんなところで見ていただきたいですね。
 そして、見た人には、この原発事故の問題は5年で終わり、10年で終わりというようなものではないし、決して他人事でもないんだと感じてもらいたい。どうしても「福島だけの問題」と思われがちですし、政治もそう思わせようとしている気がしますけど、実際には日本には54基も原発があるんだから、どこで同じことが起こってもおかしくないはず。その現実を、もっと言っていかないといけないと感じています。

リニア中央新幹線事業による環境問題は南アルプス山系の問題だけではない、日米地位協定は沖縄だけの話ではない、福島から避難した子供たちへのイジメが未だに続いていた問題は横浜や千葉などマスコミが報じた地域だけの問題ではない・・・
・・・今の日本社会のどこに問題があるのか、それは何故なのか・・・考えようとする気力を失ったことが一番の問題かも知れないと自省する今日この頃です。


映画・「飯舘村の母ちゃんたち 土とともに」 山梨上映会 2月5日

2017-01-18 11:13:26 | 原発震災

全村避難になった福島県飯舘村(イイタテムラ)の名前が記憶から薄れることはありません。
2016年5月から公開されている映画が山梨県甲府市でも上映される情報が入りましたのでご案内させていただきます。

さよなら原発まつりプレ企画「飯舘村の母ちゃんたち 土とともに」上映会
日 時 2017年2月5日(日)開場14時・14時30分~(上映時間 95分)
会 場 山梨県立文学館講堂 山梨県甲府市貢川1−5−35
料 金 前売り800円 当日1000円
問合せ さよなら原発まつり実行委員会
    メール:311yamanashiあgmail.com [(あ) は @ に変換]

前売券販売場所は分かり次第に追記します。
なお、山梨県さよなら原発まつり実行委員会では、原発震災により東北〜関東〜どこからでも山梨県に避難されている方々をこの上映会にご招待なさるそうです。
上に記載したメールアドレスにご連絡になればご担当者に届くと思います。

ドキュメンタリー映画「飯舘村の母ちゃんたち 土とともに」公式サイト | 公式Facebook | 公式Twitter
劇場情報/イベント/自主上映会の情報
監督・古居みずえさんインタビュー|通販生活、画像は冒頭の引用です・・・

監督・古居みずえさんインタビュー|通販生活

【このインタビュー記事の中見出しから】
 故郷を奪われた飯舘村民の姿がパレスチナの人たちと重なった。
 食文化を守る。何十年後、何百年後かに、飯舘村のことを伝えるために。
 福島だけの問題ではない。そのことを、映画を通じて伝えていきたい。

【記事の末尾から古居みずえ監督の言葉】
 見た人には、この原発事故の問題は5年で終わり、10年で終わりというようなものではないし、決して他人事でもないんだと感じてもらいたい。どうしても「福島だけの問題」と思われがちですし、政治もそう思わせようとしている気がしますけど、実際には日本には54基も原発があるんだから、どこで同じことが起こってもおかしくないはず。その現実を、もっと言っていかないといけないと感じています。

飯舘村の母ちゃんたち 土とともに

2017年01月14日 鉄道・運輸機構はJR東海に第2回目無担保貸付5千億円を実行【リニア中央新幹線の情報、私の別ブログです】


仙台市、放射性廃棄物の試験焼却受け入れ

2016-12-14 17:18:22 | 原発震災

懐かしい話が(などと不謹慎ですが)再発していたようです。
仙台市への要望 - 脱原発仙台市民会議

宮城県県内市町村リンク集(後で役に立つ)
◇ 「防災・環境都市」仙台市市長記者会見 2016年度(平成28年度)一覧 から抜き出しておきます。同じページに関連質問がありますが引用は省略します。

質疑応答の概要(平成28年10月24日)
(1)宮城県が8000ベクレル以下の放射性物質汚染廃棄物の一斉焼却処理を行う方針を固めたとのことだが、仙台市としてどのように対応していく予定か
 知事からは、県または国が行っている廃棄物の放射能濃度の調査、実態把握を踏まえて、この秋には全首長が集まっての会合を開く段取りで考えているということを、夏前に聞いていました。事務方にも11月3日に開催したいという連絡があったと報告を受けています。まずは実態をご報告いただくことと、実態を踏まえて今後についてどう県がお考えになっているかは、当日県から提示があるという話を聞いています。まずは県の話を伺ってみないと、今の段階では特に判断できる材料はないという状況です。

