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ICT工夫

全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ

この時期に楽天ad4Uを記事にした、何故だろう

2009-08-21 13:07:36 | インターネット

Yahoo!ニュースサイトが、「楽天がパソコンから検索履歴を収集 個人情報を無断利用?」(8月21日1時29分配信 産経新聞)と掲載していました。
産経新聞の元記事は、Yahoo!が1ページにまとめた内容を3頁に分割してあるという珍妙な構成ですが、これは広告収入に関係していると推察できます。

この総選挙の時期に産経新聞が「楽天ad4U」についての記事を出した理由の方が気になります。既によく知られている事だからです。

2008年10月16日に、「行動ターゲティング広告はどこまで許されるのか」、これはお馴染みの高木浩光さんが図を使いながら丁寧に分かりやすくお書きになっている。
「高木浩光@自宅の日記」(ブログ)では、2008年12月11日に「楽天ad4Uの隠しリンクを露出させるユーザスタイルシート」の記事があり、続けて12月13日に、「楽天CERTに対するブラウザの脆弱性修正を阻害しない意思確認」とフォロー記事があります。私は高木さんがこの記事の最後にお書きになったことを心にとどめておきたい・・・

残念ながら日本ではこれを取り締まる法律がない。いわゆる「ウイルス作成罪」(不正指令電磁的記録作成等の罪)を新設するサイバー犯罪条約関係の刑法改正案が成立すれば、ようやくそれが取り締まられ得るようになるが、この法案は長らく国会で継続審議のまま店晒しになっている。
いつになったら成立するのかわからない情勢ではあるが、成立、施行されたら、私は真っ先に、楽天株式会社らの行為を不正指令電磁的記録作成及び供用として警視庁に告発する覚悟でいるのだが、もしかして、楽天株式会社がこの刑法改正案の成立を阻害しようとしたりしないかについても注視してく必要があるのだろうか。

改めて、産経新聞だけがどうして今、この時、このテーマをまるで初出の如くに取り上げたのか・・・『楽天が同社の検索サイトにアクセスした利用者のパソコンから、他社サイトにアクセスした履歴に関する情報を収集し、広告配信に利用していることが判明した』

8月20日に植草一秀さん収監について書いた時に、「・・・産経新聞は扱いがユニークですが・・・」とメモしました。その翌日にこの記事を知りましたので、「いささか気になりますねぇ」(杉下右京モード)
植草さんの冤罪を最高裁まで通してしまう「力」、郵政「改革」をゆうちょ施設のお下げ渡し「利権」に転化させてしまう「力」、地デジを推進していく「力」、インターネット活用に向けた公職選挙法改正問題についてほったらかしにしてきた人々が今更しゃあしゃあと語れる「力」・・・・・・そう言えば甲府市には市外住民をルールを守れない人々と決め付けて自分達だけの指定ごみ袋を導入する「力」があります。・・・まあ世の中いろいろ、総選挙はそれを取り巻く環境の方に興味を抱きます。
「楽天ad4U」の技術的なことは大変参考になりますが、このブログでは書きません。

ストップ&チェンジ!山梨県防災新館整備事業【旧図書館の解体、始まりました】だけの広報や報道は文化の破壊・・・「山梨県立図書館の百年」・・・県庁第1南別館の保存、シンポジウム

甲府市指定ごみ袋住民説明会日程

ついでに・・・酒井法子事件がこれほどまでシツコク、続報だ最新情報だと繰り返しテレビネタになっているのは何故だろう。昼飯時にナガラテレビでもこれが始まるとチャンネルを切り替えるか、オフしてネット記事にしている今日この頃。マスゴミとはよく言ったものだ(^o^)


