湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

11/15 名古屋の元塾(現美術工房)のご夫婦にきついことを言ってしまい…

2015-11-16 06:08:53 | 地震津波災害ボランティア

2015/11/15 記
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私塾の経営者の会の同窓会の会員の半数が他界していたことで、今は美術工房を営んでいる**さんが奥さんと湘南にやってきたので、藤沢で会ってきた。母が徳洲会病院に見舞いに出ている間の話だったので、落ち着いて話せなかったのだが、同窓会の二次会(?)では、東日本大震災のボランティアをしたという会員が結構いて、塾の小中学生を自前のマイクロバスに載せて福島・仙台をまわってきたらしい。彼はスナップ写真のコラージュが得意で、子どもが撮ったスナップをまとめて絵をつくったとの話。

見にきてくれというがクリスマスのとき貼り出すというが、そのために名古屋に行くのは気がすすまなかった。交通費がかかるとかそういう意味ではなくて、会が健在だったころから、私と論争が耐えない不思議な関係だったのだ。彼は戦争の悲惨を教え込もうとして、絵や写真を絵解き物語に貶めてしまうし、災害も悲惨さを教え込もうとするからだった。

この手の活動は、金太郎飴を量産するだけになるから、趣旨をいけないとはいえないが、つまらないのだ。陸前高田についたら皆で奇跡の一本松の撮影をして、工房に持ち帰ったら、そのスナップ写真を皆で貼る。それで東日本大震災の報告作品としたら、一本松だらけ、うしろに一本松が写り込んでいる友達がVサインを出しているなかよし写真というようなスナップばかりというような作品を作りかねない。子どもが見聞きし、自分なりに考える現地対話なら見たいが、ちょっとねと思っていた。

かれのi-Padに子どもが撮ったスナップが入っているというので、見せてもらったが、さすがに奇跡の一本松ではなかったが、結局はプリクラなかよし写真ばかり。案の定つまらなかった。子どもが人と災害を感じ取っていないのだ。そう感想を伝えた。「あいあわらず理屈っぽいな」と苦笑いされた。

彼の話は私が民泊の大切さを語っている部分のブログを読んだかららしい。私はアジアを中心とした訪日観光客の宿泊の受け皿作りによる利益誘導と復興策の意味で「民泊」を提唱しているわけではない。被災した方と出会い、夜でもナイターを組んで、被災体験や宿主さんの意見などを話し合ったり、そこから宿泊者と「家族づきあい」が生まれるといいという、今の被災地の閉塞した状況を溶かしていく活動として提案したのだ。彼は次回、高齢の塾生たちを連れて行くから、いい「民泊先」を教えてくれというのだった。東北食べ歩きのドライブだという。私の知っているところはグルメには向かないからと断わった。せっかくきてくれたのに申しわけなかったが、母を迎えにいくことが控えていたので、つれなくして終わったのだった。

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彼に、亡くなった戸田市の塾の経営者##さんの娘さんご夫婦と住んでいらしたご自宅の住所を教えてもらった。もとの小学校の先生だった方だ。


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峯本氏の特集の懇話会ニュース(No.015)の校正版が仕上がった。明日はたてこんでいるので、火曜日から配布する。今回は地域包括支援センターには,時間をかけて説得する予定。ビッグイシューも火曜日配布だ。

拡大読書機で峯本著「地震災害と高齢者福祉」の第5章を読んだ。第6章は午後に。

大戸屋で母と食事。無事帰宅。

夜間傾聴:ひとり

(校正2回目済み)

 

 

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