発表項目以外の質疑応答の概要(平成28年11月2日)
(5)宮城県が示している放射性物質汚染廃棄物の一斉焼却の方針についてどのように考えているか
 廃棄物が非常に多い地域とほとんどない地域と、自治体によって差があるわけですが、市町村長会議の基本的な考え方として共有してきたと私が考えているのは、自分のところにないからといってこの問題に関係がないという立場で会議に参加することがないようにということです。これを崩したのでは全首長が集まって話をする意味合いはないということで、われわれはずっと臨んできたと思っています。
 今回も5年7カ月が過ぎた現時点における実際の状況は、おそらく3日に国と県から報告があると思いますが、その結果、実際に保有する量によって自治体の関わりが違うということではなく、県内自治体として共通の解決しなければならない課題という認識で会議に臨むことが大原則だと思っています。私としては、そのことを基本に、まずは県と国からの実態の報告と、恐らく明日示される県の今後の進め方に対するお考えを伺っていきたいと思っています。

質疑応答の概要(平成28年11月15日)
(5)11月3日の市町村長会議で宮城県から基準値以下の放射能汚染廃棄物の焼却処理について提案がなされたが、仙台市としては今後どのように進めていく予定か伺う
 会議の時に知事からご提案があり、各市町村から焼却以外の方法をとるべき、もしくは焼却以外の方法も視野に入れてという部分についていろいろとお声がありましたが、試験的な焼却についてのご異論はなかったと受け止めていました。
 仙台市としても、ご提案についてしっかりと検討していく必要があると思っていますが、試験焼却といっても概要はきわめて漠としています。廃棄物といってもいろいろな種類がありますので、どこからどういう形のものをどんな形で運んで試験焼却を行うのか。また、一定の水準に合わせて進んでいきたいという県のお話でしたが、それはどういう量、形のものになるのかといった確認も含め、情報収集に当たりながら県と実務的な情報交換を行っている段階です。

発表項目以外の質疑応答の概要(平成28年11月30日)
(29)国の基準以下の放射性物質汚染廃棄物の試験焼却について一部の市民から反対の声も出ているが、どのように受け止めているか
 ご要請もいただいており、内容も把握しています。放射性廃棄物ですので、ご心配の方が多くなるだろうとは思っています。われわれとしては、国が定めた基準の中でしっかり管理して行っていくものであることをご説明しつつ、具体にどう進められるのかその手順や対象の量、搬入の時期など具体の計画について、ご理解をいただけるように丁寧な情報発信をしていく、また丁寧なご説明をしていくということに尽きると思います。

ネットからメール情報が入ったので、とりあえず仙台市だけチェックしましたが、年末で忙しいので年が明けてから時間があれば国政、県政の状況を確認しておこうと思います。ソースがあるはずの組織は分かっているので、彼等がどんな情報を発信しているかの確認、それで実相は見えてくるでしょう。

このブログ書きながらナガラテレビでニュースを聞いていたらオスプレイ事故があったとのことで、gooニュースを開いたら・・在沖縄米軍トップ「県民に謝罪」(読売新聞配信 16:50)

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の輸送機オスプレイが沖縄県名護市沖で不時着した事故を受け、在沖縄米軍トップのローレンス・ニコルソン四軍調整官(中将)は14日、同県 北中城 ( きたなかぐすく ) 村のキャンプ 瑞慶覧 ( ずけらん ) で記者会見し、「県民に謝罪したい」と述べた。  ニコルソン氏は事故原因について「空中給油訓練中、給油ホースが切れてプロペラに当たり、飛行が不安定になった」と説明。「事故を起こし、大変遺憾だ」とした。

やれやれ、ニッポンが壊れていく歴史のその場にいる自分を幸運と言うべきか・・・原発、リニア、TPPに加えてカジノ、そしてオスプレイが想定内の事故・・・想定内であることが哀しい・・・


東電の原子力事業を分社化してミソギ、柏崎刈羽を再稼働か

2016-10-25 23:07:17 | 原発震災

経産省が東電原子力事業分社化案 原発再編で経営改善(共同通信 2016/10/25 21:26)

 経済産業省は(2016年10月)25日、東京電力福島第1原発(1F)の廃炉費用支援を有識者が議論する「東電改革・1F問題委員会」で、東電の原子力事業を分社化する案を示し、他の電力会社との再編を促す考えを打ち出した。東電が再建の柱とする柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働は見通せず、他社と連携することで経営改善につなげる狙いだ。

