goo blog サービス終了のお知らせ 

ICT工夫

全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ

特定電子メール法違反者に対する措置

2009-06-02 19:12:00 | インターネット

2009年6月2日総務省のプレスリリースで、「特定電子メール法違反者に対する措置命令の実施」がありました。

総務省は、6月2日付けで、特定電子メールの送信の適正化等に関する法律(平成14年法律第26号。以下「特定電子メール法」といいます。)に違反して美容関係製品やダイエット用サプリメント等を販売するサイト「Siena Beauty」の広告又は宣伝を行う電子メールを送信した株式会社HolyAce(東京都渋谷区)に対し、特定電子メール法第7条に基づき措置命令を行いました。

Google で読み出せるのですが、株式会社HolyAceのサイトの「プライバシーポリシー - PRIVACYPOLICY 」に以下のように書かれていたようです。Goobleからのメッセージ-(これは Google に保存されている http://www.holyace.com/privacy.html のキャッシュです。 このページは 2009年4月4日 23:26:21 GMT に取得されたものです。 そのため、このページの最新版でない場合があります。)

個人情報の収集と利用
 株式会社HolyAce(以下、「当社」といいます)は、利用目的を特定したうえで個人情報を取り扱い、収集に際しては、法令及びその他の規範に則って、利用目的をご本人に通知・公表する、同意を得る等の適切な措置を講じます。また個人情報の利用は、その利用目的から逸脱しない範囲といたします。
個人情報の管理と保護
 当社は、保有する個人情報に関する不正アクセス、紛失、破壊、改ざん、漏えい等を防ぐための適切な安全管理措置並びに是正措置を講じます。また、ご本人の同意を得た場合または法令及び他の規範で認められている場合を除き、第三者にデータを提供することはいたしません。
法令及び規範の遵守
 当社は、個人情報の保護に関する法律その他当社が保有する個人情報に関して適用される法令、規範を遵守いたします。

インプレス社の InternetWatch の記事もありましたが--総務省、ダイエット用サプリなどの広告メール送信業者に行政命令--株式会社HolyAceのサイトは閉鎖されていましたので、インプレス記事もリンクは張らなかったのでしょう。
スパムにもいろいろありますが、ブログへのトラックバック、コメントスパムよりもスパムメールに私は憤りを感じます。相手のサーバーを潰すような攻撃は可能ですが、他のユーザーに迷惑をかける場合がありますのでそれは控えるべきです。相手のプロバイダー、サーバーの管理者に通知するだけに留めておくのがよいと思っています。
総務省の「迷惑メール対策」ホームページ
しかし、このブログにも相変わらず懲りないスパマーがたかって来ますね、自分で自分の首を締めていることも知らずに・・・と書いても実は意味が無いのです、最近は9割以上が海外からの英文スパムです、そしてブログ人サーバーはそれらをスパムとして別処理してくれています(^o^) ・・記事は2009.05.18 スパム対策


5月のアクセス、「ブログ脳」にサヨナラしたい

2009-05-31 11:52:07 | インターネット

Log20090531

Log20090531s 5月はゴールデンウィークが入ったからという理由では無く、このブログのアクセスは日に日に落ちています。読んでもおもしろくないからだと思いますが、書いている本人も面白くないので当然です。

ご覧になる方はほとんどが検索エンジンから訪問されているようです。7,000件のうち3,800件がそうだとブログ人が提供しているアクセスログが示しています。

ブログがホームページ(固定リンク-適切なファイル名-で内容が整理されて構成されたWebサイトの場合に私は一般的にホームページと呼んでいます)を超えて普遍的なWebツールとなってから、まるで週刊誌記事や新聞記事を探して読むのと同じように、検索ツールを使ってヒットしたページだけを拾い読みしていく方法が当たり前になって来たように感じます。

一方、ブログ=公開日記という形式で続いているブログには毎日継続して読んでいる愛読者が多いことも感じられます。その事は投稿されているコメントの様子から推測されるものでして、私も愛読するブログが複数あります。