7月、知の基地へのアクセス

2009-07-31 13:33:31 | インターネット

Log200907317月のアクセス、これは7月31日分は未だ含まれていない29日分に相当します。
既に書いていますが、甲府夏祭り・七夕祭りの「情報をインターネットから求めて」検索されてこのブログを訪問された方が実に多かったのです。7月の冒頭に集中しました。
多くの人々のその要求に甲府市中心市街地活性化事業を推進なさっておられる皆さんは残念ながら応えることができなかった、私も情報距離が遠いので詳しいスケジュールを掲載出来ませんでした。

検索語の集計を確認すると、七夕祭りの記事に到着された方々も、検索語は色々と工夫しておられたようです。 Log20090731_keyword
また、Windows の技術的情報を求めて来られた方が多かったことが分かります。その方々がどんな検索エンジンを使っているかも確認できますが、マイクロソフトのKB記事の検索には Google をお使いの方が抜きんでています、これは私が制作している別な技術サイトへのアクセスでもサーバーのアクセスログからはGoogleがダントツです。

KB とは Knowledge Base の略で「知識の基地」を意味するものと私は思っています。データベース Data Base はデータの基地です。但しマイクロソフトの日本語版ではサポート技術情報 (KB) 番号という表現が使われています。

マイクロソフト株式会社のKB記事は機械翻訳された日本語訳が分かりにくい場合は原文ページを参照して誤解しないように正確に読み取るべきと思いますが、このような知の集積を継続している Microsoft という企業はやはり凄いものだと思っています。

図書館とは図書が所蔵されているだけにとどまらず、知の集積が行なわれ発信されているものだと私は思っています。データ-情報-知識-智恵という言葉のそれぞれの意味と関係づけについてはいろいろな意見がありますが、それをまとめて「知の集積」とここでは表現しているとご理解願います。必要な時は司書の方々の手助けを受けながら一人で「知」と向い合い交流する「場」としての図書館が大切なのです。そこで他人と交流しワイワイ話をする施設が必要なのではありません。そんな施設を欲するなら一人で知と格闘する訓練を受けたことが無く、知の集積からも逃げている人々だとしか言いようがありません。

山梨名産の葡萄、桃、銘柄米などの果物、農産物、月の雫に代表されるようなお菓子、Koo-fuのような宝飾品も、すべて手に取る品物の背景に「知の集積」があるはずです。私は未だ現場を知りませんが、郡内地方の織物とか峡南地域の紙漉きとか花火とか・・・地場産業を支え続けている歴史の中で育った「知」に気付かされるサイトが全国各地に沢山あるのを見ています。

甲府、山梨のKBを発信していくこと、全国から甲府、山梨への情報距離をどうしたら短縮できるか、それを考え続けていきたいと思っています。はっきり申して観光案内で完結しているサイトはKBとしては役に立つものではありません。そこに関係あるKBがリンクされている観光記事は私にはありがたいサイトです。


神奈川県立高情報流出事件の続報、丹念なIBM広報

2009-07-30 12:08:34 | インターネット

2008年11月に発生が確認されていた神奈川県立高校の生徒情報流出について、2009.01.08 未曽有の情報流出事件として書いていましたが、2009年7月30日の読売新聞が「生徒情報流出拡散させた男を逮捕」と報じました。

びっくりして前回記事でリンクしていたページを確認、IBM 個人情報流出に関するお詫びではその後の経過報告が続いていましたが、2009年7月30日 弊社著作物を侵害した容疑者の逮捕について、が読売新聞記事に次のように書かれている内容と関連しています-『個人情報保護法ではネットの個人利用者は規制対象外だが、公開された約2000人分の個人情報が含まれた第8巻にはIBMの自社文書が含まれていた。IBMは今年2月、「営業上知り得た秘密の保護が必要」として接続事業者に流出情報をさらに拡散させた容疑者の氏名や住所の開示を求め、東京地裁で仮処分が認められた。これによって、6月に警視庁に告訴していた。』

