湘南オンラインフレネ日誌

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9/9 釜石市長がやはり語っていた/震災経験を無視したオリンピック招致のこと

2013-09-10 06:06:45 | 地震津波災害ボランティア

2013/09/09 記
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釜石市長がオリンピック東京招致決定以前に、復興遅れの懸念を語っていた。被災地が埋もれることが起きるだろう。

●9/7「釜石市長、東京五輪招致に危機感 「復興への影響心配」」

しかも会場エリアは、ゆりかもめの東京湾埋立地エリアに集中し、それゆえ交通路も限定されている。会場自身が津波予測をして建てられていても、交通路網は遮断され孤立する。会場や周辺の群集が地震・津波に被災し、傷病者が多数でたときに、搬送をどうするのだろう。自動車自身の連鎖火災などの消火などの影響も出よう。7年間という重みを考えているとは思えない。立地に寒気を感じるのだが、コンパクトシティとはいかに巨大災害の痛みを感じていない人々の語りであるか、実態が透けてみえてしまうのだ。

先日、知人との対話の中で、なんで放射能汚染された地域にしがみついているのかという意見をきき、愕然とした。集団移転すればいいじゃないかというのだ。受け入れ先の云々という話より、まず被災者への傍観者であること、心情の距離のある傍観者であること、最終時点の自己決定ということを意識していないことなど、ぐるりと脳裏をめぐるものがあり、こういう発想が横行しているのだろうなと、災害ボラをやりながら、では何をどう語ったらいいのだろうかと考えてしまう。この方には、一度被災地に行ってみるといいよと、突き放した返事を返して終わったのだが、首都直下型地震や南海トラフ地震の情報がピタリと止まるマスコミ、NHKのみが関連番組をやっている程度の状態は、この方の語りに限らず、やはり異常だろう。

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体調が優れず、橋本の巡回指導を休んだが、母からの要望があって、その献立の食材を藤沢で買い求めた。資料を携帯していたので、ボランティア・ナースの事務所に寄ろうとしたとき、歩道橋のところで、故・祖母のケアの際、お世話になった、当時医師会の看護師さんに偶然であった。

近くの喫茶に誘って話をした。資料を渡して、実はこれからボランティア・ナースの事務所に行こうと思っているというと、あそこは解散したという。時間も17時を回っていたので、改札口で別れて帰宅したのだが、状況はどんどん変化している。

また被災高齢者の関連記事が出ている。

●「東日本大震災:福島第1原発事故 県内の要介護者増加 7町村、震災前の1.46倍 避難でつながり分断、気力衰え /福島」
●「東日本大震災:震災関連死、直接死上回る 福島、避難生活疲れ」
●「陸前高田市健康生活調査 傾聴通じて心のケア
一般住宅の約4000世帯」(画面で再検索)


明日は東京に出たい。

夜間傾聴>ひとり


(校正1回目済み)

コメント
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