2013/02/09 記
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全く素人、仏滅に墓石を移動していいのかよく分からず墓石を移した。墓地専属の坊さんに頼んで魂を移すとかなんとか…移動完了。業者がなんともいわないので、いいのかなと安直な話。こればかりは、友人に頼むわけにもいかず、新しくするより安いという話でまあ、まとめた。弟が家の方に夜、顔をだしたが、すぐに帰っていった。あまりしたくない体験だ。
午後、父の入所している老健を訪ねたが、まだ面会禁止が解除されていなかった。父が辺鄙なところに墓地を勝手に動かしたのだから、より交通の便が近いところに動かしたことは、あえて話す必要がないのかもしれないが、10年余、母が鬱屈した思いですごしてきたことだから、話さずとも父に会っておくのが、母にとってのけじめになる。それが門前払いとは。
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黒田さんの懇談講演会は、阪神淡路の震災後の都市型被災の実体験がかなり盛り込まれそうだ。3/10の津波対策避難訓練は元禄型関東地震と神縄・国府津-松田断層帯地震の連動地震発生が想定されている。(M8.3 震度6強)ここでは、被災発生から一次避難所までの安全避難体験が行われるが、黒田さんの話は、
1)救急専門職の災害発生>被災地到着>トリアージ>救急医療
という流れの概略。(一次・二次避難所の運営の、生命と健康を守る部門との関連も含む。)
ここからが主となるが…
2)避難所の健康管理と非常時治療・水とトイレ・保温確保。
3)医薬品調達と、要援護者の福祉避難所への移動指示。
4)医療支援の受け入れ体制の確保。
という急性期の避難所管理と現場支援者の効果的連携の話。
5)水・食料配分と健康管理。(風邪・伝染病対策等)
6)エコノミー症候群発生防止策・福祉避難所の運営
7)外出時被災者の家族捜索協力
8)遺体管理者との連携
9)健康指導
というような看護師・保健師・薬剤師やPT/OT/PSW等専門職活動への地元支援者の支援連携を浮かび上がらせること
つまり、避難したあとの救急対応を論じる部分。
10)被災者聞き取り・医療と保健からの生活再建支援。一時的集団生活の安定化。
11) 健康面からの救援物資の配分と要求。
12) 避難所巡回治療の支援と健康情報の取得と提供。
13) 専門職外部支援の効果的配分とローテーション管理。
14) 食事管理・入浴着替え管理(栄養士・保健師さんの主導)
15) PTSD対策等、精神衛生管理。(PSWさんたちの主導)
16) 行政連携
という安定化の時期のネットワーキング
17) 家族の今後の相談・カウンセリング
18) 通学保証・身寄り宅への避難(行政主導)
このあと、仮設住宅入居と訪問治療・通院保障・生活相談などが続くが、黒田さんの話は仮設生活運営まで。
つまり、被災後の生活再建と医療保健活動。その支援者への仕事切り分け、QRコード医療等生活個人情報カード導入等役割と仕事を明快にすること。逆に医療関係者の効果的活動の場をいかに地元受益者と支援者が確保するか、この辺の話題。
見通し(イメージ)を持って、災害に対処する議論の場として、準都市型の災害対策をとっていくこと。
ここからは余力になってしまうが、仮設生活から被災者住宅までの支援からこぼれ落ちる単身者等の援助活動(つまり現在の東日本大震災被災者への支援の一助)を語ってもらう。
ここを絞るのが第三回の社会福祉士さんたちの地域活動との連携へと話を引き継いでいく。
だから一般向けではなく、医療・保健関係者、行政・生活支援団体関係者の懇談にまかされる。人が集まってくれないと黒田さんが据え物になってしまう。
被災直後~仮設生活の生活(医療・保健)支援はまず関係者からなのだ。ここから一般向けの活動キャンペーン等を切り出していく。
●「東北発の震災論―周辺から広域システムを考える」山下祐介著
を購入。
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黒田さんにメールを出した。
動け、状況!
夜間傾聴:新人ひとり(今回限り)
(校正1回目済み)