プロバイダー責任制限法と事件との関係はおそらく弁護士さんや専門のサイトで正確な説明が出てくると思います。私はIBMの広報姿勢を高く評価したいと思います。神奈川県庁の「授業料徴収システム関連情報流出に関する相談窓口を設置」ページもリンクが切れずに更新が続いているようです。これも見事だと思います。

7月28日に書いたアリコの事件は経済的な問題が目に見えるので大勢の関心を引くでしょうが、7月30日に東京新聞が「ウイグル問題 対話の余地なく解決道筋見えず」と書いた記事に私は目を通してもすぐに忘れるでしょう、でも、7月29日の東洋経済オンラインが世界ウイグル会議カーディル議長が来日会見の記事中で、『中国政府はもっと情報を公開すべきだが、現実にはインターネットと国際電話を規制し、実態を隠している』とカーディル議長が中国政府の対応を批判したと書かれているのを読めば、インターネット民権オタクとして私の心は騒ぎます(^o^) --新疆ウイグル自治区(Wikipedia)

アドビ社日本語版サイトでAdobe Reader、AcrobatおよびFlash Playerに関するセキュリティ情報がやっと読めました。これはSecurity advisory for Adobe Reader, Acrobat and Flash Playerとして7月22日にリリースされていたものです。昨日29日までは日本語版にはでていませんでした。英語版で July 30, 2009, July 31, 2009 は日本時間では31日と8月1日です。
Flash Player も Adobe Reader もユーザーが自分でバージョンアップ処理(それを通知してくれるように設定)しないと Windows Update のようにはいきません、ご注意ください。

7月30日追記-AdobeのSecurity bulletins and advisoriesで公開された記事によると、Flash Player のセキュリティアップデートは Internet Explorer 用プラグインだけになるようです。Adobe Reader には脆弱性無しと判断されバージョンアップは無くなりました。

読売新聞山梨版で2009年7月29日の「県交付税11・5%増」という記事に気が付きました。行政の財政問題などはまったく無知なものですから、こういうものを手がかりに何か学習してみたいとソースを探してみました。かなり無駄な時間を要したのですが、総務省トップ -  政策 -  地方行財政 -  地方財政制度 -  地方交付税で見つかりました。「普通交付税の算定結果」の「報道資料」がこれらしいですが、またまたビックリ!!
「平成20年度普通交付税の算定結果」までは目次だけはHTMLページですが、「平成21年度普通交付税の算定結果」は目次からPDFファイルですよ、Adobe Reader の脆弱性問題で対策バージョンが出るまでブラウザでは Adobe Reader を使用不可に設定しておくべきとあちこちに書かれているこの時期に!! 総務省サイトですから問題はないはずで手元にダウンロードしてから読めばいいのですが、目次がPDFファイルだとその都度PDFファイルにアクセスする事になる、これが一般サイトだったら怖い仕掛けですよ~、フラッシュ画像に置かれたリンクで飛ばされるのと同じようなものです。
日本国のICT中核を担っているつもりらしい総務省に対する不信感は私の脳裏から拭うことができないのです・・・ということで、上に書いた内容と全て繋がりましたので、この記事を終わります(^o^)

「地方交付税」という名前から「税金」かと思っていたら、国から地方にお下げ渡しになる配分金という意味だった、ったくもう、自分の無知をまたまた悟りました(^_^;)


アリコ不正利用2200件、流出規模13万件に

2009-07-28 23:57:26 | インターネット

今日3つの記事に気が付きました-「不正利用2200件、流出経路は特定できず アリコ会見」(2009年7月27日 朝日新聞)とセキュリティ専門サイトのSecurity NEXTで2009.07.28 「カード不正利用の検知件数が2200件に、内部犯行は未確認 - アリコの個人情報漏洩問題」、そしてインプレス社の「アリコ顧客情報最大13万件流出か、カード不正利用照会は2200件」です。
朝日新聞によると『同社は流出したとみられるカード番号などの情報は、08年5月ごろクレジットカード決済システムの動作をチェックするために本物の契約者情報をもとにつくった「テストデータ」である可能性があることを明らかにした。』、Security NEXT記事では『同社では外部専門家に相談しながら、流出の原因や経路の特定を急いでいるが、27日の時点で従業員が関与した形跡は確認されていないとしている。』