ブログ日記はおいといて、ブログ記事を検索結果から拾い読みしていく、何かの記事に触発されて自分でもそんな文字どおりのWEB-LOG的な記事ばかり書いていると「ブログ脳」とでもいいたいような「虫食い的な思考」しかできなくなっていくような気がしています。

そのテーマについて基本的な学習を続けていた問題なら、ブログのつまみ食いから次の展開に導く事もできてメリットがあります。回転寿司でもバイキングレストランでも食文化について語ることができるでしょう。
しかし新しいテーマに取組む時、全体的な構成の地図を描き、細部を決め、論理に矛盾破綻が無く明確な結論に導くような、そんな作業ができなくなった締まりの無い私の脳・・・「ブログ脳」と自嘲することにしました。問題には当意即妙に反応しているように見えても、実は沈思黙考する脳活力が弱くて持続的な展開ができない・・・最近の私は仕事がまったくはかどらなくなって焦っています。
いくつかの課題をどうしてもクリアーしたいのでブログ脳の修復に務めたいと思っています。心和むブログ日記だけを読むことにしようか・・・


2009年情報通信月間

2009-05-22 00:38:00 | インターネット

Johogekkanh21 「デジタルひろがる、暮らしかがやく。」をテーマに今年も開催されていますので「2009年情報通信月間」としてWebページにまとめました。

ここに使った画像は、情報通信月間推進協議会ホームページに掲載された平成21年度ポスター(PDFファイル 3,856 KB)から切り出したものです。セキュリティ・オタクの私の Adobe Reader は 9.1.1 にバージョンアップ済みです(^o^) アドビ社のページでは 9.1.1 というバージョンは見えていませんが、ダウンロードページも既に 9.1.1 になっています。私は Adobe Reader 9.1.1 Update - Multiple Languages からダウンロードしたファイルも使いました。

新型インフルエンザが首都圏でも確認されましたが、多数の人々が在宅勤務のような形で最低限の事業活動を維持する事態が生じたら、ブロードバンドの威力が試される事にもなるでしょう。数メガバイトのファイルが飛び交う?(^o^)


スパム対策

2009-05-18 23:20:00 | インターネット

Spam_block私のこのブログの管理ページでトラックバックを管理する画面の画像です。
「スパム(24件)」の部分をクリックすると未表示のトラックバックスパムのリストが表示されますが、それはお見せしません、バカ共が考え出した醜い単語が並んでいます(^o^)

この24件は昨日の削除以来今日1日で着信したスパムトラックバックの数を示しています。管理ページではこれを一括して削除もできます。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』には、Wikipedia:広域ブロックという記事(広報ページ)があります。ここに書かれているような方法と同じように、ブログ人には IP アドレスなどによってスパムと判断してブロックして非表示グループに入れて管理者の判断を待つという機能があります。この図はその事を端的に示すために掲載しました。

何故スパムが多いのか。理由はいろいろありますからそれはスパムというキーワードで検索すれば分かります。
私はたまに以下のような記事を掲載することがあります。

このブログにトラックバックをいただいた時、当該記事あるいはブログトップページにリンクされていない場合はトラックバックとして承認しておりませんのでご了解ください。私にとって参考になるブログの場合はトラックバックとして承認せずとも巡回先(ブックマーク)には追加して訪問しております。また記事に無関係なトラックバック、コメントと私が判断するものは全て削除しております。トラックバック、コメントの送信元 IPアドレスはこのサーバーの機能により認識可能です、送信元をスパムサイトとしてスパムデータベースサイトに登録依頼する場合がありますので、この点もご了承ください。

ウィキペディアの記事には次のように書かれています・・・『ご自身が利用しているプロバイダに荒らしユーザーへの対処をお願いしてください。プロバイダを動かすのに一番有効な方法は迷惑を受けている該当のプロバイダの利用者からのクレームです(依頼先参考:Wikipedia:ISP窓口)。』 自分がスパムを流したこともないのに、特定のホームページやブログにアクセスすると閲覧拒否されるような場合、実は間接的にスパマーの被害者になっていることも考えられます。

