2010/09/27 記
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スペアちがさきの市長面談に参加してきた。内容の詳細は「スペアちがさき」の掲示板に紹介されるはず。私は軽度発達障がい者の就労支援の部分を、より広い立場と関連付けて提案してきた。今回は企業就労に関する提案は控えて、地域起業の面を中心に提案した。
その内容は、次の通り。
まず語ったのが生活・就労困難者の支援は急務であること。それにもかかわらず、特に心の障がい分野の方の就労が立ち遅れていることを語った。
また、就労というと企業就労だけがイメージされている。特例小会社は障がい特性に留意してくれてはいるが、多勢は会社の鋳型にはまる人材を求めている。これは特に発達障がい者には高いハードルとなっている。個々人の特性にあった仕事を求める逆転の発想が求められている。特に精神障がい者の急性期と寛解期の周期のように、力の分配が苦手な発達障がい者は、企業が求める安定した就労が難しい面もあり、利益追求と競争原理が健常者よりも重圧となることを考えると、「地域起業」というもうひとつの就労の道も同時に自覚してもらいたい。地域行政の本領は、むしろこちらの地域就労の基盤〈プレイグラウンド)作りにある。今回は地域生活と消費社会にターゲット置く事例を紹介するので、それを求める活動に積極的な行政参加を求めたい。特に事例の中の「生鮮食品・野菜市」などは、多様な既存活動資源を活用し、様々な仕事をさらに生み出す元となる。ここの仕事作りは、社会的生活・就労困難者の雇用政策として、就業の場を恒常的・保護的に育てる目的を持たせて欲しい。
文科省の図書館海援隊プロジェクトを発展させつつ、市立図書館のプロジェクト参加と、気楽なプレ相談の場作りを図書館の場の機能を活用させて実現させて欲しい。生活・就労・障がいにわたるプレ相談の連続小企画を推奨し誕生に協力して欲しい。
縦割り行政課の横断参加を生みだすために、関連市民活動企画への行政職員の積極参加を研修の拡大を含んで奨励してほしい。
ハローワークの専門支援と一般就労支援の部門の谷間を埋める相談窓口をサザンボ(障がい者共同の連絡と就労支援の公共の店)や、ゆめたいのような場や障がい別の生活・就労支援センターを活用し、手帳を持たない方の就活ガイドを含む支援の谷間をカバーする相談の場を拡充して欲しい。
こういう内容のダイジェスト版語りに、参考資料を添付して提案した。しかし実際は圧倒的に時間が足らなかった。
全体の時間が40分の持ち時間。予定の3人の倍、6人の提案者の最後だったので、時間は3分+超過1分ということで、ダイジェストのダイジェスト位の話で、具体的な話は全く切り出せなかった。
スペアちがさきからの提案ということもあるのだが、発達障がいを超えた社会的困難者、就労困難者の協業の就労企画の中から考えている私にとって、発達障がい者の就労という切り口が少々語りにくかったのも事実。
絞り込んだ論点の一つは、地域行政の本領は、地域起業促進にあるわけで、野菜市とか高齢者支援とリンクした便利屋など、地域の就労のプレイグラウンドを行政が提供してくれることも、そこに仕事を作っていく意味で、就労支援になる。企業就労促進だけを就労支援と思っているいわゆる常識があるが、それは視野を広げる必要があって、地域起業の環境提供を考えてほしいということを提案した。
もうひとつは、そのことを選択する理由として、発達障がい者の特性を生かす仕事、素人臭さを逆用した体調にあわせた調整に理解者の助け合いを弾力的に使いながら、自主運営の要素に取り込んでいくことが見込める強みが有ること。
買い物代行や、独居高齢者対象の便利屋兼弁当や食材の配達と独居高齢者の体調巡回などをセットに展開しうる。
今回は地域行政がプレイグラウンドを提供するという大きな役割が目玉。ともあれ、種を撒いてきた。
スペアの他の方は学齢期の教育について、特に拠点校方式を改めて欲しいという要望が出されていた。
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13時からは衆議院議員の三宅雪子氏の講演会があった。三宅さんの弟さんは発達障がい者で、川崎の日本理化学工業に就労している。また厚生労働委員会の委員としての活躍もされている。そこと関連付けた話が中心となった。
しかし、正直言って総花的で、焦点がつかめなかった。可もなし不可もなし。
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相模大野で入学希望者の父親との面談があった。久しぶりのネクタイ。
サポセンで時間調整をし、Mさんに10月の県立鶴嶺高校のボランティア塾 in 鶴嶺に湘南あすなろ会が参加する上の仲介依頼をした。
資料は市長に渡したが話が短時間だった悔しさを抱いて、移動車中、なかなか空かない席にため息をついていた。疲れが出ていた。
母への土産、好物の「カツサンド」。
夜間傾聴:橋本2君(仮名)
橋本3君(仮名・こちらから)