 経産省が示した案では、既に分社化した発電、小売り、送配電の3社に加え、東電ホールディングスから原子力事業を切り離して事業会社を設立し、他社と連携しやすくする。事故当事者としての不信感を払拭し柏崎刈羽原発の再稼働につなげる考え。

第1回東京電力改革・1F問題委員会-開催通知、2016年10月5日に開催されたようですが、『本委員会は、個別企業に関する情報を取り扱うことから、会議を非公開といたします。  なお、議事については、後日、議事要旨を公表いたします。』との事です。
2016年10月25日は 第2回東京電力改革・1F問題委員会-開催通知 でした。これが共同通信記事が報じた内容でしょう。

第1回会議については、経産省の委員会が東電支援検討を開始 廃炉費など増加、消費者負担の拡大も(産経新聞 2016.10.5 14:25)この内容がネットで話題になっていた覚えがあります。
経済産業省のサイト構造は未だ調べていないので議事要旨の公開については後日確認したいと思います。

原発に関連して、高レベル放射性廃棄物の地層処分意見交換会 の開催広報に気付きましたので画像でメモしておきます。

地層処分意見交換会
地層処分 『日本には、これまでの原子力利用の結果、放射能レベルの高い廃棄物がすでに相当量存在しています。
その処分は、将来世代に先送りせず、私たちの世代で解決していくべき課題です。
 国は、その処分の実現に至る長い道のりの最初の一歩として、本年中に「科学的有望地」を提示することを目指しています。
NUMOは、提示後も国と連携し、全国各地で対話活動を進めていく予定です。
これらに関する検討状況などをご紹介しつつ、ご意見を頂くことを通じて、この課題を全国の皆さまと一緒に考えていきたいと思います。』(by NUMO)

2016年10月21日午後2時7分頃、鳥取県中部で起きたマグニチュード6.6の地震を考えると、NUMOが言うところの「私たちの世代で解決していくべき課題」「もうこれ以上廃物は出さないこと」だと思います。なにしろ未知の活断層とかあるような日本国ではトレイを造る場所に苦労しているのです。

国民の皆さんが期待されているリニア中央新幹線では建設工事の発生土置き場ですら環境破壊、ひいては安全・安定・安心な生活を破綻させるような状況なのですが、こんな事はご存じ無い国民が99パーセントでしょうね。

原発圧力容器に強度不足の疑い、国内8カ所13基調査

2016-09-02 23:57:54 | 原発震災

とりあえず毎日新聞記事と関連先にリンクのみ、委細は時間があればWebサイトで記録する予定
原子力規制委員会
 「発電用原子炉設置者から仏国原子力安全局で確認された原子炉容器等における炭素偏析の可能性に係る調査に関する報告書を受領」(平成28年09月02日)
 「発電用原子炉設置者に仏国原子力安全局で確認された原子炉容器等における炭素偏析の可能性に係る調査について一般指導文書を手交」(平成28年08月24日)
『1.貴社が設置する実用発電用原子炉施設(廃止措置計画の認可を受けた施設、原子炉を運転することができる期間が満了した施設及び福島第一原子力発電所を除く。)の以下の調査対象機器について、製造方法及び製造メーカーを調査し、その結果を平成28年9月2日までに当委員会に報告すること。』
(8月24日のこの情報発信段階で原発問題に関心ある人々は気付いていたのだと思います。私はリニア新幹線だけフォローしているので、こちら全く知りませんでした。)

原発:国内8カ所13基調査へ 圧力容器に強度不足の疑い(毎日新聞 2016年9月2日)

 2.東京電力 福島第2原発2、4号機(福島県)
 3.北陸電力 志賀1号機(石川県)
 4.関西電力 高浜2号機(福井県)
 6.関西電力 大飯1、2号機(福井県)
 7.日本原子力発電 敦賀2号機(福井県)
 8.四国電力 伊方2号機(愛媛県)
10.九州電力 川内原発1、2号機(鹿児島県)
13.九州電力 玄海2、3、4号機(佐賀県)

川内原発:「安全性は大丈夫か」 圧力容器強度不足で調査(毎日新聞 2016年9月2日)

日本鋳鍛鋼:「いつでも調査応じる」原子炉強度不足問題(毎日新聞 2016年9月2日)