インターネットは原則自由な世界であるべきと私は考えています。新しいビジネスモデルが生み出され活用されています。その一方、私より何十倍も能力の高い、行政機関とは一定の距離をとっている民間の人々が問題点に目を光らせていて、しかるべき技術を開発し提供してくれています。私はそれらを理解できる範囲で使わせていただきながらWebページやブログを動かしています。


辺地共聴施設デジタル化ロードマップ、総務省統計の疑問

2009-05-16 00:28:00 | インターネット

総務省の報道資料、平成21年5月15日辺地共聴施設デジタル化ロードマップの取りまとめというのがありました。

総務省は、平成23年(2011年)7月の完全デジタル化に向け、すべての辺地共聴施設のデジタル対応を完了させるために、平成21年(2009年)3月末での自主共聴施設(地元視聴者が整備した共聴施設)の改修計画等を、「辺地共聴施設デジタル化ロードマップ」として別紙のとおり取りまとめました。
このロードマップについては、平成20年(2008年)9月末の状況に基づいて初版を作成し、同年12月、地上デジタル推進全国会議の「デジタル放送推進のための行動計画(第9次)」において公表していたもので、今回は第2版となります。
今後も、半年ごとに更新し公表する予定です。

都道府県別で山梨県の部分では、施設数(H21.3.31)が161になっていて、デジタル化対応済(施設数)は8、その他はデジタル化改修時期が決まっていたり検討中に含まれていて、未定又は未把握(施設数)はゼロです。
その山梨県内の「辺地共聴施設デジタル化ロードマップ(市町村別)」というExcelも公開されていて、それは「総務省まとめ 20.9.30現在」ですが、施設数(H20.9.30)合計が 100 しかない。変だと思ってよく見たら、28市町村のうち21しかリストされていない。だから100施設、残り61は脱落した市町村にあるのでしょう。2008年9月30日調査の「(資料5) 辺地共聴施設デジタル化ロードマップ(都道府県別)」(行動計画(第9次)の資料)を確認したら、同じ100でした。
総務省がこんな愚かな統計処理をやっている、山梨県の7市町村を忘れた処理をやっていて地デジ移行がまともに達成されるとも思えない。(データが把握できなくても28市町村をカウントしておくのが当然なのに、民間なら担当者と上司の責任問題)
そこで出て来た「エコポイント」でしょうか、踊る阿呆に見る阿呆、同じアホなら踊らにゃ損ですよと旗を振る人々、 そのツケは「ETC踊り」と同様に全て税金払い(^o^)


4月のアクセス

2009-05-01 23:36:00 | インターネット

Log20090430 4月のアクセス記録です。

甲斐市で4月25日オープンした大型ショッピングセンターの「ラザウォーク甲斐双葉」について4月8日に書いた記事へのアクセスがダントツでした。
実はこの記事は「新聞記事の書き方」についての私の個人的感想になってしまいました。草彅剛氏の事件もそうですが、最近のメディアの報道姿勢についてはいろいろなブログで批判されています。大型SCの事を取り上げて内容は街づくりに関係した記事になるはずが、そうはならなかったのです。

4月は信玄公祭りがありましたので、それに関連した記事にアクセスも多かったです。今年は二十四将騎馬行列に参加された県外の方が、その事をブログに書いておられるのに気付いたという収穫がありました。これまで参加者のご感想などを知ることが出来るチャンネルは無かったと思いますが、来年の第40回信玄公祭りに向けて期待がふくらみます。

ゴールデンウィークを前にして豚インフルエンザの問題が起り、世界的大流行の警戒段階に入ったようですが、医学的知識が皆無に等しい私は人込みを避けようという方法しか思い付きません。人間は自然を破壊してきた結果として鳥や豚に復讐されているのかも知れないと思えます。昼間が真夏のようで夜が冷え込む昨今の天候などもなにか怖いものを感じます。


