湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

2/6 雪影響せず幸い、相模大野校・懇話会で考えたこと

2015-02-07 05:48:28 | 地震津波災害ボランティア

2015/02/06 記
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相模大野校の水際学習カウンセリングの手伝いをしてきた。基本的に生徒には担任がいるので、私が担当するのは、獏とした不安ではなく、もともと家庭の事情や身体の傷病からハンデに押しつぶされそうな子が多い。極端な例では「留年」を勧める子もときどき出る。その心の傷のケアは、来年は定年退職する私が連れ添うことはしてはならないと上司の指導が入っている。つまりこの子の担任に対しても、今のうちに引き継ぎをしておく。その多くは希望校に固執があり、そこをどう考えて行くか打ち合わせて行く。

私に回された子で、今年の受験は今の心理状態では無理という子がひとりいた。親の深刻な問題がのしかかっていた。PSWさんに仲介するか否かの境にいた。PSWさんのカウンセリング料の支払い能力の問題があった。

夜間傾聴は、今夜は彼の予約席となった。

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2月懇話会の田所さんから、PowerPoint のファイルが2本送られてきていた。CLCの紹介、「あがらいん」の紹介だった。仮設集会所の積極展開を考えうる内容とわかったが、参加者をいかに確保するか、頭が痛い。介護保険制度下のサービスが、災害によって崩壊している状況下で、入院や他県入院が必要な方は順待ちの形で先方の医療機関と調整していくが、自宅に帰された方が家族を「拘束」してしまうことに対策をどうたてるかという課題がある。単身者の場合は、仮設入居者のボラが不可欠となる。

包括支援ケアネットは、公的な関与の中で生まれてくるが時間がかかる。そのネットの一翼となる民間活動が、顔合せの中から生み出されてくるように促して行く、そういう仮設集会所運営を自主活動のような形で育てて行く活動がある。従来のお茶っ子会の集まりは、SWさんらの見守りの活動として運営されていくが、仮設コミュニティの元となる自主活動を初めから推奨推進していく。

そういう芽は「あがらいん」にあった。田所さんは、そういう動きまではないと語っておられたが、このずれが懇話会の議論の原動力となる。

ましてや、あがらいんの具体例として、身体障がいの方や認知症の方のインクルージョンが紹介されているが、心に困難を抱えた障がい者の方についても、有効なシステムだと思われる。福祉避難所との違いは、健常者との交流というか接点があるのが仮設集会所だ。避難生活という多様性を内包した新設コミュニティの環境を意図的に進めて行く。仮設の規模や運営を検討しながら語ることは、決して不毛な語りにはならないだろう。

問題は懇話会の当日参加者。とにかく個別説得に回っている。

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ふろふき大根を作る。鮭としめじを焼いて混ぜご飯を作り、玉ねぎの味噌汁・ねじりこんにゃくの甘辛煮・温野菜サラダこれが今夜の食事のメニュー。量を調整して糖尿病食。和食仕立てにしてあれば、母は文句を言わない。


夜間傾聴>ひとり(相模大野校)
(校正1回目済み)


コメント
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