「テストデータ」に本物のデータを使ったために生じた事件は以前にも読んだことがあります(ブログのどこかに書いたかも知れません)。私も開発したプログラムなどのテストは苦労します。想定外の書込みを想定外とはしないように、考えられる限りのテストを繰り返したり、こんな文字列も使われる場合があるという氏名や住所に驚くこともあります。データベース プログラミングではありませんが、簡単なはずの電話番号ですら+81 55 237 1161も含めるように設定せねばならない場合もあります。山梨県庁の英語版ページはおそらくプロの目を経ているでしょう。とにかく、日頃からどういうイメージトレーニングを積み重ねているかで結果にもそれが反映されると私は思っています。

いまさらアリコの事件を書くつもりはなかったのです。Adobe Reader と Flash Player に脆弱性があり、これらツールについては当面の使用停止が求められています。米国時間で7月30日、31日に対策バージョンが公開されるようです。29日はマイクロソフトの臨時の更新があります。29日から数日は気が抜けないことになりそうです。2009/7/23 Flash Playerに新たな脆弱性、修正版は7月30日までに公開。以前にもアドビ社の問題を書きましたが、日本語版サイトのセキュリティ情報は更新が遅くて役に立ちません。だから官庁のWeb公開記事がみんなPDFファイルになっている、知らぬはなんとやら・・・というのは失礼で英語版記事も国語のように読解する優秀な官僚さん、知っていても予算が無くて一番安上がりの方法しか採用できないのか、日本国のICT意識なんてその程度なのでしょう・・・アリコの問題は事件になり報じられます、しかし決して表沙汰にはならなかった、管理者自身も気付かないような事例が官庁サイトに多数あってもおかしくない・・・

最近気になる、総選挙の時期、例年ウィルス関係で特異な期間になるお盆休みとも重なる、それに合わせた海外からのDoS攻撃、私の杞憂なら良いのですけど・・・先日は米韓向けだったようです?


地上アナログテレビ放送終了2年前イベントがありました

2009-07-24 00:31:00 | インターネット

2009年7月24日、JR甲府駅前では「街頭キャンペーン」として通勤時間に合わせてチラシ・パンフレット配布されました。(7:30~8:30 山梨地上デジタル放送推進協議会、山梨県CATV連絡協議会)
10:30~12:00には、オギノ リバーシティ店 ふれあい広場(山梨県中央市)で、デジタル110番相談、地デジ受信相談、チラシ・パンフレット配布などが行なわれました。(山梨県電機商業組合、山梨県家電流通協議会、山梨県テレビ受信者支援センター

このイベントは地上アナログテレビ放送終了2年前となる7月24日に、関東各都県において、関東広域地上デジタル放送推進協議会※、山梨地上デジタル放送推進協議会※、総務省テレビ受信者支援センターとともに総務省関東総合通信局が関東各都県電機商業組合による「全国統一地上デジタル街頭キャンペーン」と連携して開催したものです。

※ 関東広域地上デジタル放送推進協議会、山梨地上デジタル放送推進協議会
関東広域及び山梨県において、多様かつ高度なサービスの実現が期待される地上デジタルテレビ放送の円滑な導入に資するとともに、その普及・推進に資す る活動を行うことを目的として設立された組織で、関東管内の一般放送事業者、日本放送協会、都県、関係団体及び関東総合通信局で構成。
(編注・山梨県は 関東広域地上デジタル放送推進協議会には入っていません、再送信の関係かと思います) 【以上は24日夜に書くべき「ありました記事」の原稿です、念の為