山梨県の地デジ状況、2009年4月22日

2009-04-24 22:00:11 | インターネット
20090422leaflet
山梨県庁サイトの「地上デジタルテレビ放送について」が2009年4月22日に更新されています。
どこが更新個所かはっきりしませんが、「7.県の施設のデジタル化改修計画について」のような気がします。先日、どこかで山梨県施設ではテレビの買い替えはやめて地デジチューナーで対応するとの記事を読んだような気がしますが、ソースを記録していませんでした、あいまいなブログ記事で申訳ない(^_^;) このページには「デジタル化改修計画内訳表(デジタル化未対応施設一覧表)」がPDFファイルで公開されています。

この図は電波による地デジ配信ですが、2008年5月の報告によると山梨県内では14のケーブルテレビ(約65%)が山梨県情報ハイウェイに接続されているとの事です。【第23回インターネット技術第163委員会研究会 -ITRC meet23- 2008-05-16 (株)デジタルアライアンス 「山梨県情報ハイウェイの民間運用」  より】 これは「ケーブルテレビ事業者に関するデジタル放送の受信・配信事業」の成果でしょう。現在ではもっと接続率が上がっていると思います。

図で開局済みというエリアでもアンテナでは受信できない場所も多いように思いますのでCATVが威力を発揮するのでしょう。東京波のCATV再送信可能状況を私は未確認ですが、上野原市の関係でネット記事を見ていたら、四方津にある団地自治会の「コモアの風」自由投稿掲示板で相模湖中継局の送信電波を受信すると在京テレビ局が見られるという投稿がありました。この受信状況はコモアの何処でもOKでは無いようで自治会としてアンテナを建てる計画についての議論がありました。文字どおりのコミュニティ・アンテナ・テレビなわけですが、それは東京波について再送信になるので許可が必要・・・などなど、全く余計な仕事、経済的負担を市民にもたらす地デジ化です(^o^)
CATVに限っては、地デジ移行後もCATVはアナログ併存という話題があります。地デジ用テレビに買い替える以外にチューナー購入で対処する方法も広報活動が行なわれているようですが、そのチューナーも不要で、2011年7月24日以後も今と変わらずCATVなら視聴可能という策がとられるはずです。その説明が同時に行われるべきかと思います。

いつも書く事ですが国策ブロードバンド推進と一体化して全国テレビ放送のインターネット配信が何故やれないのか。いつでもどこからでも(ユビキタス)、日本全国各地の地域テレビも視られるなんて素晴らしいじゃないですか。地域の観光集客広報番組はなにもNHKのご当地大河ドラマに頼らずとも地域から全国に発信できます。テレビのインターネット(デジタル)配信には著作権問題があることは承知していますが、それはインターネットが活用されている今ではテレビに限らない状況にあります。

「地上デジタルテレビ放送について」のページは、山梨県企画部情報政策課のページです。このホームページと関連する「情報産業の振興」という目次ページ(掲載、更新日が不明なのが残念) を併せて見ていく事で全体が理解できるように思えます。
住友電工のサイトに光ネットワーク導入事例:山梨県情報ハイウェイ(2007年記事)がありましたが、
『山梨県情報ハイウェイ」は、3つのJV、計6社により施工されました。 全体が3つの工区に分かれていて、 ●第1工区……(株)協和エクシオとタツミエンジニアリング(株) ●第2工区……(株)エヌディエスと(株)ふじでん ●第3工区……(株)関電工と(株)サンテレコム』 などの話が参考になります。これらの回線とCATVがうまく結びついているのだと思いました。
脱線しますが、東京では郊外(23区の外)に出た時に方向を見失ったら屋根にあるテレビアンテナを見ると、東京タワーの方向が判るという経験をしています。地デジになったら押上の方向と思えば良いのでしょうか。山梨では道に迷ったら坂を下るように行けば笛吹川、釜無川などに行きつくという体験を少しずつ積み重ねて道を覚えつつある私です(^o^)


地デジ普及に電波法改正成立

2009-04-18 23:53:28 | インターネット

アナログテレビで地デジが見られるチューナーを無償配布するという計画が「地デジチューナー、低所得者に無料配布―政府・与党が検討」に書かれていて成行きに注目、私も「2008.05.24 地デジ移行アクションプラン2008」を書いて、この中にある 『6 経済弱者等への受信機普及 総務省は、経済弱者に対して、一定の客観的な基準に基づく支援の在り方を検討。』 がこれに関係すると考えていました。そして、2009年4月17日に参議院で改正法案が成立したと報じられました。

