湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

11/3 私塾OB会と/連載・番外編より

2015-11-04 06:14:09 | 地震津波災害ボランティア

2015/11/03 記
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東京で私が関わっていた私塾関係の会合が10年ぶりにあった。私が参加していないので、心配した友人から電話が入って驚いた。私のところに案内の葉書を出したというのだ。犯人は母だった。私に渡そうとバッグに入れたままにしていた。

残念と応答したが、今どき葉書かよと驚きもした。

小さな補習塾の経営者ばかりの集まりだが、1990年代は、結構面白い実践をしていた。私が2000年の交通事故入院で完全に塾を閉じてから、次第に疎遠にしていた。

話によると、塾ひとつを除いて全滅。残った塾も、経営者の体調不順から休塾して6年、昨年塾を再開したというものだった。養育関係の出版社の嘱託や、工房に転じている者もいるが、大半は高齢化による閉塾。約半数強が亡くなっていた。何とも寂しい。

(高齢化、だから『葉書』なのだ。)

「ビッグイシュー」の配布の件も、休日なので出来ず、12月懇話会のゲスト、峯本氏(『地震災害と高齢者福祉』の著者)の当日のテーマ確認メールを出した。

一部、テーマの部分だけを紹介しておく。

----ここから----

…大きくは都市型災害を蒙る高齢者の課題を東日本大震災との比較の中に大づかみすること。急性期以降の被災の課題を抱える高齢者の、健康と生活を支援する地域のソーシャル・キャピタルを、現場の活動の芽から誰が中心となってネットワーキングしていくかというとんでもなく大きな話を、現場経験に曝し、たぐりよせていく懇談といいましょうか、大災害の経験を活かし、避難後に効果的な長期像の段取りを探って行きたいと思います。

高齢者をめぐる日常的なすべての活動が、閉塞的な状況のまま被災する現状があります。被災後、外的な支援は一時的にありながらも、地元をいかに掘り起こし、活性化していくかというその後の恒常的な支援に結びつけていくかという多職種連携の地域課題をパワーアップしていく見通しが欲しいのです。

私個人の関心からいうと、震災被災した高齢者を地域で包み込んでいくと言ったとき、医療・福祉・介護の専門職に閉じたネットワーキングではなく、家族を含む地域の民間ボランティアを育て組み込んでいく視点を持ちたいと思うのです、笛吹けど踊らずの厄介な領域ですが。…

----ここまで----

連載を再開します。

今回は取りあえず番外編、河北新報の記事関係紹介から。

●「11/1 生活資金・健康に強い不安 避難者調査/山形」
●「社説(11/2):被災者の内陸定住/意向の把握きめ細かく」
●「<集団移転>孤立懸念 支援の輪必要」

仮設生活を終えて、災害公営住宅(復興住宅)入居期である。しかし、高齢化率が高い。地域サポートが途切れれば、たちどころに生死に関わる問題が起こりそうだ。

地域コミュニティの形成と専門職サポートが同時進行する状況が始まっている。災害ボランティアに出来ることはなにか。

また表面化してこないが、身体障がいや、重度障がいの方たちの家族はどのような選択をされているのだろうか。

今回はまずここで。

(つづく)

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夜間傾聴:ひとり(あっさりと)

(校正1回目済み)

 

コメント
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