一方では、「補正予算で厚遇されるテレビの地デジ化、2年後にはタダでテレビを配る?」という記事もあります(東洋経済オンライン 2009.07.22)びっくりするタイトルですが、『石川県珠洲市では7月、全国に先行してアナログ停波のリハーサルを行う。まだデジタルへの対応をしていない世帯も多いが、「ギリギリまで待っていれば液晶テレビをタダでもらえる」というのが地元民の間で語られているうわさ話だ。  今から2年後――。大盤振る舞いの帰結として、最終的には日本中にタダでテレビを配るという、冗談のようなバラまきが現実のものになりかねない。』というのが記事の結びです(^o^)

ちなみに、「2009.07.17 地上デジタル放送受信機器無償支援が決まった」の続報になりますが、「総務省、困窮世帯配布用地デジチューナの納入先を公募-2010年3月までに2社合計60万台の簡易チューナ納入」という記事が出ています。(インプレス社 2009年7月23日)『チューナの外見が、公募参加者の一般市場で流通している関連製品と異なる外見とし「明らかに本事業(無償チューナ配布)によるものであることが分かるような外観とすること」や、転売禁止の表記を入れることなども求めている。』 確かにこのような主旨が書かれています。

地デジに関連してはB―CAS存続の行方、地デジ視聴独占に強まる批判という記事も気になるところですが、私はこのカードの事はよく知りませんので今後の課題にしておきます。

「“地デジ完全移行2年前”イベントで草なぎ&地デジカ登場」(2009年7月24日 インプレス社 AV Watch)が総合的な記事でした。
普及世帯数が2009年3月に60.7%(3,035万世帯)と初めて6割に達し、2009年末には77%(3,850万世帯)、2011年4月に100%(5,000万世帯)を目指している。
デジサポでは各地で説明会が行なわれているほか、5月下旬からのダイレクトメールでも地アナ終了を告知しており、既に1,400万世帯に配布済み。今年度に全5,000万世帯へ配布予定としている。
 【全国5,000万世帯のDM用住所録が容易に手に入る組織はすごいなぁと思いました。頼んだ覚えが無いのにDMが届くと、内容にもよりますが、その発信者に電話して今回のDMアドレスは何処から知ったのかと尋ねます~もちろんこちらの身分は明かしません~セキュリティとはそういう心構えで一つずつ問題を潰していかないと守れないものなのです】


地上デジタル放送受信機器無償支援が決まった

2009-07-17 08:23:52 | インターネット

総務省|報道資料一覧によりますと、 「2009年7月15日 地上デジタル放送受信機器購入等の支援を行う団体の公募の結果」がPDFファイルで公開されています。

(1) 目的
本事業は、2011年(平成23年)7月24日の地上デジタル放送への完全移行に向けて、「総務省 地デジチューナー支援実施センター」として、経済的に困窮度の高い世帯等(NHK受信料全額免除世帯)に対して、地上デジタル放送を視聴するために必要な最低限度の機器の無償給付等を行うものです。
2 公募の結果
・・・同事業を実施する団体として、株式会社エヌ・ティ・ティエムイー(NTT‐ME)を採択しました。

「NHK受信料全額免除世帯」については、NHK受信料の窓口-日本放送協会放送受信料免除基準のページを参照できます。

アメリカでは機器購入用に割引きクーポンを配ったとか読んだあいまいな記憶があります、暇があれば調べてみますが、断酒断煙と同様にテレビを捨てて街に出よう!インターネット環境構築にもっと金をかけよう!も個人的にはいいかも知れない(^o^)

デジサポ山梨のホームページ情報にも注意していきたい。
地上デジタル放送推進のための山梨県行動計画は既に決定して平成21(2009)年6月11日に総務省から広報されています。


