湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

4/26&27 常総市水害取材に行きました(上)

2018-04-28 05:35:54 | 地震津波災害ボランティア
2018/04/26&27 記
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4/26
質問の整理。ホームへルパーさん時間増強。他。

4/27
2015年9月10日午前に起きた常総市の堤防決壊事故(鬼怒川水害)の現場、石下地区・中妻地区を歩き、水海道の市役所本庁舎、常総市社会福祉協議会、心身障害者福祉センター(手をつなぐ育成会も共同運営)を訪問、鬼怒中、さくら病院は時間切れ。

今回は2回目。石下地区にある常総市社会福祉協議会の**さんを取材。心身障害者福祉センターの++さんに面会、水海道の市役所社会福祉課・高齢福祉課再訪、アポなし市議訪問(全員市役所帰宅後だった)。

とにかく自家用車がないのが難。急ぎ足で回るが関鉄常総線のダイヤに縛られる。辻堂>石下(社協・決壊地点)>三妻(福祉センター)>水海道(市役所本庁舎)>辻堂。石下往復巡回、タクシー使用。

今回の目的は、被災障碍者のエピソード収集。(高齢者関係は##苑がメールインタビューOKとのことで、今回はパス。)

これから数回に分けて紹介する。今回は、全体の印象から。地形は沖積河川敷地帯というか、見渡す限り畑の広大な平地。鬼怒川と、小貝川に挟まれた地域が浸水した。

常総市は約6万人の自治体。全壊世帯が53戸に留まったため、世論の風化は早かった。この数、少ないようだが、人口約4倍の茅ケ崎市に置き換えると200戸という単純計算になる。とにかく駅前に路線バス停留所が無いという、車社会。移動時、道を聞こうにも通行人が居ないし、店舗がなくて番犬だらけ。施設はバラバラ。普段、車で移動しているから、お宅にお邪魔して道を聞くも、距離感・徒歩でかかる時間は、常に2kmというのは、全くあてにならなかった。これで雨が降ったら意思が萎えてしまいそうだった。

この車社会ということが、避難警報が出た時も、いつまでも自宅から出てこなかった理由となったようだ。いつでも逃げられると考えてしまうため、避難所に移動しなかった。ところが2つの川(鬼怒川/小貝川)の挟まれた地域は294号線の渋滞。震災の水位が下流から上がっていくのに対し、浸水は上流からだ。幹線道路の渋滞を受けて逃げ場がなかった。これが、TV生中継されたヘリコプター救助の背景にあった。

私はいくつかの公開資料をいただいた。ただ、「現場経験」というところが、先方と食い違っていた。要援護者支援の外部ボランティアを仕切るボラセン活動を現場というか微妙なずれがあった。

(続く)

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夜間傾聴:ひとり

(校正2回目済み)

コメント
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