改正法成立を報じたのは、「改正電波法・放送法が成立」(日経ネット) 『2011年の地上デジタル放送への移行を進め、空き周波数帯を使った携帯端末向け多チャンネル放送の開始をめざす改正電波法と改正放送法が17日午前の参院本会議で可決、成立した。経済的理由で地デジ受信機の購入が難しい人を支援するため、電波利用料を充てられるようにするほか、携帯放送に必要な専用基地局を計画的に整備させることなどが柱だ。』
「地上デジタル放送:購入困難世帯にチューナー配布--法改正」(毎日新聞のIT・家電) 『改正電波法と改正放送法が17日、参院本会議で可決し、成立した。民放などが国に納めている電波利用料を原資に、経済的な理由で地上デジタル放送対応のテレビの購入が難しい世帯に、手持ちのアナログテレビでも同放送が受信できる専用チューナーを配布する。 対象者はNHK受信料の全額免除条件と同じで、生活保護受給世帯や市町村民税非課税の障害者世帯など全国の260万世帯。1台5000円程度のチューナーを配布する。』
毎日新聞のような具体的内容は改正法に書かれていませんから、国会質疑などからの毎日新聞の独自取材によるものでしょう。 20090417_rev

平成21年02月03日 閣議決定した 『電波法及び放送法の一部を改正する法律案 (総務・財務省)』 です。財務省には記事がありませんが総務省の国会提出案件で平成21年2月3日 電波法及び放送法の一部を改正する法律案があります。掲載した画像は「概要」の部分です。
電波法
(電波利用料の徴収等) 第百三条の二 で 『4  この条及び次条において「電波利用料」とは、次に掲げる電波の適正な利用の確保に関し総務大臣が無線局全体の受益を直接の目的として行う事務の処理に要する費用(同条において「電波利用共益費用」という。)の財源に充てるために免許人等、第十項の特定免許等不要局を開設した者又は第十一項の表示者が納付すべき金銭をいう。』 としてあって、『十  電波の能率的な利用を確保し、又は電波の人体等への悪影響を防止するために行う周波数の使用又は人体等の防護に関するリテラシーの向上のための活動に対する必要な援助』 と書かれています。
これに次のような 「十の二」 を追加したのです。
十の二 テレビジョン放送(人工衛星局により行われるものを除く。以下この号において同じ。)を受信することのできる受信設備を設置している者(デジタル信号によるテレビジョン放送のうち、静止し、又は移動する事物の瞬間的影像及びこれに伴う音声その他の音響を送る放送(以下この号において「地上デジタル放送」という。)を受信することのできる受信設備を設置している者を除く。)のうち、経済的困難その他の事由により地上デジタル放送の受信が困難な者に対して地上デジタル放送の受信に必要な設備の整備のために行う補助金の交付その他の援助

『経済的困難その他の事由により地上デジタル放送の受信が困難な者に対して地上デジタル放送の受信に必要な設備の整備のために行う補助金の交付その他の援助』、これをそのまま日本語として読めば自分の家に地デジ受信可能なアンテナを建てる費用も援助していただけそうですが、毎日新聞が報じた「NHK受信料の全額免除条件」と同じにするというのは、既に政令などで定める計画が決まっているからと思います。
これは何かありそうだと、google NHK受信料の全額免除条件検索してみると、昨年10月1日から免除基準の変更があったようで、なにがどう変わったのかは知りませんが、各地の自治体から広報記事が出ている事にびっくりしました。甲斐市の広報記事もありました。
定額給付金問題と同様に、地デジチューナー無償配布基準に該当する住民に「あなたは如何なさいますか」と具体的に働きかけるのは自治体職員の方々になるでしょう。メーカーの選択にも問題がありそうですしチューナー設置のお手伝いが必要な場合が多いかも知れません。
そんなにしてまで地デジを急ぐのは何故? 『空き周波数帯を使った携帯端末向け多チャンネル放送の開始をめざす改正電波法』 にその答えがあるのかも知れません。「携帯端末向け多チャンネル放送」、これを仕掛けているのはどんな人々か、興味あるテーマが見えています。