都心型データセンターの人気

2009-07-13 17:46:35 | インターネット

2009年7月13日の東洋経済オンライン記事で、「一等地のオフィス街に増殖中、都心型データセンター人気のワケ」というタイトルが気になり開いてみました。

『データセンターでは企業のサーバーを預かり、保守管理や運用サービスを行っている。郊外や地方での運営委託も堅調だが、都心型増加を牽引しているのは、ポータルサイトの運営者やeコマース事業者だ。今年4月に都心部で3カ所目となるセンターを立ち上げた伊藤忠テクノソリューションズは「主要顧客のネット系企業は、データ抽出が戦略の要。週一度、自らセンターに足を運び購入履歴などを解析してマーケティングに役立てている」と話す。』

この記事を読んで改めて最近のIDC(インターネットデータセンター)に関する記事をいくつか検索してみたら、私はやはり何か大きな誤解をしていたような気がしました。山梨県情報ハイウェイがあるからIDCを誘致できるはずと単純に考えていたのは、もしかすると間違っていたのかも知れません。
私自身はレンタルサーバーを使っていますから、それが何処に置かれていて、どんな環境にあるのかも現実に見たことがなく、サーバーはハード技術にも優秀な方々が管理してくれていると思っています。記事にあるような「データ抽出」、これはアクセスログの精査などを意味すると思いましたが、私の場合それはサーバーにプリインストールされているツールを利用する事で済ませることができます。
しかし、自前のサーバーをIDCに預けて運営している企業は、そういうソフト的なことも全て自らセンターに出かけて処理しているのでしょうか、そういうことなら事業ソフト(ポータルサイトやeコマース)を動かしている場所の近くにハードを置かねばならないのですから、都心集中も当然でしょう。特定非営利活動法人日本データセンター協会(特定非営利活動法人認証 : 2009年4月10日、「日本データセンター協会」の設立について(METI/経済産業省) 平成20年12月4日)

こういうことを拡大して考えていくと、全国ブロードバンド化という国策は、何を目指しどんな成果を期待しているのか、もう一度最初から読み直したい気持ちが湧いて来ます。ハードもソフトも東京一点集中のままで、インターネットを経由するお客様を全国に拡げる意味だけとは思いたくない。しかし地デジで再送信が出来ないなら、テレビ東京自身が番組をインターネットで流せと主張する私も、その意味では東京発情報に期待するだけの奇妙な矛盾に陥っている訳です(^_^;)

データセンターを東京から誘致するのでは無く、ここに自ら創る、ここを自らのハード・ソフトの拠点として自らの情報を発信し全国、世界からお客様を獲得する。各地方でそれが出来ることが地方分権のひとつの意味であり、全国ブロードバンド化の意味がある、とりあえずそう考えたいと思いました。

甲府市指定ごみ袋住民説明会日程


「山梨桃カフェ」 新宿南口に期間限定オープン

2009-07-02 20:01:59 | インターネット

2009年07月02日の山梨日日新聞に山梨のフルーツ味わって 新宿に「桃カフェ」という記事がありました。JA全農やまなしの7月31日までの期間限定のイベントだそうです。営業時間は平日・土曜が午前10時~午後11時、日曜・祝日は午前10時~午後10時。期間中は無休、店舗はJR新宿駅南口

7月2日の日本経済新聞甲信越版の記事によると、『企画会社のインストアメディア社(横浜市)が運営する「トラベルカフェ新宿サザンテラス店」を31日まで借り切る。同社は販促活動などに賃貸するカフェを全国で経営するが、JAの利用は初めてという。総事業費は約600万円 』とのことでした。

インストアメディア社ホームページにトラベルカフェ新宿サザンテラス店の案内があります。「山梨桃カフェ」限定メニューは昼メニュー(画像)と同じく画像で夜メニューも掲載されています。素晴らしい!! イベント・インストアメディア情報に「2009.06.30 新宿サザンテラス店「やまなし桃カフェ」期間限定オープン!! 」の記事があります。山梨日日新聞の記事から「トラベルカフェ新宿サザンテラス店」を検索すれば店舗のページは分かります。ここから逆に上記イベント情報にリンクされています。