〈校正2回目済み)
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スペアちがさきの市長面談に参加してきた。内容の詳細は「スペアちがさき」の掲示板に紹介されるはず。私は軽度発達障がい者の就労支援の部分を、より広い立場と関連付けて提案してきた。今回は企業就労に関する提案は控えて、地域起業の面を中心に提案した。
その内容は、次の通り。
まず語ったのが生活・就労困難者の支援は急務であること。それにもかかわらず、特に心の障がい分野の方の就労が立ち遅れていることを語った。
また、就労というと企業就労だけがイメージされている。特例小会社は障がい特性に留意してくれてはいるが、多勢は会社の鋳型にはまる人材を求めている。これは特に発達障がい者には高いハードルとなっている。個々人の特性にあった仕事を求める逆転の発想が求められている。特に精神障がい者の急性期と寛解期の周期のように、力の分配が苦手な発達障がい者は、企業が求める安定した就労が難しい面もあり、利益追求と競争原理が健常者よりも重圧となることを考えると、「地域起業」というもうひとつの就労の道も同時に自覚してもらいたい。地域行政の本領は、むしろこちらの地域就労の基盤〈プレイグラウンド)作りにある。今回は地域生活と消費社会にターゲット置く事例を紹介するので、それを求める活動に積極的な行政参加を求めたい。特に事例の中の「生鮮食品・野菜市」などは、多様な既存活動資源を活用し、様々な仕事をさらに生み出す元となる。ここの仕事作りは、社会的生活・就労困難者の雇用政策として、就業の場を恒常的・保護的に育てる目的を持たせて欲しい。
文科省の図書館海援隊プロジェクトを発展させつつ、市立図書館のプロジェクト参加と、気楽なプレ相談の場作りを図書館の場の機能を活用させて実現させて欲しい。生活・就労・障がいにわたるプレ相談の連続小企画を推奨し誕生に協力して欲しい。
縦割り行政課の横断参加を生みだすために、関連市民活動企画への行政職員の積極参加を研修の拡大を含んで奨励してほしい。
ハローワークの専門支援と一般就労支援の部門の谷間を埋める相談窓口をサザンボ(障がい者共同の連絡と就労支援の公共の店)や、ゆめたいのような場や障がい別の生活・就労支援センターを活用し、手帳を持たない方の就活ガイドを含む支援の谷間をカバーする相談の場を拡充して欲しい。
こういう内容のダイジェスト版語りに、参考資料を添付して提案した。しかし実際は圧倒的に時間が足らなかった。
全体の時間が40分の持ち時間。予定の3人の倍、6人の提案者の最後だったので、時間は3分+超過1分ということで、ダイジェストのダイジェスト位の話で、具体的な話は全く切り出せなかった。
スペアちがさきからの提案ということもあるのだが、発達障がいを超えた社会的困難者、就労困難者の協業の就労企画の中から考えている私にとって、発達障がい者の就労という切り口が少々語りにくかったのも事実。
絞り込んだ論点の一つは、地域行政の本領は、地域起業促進にあるわけで、野菜市とか高齢者支援とリンクした便利屋など、地域の就労のプレイグラウンドを行政が提供してくれることも、そこに仕事を作っていく意味で、就労支援になる。企業就労促進だけを就労支援と思っているいわゆる常識があるが、それは視野を広げる必要があって、地域起業の環境提供を考えてほしいということを提案した。
もうひとつは、そのことを選択する理由として、発達障がい者の特性を生かす仕事、素人臭さを逆用した体調にあわせた調整に理解者の助け合いを弾力的に使いながら、自主運営の要素に取り込んでいくことが見込める強みが有ること。
買い物代行や、独居高齢者対象の便利屋兼弁当や食材の配達と独居高齢者の体調巡回などをセットに展開しうる。
今回は地域行政がプレイグラウンドを提供するという大きな役割が目玉。ともあれ、種を撒いてきた。
スペアの他の方は学齢期の教育について、特に拠点校方式を改めて欲しいという要望が出されていた。
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13時からは衆議院議員の三宅雪子氏の講演会があった。三宅さんの弟さんは発達障がい者で、川崎の日本理化学工業に就労している。また厚生労働委員会の委員としての活躍もされている。そこと関連付けた話が中心となった。
しかし、正直言って総花的で、焦点がつかめなかった。可もなし不可もなし。
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相模大野で入学希望者の父親との面談があった。久しぶりのネクタイ。
サポセンで時間調整をし、Mさんに10月の県立鶴嶺高校のボランティア塾 in 鶴嶺に湘南あすなろ会が参加する上の仲介依頼をした。
資料は市長に渡したが話が短時間だった悔しさを抱いて、移動車中、なかなか空かない席にため息をついていた。疲れが出ていた。
母への土産、好物の「カツサンド」。
夜間傾聴:橋本2君(仮名)
橋本3君(仮名・こちらから)
〈校正2回目済み)