ICT工夫
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20090422leaflet
山梨県庁サイトの「地上デジタルテレビ放送について」が2009年4月22日に更新されています。
どこが更新個所かはっきりしませんが、「7.県の施設のデジタル化改修計画について」のような気がします。先日、どこかで山梨県施設ではテレビの買い替えはやめて地デジチューナーで対応するとの記事を読んだような気がしますが、ソースを記録していませんでした、あいまいなブログ記事で申訳ない(^_^;) このページには「デジタル化改修計画内訳表(デジタル化未対応施設一覧表)」がPDFファイルで公開されています。

この図は電波による地デジ配信ですが、2008年5月の報告によると山梨県内では14のケーブルテレビ(約65%)が山梨県情報ハイウェイに接続されているとの事です。【第23回インターネット技術第163委員会研究会 -ITRC meet23- 2008-05-16 (株)デジタルアライアンス 「山梨県情報ハイウェイの民間運用」  より】 これは「ケーブルテレビ事業者に関するデジタル放送の受信・配信事業」の成果でしょう。現在ではもっと接続率が上がっていると思います。

図で開局済みというエリアでもアンテナでは受信できない場所も多いように思いますのでCATVが威力を発揮するのでしょう。東京波のCATV再送信可能状況を私は未確認ですが、上野原市の関係でネット記事を見ていたら、四方津にある団地自治会の「コモアの風」自由投稿掲示板で相模湖中継局の送信電波を受信すると在京テレビ局が見られるという投稿がありました。この受信状況はコモアの何処でもOKでは無いようで自治会としてアンテナを建てる計画についての議論がありました。文字どおりのコミュニティ・アンテナ・テレビなわけですが、それは東京波について再送信になるので許可が必要・・・などなど、全く余計な仕事、経済的負担を市民にもたらす地デジ化です(^o^)
CATVに限っては、地デジ移行後もCATVはアナログ併存という話題があります。地デジ用テレビに買い替える以外にチューナー購入で対処する方法も広報活動が行なわれているようですが、そのチューナーも不要で、2011年7月24日以後も今と変わらずCATVなら視聴可能という策がとられるはずです。その説明が同時に行われるべきかと思います。

いつも書く事ですが国策ブロードバンド推進と一体化して全国テレビ放送のインターネット配信が何故やれないのか。いつでもどこからでも(ユビキタス)、日本全国各地の地域テレビも視られるなんて素晴らしいじゃないですか。地域の観光集客広報番組はなにもNHKのご当地大河ドラマに頼らずとも地域から全国に発信できます。テレビのインターネット(デジタル)配信には著作権問題があることは承知していますが、それはインターネットが活用されている今ではテレビに限らない状況にあります。

「地上デジタルテレビ放送について」のページは、山梨県企画部情報政策課のページです。このホームページと関連する「情報産業の振興」という目次ページ(掲載、更新日が不明なのが残念) を併せて見ていく事で全体が理解できるように思えます。
住友電工のサイトに光ネットワーク導入事例:山梨県情報ハイウェイ(2007年記事)がありましたが、
『山梨県情報ハイウェイ」は、3つのJV、計6社により施工されました。 全体が3つの工区に分かれていて、 ●第1工区……(株)協和エクシオとタツミエンジニアリング(株) ●第2工区……(株)エヌディエスと(株)ふじでん ●第3工区……(株)関電工と(株)サンテレコム』 などの話が参考になります。これらの回線とCATVがうまく結びついているのだと思いました。
脱線しますが、東京では郊外(23区の外)に出た時に方向を見失ったら屋根にあるテレビアンテナを見ると、東京タワーの方向が判るという経験をしています。地デジになったら押上の方向と思えば良いのでしょうか。山梨では道に迷ったら坂を下るように行けば笛吹川、釜無川などに行きつくという体験を少しずつ積み重ねて道を覚えつつある私です(^o^)



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