実は最初に山梨日日新聞を読んで「JA全農やまなしなどは・・・」からとりあえずJA全農やまなしサイトを訪問しましたが記事は見つかりませんでした。
その時、ホームページにあるJAタウン「フルーツ王国やまなし」はこちらからをクリックしてみたのです。http://210.158.195.225/shop/c/c3701/??ですから・・・これは注文サイトでした。商品のページから買い物かごに入れることができます~http://210.158.195.225/ が確かにJA全農やまなしのサイトであると私が確認できるなら

セキュリティ・オタクの虫がうずいた(^o^)  「210.158.195.225」はいかなるドメインかを確認すると、「株式会社ソフトクリエイト」の登録です。更にいろいろな方法で調べていくと、このIPアドレスはwww.ja-town.comに関連付けられていると分かりました--産地直送!JA全農のショッピングモールで、http://www.ja-town.com/shop/f/f0/ がホームページアドレスでした。

ja-town.com を利用している通信販売ページは多数あるようです、もちろんwww.ja-town.com/shop/c/c3701/がJA全農やまなしの通信販売ページだと分かりました。
WWW.S0NY.COM が有名メーカーの通販サイトで、ここから製品が安く買えると教えられても信用しないでしょう(よく見ればローマ字のOではない数字の0)。しかしメールなどから http://123.223.195.196  というアドレスに誘導されたページがいつも見ているメーカーのホームページとそっくり同じだったら、偽装サイトかも知れないと警戒するでしょうか。でもそんなサイトにぶつかったら見栄えより先にアドレス表示に疑問を持たねばならないのです、これってオレオレ詐欺じゃないのか・・・と。
IPアドレスで直接開くページは試作段階やテスト用の場合がほとんどだと思います。サイト構築中でドメイン名とIPアドレスを関係づける機能(DNS)が使えない場合に、このようなIPアドレスで直接アクセスをする場合もあります。しかし、公式に公開した時には信頼できるドメイン名で表示される事が必要なのです。

ついでですが平成25年に第28回が山梨県で開催される「国民文化祭」のことを調べていて「国民文化祭について 庁文文第七四号 昭和六一年四月二五日 各都道府県教育委員会教育長あて 文化庁次長通知」というのを見つけました。本物の日本国文部科学省でしょうか(^o^)

「山梨桃カフェ」の検索をかけたら「JAcom 農業協同組合新聞」で 2009.07.03 「やまなし桃カフェ」新宿に期間限定オープン | 農政・農協ニュースが読めました。『JAcom農業協同組合新聞は昭和23年創刊。全国のJAグループ・農業・農村・食・環境などの情報を配信する専門紙。農政解説や提言、JA現場からの声、アグリビジネス、新刊紹介、フードビジネスなど毎日更新。』とのことです。 私は農業関係もまるで知識がかけているのでブックマークに追加しました。昔は日本経済新聞本紙の他に仕事の関係で日経流通新聞とか日経BPのコンピュータ関係雑誌も複数定期購読していて、月にならせば1万円以上を日本経済新聞さんに払っていた事を思い出します。今は業界関係の情報がそれぞれの専門サイトからこのように読めるのだと思うと、知りませんで済ませずに劣化が激しい脳細胞にムチ打つ気構えも必要だなぁ(^_^;)

「山梨桃カフェ」の「イメージキャラクターのピーチちゃんをデザイン」なさった方のブログ(2009年07月01日の記事)を発見しました。


6月のアクセス

2009-06-30 10:51:00 | インターネット

6月も太陽光発電について書いた記事へのアクセスが多かったですね。検索で「耐用年数」というキーワードを付けた複合検索で、2008.09.10 太陽光発電パネルの耐用年数にアクセスしてくる方が多かったようです。

その他の記事についてもタイトルから分かるように、検索エンジンから直接入ってくるケースが大半で、1/7 だけがトップページ(5本の記事があります)をご覧になっているのです。今回は掲載しませんがOCNブログ人はどんな検索エンジンからの来訪かもログを取っていてくれます。技術的な記事はほとんど Google からです。

