湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

お盆休み突入/阿部真大さんを招けないかと…

2007-08-12 07:02:29 | 引きこもり
静かだ。自宅の周辺の人通りが少なく、夜になって、窓明かりがほとんどないのに驚いた。

昼過ぎ、巡回先の自由が丘君から、本校経由で日程変更希望の連絡が入って、昼間の作業を自宅でやることになった。虫に悩まされるので、エアコンのある母の部屋を一時借りて作業していると、そこに弟一家が前触れもなく訪ねてきた。介護の間を作ての訪問だった。父の体調が悪いので任せるわけにもいかず、母の帰宅まで姪のアルバイト体験談に付き合っていた。

昨日の町田さん(仮名)の余波があって、健康ならばよしとの感じで話を聴いていたが、だんだん眠くなってきた。ステレオタイプ化していて、彼女個人の語り口とは感じられないからだった。持ち込んできた甘いものを休むことなく口に運び、TV画面に流されて話題が流れていった。家族もそれに何の抵抗もなく盛り上がっている。

「千と千尋の神隠し」の両親が豚になるシーンがどうもちらちらと脳裏をよぎる。つい口にしたら、案の定、糖尿病のひがみだと弟に切り返された。

1時間もした頃、母が汗だくで帰って来た。これを幸いとPCと資料を抱えて図書館に離脱。受験生の邪魔をしながら入力作業。異様なほど、用件のメールが来ない。逆にスパムメールが増えて、いつもの1.5倍もメールが来ていた。

巡回夜の分の時間になって、昨夜アポをとった大森君(仮名)のところに出かけた。彼はハンズに用事があるとのことなので、渋谷で合流した。みたことのある青年が連れ添っていた。彼の兄貴だった。休暇で実家に帰ってきたが、母親と嫁さんが掃除を始めたというので、大森君を出汁にして、抜け出してきたらしい。

結局大森君の学習指導も頓挫。アイスティとビールの乾杯をして、今回交通費しかとれないだろうなと憂鬱になって帰宅した。

ともかく、この時期は無駄な抵抗はせずに、混んではいるが休みに出かけることにした。この夏、下田の某精神科病院と、千葉・旭の開放病棟を訪ねることにしていたが、下田の方は家族が仙台に転居したとのことで、転院。辛い旅ではあるが亡くなった*君の足跡をたどる旭の方だけ行くことにした。無念さを抱えている。場を心に刻んでこようと思う。

「わーく」の編集に関わった若者三人は、三人とも他界した。ふたりは命を絶ったのだ。新しい若手を入れて発刊再開をと思うのだが、心の棘が身をすくませている。昨年年末に書き始めて止まっている「わーく」の発刊呼びかけの新書原稿(これも*君の命とともに止まってしまったのだが)をいじりなおしている。

就労支援PJは、NPOサポートちがさきの自主事業だから、直接運営は私の采配のもとにあるわけではないが、光之村助成金が降りたことで、私の個人出費が抑えられる分、余力を「『わーく』のすすめ」発刊に向けられる。けじめをつけに旭に行くのだ。

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9月のフォーラム懇談会の講師の話が白紙に返っている。Uさんと相談したが、いい案は出ない。休みに入ってしまったから、明けまで休戦。特例子会社第一案は、なんとUさんの団体が春先に見学に行ったところだった。これも予定変更となった。

今、頭にあるには阿部真大さん(無理かなぁ?)、「搾取される若者たち―バイク便ライダーは見た! 」「働きすぎる若者たち」の著者である。出版社経由でやらないとアドレスもつかめないままだ。ただ障碍者団体と就労との接点を企画しなければならないし、金銭的なことも準備が必要だ。これも休み明けの課題だ。

朝日も高く上がった。夜間の電話もメールも入ってこない。
今日は、ここまで。

<参考>
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●「搾取される若者たち―バイク便ライダーは見た! 」

●「働きすぎる若者たち―「自分探し」の果てに」

コメント
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