ICT、情報選択という視点から見るとデジタル化の多重送信という部分から、画面では現場の映像と音声のみを先ず伝え、視聴者の選択で解説アナウンスとか、詳細な文字情報とかを同時に受信できる事(これはユニバーサルデザインな情報発信という意味にもなる)。ワイドショー的なおどろおどろしいBGMとか、端折ったようなテロップなどは主映像には必要無い、という地デジニュースを求めたいです。私が地デジ受信するかどうかは、そういう情報の選択肢が視聴者としての私に与えられるかどうかで決まると思っています。単純な中継映像・音声ならインターネットで十分なはず。だからインターネット配信を同時に進めなくちゃ国策ブロードバンド推進の意味が無い。


新聞とインターネット

2009-04-06 22:17:09 | インターネット

2009年4月7日に総務省から平成20年「通信利用動向調査」の結果が発表されました。偶然にもよいタイミングでした。調査時期は平成21年1月で、「インターネットの利用者数は9,091万人、人口普及率は75.3%」とのことです。誰かがこの数字に言及したら、ソースがここにあることを分かって読めるのです。武田信玄の「風林火山」とは彼が情報戦にも長けていたことを示すものだと考えてみると、現代に通じるものがあります。違いがあるとすれば、情報=諜報だった時代と情報は人々が知らされて当然という時代の違い。


2009年4月3日の毎日新聞山梨版で「21世紀dotank発:新聞購買率に思うこと」を読みましたが、山梨総合研究所のホームページでも掲載されました。「研究員寄稿 No.284 (2009.4.3)」です。以下は私がリンクを追加した部分だけを引用してありますので、全文はサイトからご確認ください。

いつでも、どこでも、だれでも恩恵が受けられるユビキタスネットワークの時代が近づいている。2008年度版情報通信白書によると、2007年末現在の日本のインターネット人口普及率は69.0%であり、多くの人がインターネットに触れ、その恩恵を受けている。【編注・この源資料は総務省の平成19年「通信利用動向調査」です】
しかし、新聞にとっては恩恵ばかりではない。新聞への接触率、接触時間の低下は、2005年のNHK国民生活時間調査で取り上げられているが、新聞協会調査によると、2008年の全国1世帯あたりの新聞発行部数は0.98で、この10年間で15.5%減少、山梨県でも1世帯あたりの新聞発行部数が1.00を下回る日が近づいている。発行部数減少は30~40歳代での購読率低下が主要因のようであるが、その他の調査を見ていると、若い人ほどニュースをインターネットからのみ得る傾向が強いようであり、インターネットの影響も否定できないであろう。
インターネットからのニュースを否定はしないが、インターネットのみでニュースを得ることは気になる点がある。それは、インターネットのニュースでは、ボリュームの関係もあり、論法の展開が浅く、結論が一つである場合が多いのではないかということだ。
(以下略)

私はリンクをこのように追加したかったのです、それが現状衰退していく紙の新聞とインターネット記事の違いです。この意味が理解できないなら、こんな論説は無意味だと思っています。私はこのブログを読んでくださる読者のためにこのリンクだけは追加したかったのです。

ネット記事では容量制限はサーバーと回線速度の制限だけです。新聞の制約は新聞社既得権益としての宅配を担当する配達員さんの肩にかかる重みにも制約されますから、丁寧な記事を書きたくても書けない優秀な記者さんも多いと思っています(^o^)
ネット記事に物理的な制約は無いからいくらでも書けるといって過言ではありません。しかもリンクが活用できるのです。一つのテーマが丁寧に多角的に解説されていて読者が裨益するところが多いようなネット記事にまだ出会っていなかったなら、この論説の筆者はお気の毒としか私は言えません。

同じ頃に読んだサイトに書かれていた言葉・・「私たちを突き動かしているのは、日本のマスメディアの今や瀕死状態と言って過言でない批判精神の衰弱に対する危機感です。 」