30日分の閲覧ページ数平均:237 という結果も表示されるのですが、以前は月間9,000、1日300ほどの時もありました。私が作っているブログ記事索引から「毎月のアクセスログ」記事をたどっていけば変化が分かります。最近は6千~7千程度で落ち着いています。

最近になってアクセスが増えた「甲府夏祭り、第59回始まります」は、昨2008年の記事です。今年は第60回という節目の年ですが私は県外出張の準備もあり時間も無いので取り上げる予定はありません。

ちなみに私は新聞紙の購読は止めましたので、そのチャンネルで配付される紙の情報も手元には来ません。その意味では私の故郷東京と今居る甲府とは私にとって「情報距離」として同じになります。インターネットを活用する事で「情報距離」を容易に短縮できるはずだということが私のテーマのひとつになっています。6月になってリンク集に追加したイナカゲンキというサイトはなかなか興味ある試みだと感じて、私も甲府の情報を投げかけています。


トラックバック・スパムの現況と間接的迷惑を受ける人々

2009-06-16 13:08:04 | インターネット

Spamtb0616

このブログにトラックバックをいただいた時、当該記事あるいはブログトップページにリンクされていない場合はトラックバックとして承認しておりませんのでご了解ください。私にとって参考になるブログの場合はトラックバックとして承認せずとも巡回先(ブックマーク)には追加して訪問しております。また記事に無関係なトラックバック、コメントと私が判断するものは全て削除しております。トラックバック、コメントの送信元 IPアドレスはこのサーバーの機能により認識可能です、送信元をスパムサイトとしてスパムデータベースサイトに登録依頼する場合がありますので、この点もご了承ください。

図は昨日の一括削除後に着信したスパムトラックバック10件の一覧です。OCNのブログ人は優秀で、あらかじめスパムとして区分フォルダーに入れてくれますし、公開待ちに入った方も編者の判断でスパムとして指示すると次からはスパムフォルダーに収まります。二三本は通常着信からスパムに振替えてある結果が図のようになっています。

笑っちゃうでしょ、横溝正史館の記事と賃貸住宅ブログにどんな関係があるのよ(^o^)

しかしブログツールにこのような優れた機能があるから問題無いとは言えないのです。いかに優秀なOCNブログ人のトラックバック処理サーバーも常時大量のスパムが着信したら動作は遅くなり、重くなります。ですから私はスパムトラックバックの送信元が使うプロバイダー、IPアドレスも確認してしかるべき処置をしています。

スパマーは自分の世界を狭くするだけでなく、同じプロバイダー、IPアドレス群を使っている大勢のユーザーの世界も狭くしてしまう可能性があるのです。私のホームページにアクセスしたら表示されない(門前払い)場合、利用なさっているプロバイダーのユーザー中にスパムメールなどを頻発する問題児がいる可能性があります。

私のホームページなど見えなくても問題無いですがあなたが送信したメールが相手に届かない場合を経験されたら、それが相手の問題では無くプロバイダー相互の問題かも知れないと考えてご自分のプロバイダーに問合せることは必要かも知れません。

自動車交通のルールが繁雑で厳しくなるのと似たような状況はどこにもあると思います。一部が引き起こす問題を規制する策が、世の中全体に影響して息苦しくしてしまうのは避けられないのかも知れません。One for All, All for one は逆の悪い意味でもすべてに通じると思います。こんなブログを書いている私はどっちの One だろうかと、時々思いますけど・・・(^_^;)

『これまで民間の努力で良質なごみ袋が安くなり、民間の意思と努力で減量もできるはずのところが、同じ民間のしわざ故に行政が民間を規制する方向が強まる、私は甲府市だけの問題とは考えていません。しばしば民度と呼ばれるものが実は脆弱なものに過ぎないのだ・・・』