原子力規制委:強度不足の鋼材 原発調査を指示(毎日新聞 2016年8月25日)

国内原発13基で強度調査へ 仏で問題のメーカー製造(共同通信 2016年9月2日)(地方紙ではこの共同配信記事が掲載されていると思う)
 九州電力や東京電力、関西電力など電力6社は2日、フランスの原発で強度不足の疑いがある重要設備を製造した大型鋳鋼品メーカー「日本鋳鍛鋼」(北九州市)が、稼働中の九電川内原発1、2号機(鹿児島県)を含む国内8原発13基の原子炉圧力容器を製造していたと原子力規制委員会に報告した。
 6社は10月末までに強度に問題がないかなどをそれぞれ調査し、規制委に報告する。重大な強度不足が判明すれば、原発の運転や再稼働時期に影響する可能性もあるが、規制委事務局の原子力規制庁の担当者は「フランスでも実際に強度不足が確認されたわけではなく、あくまで念のための調査だ」と述べた。

◇ 玄海3、4号の年度内再稼働は困難と規制委(西日本新聞 2016年9月2日)
 原子力規制委員会の更田豊志委員長代理は2日、九州電力玄海原発3、4号機の現地調査終了後、記者団の取材に応じ、九電が目指す本年度内の2基の再稼働は困難との見方を示した。


NHKの福島原発関連報道が理解不能

2016-04-04 00:30:04 | 原発震災

巡回先のブログで知ったので記事を確認してみました。
福島の複数河川で1万ベクレル超 土砂除去要求へ(NHK 2016年4月1日 8時39分)
(以下の引用で 括弧や下線は編者の追記です)

東京電力福島第一原子力発電所の事故(2011年3月発生)を受け、福島県が県内の河川にたまった土砂などを調査したところ、福島市など複数の河川で比較的、高い濃度の放射性物質が検出され、福島県は国に対し汚染された土砂などの除去を求めることにしています。

福島県は、ことし(2016年)1月に県内の72の河川で、川底や川辺にたまった土砂などの堆積物に含まれる放射性物質の濃度を調査しました。
この結果、福島第一原発がある双葉町の前田川では1キロ当たり最大で5万4500ベクレル、福島市の蛭川でも3万9600ベクレルの放射性物質が検出されました。
このほか、4つの市町村の合わせて5つの場所で1万ベクレルを超える比較的、高い濃度の放射性物質が検出され、依然として福島県の河川に汚染された土砂が残っていることが分かりました。
このため福島県は今後、放射性物質の濃度が高い河川については立ち入りの制限を検討するとともに、国に土砂などの除去を求めることにしています。
これに対して環境省は「ガイドラインでは住宅など生活圏以外の除染は行わないことになっているが、放射線量が高い堆積物については、状況を把握したうえで対応を検討していきたい」と話しています。

NHKのニュースからは、福島県では河川の汚染状況をこの5年間で一度も調査したことが無いようにも読み取れるのですが、「依然として」という表現からは、これまでも繰り返し調査し対策(除染)してきたが、依然として・・という意味にも受け取れます。
今更になって「立ち入りの制限を検討」というのは、どういうことなのか? 福島県はこれまで河川の放射能汚染状況を調査したことが無い、それを意味しているとしか思えない報道ですが、いくらなんでも、そんなはずは無い。

3.11 後に私が水の汚染について書いたのは 2011.03.24 記事、「浄水場サンプリングの方法を知りたい」 が最初だったと思います。
上水道の汚染があるなら下水の汚染も想定内で、2011.05.13 記事 「東京都下水汚泥の放射能汚染」 を記録しました。
そして、2011.05.26 「山梨県各地や甲府市で下水汚泥にセシウム検出」 は当然の成行きだったのです。
さらに、「淡水魚一部から放射性Cs - NHK山梨県のニュース」(2011年11月30日)として記録されているような事件もありました。
3.11 後の毎年夏、子供たちの水泳授業でのプール使用にはかなり気を使ったこともありました。

こういうニュースを読まされると、福島県公式サイト から問題に関係するソースを確認したくなるのが常ですが、今は時間が無いのでやりません。
原発でもリニアでも地域活性化事業でも、報道記事に触れたら可能な限りネットを駆使してそのソースを確認すれば、実相は観えてくるものだと、いつも思っています。
何事も水に流して終りにする・・・それは通用させたくない事案が多すぎる。