強風、波浪、雷注意報が昨夕、今朝早くには火災気象通報(強風)、昼前に乾燥注意報と荒れる予報が続く。そんな中、所用で山間部に向かった。途中から雨と風が強まり、傘を持参していないので困ったな、と思いながらワイパーを動かし注意して運転した。車窓から見える木々の揺れはかなりの風が吹いていることを思わせる。
目的地で車を降りたとき、雨は小降りになっていて助かった。しかし、風は強く寒さを感じる。車載の温度計は家を出かける時より4度低く14度しかない。風が寒さを呼んだのだろう。それでも遠くの空半分は雲の切れた青空が広がっている。天気は良くなるだろうと期待する。
次の用事のため市街地へ向かう。雨はときおりワイパーを動かしながら走るが風の強さは続いている。店をアッピールする店頭に置かれた幟旗が重い土台と一緒に倒れている、それを仕舞い込む店も見受けた。たなびく音が車の中にも聞こえそうなくらい強くはためいている。その音はおそらくバタバタ、バタバタだろう。
ローカル線は複数個所での倒木や倒竹で大幅な遅れが出ている。このところ、こうした列車の遅れが頻繁にメールされる。山の側面に沿って走る地方のローカル線の宿命のひとつかもしれない。このくらい東京が荒れるとニュースだろうが、地方ではローカル放送でちょっとだけ流れて終わる。まあいいか。
(今日の575) 荒れる日も行かなきゃならぬ事もある