2021/03/03 記
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母の主治医の予約の確認電話が入る。コロナの件があって、軽症患者を削っている気配。季節や気候との強い相関が見えてきているとはいえ、突然意識を失う症状を軽症とみるのか。原因不明の慢性病は軽症なのか。かけてきた看護師をつるして、約束通りの日程を守った。
とはいえ、今年の私の目は一段症状が悪化したと言わざるを得ない。母の慢性病が、私の立場と重なってみえる。いわゆる障がい等級進行の典型類型話に乗らない、網膜や視神経の炎症のような視覚信号の撹乱が頻繁化してきているのだ。ただわかってきたことは、救急薬ではない血行増進薬レスキュラが点眼後発症抑えになっているところから、どうやら眼圧が上がる結果としての「網膜色素変性症」とつながりがあるのはわかる。このまま外出できず、マンションが墓場になるのは、まっぴらだ。
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母が睡眠導入剤で眠っている間に、外出。茅ヶ崎市社協にビッグイシューを配達がてら、職員☆☆さんと話し込む。ワクチン接種支援ボランティアの立ち上げ条件の骨格の話だ。束ね屋の登場や、国•県からの日程指示がないと動けないというか、保健所にはゆとりがないというか、ボランティア側としては、行政からはきっかけをもらえそうもない。だから社協が、「"この指とまれ"の指を挙げろ」という私と、「まず保健所の依頼から」という☆☆さん、埒あかず。次回は支援例を持ち出す。
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<気になる番組>
●「ろうを生きる 難聴を生きる「命を守るための新提言~聴覚障害者の防災~」」注目!
3/6 ETV 20:45〜21:00
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ー 発災時、地元高校生が自発的、自然発生的に志津川高校生が水没した高齢者施設慈恵園の入所者さんを助けに向かった。しかし、園内は地獄。彼らが死者を運ぶことも。高校生にPTSDを生じる子が出かねない状態だったことがわかった。10年を経て手記が公開されて第三者にも惨事が分かったが、教員は止めるべきだったのだろうか。この問いは重い。
地域社会参加としての中高生世代をモラトリアム世代として、社会人と線を引いて庇護するか、生死の交錯する被災現場にあって、社会人予備軍として連続的にみるか。このことは、中高生世代の「いま、ここ」を、どう考えるかに至る問いだ。彼らがモラトリアム世代であるかどうかは、災害という究極の場で試されている。
●「ハートネットTV 高校生たちが“人命救助や遺体搬送” 震災直後の手記」
3/4 ETV 0:00〜0:30
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210304/k10012896391000.html
→志津川高校生による被災高齢者施設慈恵園入所者救出の記録。
(引用) ー手記は当時、宮城県南三陸町にある志津川高校で教師を務めていた百々智之さん(42)が震災の1か月後に書いたものです。
ー慈恵園によりますと、津波に巻き込まれた入所者68人のうち28人が救出されました。残る40人に加え、救出された8人もまもなく死亡。犠牲者は合わせて48人に上りました。(引用終わり)
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夜間傾聴 なし
(校正2回目済み)