私はメディアの中立性など無用のものと思っています。事実は正確に伝えるべきですが、それをどう論じるかは思想性・政治性が溢れていて結構と思います。かのNHKですら、選択するのは読者であり、筆者の側は思った通りに書けばよいのです。読者から選択肢を奪うようなことが生じる兆しを掴んだ時に、それについて断固戦う論陣が張れるなら、私はジャーナリズムだと思います。その兆しすら掴むことができない記者クラブ的メディアを近年は「マスゴミ」と呼ぶようです。

戦えないメディアは単なる売文業者だと思うので、読んでつまらないなら次は選択しない、その繰り返しで新聞紙も衰退していくのではないかと思っています。テレビにはまさにその兆しが顕著じゃないですか、地デジ利権確保で画面に「アナログ」表示なんて笑わせてくれます。

新聞紙、雑誌記事でも、ネット記事でも読者として大切な事、それはその記事の背後にどれほどの広く深い世界を感じ取れるかという感性を養う事です。そういうきっかけを与えてくれるような記事を選んで読むことです。筆者の地位身分肩書きが問題なのではなく、何がどのように書かれているかが大切で、それを眼光紙背に徹して読む力を自らが養うことしかありません。

だから図書館そのものが生涯学習施設なのであり、付随して生涯学習施設と銘打った施設を欲しがる意味を考えることが生涯学習そのものなのだと私は思っています、念の為に追記しておきます。


3月のアクセス

2009-03-31 10:15:23 | インターネット

Log20090331

仕事の滞貨に年度末が重なった3月、記事は14本公開にとどまりました。他に下書きのままにしている原稿が3本ありますが、公開記事にするかどうかは未定です。

甲府税務署の確定申告会場について書いた記事へのアクセスが多かったのは時節柄ということでしょうか。1月19日にこの記事を書いたのですが、この時既に税務署サイトでは分かりやすい情報が掲載されていたのです。

私が確認して補足したのは問合せる時に、「税務署としてはFAX、電子メールは使用できない」という部分だけです。

私のブログ記事にアクセスされたのは、おそらく「確定申告 甲府 山梨」などの検索語で地元税務署のホームページを探した時にヒットしたからでしよう。
私自身も自分の記事で駐車場や会場を確認して締切ぎりぎりに間に合わせました。

2009.02.22 信玄公祭り、広報へのリンクとして書いた記事は3月後半からアクセスが増えているようです。でも私のように地元の事をよく知らない者では後出し記事になります。県外から来訪されるご予定の方はリンク集から更に関連先を丹念にお調べください。

こういう総合案内記事は山梨県に詳しい方が、県内各地の信玄公祭り関係者の方々と連携して、一か所でまとめるようにされると、信玄公祭りに関係する全てのリンク集が完成するでしょう。記事そのものを書くのでは無く索引作りや地図を描くような単純な作業ですが、私には信玄公祭りに関係して行われるイベント、リンクすべき記事がありそうな市町村や組織の所在すら思い付かないのですから・・・(^_^;)
軍団出陣の式典と祈願文、どんな文言なのか今年こそは確認してテキスト化できたらいいけどと思っています。

さて、どうやら年度末のパニック状態もひとまず終息になりました。滞貨は解消されていませんが閑居して不善を為さないためには滞貨がある方がよい(^o^) 甲府の桜は3月20日に開花宣言でしたのでお花見に出かけようと思っています。甲府市水道局の愛宕山中区配水場開放は4月5日まで、午前10時00分~午後4時です。甲府市議・野中一二さんのブログでも3月23日から連日ご案内記事が出ています。

しかし、信玄公祭りの10日~12日は出張と重なるかも知れないので今年はパスになるか・・・未定の予定。そして4月からの新年度、私のブログはICTテクニカルな内容に方向転換するかも知れません。美しさの根本には確立した基本があります。基本を一定の流れにまとめて学ぶ型があり、それらを習得できたところに応用も成り立ちます。もう一度自分を鍛え直したいと思っています。私は「W3Cオタク」だと昨日告白してしまった(^_^;)