湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

茅ヶ崎・浜見平の喫茶「カレッタ・カレッタ(海亀)」にお邪魔し…

2005-03-26 05:11:22 | 引きこもり
 茅ヶ崎のふれあい学園2校にお邪魔する前に、今回「湘南子どもフォーラム懇談会」の会計をお願いしたKさんの活動している浜見平団地の喫茶店にお邪魔した。

 名前は「カレッタ・カレッタ(海亀)」。団地集会所前の商店街の一角にある。質素な看板を見上げながら入っていくと、店じゅうの店員さんが笑顔で迎えてくれる。

 マスクにエプロン姿のKさんが驚いて出てくる。事前連絡しなかったから、びっくりするのは当たり前。珈琲とケーキをお願いして、意地悪にもコーヒーを入れたりレジ操作をしたりと、先方の様子が見える入口側のカウンターに座った。自閉症を抱える青年たちの働きぶりを見たかったからだ。

 コーヒーを一口飲んで、そんな意地悪な視線はすっ飛んでしまった。おいしいのだ。水といいコーヒーの入れる温度といい、心がこもっている。

 コーヒーを飲んでいる僕を「関心をもって」見守っている女性の店員さん。おつりのある千円をだしてしまったが、落ち着いてレジでおつりを出して、僕に「視線をあわせて」笑顔でおつりを渡した男性の青年店員さん。眼差しの中に子どもが宿っていた。店の雰囲気が練れているし、Kさんたちの努力が実を結んでいた。

 だから僕は、心に火傷を負った引きこもり青年を、ひととひととの深淵にはまり込んでしまった青年たちに心身障がいを持つ青年を紹介したいと思うのだ。ひとの信頼の境界を彷徨う体験に裏打ちされた優しさを引きこもりをしている青年に求めることが夢想であるかは、これからの出会いでわかるだろう。双方が出会うことで傷つくことも勿論起こるだろう。その仲人役は、価値有る場面に立ち会うことになる。

 喫茶店は商店街の中にある。社会参画の拠点つくりという位置づけである以上、喫茶「カレッタ・カレッタ」のような位置に店をおきたい。煎餅はストックを乾燥させる場がいる。納戸が欲しい。そして机と椅子を片付けイベントが出来る工夫が欲しい。それは内装からすれば、不安定な落ち着きの無い喫茶になってしまうだろう。どう落ち着いた職場(喫茶)にするかアイデアを練る必要も有る。バックには調理場会合ができるスペーリロードの夜食会のように、多がが欲しい。こう考えると「カレッタ・カレッタ」より一回り大きなスペースになりそうだ。となると家賃がかさむ。

 しかし、ただ落ち込む材料だけではない。今回の訪問は、実現可能の体温を届けてくれた。Kさん、感謝。

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 今日は午前10時から、横浜のサポセンで「自閉症児のための教材作り」の講座に出る。帰りに楠の木学園やリロード、LD研究の関係者に会えたら会えたらと横浜線小机・十日市場を回って、夜、神戸に向かう。

 3/26~28(29)所用で神戸にいる。PCは持ち歩くので、オンライン上では問題ない。ぱれいしあさんの本拠に近いが、今回は時間が無理。4月の末に奈良の集まりで飛鳥に逗留する。その前後に出会うチャンスが取れるかもしれない。

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 ヒント集は、今回間に合わず。旅の途中でなんとかなるかなと…。(怪しいか?)
コメント
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